2007年9月16日~20日

2007年9月20日(木)

9/16/07第1日目

位置 POINT 天候 水温
北マーレ Maagili Rock 晴れ 28℃

気持ちよく、晴れ。風も穏やか。透明度はくもり。最近は、どこも濁り気味かな。降り始めてすぐに、ムレハタテダイの群れに囲まれる。白いキレイな砂地のガーデンイールは、ニョキニョキのび放題に体をのばして捕食中。きっちり固まるヨスジフエダイの群れにカメラのレンズが集まる。


位置 POINT 天候 水温
北マーレ Lankan Reef 晴れ 28℃

有名なマンタのクリーニングステーション。今日のスコアは、10枚。始めは何匹か固まっていたらしいけど後から入った僕には分からない。しばらく2~3枚のマンタが入れ替わりで来たりいなくなったり。早くに入ったチームが去り始めた時、2枚やっと戻って来た。そのすぐ後から8枚の大型マンタが編隊組んで登場。ビデオに撮ってワイド画面で見てみたい映像でした

位置 POINT 天候 水温
南マーレ Kudha giri 晴れ 28℃

ここに来て今日一番、濁ったかな。12mくらいしか見えない。沈船甲板でヨゴレダルマハゼ何匹か見て、3~5mmくらいの黄色いハゼの幼魚も見つかったけど、小さ過ぎて撮影も無理だった。根に戻って大きいイソマグロがうろうろ、浅い方にカスミアジが何匹かフラフラ。ハンティングの気配はしない。残念、と思って目に入った珊瑚の上にホバリングするその姿は、久しぶりに発見。アカメハゼ。個人的に好きなんです。あぁ、かわいい。

9/17/07第二日目

位置 POINT 天候 水温
南マーレ Medhu Faru くもり 28℃

風もあり、雲も多くスカッとしない天気。外洋に向かうチャンネルをドリフト。
初め弱かった流れもしだいに強くなり、流されるにはちょうどいい感じ。ロウニンアジの群れを求めてドンドン前進。今日はもう無理かとあきらめかけたダイビング後半、やっと出た。30匹くらいのそこそこの量とそこそこの密度の群れ。いつもは根沿いに移動するのに今日は根からドンドン離れて見えなくなってしまった。

ジンベイサーチ其の一
南マーレからアリ環礁への長い移動を終え、お昼ご飯を食べた直後、ジンベイ探すまでもなく、3~4mの小さめのジンベイと泳いだ。あまりにも早い登場に準備してと言っても信じない人もいたりして。しかし、今日のジンベイは動きが速かった、曲がり方も右に曲がるかと思えば急に逆へ曲がる、フェイント付き。追跡も楽じゃない。お客さんはディンギィー頼り。1艘しか無い小さな船は固まってるお客さんを拾ってはジンベイまで届けて、何度もピストン輸送。

ご飯中の小型ジンベイはゆっくりになったと思うと大口開けてバフバフと口を動かしてプランクトンを吸い込み、口を閉じてエラでこしとる時エラ蓋がグニャグニャと動く。そして又またスーーっと移動の繰り返し。みんな泳ぎ疲れきるまでジンベイと遊びました。 位置 POINT 天候 水温
アリ環礁南部 Dhagethi Thila くもり 28℃

ダイナミックに落ち込む壁。大きくえぐれたオーバーハング。晴れて、透明度が良かったら、迫力あるんだろうが、濁りが、光が。アカモンガラもハナダイもリーフに沿って切れ目無くひらひらと泳ぎ漂う。
ジンベイサーチ其の二
お利口なちびジンベイはまだアンカーを打ったアイランドサファリ1の側にいた。あんまり時間がないけれど、3本目までの間に希望者のみのジンベイスノーケリング。でも、泳ぎに出たのは5人だけ。さっきのジンベイスイムだけで、満腹な人が多くて。本当は泳ぎ疲れて1回目のジンベイスイムで疲れちゃったみたい。一番張切ってたのは、さっきカメラの電池が肝心な時に切れてたお客さん。あおって撮れたとご満悦で帰ってきました。

位置 POINT 天候 水温
アリ環礁南部 Dhagethi Out くもり 28℃

環礁の外に面したドロップオフを流れに乗って流して行く。2週間前はここでジンベイとニアミスしている所だから、当然期待する獲物はジンベイザメ。夕暮れの東向きの壁はかなり暗い。深度20m辺りの穴の中に逃げ込む大きなナポレオンを見つけ皆でカメラの砲列を並べる。でも、ナポレオンはドンドン穴の中に逃げていく。結局、ジンベイは出なかった。

