モルディブダイブクルーズ【鍵井靖章】

ぐるぐるマンタ


アイランドサファリロイヤル号は、毎年7月~11月の新月あたりの週にBaa環礁に行き、「ぐるぐるマンタ」を狙う。2009年にナショナルジオグラフィック誌がハニファルベイのマンタを紹介。そこから一気に「ぐるぐるマンタ」は有名になった。
ハニファルベイは西側に向けて口を開ける細長い「C」の字をした浅いリーフで、すり鉢状の砂地で囲われたラグーン。雨季になり、西風が吹くと、西から潮が多くなり、風と潮に乗ったプランクトンがラグーンに入り込む。その匂いを嗅ぎ付けて、マンタたちがやってくるのだが、ラグーン内のプランクトンは、外に抜けることなくどんどんと溜まっていく。それを狙うマンタは競うように捕食にやってくる。各メディアに発表され、世界からダイバー、スノーケラーが集まっている状態だ。

視界いっぱい!!

モルディブの海の特徴の一つとして、大きな群れが挙げられる。例えば、ヨスジフエダイの群れはリーフの至るところで見られる。1ダイブ60分の潜水時間で、時々、気がつくと目の前に現れては良き被写体となってくれる。他の海ならば、そのヨスジフエダイの群れ自体がメインの生き物になりそうだが、モルディブが残念ながらそうでもない。ヨスジフエダイの群れは、どちらかというと脇役・・・という感じ(笑)。


オリエンタルスイートリップスもなんとも可愛い。潮の流れに向かいながらみんなが一斉に同じ方向を見る。海中に顔だけが並んでいる様子がこれまた印象的になる。そして、海いっぱいを埋め尽くすクマザサハナムロやハギの群れ、まるで流星群のようにきらめいて、朝早くからモルディブの海で輝き続ける。

アイランドサファリロイヤル号


2015年10月で就航からまる8年が経過するモルディブの中でも大型のダイブクルーズ船。
最大24名が着席できる広いレストランが魅力で、客室は10部屋。2階のスイートが2部屋、ローデッキには、シングル、トリプル、バンクなどのカテゴリーの部屋が計8室あり、各部屋トイレ・シャワー付きで、お湯の出の評判が良い。後部デッキや、2階の後部デッキには寛げるスペースがあり、トップデッキには、半屋外のスペースがあり、デッキチェアなどが用意されている。移動中に気持ちよく過ごすことができるスペースや工夫が随所に見られる。

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