コモド諸島クルーズ・2006年4月29日~5月6日 Y・T様よりのレポート

2006年5月6日(土)

2006年ゴールデンウイーク・コモドクルーズを終えて…
インドネシアは、ボルネオ島近辺の島々には何度か潜ったことがあったのですが、この海域は始めてで、しかも、島にステイするのではなく、クルーズで潜り倒すという企画。何てそそられるのでしょう! しかも、クルーズ船は日本人所有の大型船で、言葉の心配も不要。喜び勇んで参加しました。

「水温が低い!」という前評判を聞いていたので、6.5MMのワンピースで参加しましたが、2日目・3日目に潜ったポイントは水温が29度前後ありました。快適です。いや、暑いです!温泉が湧いているポイントもあり、砂地に卵を入れておくと、温泉卵になるとか…。ところが、コモドエリアのダイビングポイントは、水温が5度は違います。24度前後でした。フードベストがあれば楽勝です。透明度は残念ながらあまり良くありませんでした。これからベストシーズンになるにつれ、透明度は良くなっていくそうなので、楽しみです。


コモド近辺は、小物が非常に充実しています。「ヨーロピアンの小物好きカメラ派ダイバーは、同じポイントを1日に何度も潜るんだ。」とガイドのアントン君が話していました。確かに探せばいろいろ見つかります。ピグミーなんて、全てのウチワに居るではないかと思うくらい、たくさん居ました。個人的にヒットは、オリビア・シュリンプ。今まで尻尾の先まで見たことはあまり無かったのですが、ここのオリビアは、恥ずかしげも無く全身まる見えで迎えてくれました。
あと、忘れられないのは、Manta Alleyのマンタ!ブリーフィングでは、「最近はあまり出ていないので、約束出来ない…。」と言っていたガイド・アントン君。小型ボートに乗り換えて、ポイントに向かうと…、水面から確認できる程のマンタ・マンタ・マンタ!アントン君はゲストに「落ち着いて!!」と叫んでました。お前がだよ、アントン。

エントリー10分後位からエギジットまで、ずーっとマンタです。サージで前後左右上下にゆれながら、満腹になるまで、マンタを堪能しました。ダイビング終了後、腹八分目だったゲストは、満腹にすべく、約30分の休憩後、マンタとシュノーケリングすべく、小型ボートで再びポイントに向かうのでした(私はビールタイムでしたが…。)

最終日に行ったリンチャ島のコモドドラゴンも、見ればわかります。スゴイです。鹿等の獲物を頭から丸呑みしてしまう奴らです。食事は1ヶ月に1回くらいと、かなり燃費が良いらしいです。ところが、船が付く桟橋で1匹いきなり攻めてきました。まさか、月一の食事が今…? でも、高い所に登れないので、高所に逃げれば大丈夫(しかし、かなり怖かった。前触れ無しに、いきなり向かってきましたから…。)その後は、なるべく列の真ん中をキープしトレイルしました。

心残りは、かの有名な、海の中がピンクに見えると噂のピンクビーチ(現地ではレッドビーチと言うらしい。)は、スケジュールがずれてナイトになってしまいました。もちろん真っ黒。次回は是非、ピンクのスケベな海を堪能したいと希望します。


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