2016年10月15日〜 モルディブサファリ 王道コース

2016年10月23日(日)

      
      写真提供: 東善夫さん



6月末からスタートした2016年の雨期シーズン、17航海目は17名様で出発です。

今週は雨模様からのスタートです!
どんなステキな出会いがあるのでしょう、、、!

旅の写真とログはこちらです



      
      Photo: Ms.Shoko Yamasaki



10月16日  くもり時々雨

1本目 MAAGIRI ROCK  マーギリ・ロック  北マーレ環礁

 人気のマーギリでチェックダイブです。
 キレイな砂地にエントリーすると、15枚のイトマキエイが優雅にはばたいていました。
 深場の根のトップのヨスジフエダイの群れの密度はいつ見ても見事です。



2本目 LANKAN REEF  ランカン・リーフ  北マーレ環礁


      
      Photo: Ms.Shoko Yamasaki


 今週は一目に11枚のマンタ!
 行き来しているマンタはおそらく20枚ちかくいました。



3本目 KANDUOIYGIRI  フィッシュ・タンク  北マーレ環礁

 魚工場の前の砂地ポイント。
 今日は15時くらいに工場の前から大量のキハダマグロの頭とおろされた胴体が投入されました。
 たくさん釣れたのでしょう。
 数十枚のウィップレイ、何十匹ものメタボなウツボ、世界一かもしれないほどぐっちゃり群れるムレハタタテダイたちが、人目も気にせずマグロにむさぼりつきます。



10月17日 おおむね雨

1本目 VELASSARU REEF  ヴェラッサル・リーフ  南マーレ環礁

見られた生き物: レモンメレンゲ・ラス  ポーキュパイン・レイ  ツートーン・ピューラー多  モルディブスポンジスネイル  インディアン・バナー  インディアン・ティアドロップ


 ここから5時間ほどかけて、アリ環礁最南端のジンベエサーチエリアに移動します。




2本目 LUX OUT REEF  ラックス・アウトリーフ  アリ環礁

 ジンベエサーチエリアでのダイビング。
 ジンベエザメにこそ会えなかったものの、マダラトビエイが数枚うろうろしてくれたり、パウダーブルーサージョンフィッシュの大きな群れを見ることができました。


 本日は2ダイブで終了です。
 明日はジンベエザメに会えますように。 





10月18日  雨 時々くもり


1本目 KUDARAH THILA  クダラ・ティラ  アリ環礁

 黄色い絨毯を敷き詰めたようにこの隠れ根を覆う、ヨスジフエダイの大群は圧巻です。
 沖側では、アジやマグロの群れたちが、タカサゴ類の群れをハンティング。
 その下をグレイリーフシャークたちがウロウロして、たまにダイバーに大接近してくれました。

 

2本目 LUX OUT REEF  ラックス・アウトリーフ  アリ環礁
3本目 LUX OUT REEF  

 雨に伴う風も強く、水面が荒れてしまい、広い範囲でのジンベエサーチをすることができません、、、。

 明日こそは、、、!




10月19日 くもり→晴れ→雨→くもり雨くもり雨くもり、、、、


1本目 DHIDHDHOO OUT REEF  ディッドゥ・アウト  アリ環礁

 風向きが変わり、やっと船足を伸ばしてジンベエザメを探すことができます!
 やっとです、、、!
 好機と判断し、他のボートも一斉に外洋側へと飛び出します。

 1本目、ジンベエには会えず。
 しかし、異常に良い透明度のなかを、早朝気持ちよくドリフトダイビング。

 ここから母船でジンベエサーチです。
 チャンスはあとわずか、、、!

 
 雨が去り、海面が穏やかになると、徐々にリゾートからのドーニたちもサーチエリアに増えてきます。

 他のボートでもいいから、どこかジンベエを見つけて、、、!
 と願いながら、水面と、他船たちとを交互に凝視していると、我々のボートの目の前にゆっくりと黒い塊が浮上してきました、、、!

