2009年8月20日現地ログ

2009年8月21日(金)

8月20日 天気:雨・曇り🌂 気温:29度 風:強い時もある
ダイブサイト:アーチス 水温:29度 流れ:弱い 透明度:15m
 

DIVA MALDIVESのあるサウスアリアトールは、ここ最近風が強く、時々雨も降ります。
1週間ほど前まで3週間ぐらい晴天が続いていたせいでしょうか、降らなかった分今週丸一週間雨☔ばかり降っています。

だけど、こんな天気にもかかわらず、ジンベエは8月18日、19日、20日と毎日出ています💕
今日の朝は曇り空の中船をDHIDHOOコーナーまで走らせたところで、
水面に、何か大きな影を見つけ、目で追うと、ジンベエの尻尾が水面から飛び出していました。
かなり、波もあったのですが、早く準備ができたゲストだけ、水面に飛び込んで、ジンベエを見ることができました。

そして、午後のダイビングサイトはアーチス。
アーチ状のスイムスルーが何個かあるポイントで、魚影も濃く、時々マンタも出てくるときがあります。

今日はほんとうにびっくりした事があり。
このポイントで初めて黒いフロッグフィシュ(カエルアンコウ)を見ました。
この島に来てから3年半、人気があり、面白いポイントなので、何百回と潜っていますが、初めて見つけました。

泳いでいると他のインストラクターに出会って、
ゲストが撮った写真を見せると、連れて行ってくれとお願いされ、
またもとの場所に戻り、教えてあげると、腕を上げて喜んでいました。

今週は日本人のゲストが何組かお越しいただいていて、運のよいゲストは2回もジンベエに遭遇しています。

今週はあんまり天気がよくありませんが、ゲストのみんな、ジンベエにあえて大喜びです。

木野村 りさ


2009年8月9日~14日モルディブサファリログ

2009年8月17日(月)

8/9/09 第1日目
位置北マーレ POIN T MaagiriRock 天候☀ 水温29℃


 昨日から風が出て、所により波バシャバシャ。空はまだ明るい色をしているけど今週は天気が崩れそう😭。
いつもは穏やかなこのポイントも根の西向きのエリアがバシャバシャ風波が起こっている。
潜ってしまえば穏やかな海。緩い流れの中を降りて行く。
白い砂地で黒い点の無いガーデンイール、スパゲッティーイールが盛大に体を延ばしてウニャウニャ体を曲げながら白い林を作っている。
ドラキュラシュリンプゴビーを指していたら何故かすぐ脇にゲストが降りた。小さいから何を指してるか分からなかったんだろうけどね。
水面が荒れる西側を避けて東を目指して移動。いつもよりもたっぷりと群れたムレハタタテダイを見ていたら、
ゆったりと大きめのイソマグロが浅い砂地までやって来てゲストの側を通って行く。

位置北マーレ POINTLankan Reef 天候☀ 水温29℃

 とても調子のいいとは言えないランカンリーフのマンタポイント。
先週は盛大に大きなマンタが登場してくれたけど今回は透明度がいい。
常連のお客さんも潜って瞬間「アー出ないな」って思ったと言ってた程。クリーニングロック周りで根待ちを始める。
沖側を見ていると小さい沖側のリーフの段差の向こうから白い棒がピョンと立ち上がっている。
あれはマングローブウィップレイの白いシッポ。どこかの外人チームに悟られないようにゲストを集めて密かに移動。
1枚かと思っていたけど少し沖側にもう1枚寝ていた。タイマイの食事などを見て時間をつぶして待ってみたけどマンタ出て来ませんでした⬇。

位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候☀ 水温29℃

やや濁り気味の外洋に面した壁沿いに南下して行く。流れもゆるゆる。
大量のハナダイとアカモンガラがヒラヒラ舞う中進んで行く。大きなナポレオンが登場🎵
ホワイトチップがピューッと泳いで行く。なんかパッとしないな。ギンガメの群を探してチャネルを少し入ってみる。
いない。1人のゲストのエアーがやや早い。戻り道は間に合わない。このまま奥に流しちゃお。
奥に進むに従って何故か透明度が上がって来る。先のリーフの斜面を川の様に泳いで行く小ギンガメを発見。
こちらに驚いたのかスピードアップの群はギラギラでした😁

8/10/09 第2日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☁ 水温29℃


 今週はシフトを変えてマウルーフ1人を先頭に全員で1つの大きな群を作り、
僕と的場さんは後でバックアップ。天気はくもり。黒い雲が張り出している。いよいよ天気は崩れそう。
潜り始めて5分程、上の方に大きなサワラが1匹漂っている。見られたのはこのサワラだけ。
 ダイビング後の移動が始まるころ、重くなった雲はついに耐えられず☔をこぼしだす。
見渡せばあちらこちら切れ切れに雨が降っている景色が見える。気分とともに暗い空。

位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候☁ 水温29℃

 タイミング良く☔は上がり。ここんところ好調なカルティラへ。
潜降して行くと大量に群れるクマザサハナムロで前が見えない。リーフの下の方にはホウセキキントキがたくさん群れている。
流れの上手側をフュージュラーの群れの右端から左端にゆっくりと移動して行く。
ちょっと数が減ったけど今日もイソマグロが群れて登場。
イソマグロが勢い良く群に突っ込んで来ると一拍置いてグレーリーフシャークが4〜5匹深場から根の側に泳ぎよって来る。
根の上では子供のホワイトチップがフラフラ泳ぎ回っていた。でも、今日のイソマグロの数とより具合は先週より弱めだったかな😢

位置アリ環礁中東部 POINTFish Head 天候☁ 水温29℃

 2本目も潜り終わると雨。でも、移動していると雨はやむ。
ここでもポイントに着く頃は雨はやんでいる。エントリーすると回りにはイエローバックフュージュラーの黄色い壁。
群の中を抜けて根に着くとカスミアジの群がクマザサハナムロを追い込みハンティング中。
根の上手でナポレオンの登場を待つ。なかなか出て来てくれないな。
3チームの右端にいた僕のチームはそのまま根を右回りに探しに行く。
この頃、実は左側にナポレオンが出ていたらしい。何となく長丁場を覚悟して浅めに深度をとって移動。
大きめのタイマイが人の接近を気にする様子も無く食事に夢中。主役はどこだ。
ヨスジフエダイの住むオーバーハングを過ぎて1周が終る。仕方ない😢カスミとクマザサの戦いを見て楽しもう。
主役は出所をはかっていたのか後からやっと登場。


位置アリ環礁中西部 POINTRaddhigaaHouseReef 天候☁ 水温29℃

 3本目の終了間際からの土砂降りを抜け出して、環礁に西に移動。雨は降ってないけど☁。
でも、これから夜にかけて振り始めるだろう事は明らか。スノーケルも、上陸して遊ぶのも諦めて、
意外にたくさん追加ダイブに参加してくれた。でも、ここって大物は先ず出ない。
マッタリ珊瑚とスズメダイ、珊瑚とエヴァンスアンティアス、珊瑚に乗ったアカメハゼを見て行く。
景色を楽しむ感じ。日差しがもっと有ればね💦とはごもっともです。

8/11/09 第3日目
位置アリ環礁中西部 POINTReethi Thila 天候☁ 水温29℃


 今日はジンベエサーチが有るから晴れて波も風もおさまって欲しかったけど、そんな気持ちは自然にはまるで通じず、日の出頃は土砂降り☔。
ポイントに着く頃には白い雲も増えて少し明るくなった。
根沿いに泳ぎ始めるとポツリポツリとグレーリーフシャークが深い所を通過して行く。なんか魚が少ない。
大きな群が見えて来た。ツバメウオがたくさん固まっている。群と暫く遊ばせてもらう。
次第にフュージュラーも増えて来てイソマグロもちらりと姿を現す。カスミアジは忙しそうに泳ぎ回る。
テーブル珊瑚を見に根の上に出るとイエローバックやクマザサが大量に根の上を移動している。
ノコギリダイも群れている。5m辺りの根の上が一番にぎわっていた。

