デラワン・サンガラキ クルーズレポート №1

2009年7月17日(金)

 2009年の第一航海・第二航海に乗船してまいりました。

 第一航海目にあたる、6月30日~7月8日のツアーのレポートをアップいたします。 このツアーには、水中写真家の鍵井靖章氏に取材のため乗船していただきました。

 実際にこれからデラワン・サンガラキに行かれるお客様にも分かりやすいよう、多少細かく書いており、長い文章になっております。

 特に重要と思われる項目は、赤字青字で記しましたので、飛ばしながらでも読めるかと思います。


第一日目 成田台北スラバヤ  ※ダイビング無し
 
 成田空港第一ターミナルで、昼前にチェックインを済ませ、日本円からインドネシアルピアに両替をしてみました。
 
 1万円を両替したところ、820,000ルピアくらいになりました。 実際、現地での物価は、ルピア料金を百分の一にした数字が日本円での金額と言われています。
 
 つまり、10.000ルピア≒100円となるので、6月30日の成田での交換レートは決して良くありませんでした。
 ただし、現地でも10,000ルピア≒100円で両替するのは難しいと思われます。 現地でUSドルからルピアへの交換が比較的換金率が良いようです。

 昼食を済ませ、14:00過ぎにエバー航空にて台北へ。 預けた荷物はスラバヤで受け取ります
※エバー航空の超過料金は25kgまではチャージ無しと言われましたが、何人かでまとめてチェックインできればさらに緩くなるかもしれません。

 台北には17:00ごろ到着。 途中、機内食が一度でました。 ここでの日本との時差は、-1時間です。
 ※すべての表記時刻は、現地時間とさせていただきます

 お茶を飲んだり、ビールを飲んだり🍺、お土産物を見たりしているうちに搭乗時間です。
 
 19:00前、エバー航空にてスラバヤへ。 ここでも一度、機内食がでます。

 現地時間22:30過ぎ、スラバヤ到着。 ここでの日本との時差は、-2時間です。
 ※この時間は両替屋がほぼ閉まっているので、必要な方はホテルか、翌朝空港で両替します。

 荷物を受け取る前に、25USドルを払いビザを取得します
 ※ここで判を押される出国カードは、帰りに必要です。 紛失すると20USドルのペナルティを払うことになります。

 外へ出ると、夜の東南アジア独特の空気に包まれ、一気にテンションが上がります が、現地旅行会社のスタッフに誘導され送迎バスへ 30分かけてホテルへ移動する間、現地スタッフによる変な日本語のガイドを聞くことができます。

 ホテルへ着くと、ちょうど日付が変わるくらいの時刻でした。

 メニューなどは置いていませんが、ソフトドリンクやビールくらいのルームサービスは24時間承っているそうです。


 第二日目  スラバヤバリクパパン乗り換え タラカン    ※ダイビング無し

 朝食はホテルラウンジにて、06:00より準備ができています。

 送迎バスが迎えに来る09:00過ぎまで、外を散歩されている方もいました。

 再びスラバヤ空港へ。 空港では、気を利かせた現地スタッフが、まとめて空港使用税を払ってきてくれたり、みんな一斉にチェックインさせてくれたりしました。 
 しかし、このサービスは丁重にお断りするべきだったのです。 空港使用税や荷物の超過料金を、みんなの分まとめて請求され、逆にややこしくなってしまいました。
 
 ※ここでの荷物超過料金は20kg以上からチャージされました。 係員により多少の差はありますが、国内線は厳しいようです。 マンダラ航空の預け  
  荷物超過料金は1kgにつき20.000ルピア(約200円)です。
 

 11:30過ぎ、マンダラ航空にてバリクパパンへ。 約1時間半のフライトです。

 12:00過ぎ、バリクパパン空港到着。 ここでの日本との時差は、-1時間です。

 ※この日の昼食は個人で購入です。 バリクパパン行きの機内、またはバリクパパンの空港で販売しています。 

 飛行時間に変更が無ければ、ここでの乗り継ぎはあまり待つことなく搭乗です。 「←transit」 という看板だけを目指し、空港職員に話しかけられたら、「トランジット」 「トランジット」 とだけ答え、ひたすら突き進んでください。

