2008年7月13日~17日

2008年7月10日(木)

 今週から新たな若いパワーが日本から参入。一言どうぞ。

『初めまして!7月12日からスタッフとして乗船しました。的場 充弘(まとば みちひろ)です。モルディブの海にびっくりしているうちに初航海は無事終了してしまいました。1日も早く1人前になるべく勉強します。よろしくお願いします。』

的場くんはまだトレーニングと言うことでマウルーフと組んでもらい。日本人をガイドした事があまり無く、今までも主にヨーロッパ人相手に活躍していたモルディブ人ガイドのファリードに練習の意味を含めて私が一緒に潜りました。

夏休み前で少なめなゲスト、1チームに2人づつのガイドと豪華っぽい構成で今週の旅が始まる。



7/13/08 第1日目

位置
POINT
天候
水温

北マーレ
Lankan Reef
くもり→晴れ
28℃


 先週は大ゴケだったランカンマンタポイント。今週もラスドゥーへ先に進む左回りコースの為、いきなりマンタに挑戦。クリーニングポイントに辿り着くとすでに大きいマンタが2枚ヒラリヒラリと漂っている。根にぴったり張り付いてしばらく見ていると後ろから2枚、更に2枚と数が増えて来る。みんな大きめなサイズの迫力ある体格。結局、最高8枚に達し、ダイビングの終わりまで途切れる事無くズーっとマンタと一緒に過ごす事ができてスーパーラッキーな気分で1本終了。終るのがもったいなかった。

位置
POINT
天候
水温

北マーレ
Lion’s Head
晴れ
28℃


 早朝は雲が多くて嫌な感じだったけど、1本目終る頃には晴れて来て、ここ北マーレの端っこでは気持ち良く晴れ渡っている。ゆったりと穏やかに壁沿いを進んで行くとマダラトビエイが5枚編隊でやって来る。近づいて来る人に驚いたのか後ろにいたトビエイがスピードを上げたと思ったら前にいるトビエイに激突。不器用そうな泳ぎとは前から思っていたけどぶつかるとはやや情けない姿。その後はイエローヘッドバタフライなど基本的なインド洋固有の魚を紹介しつつトップリーフでパウダーブルーサージョンフィッシュの固まりを探すけどたくさんいるが固まらない。これなら1本目のランカンでマンタを見ている時の方がまだ固まりが良かった。段々数が増えて行ってもっと時間があったら球になるかなって期待は十分だった。

位置
POINT
天候
水温

ラスドゥー環礁
Rasdhoo Corner
晴れ
28℃


 3時間ちょっとの長めの移動。環礁を渡り始めてすぐの頃に前方に黒い雲が広がりだしている。風もドンドン強くなって波も上がって来る。これは寝るに限る。環礁を渡りきってみれば空も晴れて波も静かになっていた。ホッとしつつダイビングスタート。外洋に面した外側の壁を前進、ロウニンアジを先頭に魚群がやって来た。喜んだのもつかの間ロウニンの群かと思ったら大きなキツネフエフキの群だった、もの目面しかったけど存在がマイナーだな。今度は砂地でマッコスカーズラスの観察。ぴょんぴょん動く姿はカメラマン泣かせ。ギンガメの群を見ていると大きなナポレオンが背後から寄って来ていた。

7/14/08 第2日目

位置
POINT
天候
水温

ラスドゥー環礁
Rasdhoo Madivaru
くもり
28℃


 左回りではここでいきなり3冠できるかの大きな山場がやって来る。早朝ハンマーアタック。日の出前から集合して日の出と共に出発。今期の当たりは1:1。空は曇っていて海も暗くて期待感は高かったけど、惨敗。

 今週は天気が安定していない。朝ご飯も早めにかたずけ、環礁を渡り始めたらドンドン揺れがひどくなる。朝北風、だったのが今は真西から強い風が吹き、波が高くなる。横風横波、楽しくなる程に船は揺れ、ケチャップの瓶がガチャン、テーブルから落ちて割れた。揺れている時は寝るに限る。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁北部
Maaya Thila
晴れ
28℃


 潜行して行くとトップリーフの落ち際当たりの深度を大きなカスミアジがたくさん群れて泳いで行く。イソマグロもいつもの大型のギンガメもホシカイワリもイエローテールジャックの群も捕食魚達の大集合。やる気有りそうなんでカレントサイドで小物見たり、穴覗いたり固有種紹介しながら待ってみるけどいまいちハンティングって感じにならない。クマザサ達は強敵の集合にビビっているのか根の上から出て行かない。ファリードのガラ2000ロングフィンのクマザサキックは強力でリーチも有るからか僕のジェットで蹴るよりも遥かにクマザサが集まるみたいだ。振る度にクマザサはドンドン固まって目の前を輝きながら流れて行く。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁中部
Fish Head
くもり、黒雲
28℃