  ジンベエサーチその1🍀

 🌂、風、波あり。余りジンベエサーチにはいいコンデションではないけどそんな事は言っていられない。
暫く進むと先の方に2隻のドーニが止まっている。キャプテンもマウルーフもゴーな気分。
合図の笛を鳴らして船はスピードを上げる。みんな後部ローデッキに下がった頃、まだ上で様子を見ていたらボートのすぐ横を横切って行くジンベエザメ。スピードの上がったボートはすぐには減速できない。取りあえず飛び込んで追跡してみるボートのたてた泡で中は真っ白💦。
視界0。反対方向に進むジンベエとすれ違ってしまったので距離が開き過ぎたのか。発見できなかった😭


位置アリ環礁南部 POINTHoliday Out 天候☁ 水温29℃

波が大きくてドーニへの乗換が大変なので一度、内海に帰ってドーニに乗り移って仕切り直し。
西へ進んで行くとスノーケラーたくさんとドーニが見える。チャンスだ。ダッシュだ。急いで準備だ。
ドーニとすれ違い。スノーケラーを追い越して回り込む。なんだかスノーケラーの泳ぎが静かになった。
ジンベエは潜ってしまったのか。先頭を泳いでいた人が沈んだよとゼスチャーを送っている。
全員準備は万端、器材は付けてるし、諦められないこのチャンス。試しにどっち行ったか、ゼースチャー。
沖とかに逃げたんだったら分が悪いけど。どうやらリーフ沿いにこっちに向かって逃げたようだ。まだ望みはある。
ゴーでしょ。ちょっと沈んでスノーケラーがいた方を見つめる。下を見る。いた!
白い砂地の上に巨大なオタマジャクシのようなシルエットが浮かんでいる。
ベルを打ち鳴らし追跡開始。砂地から上り坂のリーフを伝い上がって行くジンベエザメ浅い深度を泳ぎ始める。追跡10分。お疲れさま🍵



  ジンベエサーチその2🍀

 昼食後も、最初からドーニで出発。マーミギリ島の外海に出る。波が段々高くなって来る。
真っ黒い雲が前から接近して来る。雨がパラつき始める。こりゃダメだ。ターン、ドーニをアリ環礁南東のエリアに進める。
アッと言う間に豪雨の中に飲まれて海面はしぶきで真っ白になる。
2つのチャネル沖を通過すると島とリーフのビハインドに入る事ができて風も波もおさまり、雨も止む。
これなら探せる。リーフ沿いにゆっくり進んで行く。カジキがすぐ近くで一瞬海からヒレを出す。穏やかだけどジンベエの影は無い💦

位置アリ環礁南部 POINTAri Beach out 天候☁ 水温29℃

 沖の中層青い水の中を進む。左側壁沿いから的場さん、マウルーフ、僕の順。ジンベエじゃなくてもさっきのカジキが出ないかなとか。
思いながら流して行くとスレートでこれつまらないって書かれた。うーん25分過ぎ。仕方ないから左2チームの後を通って壁上の浅瀬に移動。
しばらくすると沖側マウルーフのベルの音。ここからじゃ間に合わないか。イルカの群がいたらしいよ。
 内海側に泊めてあるボートはリーフを大きく回り込まないと帰れない。外海の移動は当然ジンベエを探す。
居たのは小振りなマンタが1枚。スノーケラーゴー。アゲインストを逆らって進むマンタを追うのは大変だった💨

8/12/09 第4日目
位置アリ環礁南東部 POINTKudarh Thila 天候☁ 水温29℃


又今日も朝は☔。ダイビングに行くときは☔が止むのはまだ恵まれいてるんだろう。
ちょっと流れが速い中エントリー開始。魚の群を見て根の位置を大体把握。上を見てチームのメンバーが揃うのを待つ。
後2人。カンカンカンと音がする。他のガイドじゃない。取りあえず全員入ったのを見て1人泳いで行くゲストを追う。
なんかイルカが居たみたい。残念💨根の周りはクマザサをハントするカスミアジとロウニンアジが泳ぎ回り。
ヨスジフエダイも相変わらずたくさん群れている。クダゴンベもベンテンコモンエビもハナダイもにぎやかで楽しかった。

位置アリ環礁南東部 POINT VilamendhooThila 天候☁ 水温29℃

深場の小さなオーバーハングの中にインディアンバタフライが居る。珍しいって言ってたのに暫く進むともう1匹いた。
沖側を眺めながら根沿いに進む。大きなギンガメが群れている。外に向かって少し寄ってみると群って言う程たくさんは居なかった。
根を廻り込んで行くとマダラトビエイがヒラヒラと舞って行く。根の上でクマザサハナムロ集めて遊んでいたら巨大なロウニンアジが
まっすぐこっちに向かって突進して来る。大きいし正面だしで始めは何だか分からなかった。

位置南マーレ環礁 POINTMedu Faru 天候☁ 水温29℃

 クマザサは盛大に群れているのにイソマグロは来ない。アウトカレントも次第に弱くなってロウニンの群も期待薄になって来た。
青いハナヒゲウツボが元気に顔出してくれていてちょっと助かった。大きなナポレオンもやって来る、
すれ違いにホワイトチップも登場して来る。肝心のロウニンアジの群はやはり今日は無理か。
2、3匹チョロッと見かけるぐらい。外側に近づくに連れて透明度が上がって来る。外壁沿いに群れるクマザサも又盛大だった。

8/13/09 第5日目
位置南マーレ環礁 POINTGuradhoo Corner 天候☀ 水温29℃


 今日はインカレントミディアム。期待値が上がる。天気も雲は多いけどまぁ☀って言ってもいいでしょう😊
沖側にエントリーしてクマザサの中を漂いながら全員が入って来るのを待つ。
みんなが降り始めて壁に近づいてコーナーを目指して泳ぎ始めるとトップリーフを越えて大きめのマダラトビエイが1枚優雅に登場。
距離を少し保ったまましばらく壁沿いを一緒に泳いで行く。トビエイがスピードアップして見えなくなると入れ替わりに大きなナポレオンが登場。
サイズが有るから余裕なのか人が居ても余り気にしてないみたい。でも、これじゃいつまでも深場の根待ちに入れない。
ムレハタタテダイの小さな群を素通りして先に2チームが止まっている根にすぐ後を通過しながら一番先側に到着。
大きなグレーリーフが1匹、遠目で泳いでいるのが見える。側をうろつくホワイトチップが5匹程。
きっとさっきのと同じ個体のマダラトビエイが1枚ホバーリングし始める。大きな銀色ボディーを光らせながら2枚イトヒキアジが通過して行く。
壁沿いにドリフトして行く。ドーニでチャネルを抜けて来る時イルカが居たから最後に遭遇できるかと期待しつつ壁沿いから離れて最後の数分にかけてみる。そろそろイルカのいた辺り。もう諦めようと思った所で後方、深い所から2匹の大きな物体が見えて来た。
そのすぐ後を密集して泳いで来る固まりも見えた。鳴き声もたてずにひっそりと泳ぎ去ろうとでもしていたんだろうか。
静かにくっきりはっきり真下を通過して行くイルカの群。50は言い過ぎ。でも、30〜40頭は居たみたい。超ラッキー、超ハッピーでしょ⭐



位置南マーレ環礁 POINTMiyaru Faru 天候☀ 水温29℃

 超ラッキーの次は思ったより早く流れの変わってしまった。コーナーポイント。
しかも予定した場所のアケボノハゼは見つからない。暫く頑張ってやっと2匹見つける事ができてちょっと安心。
でも、これで頑張って泳いでもなんか何もなさそうな穏やかなノンビリした海。
じゃあ、ノンビリ棚上に上がって穏やかに固有の魚を見て行こう。マダガスカル、イエローヘッド、コラーレなどのチョウチョウウオ。
地味だけど固有のスズメダイの仲間ツートーンピューラー。青と黄色のエヴァンスアンティアスの群は綺麗だった🎵

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☁ 水温29℃

 天気は思いっきり下り坂。しかも戦績不良のランカンリーフ。何も考えないように欲しがらず無で行こう。
エントリーが全然終ってないのにいきなりモブラが10枚群れて泳いでいる。
ゆっくり大きく8の字を書いて泳いでくれたので遅れ気味の人も足の遅い人も堪能させてもらいました。
仕切り直してチーム毎に固まりを作ってクリーニングロックの回りで待ち体制。ロックの反対側で合図が鳴る。何も来ない💦
様子見に行っても何も居ないし。後で聞いたらマンタが来たらしいけど着底しなかった人が居たらしくて逃げ去ったらしい。改めて待つ。
時間が経つと周りを少しうろつくのも仕方ない。そんな時間帯に流れの上手、つまり僕が陣取った方から2枚の大きなマンタが登場。
ベルをチリチリ。周りをキョロキョロしてしまって下に降りる事を忘れているゲスト。君たちの後から大接近なんですけど。
焦って思わず降りて、降りて、着底、着底って大声で叫んでいた。これはきっとラストチャンだもんね😊
なんとか間に合ってクリーニングロックで気持ち良さそうに掃除してもらうマンタ。大きく胸を広げてホバーリング。暫くグルグル根周りを回ってくれました。