 「フェフリヒ!!!(ジンベエザメ)」

 でたーーーーー!!!

 頼むからそのまま水面にいて!!!
 全員に見せて!!!

 興奮し慌てながらも、全員がジンベエのそばにエントリー成功です!!

 そしてここから18分間、ジンベエザメと並走することができました!!!



      
      写真提供: 東善夫さん



 一瞬の晴れ間をついたジンベエザメとの出会いでした。

 この18分間だけでした、、、!

 ここまで長かったー、、、!!

 みなさん、お疲れ様でした!!!



      
      写真提供: 東善夫さん



 感動の涙も見られました。


2本目 DHIDHDHOO OUT REEF  ディッドゥ・アウト  アリ環礁

 バショウカジキ!!!


 結局、ジンベエザメの登場はあの数十分のみでしたが、あのエリアにいた200人くらいがゆっくりジンベエザメと泳ぐことができたはずです。

 ここから、アリ環礁内を北上します。


3本目 LHA MIYARU GAA THILA  ラ・ミヤル・ガア・ティラ  アリ環礁

 ラ(子)ミヤル(サメ)ガア(コーラルブロック)ティラ(隠れ根)の名の通り、きっとこの辺りで産まれていると思われる小さいホワイトチップシャークが多いポイントです。
 そのほか、ツバメウオの群れや、バラクーダ、オオメカマス、ギンガメアジ、ホシカイワリの群れを見ることができました。


      
      写真提供: 東善夫さん




      
      写真提供: 東善夫さん


 
 今夜は少し早めに夕食を済ませ、後部デッキでライトを点けてマンタを待ちます。


 19時頃、マンタ登場です!


      
      写真提供: 東善夫さん


 20時にエントリー、2枚のマンタがぐるぐると補食を繰り返してくれました。



10月20日 くもり 時々雨  


1本目 FISH HEAD  フィッシュヘッド  アリ環礁


      
      「カメと私」撮影中



      
      「カメと私」


 とにかく魚影の濃い、リクエストNo.1ポイントです。
 以前は漁師たちがこぞって訪れ、それに便乗しフカヒレ狙いのサメの乱獲が横行してしまいました。
 このまま乱獲が続き、生態系に影響がでてしまうことを懸念し、1980年代に海洋保護区にしていされ、レクレーショナルダイビング以外の目的でこのエリアに入ることが禁止されました。
 いまでも変わらず魚影は濃く、サメたちも数は増え続けているように見えます。


      
      写真提供: 東善夫さん


 珍しく英名のついているポイントですが、ローカルの名前は、
 「MUSHIMAS MIGIRI THILA」 ムシマスミギリ・ティラです。
 ムシマスミギリという島のすぐそばにある隠れ根で、実際「ムシマス」と呼ばれるクサヤモロのような魚たちが群れています。
 漁師たちがムシマスを釣ると、途中でサメやロウニンアジ、イソマグロたちにかじられ、魚の頭しか釣り上がりませんということで、
 「フィッシュ・ヘッド」と呼ばれるようになったそうです。
 ムシマスミギリ島にはドーニミギリという高級リゾートがあったのですが、現在は「サファリ・アイランド」というリゾートの島になりました。
 


      
      東善夫さん




      
      写真提供: 東善夫さん



      
      写真提供: 東善夫さん



2本目 BATHARAA MAAGAA KAN THILA  バタラ・マーガー・カン・ティラ  アリ環礁

 先週グレイリーフシャークが大当たりしたこのポイント。
 今週は、速い潮が入っていましたが、目の前をぐるぐるしてくれるサメたちのほか、マンタも我々の頭のすぐ上を旋回してくれました。


 ここから北マーレ環礁へ戻ります。




3本目 KUDA HAA  クダ・ハア  北マーレ環礁

 4、5年ぶりのクダハアです。
 ムレハタタテダイやハナダイたちが驚くほど増えていて、竜宮城のようなファイナル・ダイブ。
 しかし、だいぶ強い潮が入っていました。


 皆さま、1週間ありがとうございました!!

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