南アンダマン

ピピ諸島


カメが私たちダイバーを気にしない。2匹会ったけど、2匹とも食事に夢中で顔先までレンズを向けても気にしない。1匹なんて、可愛いミナミハコフグを撮影している時に、大胆にも私のすぐ頭の上を通過した……(笑)。地形的に面白く、水面上に現れる険しい断崖絶壁の下はオーバーハングになっていて、入り込む波が崩れ、その下には、オレンジ色の可愛いソフトコーラルが群棲していた。

ダイビングポイント

<コハーヌア>水深20mほどの海底に生えているソフトコーラルが特徴的。幻想的で、雰囲気は決して明るいわけではないが、ガイドのみほさん曰く「死んだ妖精がいそうな感じ……」だと教えてくれた。面白くて、なかなか的確な表現をするな……と感心してしまう。確かに、赤いソフトコーラルが優占する南アンダマンの海底で、白い大きなブロッコリーのようなソフトコーラルの森はなかなか不思議な世界。

<キングクルーザー>水底33mに鎮座している日本の船。1997年5月4日に、保険金を狙った見せかけ事故として沈没したと言われている。全長85m 全幅25m。年々朽ちていき、毎年1mずつ船のトップの深度が深くなっていると言われている。10年前にはなかったソフトコーラルが、ここ2、3年前から群棲。魚群もすごくキンセンフエダイ、タイワンカマス、ビックハンドルバラクーダ、マブタシマアジなどが視界を埋め尽くすほど群れている。

ビダノック


大きく切り立った2つの印象的な岩の周囲で潜る。ポイントの名前はビダノックとビダナイで、今回は背の低い方のビダノックで潜る。島の南側でエントリーして、少し湾のようになっている海底を回る。ここでブラックチップシャークなどを目撃。嬉しかったのは、ダイヤ型のツバメウオの仲間が群れていたこと。初めての光景だった。そして、西側に進んでいくと、大きなキンセンフエダイの群れに遭遇。ダイバーが様々な角度からこの群れの中に飲み込まれていく。

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