2009年8月4日現地ログ

2009年8月11日(火)

8月4日 天気:晴天☀ 風:弱い 気温:30度 水温:29度
ダイブサイト:ボドゥフィノールティラ 流れ:弱い 透明度:25m

今日はゲストからのリクエストがあり、遠出をしてボドゥフィノールティラまで行って来ました。
このポイントは、サンアイランドと、コンラッド(ランガリ)の間あたりにある島で、そこのアウターリーフに丘のようなティラが水深30Mのところにあります。
このポイントはジンベエも狙うことのできるポイントで、何年か前にジンベエ6匹に10匹以上のマンタが一緒に群れて泳いでいたこともあります🌷

朝9時に出発し、1時間半かけて、このポイントに到着しました🐾
朝は満潮から干潮になる時間帯だったので、ジンベエはどうかなー?確立が低いかもしれないと思いながら、マミギリ、ホリデイ、サンアイランドのアウターリーフをボートからジンベエ探しながら出発しました。

10時ごろマミギリあたりで、2艘の船が見えてきました。よーく見るとスノーケラーもいるようで、ジンベエかなと期待しつつボートを近づけると、すでにジンベエは去った後のようで、ビラメンデゥーからのボートキャプテンが、手信号でジンベイがいたことを教えてくれました。

そしてポイントに到着し、ダイビング開始です。
今日は波(サーチ)もなく透明度も抜群です🎵

一気に水面から水底の砂地まで泳ぎ、ティラに到着すると、私たちの到着を待っていたかのように、2匹のイーグルレイが私たちに向かってきました。流れもなく、ゆっくりティラの上を泳いでいると、今度はモビュラーが2匹現れ、かなり間近まで寄ってきました。
DECOがそろそろ出そうなので、リーフに戻ろうとすると、なぜかこのモビュラーたちも私たちの後を追ってきます。
この2匹のモービュラーはダイビング中、しばしば私たちの前に現れては遠くに行ったり、私たちに興味があるようでした。
ダイビングは深いダイビングだったので、エアーの消費も激しく、40分で終わりましたがかなり満足がいくダイビングでした💕

ダイビングが終わったら、もちろんジンベエサーチです。
出発してすぐにボートキャプテンが『WHALE SHARK⚠』と叫んでいます。
船を止め、船のサンデッキに上り、通り過ぎてしまったジンベエの捜索開始です。
30M後方を見ると、水面に黒い影が見え、船を近づけてみると、3mの小型のジンベエがボートからもはっきりと見ることができます😄

急いで準備し、今日もジンベエと優雅にスノーケルしました💕
今回このジンベエを見た日本人のゲストは、3日間3ダイブという、のんびりダイビングでしたが、この短い期間にジンベエ、マンタモビュラー、レオパードシャーク、イーグルレイを見た幸運🍀の新婚のご夫婦でした。

天気が3週間ほど雨も降らずよかったのですが、ここ最近風が強くなりつつあります😣⬇

2009年8月2日~8日モルディブサファリログ

2009年8月10日(月)

8/2/09 第1日目
位置北マーレ POINTMaagiri Rock 天候☀ 水温29℃


 ムレハタタテダイの大きな群に囲まれながら水中へ降りて行く。
昨日から、ちょっと雲が増えて来て怪しげだけど、今はまだ☀。砂の斜面を移動しながら深場を目指して行く。
砂の中から顔だけ出しているモンガラドオシが3匹。砂から出ていると言えば黒い点の無いガーデンイール、
スパゲッティーイールが今日も盛大にニョロニョロと砂から伸び上がっている。ロックの周りでヨスジフエダイや根つきの魚を見ていると、
大きなイソマグロがゆっくりと大きく一回り。しばらくするともう一回り。すごく近くをもう一回り。

位置北マーレ POINTLankan Reef 天候☀ 水温29℃

 絶不調のマンタポイント😭こんな時は行くのも気が重いがマンタにチャレンジしない訳には行かない。
一応サンライトティラの側にボートを泊めてドーニで出発。水面からマンタの影を探してみるけど何も無い。
そのままランカンリーフに移動していざダイビング開始。クリーニングロックまでの斜面沿い。
マンタはいない。ロックの側で待機に入る。結構すぐに1枚登場。取りあえずホット一息。
すぐに2枚でマンタが戻って来てクリーニングに入る。久しぶりにノンビリとマンタを眺められて
良かったと思って見ているとロックの向うから更にマンタが登場。今度は巨大なのが6枚まとまってやって来た。ラッキー✌



位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候☀ 水温29℃

 色々な所で細かいタイムロスが出てダイビング開始はpm5:00。外壁に出て行くと暗くなり始めた
深めの棚にアケボノハゼがツンツンとホバーリング。
でも、いきなりギューンて接近されて巣穴に引っ込んでしまった。
モニターだけで見ていると実際の距離が分からないから寄り過ぎちゃったのかな😢はぁー。
外洋面は意外に静か。浅めに深度とって長い岬型のリーフの先端を目指す。
途中、大きなナポレオンが何か食べようとしているのかリーフの一点を見つめている。
逆立ちになったりしながらじっとチャンスを伺っているようだ。
こっちのゲストもナポレオンにカメラを向けて足が止まる。
少し先に、薄くギンガメアジの大群が見えていたけど止まっているうちに消えてしまった。
最後にやっと盛り上がり砂地に巨大なマダラエイ。大イソマグロもグルグル泳ぎ回る。

8/3/09 第2日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☀ 水温29℃


 潜降すると巨大なダイバーの群に出くわした。みんなで大きな1チームを作って潜るのはこっちも一緒。
このまま交差したら間違えて向こうのチームにまぎれてしまう人でも出たら大変だな💦
なんて思っていたらハンマー出現。ちょっと深い所に出ていたから見えた人は限られたもんだったけど。
あっさりハンマーが逃げてしまったからダイバーが混ざっていなくなる事も無かったのでよかった🍀

位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候☀ 水温29℃

 先週は絶好調だったカルティラ。今週も期待値が高い。
リーフに沿って流れの上手に向かって泳いで行くとグレーリーフが2匹正面から根沿いに泳いで来る。
岩陰に見えなくなったサメを確認しようと顔をのぞかせたらサメと鉢合わせしてしまった。
近過ぎちゃってびっくり😄次第に濃くなる魚影。
ホウセキキントキの群を下に見つつ泳いでいると大きなイソマグロ20匹の団体さんが登場。
何度もっていうか、終わりまでずっとイソマグロの群はウロウロし続け、
下からグレーリーフシャークが何匹も根の側に接近しては消えて行く。飽きる程にイソマグロ👌



位置アリ環礁中部 POINTMaaya Thila 天候☀ 水温29℃

 久しぶりにやって来たマヤティラ。下側の砂の斜面に大きいホワイトチップと小さいのが
2匹寄り添うように寝ている。イソマグロとロウニンアジがイエローバックフュージュラーの群の
手前で泳ぎ回る。根からちょっと離れているイエローバックフュージュラーの群に近づくと
下にグレーリーフが2匹泳いでいたけど、ちょっと遠過ぎ。すぐにいなくなってしまって残念😣
ちいさな離れ根で大きなクダゴンベが3匹。ヤギの中でじっと潜んでいた。

8/4/09 第3日目
位置アリ環礁中部 POINTFish Head 天候☀ 水温29℃


 流れゆるい。水は青く澄んでいる。
飛び込んだ周りにいるクマザサハナムロの青も綺麗にきらめいている。
気持ちいいのでイエローバックの群に飛び込んで行く。青と黄色に囲まれてこれもまた気持ちいい。
暫く遊んでいてもナポレオンさんは現れてくれない。探しに行った方がいいかなと思い始めた所でナポさん登場。
いつものように馴れ馴れしく間近まで迫り来る厚い唇🎵
根の上ではカスミアジがチームワーク良くクマザサを追い込んで捕食のチャンスを伺っていた。

