ダイビングエリア サムイ・タオ島

ダイビングエリア

チュンポンピナクル
タオ島の北西、ボートで30分の外洋にそびえたつのが、タオ島のベストポイントのひとつ、チュンポンピナクル。
全長100m以上、水深12mから30mにいたる、雄大なピナクル(水中の岩の隠れ根)。
海底近くまでディープダイビングに出かければ、1m超のヤイトハタや2m超のグレーリーフシャークが顔を出し、深度をあげると迫力満点のギンガメアジやバラクーダ、ツバメウオの大群が眼前に広がりる。
さらに根のトップに絨毯のように敷き詰められたセンジュイソギンチャクには何百匹ものハナビラクマノミが迎えてくれる。
そして気が付くと目の前にはジンベエザメが・・・。
とにかく全てにおいてスケールの大きいポイント。

サウスウエスト・ピナクル
北西のチュンポンピナクルに対し、南西にひかえるのはタオ島3大ポイントの一つ、壮大な景観を誇るサウスウェストピナクル。
海底25メートル、色とりどりのブラックコーラル林を抜けると大小の岩の根が林立し、巨大なハタが悠然と泳ぎ去り、キンセンフエダイやユメウメイロが群れをなして目の前に。岩の隙間を覗けばマクロ派ダイバーには堪らないレアものもいっぱい。
根と根の間をすり抜け頂上を目指せば、これまた壮大なイソギンチャク畑に何百ものハナビラクマノミ、クロリボンスズメダイが元気に遊んでいる。
海と魚と太陽が作り出してくれた幻想的な異空間が拡がるサウスウェストピナクルはかなり粋なポイント。

セイルロック
タオ島とパンガン島の間、島の南西に位置するセイルロックは、フルデイトリップの目玉ポイント。
海面から顔を出す帆岩には、巨大なチムニー(縦穴)が我々の潜降を待っている。
水深5mから18m、縦穴洞窟を抜けると、ツバメウオの銀色の壁、バラクーダの光り輝く帯が眼前に広がりる。
ふと気がつくと、何千何万というギンガメアジのメタリックカラーのドームの中に閉じ込められている・・・なんてことも日常茶飯事!
タオ島3大ポイントの筆頭、ダイバーをおなかいっぱいにしてくれる、ありがたいポイント。

ツインズ
ナンユアン島の周辺には、浅場でじっくりフィッシュウォッチングやマクロ撮影に没頭できるポイントがある。
島の西に沈む二つ並んだ双子の岩の根が、タオ島の浅場を代表する名物ポイント、ツインズ。
隠れ根には元気なサンゴやイソギンチャク、カラフルなカンザシが群生し、美しい魚たちが群れている。
砂地は足の踏み場もないほどの密度で人気の共生ハゼが生息している。
タオ島のハゼは逃げないことで有名。
寄れる、撮れる!フォト派ダイバーにはたまらない場所でもある。
ツインズは遊び心を満足させてくれる是非!潜って欲しいポイント。

ホワイト・ロック
タオ島の数あるダイブサイトの中でも、超!本命なのがホワイトロック。
シャローからディープ、コーラル畑から砂地となんでもありのこのポイントは、魚影の濃さも半端じゃない。
イバラカンザシが咲き乱れるコーラルの上は、まさしく天然水族館。
エントリーするとすぐカラフルなチョウチョウウオがお出迎え。
クマノミと戯れ、見上げるとユメウメイロが幻想的に泳ぎ、見下ろすと超マクロな世界が広がるという、盛りだくさんの内容。
初心者からプロレベルのダイバーまで存分に楽しませてくれる、かなり多彩なポイント。

シャークアイランド
タオ島の南にあるシャークアイランドは、潮流に育まれたサンゴの庭園。
ソフトからハードまでさまざまな種類の美しいサンゴたちに囲まれてのダイビングは、まさに乙姫様の竜宮城!
マクロも熱く、カラフルなソフトコーラル畑に珍種、レアものがザックザク。
美しい背景で写真が撮れるので、フォト派に絶大な人気を誇る。
そして魚影の濃さもピカイチで、潮の当たる岩場では様々な種類の魚をじっくり観察できる。
そして浅場のハードコーラルはタオ島で一番。
シャークアイランドは美しさとマニアックさを兼ね揃えた実力派ポイント。