9/18/07第三日目

位置 POINT 天候 水温
アリ環礁南部 Kudhare thila くもり 28℃

先週はなぜか密度がかなり薄くなっていたヨスジフエダイの大群が帰って来た。

普段の状態に戻ってリーフを埋め尽くすような黄色。見上げればフュージュラーの群れがカスミアジ、イソマグロに追いかけられて右往左往。安全停止をしていると1匹のモブラがのんびりと側を通って行った。 位置 POINT 天候 水温
アリ環礁西部 Kalhahundi Fura はれ 28℃

雨雲を通り抜けて大きく移動。アリ環礁の西側、環礁の外側に続くチャネルのポイント。潜り始め震度が増すとドンドン流れが強くなっている。根沿いにドリフト、ピュー。あっという間に流れて行く。流れの弱まった浅いリーフでは大きなテーブル珊瑚の上で赤いホウセキキントキがのんびり群れていた。

位置 POINT 天候 水温
アリ環礁南部 Reethi Thila 晴れ 28℃

いつもと違って北面の流れが強い。全く逆に北東面から南面の垂直な壁沿いをを通り南西面のテーブル珊瑚がニョキニョキ生える棚上に上がる。コウイカの交接と産卵に出会う。合計10匹程のイカ達、一組だけは産卵中。皆同時期に産卵じゃないんだな。

9/19/07第四日目

位置 POINT 天候 水温
アリ環礁中部 fish Head くもり 28℃

大きなナポレオンのお出迎え付きで潜行して行く。ダイバーの周りを近寄ったり離れたりのナポレオン。普段は大きな群れ作らないカスミアジが大きな群れを作って深場をウロウロしている。大きなイソマグロが6匹並んで根沿いに右へ左へ。棚上のエッジ辺りを1匹のグレーリーフが行ったり来たり。リーフエッジににじり寄り間近で見るグレーリーフはかっこいい

位置 POINT 天候 水温
アリ環礁北部 Kalhu Thila 晴れ 28℃

天気よく、水もなかなかきれい。根から遠くはなれた所をウロウロするグレーリーフシャーク。6~7匹のイソマグロがクマザサの大群に攻撃開始。中層でそれを見ていると一斉に深くへ、右へ、左へクマザサの群れが逃げるたびに止まっている自分の高さが、位置が、動いてるようで目が回りそう。

位置 POINT 天候 水温
アリ環礁北部 Maaya Thila 晴れ 28℃

探す間もなくエントリー直後、名物巨大バラクーダが水深2mにホバーリングしているのを見つける。浅い所にいるから、光をはじき輝くバラクーダ。カメラの接近を煙たがるようにゆっくり根から離れて行く。人慣れしているのか、マダラトビエイが1匹、ダイバー達の間を行ったり来たり。何か白く大きな固まりがあるなと近づくとツバメウオがギュッと詰まった群れを作り隙間無く肩寄せ合っていた。

9/20/07第五日目

位置 POINT 天候 水温
ラスドゥー環礁 Rasdhoo Malvaru くもり 28℃

空は曇って暗い。光の少ない深場を覗き込みながら泳ぐ海はもっと暗い。根から離れた海底なんて全く見えない中をハンマーヘッドを探して泳ぐ。結構深い所に白い固まりが動いてる。段々上に上がって来る。やっぱりハンマーだ。6匹程のハンマーヘッド段々上がって来る。しばらくするとスピードを上げたハンマーは消えて行く。また、暗い海に浮かび上がる白いシルエット。再びハンマー登場。出ては消えを繰り返すハンマー。興奮とともに、あっという間にダイビング終了。

位置 POINT 天候 水温
北マーレ環礁 Lankan Reef くもり 28℃

潜行開始。海底にマンタが4枚。蹴散らさないように避けて降りる。しばらくするとマンタは一斉に消えて行く。マダラトビエイとホワイトチップが通りすがる。マダラトビエイを追いかけて行くと正面からマンタが登場。今度は6枚くらい。皆さん興奮してもクリーニングステーションには登らないでください。

位置 POINT 天候 水温
北マーレ環礁 Potato Reef 晴れ 27℃


土砂降りの雨がポイントに向かうダイビングドーニを襲う。周りは白く霞み、しばし船を止める。雨はすぐに通り過ぎ、ポイントに着く頃には薄曇りぐらい。
しばしドラキュラなど、ハゼ探し。根の上ではハナダイとかわいいハナダイギンポに癒されて、本日のダイビング終了。

石渡 隆之
Island Safari1


CATEGORY

MONTHLY ARCHIVE

ページ先頭へ