位置アリ環礁南部 POINTLhamiyarugaaThila 天候☀ 水温29℃

 クマザサがザーザーと泳ぎ回っている。ホワイトチップが砂地で寝ている。
もうこんな景色には見慣れて来たのだろう。みんな反応が冷静。
裾野が広い砂の斜面でできた根をグルリと廻っていくと、
ヤギの枝に隠れてノコギリダイの幼魚1cmが2匹。突然、深場から群がバーッと上がって来た。
イエローテールジャックとホシカイワリが一緒に群を作って泳ぎ回る。
 リーフの影にタテジマキンチャクダイの幼魚がヒラヒラと隠れ家の穴の前で漂っていた。

位置アリ環礁南部 POINTBulhaaLohiThila 天候☀ 水温29℃

 ちょっと速い潮が当っている。クマザサハナムロが川の様に泳ぎ回っている。
キンギョハナダイ達は流れに飛ばされないように泳ぎながらリーフをオレンジ色に染める。
流れに吹き飛ばされつつ大きい穴に入って行くと大きなウミウチワにクダゴンベが
ピタッと張り付いている。床の亀裂を覗いてみると2匹の子供のホワイトチップが隠れている。
その奥でヒラヒラとヒレを動かしているのは大きなマダラエイ。
撮影はいいけど寄り過ぎてトゲに刺されないか見ていてちょっと心配に💦


8/5/09 第4日目
位置アリ環礁南部 POINTReethi Thila 天候☀ 水温29℃


 深夜に久しぶりの土砂降りの☔が降った。朝になってみるとからり青空☀。
でも、遠く南西方面にたくさん雲が浮いている。嫌な感じ💦
 根の壁沿いに降りて行くとフュージュラーがチョボッと、イソマグロもチョロリ。
大きなウミウチワの生えた斜面沿いに進んで行くとグレーリーフシャークが1匹、
又1匹と通過して行く。小さなカンパチの群が突然こっちにやって来る。
何故か手の届きそうな近さまで近づいて1周。ゲストの間を縫うように泳いでもう一回くるりと回る。
サーッと離れて行ったと思ったら又戻って来てクルリと一回り。
 トップリーフのテーブル珊瑚を見に行くとノコギリダイの群が有る。
イエローバックも群れて珊瑚の上を泳いで行く。カラフル。

  ジンベエサーチその1🍀

 いよいよメインイベント。アリ環礁の南側を外海に出る。ちょっと波が大きい。
☁は多めだけどまだ☀かな。10分、又10分と時間が過ぎて行く。30分程経った頃、
ブリッジの中からキャプテンヤシルの合図。何でガラス張りの室内から見つけられるのか??
とにかく飛び込んでジンベエまで泳ぐ。ゆっくり泳ぐジンベエにみんなが辿り着くのはかなり簡単だった。
浅場をゆっくり泳ぎ続けるジンベエ。そのまま40分も一緒に泳げたよ✌



位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri out 天候☀ 水温29℃

 満潮タイムのジンベエサーチダイブ。ちょっと沖側の中層を泳いで行く。
タイマイが下を泳いでいる。ツカエイがピューッと泳ぎ去る。
砂地をゆっくり泳ぐマングローブウィップレイが1匹。
棚上に上がってみると緑のブダイが大きな群をなして泳いでいる。ジンベエは出ない😭
  
 ジンベエサーチその2🍀

 食事の後の2回目サーチ。波が次第に大きくなった外洋側に出たとたんジンベエの影とすれ違う。
慌てて飛び込め。急いで飛べた人のみ見られました。警戒心が強い子なのか、
人間の接近に気付くとアッと言う間に潜り始め、沖の深場へ消えて行きました。


位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri out 天候☁ 水温29℃

 引き潮の時間帯。今度は沖側に飛び出して探してみる。
壁近くを進む的場チームが見えるスレスレまで離れて泳ぐ。
壁際ではマダラトビエイが1枚出たらしい。ジンベエのみ、
イルカもカジキも出てほしいけど沖側は時折フュージュラーの群に囲まれるだけ。
フュージュラーが来る度にその向こうにジンベイが居ないかと目を凝らしても空振りでした⬇

8/6/09 第5日目
位置アリ環礁南部 POINTBoduFinoluThila 天候☔ 水温29℃


 外洋に向かってチャネルを出て行く。昨夜はまた大雨☔でした。
早朝の空は黒く雨も降ったり止んだり。ちょっと遠いポイントまでの道行きにジンベエを探してみるけど影は無い。
 リーフの斜面を流されないようにしながら降りて行く。
下の砂地を越えておき側のリーフが見えて来た。根の中央の上にマダラタルミの群が見える。
あれ、タルミのむこうにもっと大きなシルエットが見える。
マダラトビエイ10くらいとモブラが2〜3枚、一緒に群れて漂っている。
根の上でピタッと止まって見上げる。優雅にゆったりと泳ぐ姿は綺麗だけど、
段々流れに逆らって前進して行っているみたい。ゆっくり濁りの向こうに消えて行く。
 上がり際、安全停止に入ろうという時いきなり丸々と太った
イソマグロがすごい早さで泳いで来た。どうやら1匹狙われた
小魚が周りをグルグル逃げ回っているらしい。御陰で猛スピードで周りを泳ぎ回るイソマグロ。
最後はパクッと小魚を口にくわえて去って行った😳

  ジンベエサーチその3🍀

 天気は段々回復して来ているけど、昨日と同じような大きなウネリが出始めた。
暫く南側のエリアで粘って見たけれど、波が大きいとドーニや
ディンギーからボートに乗り打つ時に揺れて危ないので東よりの波のビハインドに向かう。
一転して揺れは治まったし、晴れて☀日差しも強くなる。
しかし、肝心のジンベエはご登場いただけなかった😭


位置アリ環礁南東部 POINTKudarah Thila 天候☁ 水温29℃

 空はまだ☁曇っているけど、水中は透明度がよく深い目のトップリーフも
ドーニからでもよく見える。根まで辿り着き大きいオーバーハングを覗いてみると
タイマイが1匹、ご飯中でした。ヨスジフエダイは相変わらず根を隠すようにたっぷりと群れていて
他では目立たないヒメフエダイも黄色の中ではとても目立つ。
でっぷりと太ったケショウフグが腹をタプタプ揺らしながら漂っている。
穴を覗いているとトガリエビスを掃除するベンテンコモンエビがいた。
エビは体の上を歩き回ったりエラの中に入ったりするのでみんなは何がどこにいるのって
感じで覗いていたけどなんとか粘り勝ち。掃除中を見る事ができた。でも、全員は見られなかったけどね。


位置アリ環礁南東部 POINTDhigurah Arches 天候☀ 水温29℃

 下の砂地に巨大なフライパン型の大きな影を見つけた。
しばし眺めてハゼ探しに入るが普通のダテハゼばかりが目に入る。
やっとドラキュラシュリンプゴビーのカップルが見つかった。
少し離れてもう1匹見つけてみんなが来るのを待っていたらさっきのマダラエイが泳いで来る。
よせ、よせと思っている僕の目の前、ドラキュラの真上を通過して行く。
当然、穴に引っ込むハゼ。その後もエイは丁度僕がこれから探して行こうと思っている所を
ザーッとブルドーザーが整地するように泳いで行く。ついて無い。
なんとか粘ってトールフィンも見つかったからよかったけどね。
 浅場に移動して穴を覗いているとメニーバンドパイプフィッシュがいた。
光りを当てると逃げるからライト使わずになんとか見せようとしている所、
1人離れて穴から待っていたゲストは頭上を通過するマンタを見られたらしい。


8/7/09 第6日目
位置アリ環礁南東部 POINTVilamendhooThila 天候☀ 水温29℃


 ついて無いときは有るもんだ。潜降したて下に見えた大きなナポレオンを、
ナポレオンか的な感じで余り相手しなかった罰か。なんとかワイドなものを見つけようと
思って頑張っても出ないときは出無い。根をグルッと回りながらクマノミの卵見つけた時、
マウルーフが変な動きしてるからゲストがダッシュ。
根から少し離れた所を7枚程のマダラトビエイが舞っていた。
でも、なんとか見えるか見えないかの距離。1人のゲストは気付くのが遅れて出遅れているし、
根に沿いで待っている間に完全に見えなくなるマダラトビエイ。キャー。

