フィリピン・マラパスクア

The beginning is before sunrise


マラパスクアを訪れる多くの目的は、ほぼ完全に一致すると言っても過言ではないかもしれない。「ニタリに会いたい」。そう、この海は世界でも有数のニタリとの遭遇率を誇る海だ。「Monado Shool」のニタリダイビングはとても単純で、ストンと落ちるドロップオフ沿いでニタリを待つ。ダイビング中はライトおよびストロボも使用禁止。呼吸を整えて静かに待っていると、かなり近くまで接近してきてくれる。

For macro shooters

お世話になったExotic island resortのダイブセンターのガイドの面々は、総じてマクロ好きが多く、話をしていると勧められるのがウミウシだったり、ソフトコーラルに隠れる甲殻類やハゼが多かった。特にウミウシの仲間は種類が多く、撮影するのが忙しいほどに次から次へと導いてくれた。マラパスクアはワイドにマクロに忙しい。
 

今回ガイドを担当してくれたエムの強い勧めもあって、日没のタイミングを見計らって「Light house」でニシキテグリの産卵を撮影したり、「House reef」でのナイトダイビングも楽しんだ。個人的にナイトダイビングはとても好きなので、チャンスがあれば毎回トライしてみるが、贔屓目などなしにここでのナイトは最高だった。

For wide angle


マラパスクアの海はどうしてもニタリの話題が先行してしまいがちではあるが、そのほかのダイビングポイントもかなり面白い。一時間ほどの遠征で向かう「Gato Island」は雰囲気のあるケーブポイント。ホワイトチップなどの数も多く、写真を撮る際の良きアクセントになり、根の周りはテンジクダイの幼魚が大きな群れとなっている。ほとんどのダイブサイトでも印象に残ったのがなんと言ってもソフトコーラルの美しさ。どこをどう撮っても絵になるようなフォトジェニックなポイントが多く、うれしいい悲鳴をあげながら撮影を続けた。

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