2010年3月5日現地情報

2010年3月19日(金)

2010年3月5日 マーギリ・リーフ( Maagiri Reef )
天候: 気温:32度 水温:29度 透明度:30m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

  
今週は日本からハンディーキャップダイバーのグループの皆さんがいらっしゃいました!😃

10名ハンディキャッップダイバー・2名健常者ダイバー・4名スタッフの皆さん・2名スノーケラーと合計18名の皆さんが賑やかにご参加されました。😊

5日間のダイビング中、皆さんお休みしながらも最高で14ダイブも参加された方もいらっしゃいます。

水中では車椅子で身体の身動きがご不自由なダイバーはスタッフと一対一、もしくは2対一でダイビングを楽しみ、水中ではとっても賑やかです。😊

流れによっては比較的潜りやすいポイントを選んだりもしましたが、基本的には通常のダイバーと同じダイビングポイントです。

ダイビング第一日目(5日)はマーギリリーフを選びました。

流れの陰にあたり比較的穏やかマーギリリーフはダイビングの始まりには最適です。 それにモルディブらしい魚影の濃い明るい海を楽しむことができます。✌

エントリー直後の砂地とリーフの境目ではキンギョハナダイ・ヨスジフエダイの群れがサンゴ礁を彩り、ネッタイミノカサゴやクマノミたちもダイバーの目を楽しませてくれます。💕



常連のタイマイ・・・は残念ながら今日はお出かけのようでした。😣

エントリー/エキジットにはちょっとだけ通常より時間がかかりますが、無重力の水中は誰もが本当に自由で楽しそうです。 😄

一緒に潜っている私たちもその楽しんでいる感覚が伝わって来て、やっぱりなんともいい気持ちになるんです。💕

ダイバーの皆さんのハッピーパワーと引率のスタッフ皆さんの元気パワーは、ダイビングセンターにいらっしゃった他のダイバーのお客さんにも大きな驚きのようです。😱

モルディブのようなリゾートでは、まだなかなかハンディーキャップダイバーを受け入れる環境が整っていないようですが、是非これから皆さんが自由にダイビングにご参加いただける環境が増えていくことを望みます。😊         

 津金でした。









2010年3月2日現地情報

2010年3月19日(金)

2010年3月2日 ハウスリーフ( House Reef )
天候: 気温:32度 水温:29度 透明度:20m 潮流:北→南 西―>東 弱1  3 4 5強
     
ちょっとだけお休みを取っていました。😊

で、2週間経ってモルディブに帰って来たらお天気はず〜いぶん落ち着いていました。☀

2週間前は風が強かったり・・・大きなうねりが入っていたり・・・と海のコンディションに悩まされていましたが、すっかり穏やかです。✌

でも、流れはありますね〜。😵

実はまだハウスリーフでしか潜っていないのですが、ダイビングセンターの窓からのぞく限りでは午前も午後も流れが強そうです。😱

さて今回はハウスリーフからのレポートです。😊

以前からパラダイスのハウスリーフはおもしろいぞ〜!とお話していたのですが、やっぱりおもしろいんです。💕

今回休暇から帰って来て翌日(2日)の午前中、体験ダイビング2回目のお客様シゲキさんとカズミさんと一緒にハウスリーフに行ってきました。

私自身も2週間ぶりのダイビングで、ちょっとおかしな気分です。😌

体験ダイビングも2回目ともなると、結構余裕が出てきます。👌 

前日は怖々・・・水中を覗いていたのが、今日は水中世界と水中での浮遊感覚を楽しみ始めています。 そんな皆さんの瞬間を共有できるのも私にとってはいい気分です。😄

今日のハウスリーフの流れは穏やかで、水面から差し込む太陽はとっても明るく差し込むので、ハッピー気分は200%です。💕 💕

2週間ぶりに見るハウスリーフでは生物たちが確実に育っているんです。

小さなオーバーハングに顔を覗かせるゴシキエビ・・・岩の影に隠れているネッタイミノカサゴ・・・イソギンチャクに見え隠れしているクマノミ・・・ブロックの影に身体をなじませるようにひっそり隠れているハダカハオコゼ・・・、久しぶりに再会するみんなは大きくなっています。😱






常連のアオウミガメはお昼寝中を邪魔してしまったみたいです。😢

愛すべきハウスリーフの生物たち。 いつまでも暖かく見守ってあげたいですね。 💕           

 津金でした。
                                  










2010年2月8日現地情報

2010年2月27日(土)

2010年2月8日 フルデイトリップ( 北マーレ環礁西側 )( H.P.Reef )
天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2  4 5強
   
    
やっと風が穏やかになってきました。😃

まだ以前からの名残でうねりは多少入って来ていますが、正しいモルディブの乾期らしくなってきていますよ。もちろん水中も乾期らしい青い海が広がってきました。

実は今週お客さんからのリクエストがあり、北マーレ環礁の西側までマンタを尋ねてきました。

そう、北マーレ環礁東側にあたるパラダイスアイランド周辺は乾期のこの季節、マンタは留守なのです。 マンタたちはプランクトンを求めて西側に移動しているのです。

8日(月曜日)、パラダイスアイランドからは片道1時間40分位の道のりで行ってきました。

パラダイスからだんだんと西に向かうに従って、海の色も青から青緑色に変化して行きます。 西側に到着した頃はいかにも栄養満点のプランクトンが多くて・・・マンタも出てきそうなのですが・・・潜るまではわかりませんよね〜。