位置南マーレ環礁 POINTMedu Faru 天候☀ 水温29℃

 意外に流れが弱めのアウト。これじゃロウニンの群は難しいかなと思いつつ
チェックして行くけど気配無し。2〜3匹チラッと見かけるけど見たいのはロウニンアジの群。
もう、待ちは止めだと斜面沿いにゆっくり前進。ブルーの綺麗なハナヒゲウツボを見て
又少し前進。上の方から大きなナポレオンが来た。後からベルの音がする。
チャネルの中なら大きなマンタがやって来て目の前を通過して行く。
外海に進んで行くと、ロウニンの群はこんな所にいた。大きな輝く銀色の体。
いかつい顔。集団で来ると迫力有りです。

位置北マーレ環礁 POINTKuda Giri 天候☁ 水温29℃

 今週は全乗客が土曜日下船で1日いつもより長い旅。
ゆっくり回ってみたら最後は南マーレの真ん中辺り。しかももうすぐ日暮れ時。
東よりの壁際を降りて行くとクマザサとハナタカサゴの群が次々に逃げて来る。
濁りの向こうにはカスミアジとロウニンアジがいるみたいだ。
沈船まで進むと子供のイソマグロが集団で何度も周りを泳ぎ回る。
根の反対側に出るといつもとは違ってこっちには余り魚が集まっていない。
少し下の砂の斜面にキビナゴが山を這い進む雲のように群れていてカスミアジが
突っ込んで来る度にフワッと群の形が変わるのがキレイでよかったな🎵


ぐるぐるマンタ

2009年8月8日(土)

      

 北マーレ環礁のマンタポイント、「LANAKAN REEF ーランカンリーフ」に、ついにマンタの群れが戻ってきました。

 先週までは、たまに通過マンタが見られる程度で、水中には同じように期待して来たダイバーたちが虚しく漂っていました。

 今週こそはと意気込んで、初日の2ダイブ目にランカンリーフへ。

 カレントチェックのために3点セットで飛び込むと、やはり無数のダイバーたちの泡だらけ。 「今週もか・・・。」 

 思い直して素潜りでちょっと降りてみると、いました、ダイバーたちの泡に囲まれるマンタの背中が見えます。

 一枚だけでしたが、ランカンリーフ特有の、泡に寄ってくるマンタです。

 急いで器材を装着しますが、ゲストにはそのことは伝えずに、マンタがいたクリーニングポイントへ向かいます。

 はじめ、クリーニングロックにたどり着くと、そこにマンタの姿はなく、なんとなく嫌な予感。

 しかし、今週は違いました。

 一枚現われたかと思うと、まるで申し合わせたかのように、色んな角度からマンタが集まります。

 ここのマンタは非常に大きく、3mは普通です。 そのうえ分厚い。

 しかも6枚が縦に重なったりして、久々に圧巻でした。


 マンタ様、来週もひとつ頼みますよ?

                    wtp マトバ

2009年7月26日~31日モルディブサファリ

2009年8月3日(月)

7/26/09 第1日目
位置北マーレ環礁 POINTMaagiri Rock 天候☀ 水温29℃


空は晴れ、風は穏やか、海面はフラット。天候が安定して来た感じでノンビリと船出。
みんなの様子を見ながらゆっくりと降りて行く。いつもの岩場のクダゴンベ。今
週は小さい物にもみんな食いつきがいいみたいだ😃
ドラキュラシュリンプゴビーにもがっちり食いつくゲスト達。
後を大きなナポレオンが通っているのでベル鳴らして合図。ゴビーに集中したゲストはピクリとも動かない。
みんなでじっとスパゲッティーイールを見ていると後でカスミアジの群が登場。
いつものヨスジフエダイもゆっくり眺めてからメインロックの上の斜面へ移動。
ガレ場でマックコスカーズラスを探す。今日はあちらこちらで盛んにディスプレイを繰り返すマッコス。
もっと寄れるといいんだけどこっちから寄ると遠ざかる。じっと止まっているとちょっとは近づいてくれる時もあった。

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☀ 水温30℃

 ここん所、調子の悪いマンタポイント😢透明度良くて青い水。
クリーニングロック周りで暫く待ってみたけどササムロの群がスーッと通り過ぎたり、
大きなアマクチビがノンビリ漂うばかり。待つのは止めて早々に斜面沿いを移動。
この後1枚マンタが通過したのを的場チームは見られたらしい。
リーフに沿ってドンドン進み大きなナポレオンに出会ったり、岩の隙間にオニダルマオコゼを発見したり。
棚上で大きく群れるコラーレバタフライは綺麗だった。
ちょっと足を伸ばしてモブラの群がちょっと前に出た辺りまで進んでみた。
1m越えの大きなロウニンアジが目の前までやって来てぎらり光りながら去って行く。

位置南マーレ環礁 POINTKuda Giri 天候☀ 水温29℃
 
 切り立った壁沿いに降りつつ進んで行くと壁に頭を突っ込んだままもがくタイマイがいた。
タイマイの食事は何でこんなに不用心な恰好でコミカルなんだろう。首は穴の中、
体は外でユラユラ揺れる。穴の中のフルムーンゴビーは暗いしハナダイの邪魔が有って見せるのに一苦労。
なんとか1人だけ見た所で穴の更に奥に消えてしまった。
根沿いに獲物を探すイソマグロやカスミアジの群とすれ違いながら段々深度を上げて行くと
ハナダイ達がヒラヒラ舞う岩の張り出しにイヤースポットブレニーがコケをついばんでいる。

7/27/09 第2日目
位置南マーレ環礁 POINTGuraidhoo Corner 天候☀ 水温29℃


 少し沖側にエントリーすると周り中朝日をキラキラ反射するクマザサハナムロに囲まれる。
ロウニンアジとイソマグロが不意に加速して群を切り裂く。
少し進むと大きなグレートバラクーダがアカモンガラの中でノンビリと漂っている。
グレーリフシャークとホワイトチップが深場のリーフ沿いを離れたり近づいたり。
最後に上から大きなマダラトビエイがノンビリ進んで来てすぐ真上を通過して行く。

  ジンベエサーチその1🍀

 昼食が終ればジンベエサーチが始まる。アリ環礁の外側をリーフに沿って船は更に南へ進む。
前方の2隻のボートに動き有り。3点着けて急行するボートの後部デッキで待つ。
すでに泳いでいるスノーケラー達の先頭目指して泳いで行くと、青い水の中、
浅瀬を進むジンベエザメが見えて来た。少し早いペースで南を目指して行くジンベエは
段々下へ降りて行くけど深場に姿を隠さずに進んで行く。見えているうちは諦めにくいもの。
長い休憩の後のハードな運動。ディンギーに拾ってもらってはジンベエの前で海に落ちる。
追いかける内に段々深みに消えて行く。

 そのまま最南端エリアに突入。また、前方にスノーケラーを入れているドーニを発見。
こっちが入る頃にはすでに深場に降りていてあっという間に見失う。
 ドーニの到着が遅れている。早く2本目入らないと3本目ができなくなる。
遠くに見えて来たドーニに向かってボートを反転させると浅い方に向かって行くシルエットを発見。
他に船は無し。3点着けて2階のブリッジ前から飛び込んでダッシュでジンベエを目指す。
なんとか追いついてみんなの到着をジンベエと並んで待つ。ずっと浅場をキープして泳ぐジンベエ。
みんなに囲まれても、他の船から更に人が来ても水面スレスレを泳ぎ回るジンベエザメ。
もうグチャグチャに人が入り乱れてフィンキックの泡にまみれて視界を塞がれたり、
泡の中から飛び出すフィンに蹴られたり。ジンベエが同じ所をグルグル回るから何度も
正面顔を見られた。普通は正面はジンベエに嫌がられるから回り込めないが向うから
向かって来られたら、避けようとしても向かって来られたら仕方ないよね💨



