カモフラージュの仕方

2010年7月17日(土)

どうやってブルーリングオクトパスと2匹のカミソリウオを一枚の写真におさめるかって? 😳
簡単!簡単!!
フィンとマスクを付けて、バンガローから2、3m先のハウスリーフのシーグラスエリアでシュノーケリングをするだけで撮れちゃうのです。

Pictures: Adam Middlemass. Wakatobi, March 2010
Location: Wakatobi







このカミソリウオとブルーリングオクトパスの写真はダイバーではなくシュノーケラーが撮ったものだと、みなさん信じられますか?
しかもバンガローの目の前ですよ! 💦



では彼らはどうやってカモフラージュしているのか?

カミソリウオは、頭を下にした逆立ち状態で通常泳いでいるが、まれに移動する時に頭が上の状態で泳いでいるのが見られたりする。シーグラスエリア(藻場)でメスとオスのペアで見られることが多く、メスの方が通常大きい。彼らは逆さ状態で、藻場・砂地に住む小さい海老や蟹を吸い上げエサとしている。

口先は管状で、背びれは第1背びれと第2背びれに分かれ、腹びれは大きく、メスには卵を保護するための袋がある。そして時折糸状の藻が体に付いていることもある。カラーバリエーションは、明るい緑、緑がかった茶色、茶色、赤茶色、灰色、黄色などがある。いくつかの個体に濃い黄色やオレンジの模様があったり、ピンクの藻が斑点のように付いていることもある。

このように生息している場所にとても似せているためカモフラージュ上手なのです。💕


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