 今週の天気は波があるのかここに来て、又怪しくなって来た。黒い雲が厚くなりウネリも高くなって来る。水は濁り気味で12mぐらいの透明度。天気のせいで光も無いからドヨンとした雰囲気。カレントサイドに集まるクマザサとキビナゴの群。カスミアジとアオチビキは編隊を組んでハンティングに夢中。ロウニンアジとイソマグロも活発に動き回る。流れに乗って根沿いに行くとイエローバックフュージュラーの大群が根のすぐ側で黄色い雲を作っていた。なかなか出て来ないナポレオンにヤキモキしているとカレントの当たらない根の裏の少し離れた深場から3匹同時に登場。こっちのチームにぴったりとくっ付いてくれるのはいいけど、他のチームにも行ってこいよ。

7/15/08 第3日目

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南西部
Reethi Thila
くもり
28℃


 深夜から降り続いた雨は降り止まず、朝も雨降り。大きな低位気圧がやって来ているようだ。ダイビングに出発する頃には雨は止んでいたけど、テンション下がるよ。流れもちょっと変な感じで北西から北流れが根に当たり左右に分かれて根の周りを流れて行く。東西に細長い根の北面で潜るレイテティラではこの状況だと前半しばらく流れに逆らい。後から流れに乗る事になる。しかも東の砂ガレ場のエリアから始められないからトールフィンにも厳しい状況。1番手チームのマウルーフが何か見つけた様子が見える。イルカが見えたらしけどちょっと遠過ぎ。ゲストでは1人だけ見えていたらしいけど。

  ジンベエサーチその1

 いよいよ、ジンベイ探しのときが来てしまった。しかし天気は全然味方していない。暑い黒雲で太陽はかくれて強い西風は水面に大きな波を起こす。海面にジンベイの影を肉眼で見つけて行くには全く向いてないコンディション。これだけ波でかき回せばプランクトンも固まらないで拡散されてしまうだろう。条件は悪いけど気力でカバーと探し続ける。1時間ちょっとのサーチはアッと言う間にただ時間が過ぎて行った。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南部
Maamigili Out
晴れ
28℃


 水面で見つけにくければ水中で頑張るしかない。ゲストはファリードに預けっぱなしで1人チームのタンクが微かに見える所まで離れて沖側を探して行く。海底に大きなピンクウィップレイがいる、マダラエイもいる。根沿いに泳いでいるみんなはマダラトビエイに出会ったそうだ。後半深場に見つけてもジンベイがいても呼べない時間。今度は棚上の浅場を奥深く1人旅。シマハギが群れてリバー状態。最後にモンツキカエルウオがいたのは個人的にはうれしい発見。

  ジンベエサーチその2

 ランチの後のサーチが始まる。相変わらずの天気。今度はリーフと島が風や波を遮ってくれる南東方面を重点的にサーチして行く。1時間半、合図の笛には手を伸ばす事も無かった。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南南部
Dhigurah out
くもり
27℃


 さっきと同じように前半に沖深場、後半に棚上と1人旅でチームの真横を遠く離れて泳いで行く。ここも空振り。

  ジンベエサーチその3

 今夜の嵐に備えてマーミギリ島の護岸の中にボートを泊めに帰りながら今日最後のジンベイ探し。日差しが無いし雨もパラついて来ているから2回に立って濡れながらのサーチ。いくら寒さに強くてラッシュのみで潜っている私でもこれは寒い。きっとみんなも寒い。結果も寒い。

7/16/08 第4日目

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁中部
Maamigili Corner
晴れ
28℃


 日が昇につれて雲に切れ目が出始める。風上は白い雲。天気は回復に向かっている。エントリー直前、バングラディッシュ人ドーニークルーのサッタンが海面見つめて指差している。まさかいたのかと一瞬にして緊張感が走る。海面に突き出て来るのはモブラのヒレ。力抜けた。

  ジンベエサーチその4

 みんなの協力でダイブ後、早飯早出。昨日の悪天候がうそのように晴れて暑くなった中でジンベイ探し開始。マアミギリから西へサンアイランドまで、天気は回復したけど何も見つからない。戻ってマアミギリを過ぎて東のホワイトサンドへ。満潮少し前、出会い頭に下から上がって来るジンベイの上を船で越えてしまった。慌てて船尾から飛び込み刺激しないように見張っていると上がらず下がらず深度4m位をゆっくり泳ぐジンベイ。なんとか全員が目撃できた。取りあえず良かった。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁中部
Dhidhdhoo Out
晴れ
28℃