位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri out 天候☀ 水温29℃

 ドーニも着いたし早速ダイビングの準備。ドーニに乗り込むとトップリーフの奥の方で
ドーニからエントリーしている人々が見える。急いで準備して向かうとヤッパリジンベエがいる。
普通はダイバーが飛び込んで行くと逃げてしまうからみんな一斉に飛び込まないと。
急いで支度を終えて海面を見るとこっちに向かって来る大きな影が見える。
脅かさないように気持ちは静かにポチャンって入ったつもり。
さっきのスノーケリングたっぷり泳いでくれたジンベエが目の前にやって来る。
この異常に人懐っこいジンベエはどうもダイバーの吐く泡をエサと見間違えるらしくあっちの泡へ
こっちの泡へ行ったり来たり。はじめはジンベエを見失わないように泳いでいたけど
次第に泳ぐ必要も無い事が分かって来る。まるで水槽の中でジンベエと遊んでいるようなもんだ。
通りがかりのジンベエがもう1匹通過して行く。マーミギリジンベエパークって感じ。
潜り始から45分間ずっとジンベエと一緒のあり得へんダイビングでした😃

位置アリ環礁南部 POINTDhigurah Arches 天候☀ 水温29℃

 夕焼けに変わる少し前にポイントに向かうドーニ。
小振りなマンタが1枚2枚すれ違う。後半は浅瀬に上がってマンタ探すぞと宣言してエントリー。
ところが始めに見つけないといけないトールフィンが見つからない。
オーロラ、ドラキュラとなんとか見つかるけど調子悪い。焦る💦焦る💦リーピーターゲストが先に
1匹トールフィンを発見する。取りあえずいいか。なんとかトールフィンを1カップル発見。
浅瀬に上がって今度はマンタ探し。予定以上にトールフィン探しで進んでしまっているから
ノンビリ見上げながら棚上を戻ってみる。そろそろさっきマンタのいた場所かなと思って時間まで付近をウロウロ。
捕食マンタは移動するから無理かな。浮上ってドーニ待っていると水面を泳いで行くマンタを発見。
慌てて潜り直して追跡。取りあえず見られて良かったね。
ボートに帰る前に日が沈むまでマンタスノーケリング。小振りなマンタが4枚見られた。


7/28/09 第3日目
位置アリ環礁南部 POINTKudarah Thila 天候☀ 水温29℃
 
 黄色く根を隠すヨスジフエダイの群を横目に見ながら流れの上手を目指す。
大きなオーバーハングの下に大きなグレートバラクーダの影を見つけたけど、
向うもこっちを見つけるのも早かったのか、アッと言う間に消えて行ってしまった。
まぁ仕方ないと進んで行くと、イルカの声が聞こえて来る。
潜り始から聞こえていたけど今度のは、はっきりとイルカの声だ。
クマザサ見てもハナダイ見せてても気になるのは声の大きさと上ばかり。
声が大きくなるたびに見えるかもしれないと周りをキョロキョロ。結局、夢だけ見させてもらいました。😵

位置アリ環礁南東部 POINTVilamendhooThila 天候☀ 水温29℃

 少し北上。流れは緩いアウトカレント。クマザサハナムロの固まりが無い。
ヤギの隙間に可愛い子供のノコギリハギが隠れている。
大きな岩にの穴にクロスジギンポがヒョコヒョコ顔を出したり引っ込めたり。
中くらいのナポレオンが岩の隙間に逃げ込んだ何かを引きずり出そうと口を当てて粘っている。
その周りにカスミアジがおこぼれに預かろうとナポレオンにぴったりくっ付いて岩の周りをぐるぐる回る。

位置アリ環礁中西部 POINTReethi Thila 天候☀ 水温29℃

 今日は西からの緩い流れ。切り立った壁沿いに降りて行くとクマザサハナムロが
ビュービューと泳ぎ回っている。不意に大きめのイソマグロが間近を通過して行く。
もう1匹、又1匹と群を突き破り現れては消えるイソマグロ。
根沿いにドリフトして行くとグレーリーフシャークが濁りの向こうから登場。
ドリフトして行くと真正面から目の前にもう1匹グレーリーフシャーク登場。近過ぎちゃってびっくり😰
ケーブを覗いてみると奥の亀裂の中に大きなマダラハタがじっと隠れていた。
外からタイマイが降りて来て岩陰でじっと身を潜める。トップリーフの珊瑚眺めながらドリフトして行くと
ノコギリダイがテーブル珊瑚の上で大きな群を作っていた。


7/29/09 第4日目

位置アリ環礁中東部 POINTFish Head 天候☀ 水温29℃


 根に辿り着いてクマザサハナムロとイエローバックの群を見ながらどっち方向に行こうかと
考えているとナポレオンに足止めされた。勝手にやって来たナポレオンは
ゲストの周りをウロウロ、ウロウロ。大きなイソマグロも根回りを泳ぎ回り、ロウニンアジが
クマザサの群の中を泳ぎ回る。根の周りに散っていたフュージュラーは段々密度濃く集まって来て、カスミアジが集団でアタック。


位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候☀ 水温29℃

 飛び込んだ瞬間から周りはクマザサの嵐だった。下には渦巻くギンガメの群も見える。
イソマグロが集団で根のすぐ近くを泳ぎ回る。間近でいきなり猛スピードで捕食に走るイソマグロ。
必死で逃げるフュージュラーとアカモンガラ。振動に触発されたように過ぎ近くまで寄って来る
何匹ものグレーリーフシャーク。早くて分かりにくいけどカツオも遠くでハンティングをしているようだ。
何度も目の前を泳ぎ回る大きなイソマグロの群。熱狂のハンティングワールド。
根の上にはマダラトビエイが人を怖がる事も無く目の前を行ったり来たり。
お腹の大きなグレーリーフが1匹、トップリーフの落ち際をウロウロ泳ぎ回る。



位置アリ環礁中東部 POINTMadivaru Corner 天候☀ 水温29℃

 砂地を越えて行くとドラキュラゴビーが見える。根の上のハナダイは相変わらず大量で
赤い紙吹雪のように舞っている。流れが緩めで大きい獲物は余り見当たらない。
外壁へ行ってアケボノハゼを見る。後は浅いリーフを目指してゆっくり上がって行く。
ムスジコショウダイが群れている。ブラックピラミッドも大きな群を作っている。
沖側のやや浅めの所からは小型のツムブリが小魚を探しに根の側にやって来る。

7/30/09 第5日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☀ 水温29℃


 タイミングよくみんなが集合。日の出直後にエントリー。ここまでは良かったんだけど水中で
出会うものは何も無い。ハンマーの影はちょろりとも出ず。早朝ジョギング的ダイビング😢

位置北マーレ環礁 POINTOkobe Thila 天候☀ 水温29℃ 
 
 ヨスジフエダイの群を見ながら深めの斜面をリーフ沿いに進む。
正面からイソマグロが3本登場。根の前に出るとムレハタタテダイがヒラヒラ群れ集う。
2つ根の間にはロウニンアジが6枚程かたまって遊んでいる。
大きなナポレオンがゆっくり根沿いに泳いで行く。ハナダイもいっぱい固まっている。
旅もここまで進むと目新しい獲物、違った獲物はなかなか見つからない。
キンチャクガニを探して見たけどサンゴガニが2個見つかった。まぁ、ノンビリ漂いながら群れる魚を眺めてみた。

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☀ 水温29℃

 マウルーフの外人チームは特にマンタに恵まれてない。で、ランカンに来てみた。
初日は結構待たずに流してみたので今回はじっと待ってみよう。クリーニングロックに着いて待機。
ちょっと沖側に黒くて白い点々白いシッポのマングローブウィップレイが海底でジッとしている。
ちょっと浅めに移動してクリーニングロックの横で待つ。
近くでタイマイがご飯に夢中でダイバーの暇つぶしに協力してくれた。突然、マンタ登場。
取りあえず着底。うまい具合にマンタは真上を通過して行く。そのまま去って行った。さよなら✋



2009年7月27日現地ログ

2009年7月29日(水)

7月27日 天気:晴れ☀ 気温:30度
ダイビングサイト:マミギリアウトサイド 水温:29度 流れ:ミドル 透明度:25m

今日はジンベエサーチに行ってきました。
雨期のはずですが10日ほど晴天☀が続いています。
風もそこまで強くないので、久しぶりにマミギリサイドに出発です。

今日はだいたい9時半頃にロータイ(干潮)になり、ハイタイ(満潮)が4時半ごろなので、
だいたい10時半頃にジンベイが水面近くに出やすくなるのではと予想をたてて、まずは
マミギリアウトサイドで一本潜り、ジンベエの出やすい時間に、水面休息中しボート上か
ら探そうと計画を立てました。