まずはボドゥヒティ・ティラで1ダイブ。
ちょっと大きめのホワイトチップリーフシャークやナポレオン・タイマイには出会いますが、マンタはなかなか出て来てくれません。

プランクトンの濃〜い海なのに・・・やっぱり期待のし過ぎ?😢

そしてもう浮上しようか?・・・なんてちょっとあきらめかけたところに、ひぁ〜マンタ2匹登場です! それもクリーニング態勢に入ってマンタもリラックス状態で、ダイバーの周りをゆっくり回ってくれます。

もう、マンタたちも出るタイミングを分かっているのか・・・憎いところで登場してくれますよね。



2ダイブ目はラスファリ・コーナーの浅瀬3〜5mでのダイビング。ランチ前にエントリーです。

水面からもそこここにマンタの影が沢山見えるんです。 
水中に入ると、ダイバーにすり寄って来るように近くまでやってきます。 まるで手乗りマンタのようです。

目の前で捕食のために大きな口を開けている姿は、ど迫力です。 見ている私たちの方まで吸い込まれそうです。
マンタたちの数は最後にはフィナーレを飾るように増えて来て、9匹のマンタが身体を重ねるようにして私たちの周りを回り始めました。



後ろ髪を引かれるようにしてマンタとの別れを告げて浮上です。

3ダイブ目はラスファリ・コーナーのリーフでダイビングです。
やっぱりマンタ登場。 でも今回はダイバーの上を通り過ぎるだけでした。

マンタを尋ねて、3ダイブ共にマンタに出会えて・・・私もちょっとホッとしたような・・・でもすごいラッキーな1日でした。👌
                            
今回のラッキーな皆さんは日本からのダイバーグループの皆さんです。

ヨシノリさん・サチコさん・マユミさん・クニコさん・マナブさん、ありがとうございました〜! 😃                      

  津金でした。


2010年2月1日現地情報

2010年2月27日(土)

2010年2月1日 再びHPリーフ( H.P.Reef )
天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:25m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2  4 5強
   
  
ちょっと期間があいてしまいました。 ゴメンナサイ。

先週は日本からのダイバーの皆さんでダイビングセンターが賑わっていました。 ここ数年ではとっても珍しい出来事なので、私自身もちょっと張り切りモード。皆さんありがとうございました!😃

そして日本人の皆さんが帰られた頃からますます北東の風が強くなって来ちゃいました。本当にこの風はくせ者です。 もう2月に入ったのに〜。
それに午後は流れは強いし・・・うねりはあるし・・・でポイント選びに困ってしまいます。

それでも最近午前中はやや流れが弱いので1日(火曜日)にH.P.リーフに行ってきました。

流れはややありますが、今日のダイバーの皆さんには大丈夫そうです。透明度も25m位はあり青い水中が広がっています。

エントリー後キンギョハナダイが広がるカラフルなリーフをめがけて潜降を開始です。

ギンガメアジの群れが二つに分かれて、流れの上と潜降する私たちのすぐ横で泳ぎ回り、歓迎されている気分です。 
マダラトビエイを期待して根の上でちょっと待ってみますが、今日は・・・顔を出してくれませんね〜。 残念。😣

中層ばかりをチェックしていると、気づけばナポレオンフィッシュがすねたように存在を見せびらかすようにダイバーの側までやってきます。 それも2匹。 1m位の中ぐらいのサイズですが、おでこにはちゃんと出っ張りもあって、立派なナポレオンです。



今日のソフトコーラルはポリプも開いていい感じ鮮やかです。
H.P.リーフは全体的に赤や朱色系の色が鮮やかなんです。 特に写真を撮るとその鮮やかさにびっくりしますよ。😱



オーバーハングにこのところ常連のネズミフグが、やっぱり潜んでいました。

で、今日は魚が多くカラフルゴージャスなダイビングと初めての写真撮影で興奮したダイバー・サーシャがあっという間に残圧50気圧のサインを出したため、ちょっと早めに浮上。 時間はなんと30分。

ちょっと短かったとはいえ、ボート上ではすごい!すごい!と大興奮です。
そんな姿を見ていると、やっぱりいい気分です。😊

それにしてもこの風、いつになったら終わるのかな〜? 😣

津金でした。 
             








2010年1月21日現地情報

2010年1月30日(土)

2010年1月21日 HPリーフ( H.P.Reef )
天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2  4 5強

5日の金冠日食を境に北東の風が強くなってきました。
何か自然現象で関係があるんじゃないか〜・・・と勝手に考えてワクワクしてしています。

ちょっと雲は多めではありますが、太陽は元気に顔を出してくれているので、お天気はまずまずです。
ただこの風がねぇ・・・くせ者なんです。
うねりが北東から入って来て、水面のコンディションはあまり良くありません。 特にボートの上では結構揺れます。