 前のサーチでリーフ沿いに泳ぎながら深場に逃げて行ったジンベイを狙って南西に船を走らせダイビング開始。マダラトビエイが又登場。今週は良くでるな。降りた場所あたりで待ちに入ったマウルーフチームはイルカ16頭見られて良かったな。ファリードはゆっくり前進。マンタが1枚登場。のんびりしてから安全停止して水面に到着。先に上がっているマウルーフチームを乗せてドーニーが迎えに来るかと思ったら途中で浅瀬にストップ。ボドゥマスの声がなんとか聞き取れた。ジンベイだ、泳いでって叫んでダッシュ開始。ドーニーから飛び込む人が見えた。ジンベイも水中に見えた。まっすぐこっちに向かって来る。そのまましばらくジンベイを追走。タンクが重い、水の抵抗が大きい、振り向くともう、みんなは脱落。アッと言う間にさよならジンベイ。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南部
Holiday Out
くもり
28℃


 もうすでに南マーレに向かうには遅過ぎ。ジンベイサーチで手こずったからスケヂュールはガタガタ。逆に言えば、もう1回挑戦する事もできる。ランチ後まずはダイビング。再び1人沖走り、海底の砂地に大きなエイが見える。ダイブ開始から30分近く立つ頃、浅瀬に移動。なんとか見える程度までみんなと離れてジンベイ探し。もうそろそろ安全停止に入るかってタイミングで浅瀬側から沖に向かって来るジンベイに遭遇。毎度の事だけど水中なのにまずはジンベイだーって叫んでいた。自分のチームがみんな見た後、あれ、マウルーフチーム来てない。ファリードと並んで沖に向かいながらタンクを叩き続ける。僕が始めに沖走りしていたからか全然反対見ている。やっと振り返る。タイミング良くジンベイはまっすぐマウルーフチーム側に泳いで行く。ヤッパリ器材が有るとジンベイのスピードにみんなヒーヒー。熱狂のジンベイダイブはあっという間に終り。

  ジンベエサーチその5

 日差しは燦々と照り暑く焦げ付く。そのままサーチしつつ北上。絶好調かと思えば、ぱったりと当たりは途絶えて全く見つからない。でも、たっぷりジンベイ見た後で天気も海境も良ければみんなはすっかりリラックスして日焼けにいそしむ。サーチ終了の頃には真っ赤な赤鬼が出来上がり。

7/17/08 第5日目

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南部
Dhigurah Out
くもり
28℃


 満月が翌日に迫り風も天気も安定していない。昨日の天気はどこに行ったのか、回復したんじゃなくて1日低気圧が休みとったみたいなもんか。移動中に浅瀬の上で朝ご飯食べていたマンタ達に会えるか期待しつつ、海底の砂地へ降りる。ドラキュラシュリンプゴビーが3カップル、ブラックシュリンプゴビーが2匹。今週もトールフィンはピントが合わないのかなかなか見つからない。ヤバいかなって思い始めたところでやっと1匹小さめのトール発見。背鰭を立てた姿がかわいらしい。すぐ側でカップルも見つけたけど、いつものように片割れはすぐに穴の中へ引っ込む。

位置
POINT
天候
水温

南マーレ環礁
Vaagari Kandu
くもり
28℃


 やっと南マーレに辿り着く。ドーニーも無事に到着。風向きが変わって横から風受けていたから結局1時間遅れ。揺れもキツかった。壁沿いにノンビリダイビング。のんびり過ぎてちょっと困るな。このまま終るのかなと思っていながら3mの棚上でパウダー玉探しをしていると真正面からモブラが20枚群てやって来る。僕を中心に10枚ずつくらいに分かれてしまったけど棚から外へ出て又合流。最後にいいもの見られました。

位置
POINT
天候
水温

南マーレ環礁
Kuda Giri
くもり
28℃


 今夜はここ南マーレでストップ。ラストダイブは大人しめのクダギリで。沈船でタテジマキンチャクダイの幼魚を見つけたらぶら下がっている古タイヤの穴の中に隠れてしまった。緩い流れの根に戻ると大きくて太いイソマグロが3匹ゆったりと、こっちを眺めながら泳いで来る。何故かロウニンアジが2匹イソマグロにぴったりついて泳いで来た。カスミアジの群も泳ぎ回っているけど別にハンティングする訳でもなくみんなノンビリ泳ぎ回っている。上がってみればもうすぐ日暮れなタイミング。今週はあまり晴れなかったな。

石渡 隆之
Island Safari1


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