 13:00くらいのマンダラ航空でタラカンへ。 場内放送の言葉は英語でも非常に聞き取りにくいので、分からない場合は搭乗口付近の職員に、
「マンダラー、タラカン」 と言うと時間を教えてくれます。 小さいですが、電光掲示板もあります。

 約1時間のフライトで、タラカン空港へ到着。 ここでの日本との時差は、-1時間のままです。

 空港へはパヌニーヨットのスタッフと、現地旅行会社の職員が迎えに来ています。

 送迎車にて15分ほどで港へ。 そこからディンギー(小船)に分乗し、本船へ乗り移ります。

                      

 本船・パヌニーヨットに乗り込み、まずはボートの説明を聞きます。 このとき、Cカード・ログブックをダイブマスターに見せ、燃油サーチャージや海域使用料を払います。

 この後は翌日のために器材のセッティングをし、夕食です。 この日、22:00くらいには全員がお部屋で休んでいたようです。
 ※食事はタイ料理がメインです。 パクチーなどの好き嫌いの分かれやすい香辛料はあまり使っていないのですが、かなり好評の味でした。
 ※ラウンジには24時間、フルーツ・スナック・コーヒー・紅茶・ジュース・お湯・飲料水など用意されています。
 ボートは夜のうちにデラワンへ向け出向します。

第三日目 デラワン島周辺  4ダイブ

 待ち焦がれたダイビングクルーズのスタートです。 下記はサンプルスケジュールです。
 ※起床時間や、ダイビング、ブリーフィングの際はクルーが鐘を鳴らして教えてくれます。 
 ※一日のスケジュールはホワイトボードに書き出されています。
 
 06:30 起床  軽食 (トーストやパンケーキなど)

 07:00 ブリーフィング  ダイブ1

 08:30 朝食  ほぼ毎日お粥がでました。

 11:00 ブリーフィング  ダイブ2

 12:30 昼食  トップデッキで景色を眺めながら食べるのも、クルーズならではの贅沢です。

 14:30 ブリーフィング  ダイブ3

 16:00 おやつ  肉まんや春巻きなど、日替わりです。

 18:00 ブリーフィング  ダイブ4 ナイトダイブ  トーチ(水中ライト)のレンタルは、小さいものですが無料です。

 19:30 夕食  週に一度、トップデッキでバーベキュー・パーティが行われます。

                    
 
 デラワン島周辺でのダイビングは、JETTY(ジェティ=桟橋)近くでマクロ中心のダイビングがほとんどです。 下記は見られた生物です。

 スティングレイ(ヤッコエイの仲間・多い)  アオウミガメ(大きい・多い)  ニチリンダテハゼ  ハタタテハゼ  ヒレナガネジリンボウ  ヤノダテハゼ

 メタリックシュリンプゴビー  ホタテツノハゼ(稀少)  オドリハゼ  ハタタテシノビハゼ  セミホウボウ  ハダカハオコゼ(白と黒)  ハナイカ 

 イソギンチャクやサンゴに住むエビ・カニ各種(多い)  クマノミ/ハナビラ/カクレ/スパインチーク/セジロ/ハマ/トウアカクマノミ  ゴールドスペックス・ジョーフィッシュ(多い)

 ピグミーシーホース   デラワンブレニー(固有種)  ワニゴチ

ナイト:  ニシキテグリ  ミミイカなどイカ各種  甲殻類(多い)   ピグミーパイプホース(ホソヨウジの仲間)

 

第四日目  カカバン島サンガラキ島周辺    4ダイブ  1スノーケルスイム
 
 カカバン島周辺は浅場のサンゴが圧巻でした。 まさに手付かずの海。 ここのサンゴの種類・量に加え、どこまでも抜ける透明度は、世界遺産と呼ばれる海をしのぎます。

 基本的にドリフトダイビングで、カンムリブダイバラクーダを狙います。 潮が止まるエリアでは、ゴルゴニアン・ピグミーシーホースと呼ばれる、つるんとしたピグミーや、アケボノハゼが見られます。

