MARCO POLO DIVE CRUISE REPORT (2007年9月16日~19日)

2007年9月16日(日)

■ 9月15日 出発前夜
いよいよ、ダイブクルーズの始まりです!
今晩は、明日に備えてクルーズ船・マルコポーロ号に乗船をして宿泊です。
とりあえず、今回のメンバー人でビールの乾杯ののち、自己紹介をしたりしながら交友を深めて夜は更けていきました。明日からが楽しみです。

■ 9月16日 第一日目
目覚めたら、既に海上です。ラパスの美しい朝日が歓迎してくれました。一本目、二本目はラパスといったらやはりここ!ロスイスロテスです。沢山のアシカが岩山からお出迎えしてくれます。海の中でも一緒に泳いだり、触れ合ったりとまさにアシカの体温を感じるダイビングです。その他にもイワシの大群が目の前を覆い尽くしたり、固有種のキングエンゼルフィッシュが綺麗なブルーを見せ付けるかのように目の前を通っていったり、脇役たちも見せてくれます。
3本目の前に昼食です。今日はイカのセビッチェ。イカをレモン漬けにしたものと野菜を混ぜて、それをパリパリのトルティーヤに載せて食べます。赤いチリソースをかけるとまた美味しさが増します♪スナック感覚で何枚でもいけそうです。食べ過ぎ注意!ですね。

3本目はエンセナダグランデ。岩場と砂地のリラックスダイブです。オヤビッチャにそっくりなパナミック・サージャント・メイジャーが目の前を沢山群れたり、砂地にはコルテスガーデンイールが近づいても引っ込まないで写真を撮らせてくれます。その他にも面白い模様のブルズアイ・スティングレイが砂地を這っていたりします。魚影が濃いスポットでした。

夜は日本では見られないような天の川と星空を見ながらビールタイム☆です。楽しい海と美しい星空に酔いしれてしまいますが、飲み過ぎ注意!ですよぉ。

■ 9月17日 第二日目
今日は朝から釣りが始まりました!ゲストの一人がカツオを釣り上げるという嬉しい出来事が!すぐにさばいて、今晩の夕ご飯でお刺身にしました!美味しかったです。
一本目、二本目はラスアニマス・ピナクロス。クルーズでしか行く事のできないポイントです。ハンマーヘッドシャークを求めて行きますが、残念ながら会えず…。しかし、ギンガメアジの群れが凄いです!どんなに進んでも途切れる事がありません。その他にも数種類の群れが取り囲みます。まるで群れの一員にでもなったような気分です。

三本目を待つ間、前方に大きな影が!ナガスクジラです!!私たちの船の前を、何度も行ったりきたりして、姿を見せてくれました。ゲストの皆さんも思わぬ来客に、カメラを持って大はしゃぎ!でした。ラパスはボート上でも目が離せません!!

三本目はラ・クエバです。ピナクルスそばのケーブのポイントです。魚影もさることながら、ウミウチワが美しいポイントです。

四本目はぺドラ・ノルテです。塔のようになっている岩場をぐるりと回ります。色々な魚たちに気を取られていると…突然!アシカが目の前を通り過ぎて行きます。あまりの勢いに驚くぐらいです。颯爽と泳ぐ姿は見ていて惚れ惚れします。

夜はガイドのラロが、特製のマルガリータを作ってくれました。ゲストの皆さんもメキシコ本場の味を堪能しました。

■ 9月18日 第三日目
この日も釣りから始まりました。この日はなんと!!シイラを釣り上げました!それも大きい物を一匹、小さい物を二匹です。もちろんそれもお刺身にしました。醤油とわさびで日本の味です。一本目はエルバホです。ここもハンマーヘッドシャークを狙って、ダイビング開始です!メアジやマチェテと呼ばれるアジの仲間の群れを横に見ながら、ハンマーを探します。しかし、暖かい水温ということもあり、ハンマーは出ませんでした…残念。
しかし、魚影のラパスは健在で、さまざまなサカナに囲まれましたよ。

二本目、三本目は再び、ロスイスロテスへ。この日のトップニュースは何と言っても、あれ!そう、モブラの大群です。ゲストたちの熱望もあり、可愛いアシカそっちのけ?!で探しに行く事しばし。一枚だけが最初に飛んできて、ゲストがそこにカメラを向けているときに大群が横を通ります!!まるで帯のように100枚近くのモブラが通り過ぎて行きます。あわててゲストたちを呼ぶと、何とかカメラに収めようと必死に追いかけます!モブラの群れも、私たちの周りを回るように華麗な泳ぎを見せてくれました。私も思わず、メインガイドのラロと水中でハイタッチ!あるゲストは追いかけすぎて足がつってしまうほどの大興奮の一本でした。

夕方にはバハパラダイスのキャンプサイトに上陸。美しい夕日と、そびえ立つ岩山とサボテンが素敵な場所で、記念撮影にはもってこいの場所です。

■ 9月19日 第四日目
一本目と二本目はラ・レーナです。ここはアシカもいますが、一番の目玉はアジ玉です!
気をつけていないと、アジの群れの密度が濃すぎて向こう側が見えなくなってしまいます。

しかし、人が通ることでアジの群れが動きを変えるときのダイナミックさといったら、言葉では言い表せません。また、ブルースポッティッド・ジョーフィッシュというかわいいマクロ系もいます。透明度もよく、ワイドもマクロも両方美味しく楽しめるポイントです。

移動中にはイルカの群れが登場!ピョンピョンと何度も飛び跳ねる姿は、思わず歓声があがります。時には体全体を水面から出して、2メートルくらいの豪快なジャンプを見せる物もいました。

三本目はスワニーリーフです。砂地にはコルテスガーデンイールの大群が、中層にはメキシカンバラクーダ、その下にはメキシカンゴートフィッシュというアカヒメジのそっくりさんが美しい黄色を輝かせます。そしてここではシグナルブレニーを見る事ができます!

普段は顔だけ岩の穴から覗かせているのですが、威嚇し始めると体のほとんどをだして、さらに背びれを大きく団扇のように広げるのです!その背びれが美しいんです。

四本目はジンべイザメサーチにトライ!真っ赤に染まる夕日を眺めながら、ジンベエの大きな背中を捜します…が、残念ながら会うことは出来ませんでした。

船に戻ると、メキシコ人スタッフが最後の特製マルガリータと、スパイシーチキンを用意して待っていてくれました。これまでもダイビングの合間や食事の再には美味しいメキシコ料理やスープ、いろいろなフルーツを用意して私たちのお腹を満足させてくれました。

ラパスに着くころにはもう美しい星空が。船のクルーたちとのお別れを惜しみながら、港からラパスの街に移動します。クルーズの余韻を楽しむべく、ゲストの皆さんでメキシコ料理レストランへ。メキシコビールを片手に、楽しい思い出話はつきませんでした。

■ ダイブログ
1日目

ロスイスロテス
ロスイスロテス
エンセナーダグランデ
2日目

ラス・アニマス(ピナクロス)
ラス・アニマス(ピナクロス)
ラス・アニマス(ラ・クエバ)
ラス・アニマス(ぺドラ・ノルテ)
3日目

エル・バホ
ロスイスロテス
ロスイスロテス
4日目

ラ・レイーナ
ラ・レイーナ
スワニーリーフ
ジンベエサーチ

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