1本目、久しぶりの25-30M級のスーパークリアの透明度💕です。
アウトサイドからコーナーに向かって流します。

20Mぐらいまで降りていくとヨスジフエダイの群れが水底近くに群がっているのが
見えてきました。どんどん近づいていくと、その奥にホワイトチップシャークが水底
でお休み中💤です。その30m先には2、3Mの巨大なまだらエイがお休み中💤。
今日は朝から大物運があります。

どんどんコーナーに差し掛かってくると、タカサゴの群れが増えだし、マダラタルミが
100匹以上の群れをなしている光景が見えます。
今まで弱かった流れが、どんどん強くなり、コーナーのあたりでは、スーパーマン状
態でコーナーの反対側まで飛ばされました💨。

ここも魚影が濃く、カスミアジの群れ、どんどん奥まで行くと、透明度が多少悪くな
り、ボラが300-500匹近く水面あたりに群れています

またさらに透明度が悪くなったかと思ったら、いつの間にかウォッシングマシーン(洗
濯機)の中に入ってしまったかのような、おかしな流れになり、前にも後ろにも行け
ません。流れにまかせて泳いでいると、いつの間にか外に出ることができて、リーフ
をどんどん左肩に流していきます。

そろそろ55分たったころ、安全停止に入ろうと合図をした所、水底近くを見ると四
角い黒い物体がいっぱいいます。
何かと目を凝らすと14匹のマンタモビュラーが流れに向かって泳いでいます。
ダイバーみなさん大はしゃぎ。拍手している方もいました。
そして、浮上⬆。。。

ボート上からまたマミギリアウトサイドに移動しジンベエサーチ、さらにホリデイア
ウトサイドに移動しているとき、前方に黒い陰が水面に見えます。
指をさし、何か見える!!と叫ぶと、隣のインストラクターがWHALE SHARK!!
見つけた私よりも先に、ジンベエと叫ばれてしまいました。

そして、みんなでスノーケリングです。子供の3mのジンベエは逃げ足が早く、
ボート上で10人中7人は見ることができましたが、3人は見ることができませんでした。残念😰

そんなこんなで、あしたも見られなかったダイバーのためにもジンベエサーチです👊


木野村りさ



2009年7月19日~25日

2009年7月29日(水)

7/19/09 第1日目
位置北マーレ環礁 POINT Lankan Reef 天候☀ 水温29℃


 新しいメンバーと新しい旅。熱も出て洟もズルズルで体調最悪だけど、的場君も帰って来たしなんとかなるっしょ😃
なんとかなるかもう一つの不安はマンタの出が調子悪い事。
マウさんも悩んで1本目からマンタポイントへチャレンジ。
マンタの為には少し北からの流れが強めかな。クリーニングロック流れ着いてみんなストップ。
なんだかストップが安定してない。ロックに背を向けている人や近すぎる人。
マンタを探す前に1人1人向きとポジションを直しているとき、僕の後を通過して行くマンタ。
丁度1人のゲストの体の向きをぐいっと直したら僕の後をピューって泳いで行ったって。あらまあ。😰

位置南マーレ環礁 POINT Kuda Giri 天候☀ 水温29℃

 ポイントに向かう途中、ボートの周りの海面にはたくさんのイルカが姿を現した。
跳ね回る子供のイルカ。曲芸のようなスピンジャンプを披露してくれるイルカ。
静かな海面を通して水中を泳ぐイルカの姿も見える。天気☀もいいのに、
ハナがズルズルで水中に降りるのは一苦労💦
黄色い背中のエヴァンスアンティアスの群を見ながらゆっくり壁沿いに降りて行く。
クマザサハナムロの青い体をカスミアジ達が追い回す。
沈船の甲板では2mm程のアカネダルマハゼのようなべービーが見つかる。可愛いけど小さい、小さいから可愛い🎵
岩陰にドクウツボがベンテンコモンエビにクリーニングしてもらっているのが見える。
光る動く雲のようなキビナゴは数を随分減らされて小さな固まりになっていた。

位置南マーレ環礁 POINTMedu Faru 天候☀ 水温29℃

 ついにパイプが詰まってしまった😭耳にもサイナスにもまるで空気は通ってない。
幸いなのか緩い流れ。ロウニンの固まりは出なさそうだし、出ても崖の上側からでも狙えるかもしれない。
落ち際をゆっくり進んで行く。インディアンバガボンドやインドシテンヤッコなんかを見ながら
棚上を外海に向けて進んで行くとクマザサの大群が慌て気味に通過して行く。
後から出たのはメーター越えの大きなロウニンアジが数匹。


7/20/09 第2日目
位置南マーレ環礁 POINT Guraidhoo Corner 天候☀ 水温28℃


 チャネルを外洋に向けてドーニが進んでいると前方にイルカが見えて来た。
今朝のイルカはシャイな子達でドーニが近くに来た為か姿を隠してしまった。
外洋側にエントリーすると壁から少し離れてフュージュラーがもう一つの壁を作っている。
不意に壁を突き破りちょっと大きめのイソマグロが猛スピードで攻撃を仕掛ける。ロウニンアジも中層を泳ぎ回っている。
根待ちに入って見えたものは主にホワイトチップ。
外の深い方にグレーリーフシャークも見えていたけど近くにくる前にどこかのダイビングチームに
前側かぶられてなんか台無しな感じ💨

  ジンベエサーチその1🍀

 穏やかな海境で長い環礁移動も高熱に倒れている身には揺れずに快適。
ジンベエの影に出会えないままアリ環礁南部の東側をボートはドンドン南へ下って行く。
幸い波が無いから南のエリアも探しまわれそうだ。
随分進んでもうすぐボドゥフィノルって所でメカニックの小さいおっさん、ナイームさんがちょっと甲高い声を上げる。
あー大きい影が見えるけどちょっと遠すぎだよ。飛び込む支度してボートを回す。
風邪でビタミン不足なのか、偏光グラスを外したからかスタッフの指差す影が僕にはまるで見えない。
もう一度グラサンかけて位置確認。2階から飛び込み追跡開始。
7mオーバーの大きめのジンベエザメはゆっくり水面近くを漂っている。
みんなも集まって来てジンベエを取り囲む。ゆっくり水面からでも触れそうな深度を泳いで行くジンベエ。
上がったり下がったりしながらそのまま泳ぎ続けるジンベエ。
20分程付き合ってくれたジンベエはゆっくりと沖に向かい深くなって行くリーフに沿って深い暗闇に消えて行ったよ。


位置アリ環礁南部 POINTSunisland out 天候☀ 水温28℃

 全体的に数が少ないのか、エントリー前にジンベエを見つける事はできなかった。
水中の斜面沿いをインド人チームと会わせてチームで並んでジンベエザメの出現を期待しつつ、
見逃さないように四方八方に視線をバラまきつつ泳いで行く。簡単にジンベエと水中で遭遇はできない。
 コーラルブロックの空洞にナースシャークが寝ていた。

位置アリ環礁南部 POINTDhigurah Arches 天候☀ 水温28℃

 壁沿いに降りて行くと下にいきなりトールフィンのカップルが見つかった。
崖側を少し迂回気味に着底して見せる頃には1匹引っ込んだけどなんとか1匹は見えたみたい。
すぐ側でもう1匹ちょっと小さいトールフィンが見つかるけどじっと最初のトールフィンの穴に張り付いているゲスト。
急に深い方から何だか大群が押し寄せて来る。カスミアジとホシカイワリとツムブリがミックスしてやって来た。
こんな事ってあんまりないよな😉

7/21/09 第3日目
位置アリ環礁南部 POINTDhigurah Out 天候☀ 水温28℃


 クダラティラが流れ過ぎてお流れ。急遽ディグラアウトにやって来た。
せっかくなのでジンベエに出てもらいたい。最後にエントリー開始した僕のチーム。
先に入った的場君は両手をバタバタして踊っている。踊っている訳じゃないだろう、
後から聞いたらヤッパリマンタがいたらしいけど、こっちはまだ全員エントリーしてないんだからスルーするしか無い。
マダラトビエイも飛び出してくれてありがとう。

