タイ・タオ島

圧巻の魚群


今回のタオ島の海は魚の量も過去最大と言っていいほどの魚群だった。「サウスウェストピナクル」の根の周りにはシェベロンバラクーダが竜巻のように群れ、セイルロックのギンガメアジは文字通り宇宙空間に輝く彗星のように泳ぎ回っていた。何か他の群れが次から次へとフレームインして来る。まさにファインダーの中はカオス状態。手前から奥行きまで魚まみれ。こんな幸せの構図はタオでしか味わうことができないのかもしれない。

海の中

GW周辺のタオ島は、シーズンの中でもジンベエザメがもっとも出現しやすい時期。コアなリピーターは、あえてこの時期を選んでやってくるというほど周知されている事実なんだとか。タオ島に到着しビッグブルー・チャバでカメラをセッティングしていると、海からガイドの大村さんが戻って来た。「いや~きゅうさん!今シーズンのジンベエは本当にヤバい!今絶好調過ぎてチュンポンピナクル1ダイブで3個体とか出てますよ!」と興奮気味に話してくれた。

タオ島の特徴はそのダイナミックなシーンばかりではない。イバラカンザシやハープコーラルなどのソフトコーラルが彩る海底には、数々のユニークなマクロ生物が存在している。
-ハープコーラルにはハゼやカクレエビが付いていることが多い
-ヒメダテハゼのジャンプ。撮影するにはあるコツが必要

光を感じるタオ島


セイルロックへのワンデイトリップに出かける時は朝が早い。まだ少し暗いうちにバンザイ号に乗船し用意された朝食を食べはじめる頃には、太陽が顔を出しタオ島は美しい色を取り戻していく。雲の割れ目から差し込む朝の光。海の青と雲の白を容赦なく照らす日中の光。そして一日の終わりを悲しむかのように暮れる夕日。刻々と表情を変える島に。

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