 そして、カカバン島を有名にした、ジェリーフィッシュレイクへ、スノーケルスイムに向かいます。

 ディンギーで島へ上陸し、ジャングルの中にはった板張りの道(ウォークボード)を5分ほど進むと、いきなり間の前に巨大な湖が現れます。

 島の面積のほとんどを占めるジェリーフィッシュレイクは、パラオのそれの3倍の広さを誇るにも関わらず、周りを覆うジャングルに隠れ外からは見ることができないため、大昔からそこを行き来する船にも発見されず、最近まで人の目に触れることはありませんでした。

 図鑑には未記載種のハゼや、刺胞を失った不思議なクラゲたちをマングローブの木漏れ日越しに覗いていると、ここに来なければ決して触れることのできなかった独自の進化に、しばし太古へタイムスリップしたような感覚を味わうことができます。

 昼に、サンガラキ島へ移動しました。 「サンガラキ」は、現地の言葉で「マンタ」を意味するそうで、すべてのダイビングポイントにマンタの名が付きます。

 白い砂地にコーラルブロックが散らばり、そこに群れるコーラルフィッシュからのクリーニングを受けるべく、どこからとなくマンタが現れます。
 
 ブラックマンタも何枚か見ることができました。 「かっこいー」の一言でした。

 この他、クジャクベラや、クジャクベラに良く似たインド洋の固有種のはずのマッコスカーズラス、クジャクベラに似ていますが色の全く異なった未記載種のベラも見ることができましたが、これを見たい場合は事前にガイドに伝えたほうが良いでしょう。
 
 
第五日目 サンガラキマラトゥア島周辺    4ダイブ

 午前中サンガラキでマンタを見た後、午後の上げ潮に合わせデラワン島周辺へ移動しました。

 潮が上がる時間、島周りにあるチャネル(水中水路)の中に向かって潮が流れ、そこに集まったバラクーダが巨大な群れを造ります。

 チャネル手前でエントリーし、壁沿いを進んでいくと、チャネルの中央に真っ黒な塊がうごめいています。 その塊の中に一瞬太陽を反射させる固体が動き、まるで巨大な雷雲のようで、おどろおどろしく、神秘的でした。

 強い流れの中、ダイバーがカメラを持って突っ込むと、彼らはいとも簡単にかわしていきます。 ダイバーが増えるにつれ群れの動きは複雑になり、細胞分裂を繰り返す生命体を見ているようです。

    
第六日目  マラトゥア島周辺    4ダイブ

 この日も午後の上げ潮でバラクーダを狙うべく、マラトゥア島周辺に滞在。 午前中は前日潜っていない灯台ポイント。

 バラクーダまでのつぶしダイビングなのかな、なんて軽く考えていたのですが、思い切り裏切られました。 私個人的には、デラワンに並ぶほど多くの興味深い生物を見ることができました。

 下記の通りです。 -25m以浅で全て見ることができました。

 スミレナガハナダイ  フチドリハナダイ  ハナゴンベ  オオテンハナゴイ  アオマスク  バートレット・フェアリーバスレット  アカネハナゴイ

 イエローストライプド・フェアリーバスレット  オドリハゼ  ゴルゴニアン・ピグミーシーホース  カンムリニセスズメ  クダゴンベ  
 
 
 この日のバラクーダもすごかった。


第七日目 サンガラキデラワン   ダイビング最終日 4ダイブ 
 
 翌日飛行機に乗るため、早めに4ダイブを終え、器材を干します。

 夜のうちに、ボートはタラカン港周辺へ戻ります。 
 ※器材は飛ばされないように干しましょう。


第八日目  タラカン市内観光 バリクパパン経由スラバヤ 台北へ    ※ダイビング無し

 この日は少しゆっくり稀少。 朝食・荷物パッキング・精算を済ませ、10:00に下船します。 

 旅行会社の送迎で、まずは昔の王家の城を見に行きました。 城といっても、我々には大きな高床式コテージにしか見えず、しかも暑すぎたため早めに去りました。

 昼は、インドネシアン・ケンタッキーフライドチキン屋さんと、ショッピングモール内のインドネシアン・フードコートに分かれました。 その後、買い物など自由に過ごし、14:00集合で空港へ向かいます

 ※タラカン空港での帰国時の荷物超過料金は、かなり厳しく取られていました。

 私は翌週も乗船のため、ここで見送り。 ここから先の復路は次週のレポートでアップします。

 



 
 


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