  ジンベエサーチその2🍀

 そのまま、2階に上がってサーチ開始。
随分時間が経ってからやっと沖側にちょっと小振りな5mジンベエ登場。
クルリクルリと向きを変える子で置いて行かれたと思っても又戻って来る感じ。
何度も顔を見るチャンスが回って来る。ちょっと短め5分以上10分未満のジンベエスイム。

位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri out 天候☀ 水温28℃ 

 最後のジンベエダイブチャンス。海底の砂地に大きなマダラエイが寝ている
。ジッとしているだけで寝ている訳ではないだろうけど、砂を体に被って隠れている。
通り過ぎてしばらくすると後から斜面沿いをさっきより巨大なマダラエイが通り過ぎて行く。
がっかりしながらドーニに上がる。帰り道イルカの群とすれ違う。もう少し長く潜っていたらイルカと水中で会えたかな。

位置アリ環礁南西部 POINTReethi Thila 天候☀ 水温29℃

 砂の斜面を降りて行く。ガレ場のマッコスカーズラスを目指していたんだけど、
探してない時程何故か見つかるハゼ。ドラキュラシュリンプゴビーがカップルで2〜3組。
遠目にマッコスが見えて来た。動きがランダムな上になかなか近づけない。
みんなには分かりにくい魚だな。ヤッパリ探してないのにトールフィンも見つかってしまった。
海底に休んでいるホワイトチップを何匹か過ぎると、今度はツバメウオの群が見えて来た、
と思ったら余り群れてない。ちょっとガッカリ。小振りなグレーリーフも濁りの向こうから見えて来た。
比較的近くまで来てくれたと思うけど、シャイなサメだからみんなも見えたけど撮れないって感じかな。
後半10分程は浅いトップリーフのテーブル珊瑚を眺めながらゆっくりの流れにノンビリ乗って流される。

7/22/09 第4日目
位置アリ環礁中西部 POINTDega Thila 天候☀ 水温29℃


 深い方の根を目指して降りて行くとツバメウオがちょっと群れて泳いでいた。
オオモンカエルアンコウは今日もじっとヤギの中でエサを待っている。
随分前に見た赤いのを探してみるけど今度も赤は見当たらない。
クダギリ同様ここでもキビナゴの群はほとんど見られなくなった。
カスミアジも周りを泳ぐ小型のカツオもちょっと活動が静かになった。
でも、天気が良くなっているので一番浅いリーフトップのスズメダイ、
エヴァンスアンティアスなどの小さめの魚と珊瑚の景観は綺麗さを増している。

位置アリ環礁中西部 POINTFish Head 天候☀ 水温29℃

 根に辿り着けばいきなりナポレオンが遊びに来てくれている。
先に降りているマウチームと的場チームは流れの上手でなんかカンカン、チンチンベルを鳴らしている。
まぁ今から行っても間に合わないだろう。実際全然間に合わない感じだったらしいけど
下の方をギターシャークがバビューンと泳いで行ったらしい。
フュージュラーの中を漂っているとロウニンアジとイソマグロがウロウロ泳ぎ回っているし、
根の上にはカスミアジの群がクマザサハナを追い込んで玉にしている。いつものように大にぎわいのフィッシュヘッド🎵

位置アリ環礁中東部 POINTMadivaru Corner 天候☀ 水温29℃

 トップリーフで集合待ち、すぐ側でムスジコショウダイが群れている。
斜面に沿って降りて行くとインディアンバナーの群がいる。
砂地に横たわるホワイトチップも2〜3匹。大きなイソマグロが1匹通り過ぎて行く。
外側の壁に出ると大きめのアケボノハゼが元気にツンツン、ツンツンとホバーリングしている。
南東からの流れに負けずに頑張って深めコーナーに行ってみたけどギンガメの群がゆっくりと逃げて行くのが見えただけだった

7/23/09 第5日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☀ 水温29℃


 天気もずっと好調☀海面はフラット。体調も随分良くなって熱も随分下がった。
ついでにハードルの高い獲物、ハンマーヘッドもいい感じで出てほしいものだ。
チームの並び順右からマウさん、的場君で一番左に僕。潜り始めて12、3分。
マウさんと的場間くらい、少し後ろ気味にハンマーヘッド登場。急いで駆けつけるのを途中で断念。
今日はあんまりダッシュかけられないんだ。3人ともガイドはしっかり見えていたのに
一番遠い僕のチームだけでなくゲストはみんながいたのが見えただけだったみたい😭

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☀ 水温29℃

 長い道のりを越えて北マーレの東側のマンタポイントまでやって来た。
でも、最近のランカンは調子が悪いからちょっと気が重い。
クリーニングロックの周りで待ってみるがマンタは出ない。
ハナタカサゴが群れて移動して行く。マダラタルミも大きな群のまま移動して行く。
それを追いかけるようにロウニンアジも移動して行く。コラーレバタフライの群もいたよ。マンタは出なかったけどね。

位置北マーレ環礁 POINTSunlight Thila 天候☀ 水温29℃
 
 一度ドーニでランカンに出てみる。マンタはやはり出ていないようだ。
移動してみる。根待ちしているチームが水中にいたようだがスノーケルでチェックしたら
マンタは見えない。覚悟してエントリーしてみようと思ったらインドチームのイントラさんが
ドーニの後を指してマンタだって言い出した。ちょっと離れたリーフの北側にマンタが1枚泳いでいる。
少し離れてエントリー。根の上にみんなでへばりつく。暫く前進。マンタは見えない。
一度僕だけ上がってドーニに様子を聞くと2枚、少し先にいるようだ。
潜り直して前進。見上げる水面を2枚のマンタが登場。捕食中のマンタの泳ぎは踊っているようだ。
何度も頭上の水面を通過するマンタ。最大一視野4枚が回っていた。
マンタの舞も良かったけど足下のオニダルマオコゼも可愛かった。



モルディブへ戻りました。

2009年7月25日(土)

            

 7/18より、アイランドサファリ・ロイヤル号に戻りました。

 GW以来のモルディブですが、wtpのツアー自体は6/27からスタートしているため、ぎこちなさはもう無く、順調にクルーズは終了しました。

 ジンベイ、マンタ、ハンマーにも、今週のうちに再会することができました。

 ダイビングの内容に関しましてはこのブログコーナーで、「アイランドサファリ・ロイヤル号」というカテゴリーで先輩ガイドの石渡がアップしているログをご覧ください。

 今シーズンも出足は好調、モルディブの素晴らしさを伝えていきます。

 大物に出会いたい、360度の水平線に囲まれて過ごしたい、ダイビングのことだけ考えていたい、、、

 モルディブサファリには、皆さんが求める、興奮、感動、癒し、全てが揃っています。

 スタッフ一同、皆様のご乗船を心より楽しみにお待ちしております。

 今シーズンも、よろしくお願い致します。

 ※写真のモデルはお客様です

                     wtp マトバ



  




ローシン&コ・クラ クルーズ報告

2009年7月22日(水)

6月26日夜出港、約10時間走って翌27日朝には“絶海の弧礁“ローシンにたどり着きます。大海原に灯台がポツンと建っているだけ、でも水中部分は大きく広がって、3~4ダイブしなければ全貌がわからないほど規模の大きな根になっています。
 ここに潜るのは、調査ダイブも含めて3度目ですが、陸から遠く離れているだけあって常に水はクリアで、この日も透明度25mは固いところです。南のリーフには相変わらず見渡す限りのエダサンゴが広がり、中層にはスズメダイがちりばめられたように群れています。一方、北東から東側一帯は岩礁地帯になっていますが、この日は特に潮当たりが良く、ツバメウオやギンガメアジ、やはり大型のアジの仲間ブルガートレバリーなどの群れが交互に現れ、時にはロウニンアジも回って来ます。中層からは根に向けてユメウメイロやイエローバンドフュージュラーの群れも降りてきて、カラフルな上に魚影の濃いダイビングが楽しめました。
 残念ながら大物には会えませんでしたが、普段人が入らない海は、醸し出す雰囲気だけでも、言葉では表せない不思議な感覚を与えてくれます。限られた人間にしか胸襟を開いてくれない、そんな貴重な世界を垣間見ている、と言うのが最も当たっているでしょうか。年に2回しか開催しないスペシャルクルーズ、次回10月にも新たな期待感を持って臨めそうです。



画像はまた後ほど掲載いたしますのでお楽しみに。


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