水中は・・・透明度がとっても良くて・・・と言いたいところですが、プランクトンうじゃうじゃ栄養満点の水中は・・・透明度が悪いです。 そのかわり魚影が濃く感じますよ。

今日21日はH.P.リーフに行ってきました。
実は流れが少ないのを予想して行ってみたのですが・・・なかなか勢いのいい流れです。
インゴーイングの流れの場合、ちょっと素早いエントリー/潜降が必要なんです。 ・・・とダイバーの皆さんに伝えておいても、エントリーするとマスクを洗ったり・・・鼻をかんだり・・・で水面で予定よりも時間がかかり、ちょっと焦って潜降を開始します。

それでも皆さん頼もしく水底で集合でき、岩につかまり流れに耐えながらも笑顔?でOKサインがかえってきました。

流された分ちょっと流れに向かって泳ぎ、流れの分岐点までたどり着くと大きなギンガメアジの群れが目の前に広がり、ほ〜っと一息ついて見とれてしまいます。 一瞬目の前が開けたような感覚です。



小さなオーバーハングの狭い隙間を覗くと、でっかいアオウミガメがやたらと窮屈そうに潜んでいます。 
ちょっと中層を見上げてマダラトビエイを期待したけれど・・・残念ながら今日は出てきません。

それでもオーバーハングに広がるソフトコーラルはとても華やかで、特に今日はポリプが開いているのでひときわ色が鮮やかです。
HPリーフのソフトコーラルは赤い色がとても濃い濃厚な彩りです。 なので写真に撮るととっても華やかなんです。



水中ではHPリーフ常連のナポレオンフィッシュはもちろんイソマグロ・ロウニンアジ・カスミアジの大物も顔を出してくれるし、サンゴの周りを彩るキンギョハナダイの仲間たちも華やかです。

でももうちょっと流れは少ない方がHPリーフは楽しいかな〜?


    津金でした。                


2010年1月13日現地情報

2010年1月18日(月)

2010年1月13日 ランカン・ベル( Lankan Beru )
天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:30m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
毎日青い空が大きく広がるとってもいい南国日和です!
風も落ちついていて、本当に乾期らしいお天気と海のコンディションです。 このまま安定してくれればいいのですけれどネ。でもちょっと暑すぎるかな?!

今週は9日頃から急にプランクトンが増え水中はどよどよしていますが、プランクトンを追って魚が増えている感じです。
そんな折、ランカンベルにマンタも3匹顔を出しました。

そこで今日13日は、心の何処かでマンタを期待しつつ・・・ランカンベルに行ってきました。 流れもアウトゴーイングでランカンベルにはいいコンディションです。

さぁ〜エントリー。
流れはゆったりと北から南へ流れているのでリーフを右側に、次々に現れる常連のタイマイ・ナポレオンたちに挨拶しながら移動して行きます。

クリーニングステーションが前方に見えてくると・・・んんん〜既にマンタの影が見えていますよ〜。5匹のマンタたちがベラにクリーニングされたり・・・プランクトンを捕食したり・・・と優雅にクリーニングステーションの上をホバーリングしています。

透明度が悪いとは言え、乾期のこの季節なので20mはしっかりあります。穏やかな青い海を背景にマンタたちはとっても気持ち良さそうです。浮上の直前、浅瀬のクリーニングステーションでも2匹のマンタがのんびりベラたちにクリーニングをしてもらっていました。

雨期には見慣れたマンタたちも乾期のこの時期に現れてくれると、めちゃくちゃハッピーですよね。ダイバーの皆さんもボート上で大興奮!

今回はオランダ人スタッフウェッセルからのリポートです。残念ながら私はお休みでした・・・。今日は2010年最初の海からのすてきな贈り物でしたね。                            
                    
 津金でした。








2010年1月07日現地情報

2010年1月18日(月)

2010年1月07日 オコベ・ティラ( Okobe Thila )
天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:30m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

大晦日の朝は雨で始まりましたが午後からは青空が広がり、新年は満点の星空のもとで迎えることになりました。

その後もモルディブ日和は続いています。 風は平年よりも弱く、嬉しいことにうねりが少ないのです。 このまま少しづつ治まっていけばよいのでけれど・・・。

今年の最初のレポートは1月7日オコベ・ティラよりお届けします。ここ最近 午前中は 流れが徐々に強くなり始めているのですが、今日はゲストの皆さんからのリクエストもありオコベ・ティラに挑戦。

午前中の太陽は明るく水中に差し込むので、透明度の良い水中はいつもにまして明るく青く感じます。流れは・・・結構強いインゴーイングです。なので、なるべく素早くエントリー後全員で潜降開始だ〜!のはずだったのですが・・・今回のダイバーはちょっとのんびり〜なので、案の定予定の位置よりもちょっと流されながら潜降です。水中では流れを横切るようにしながらもギリからティラに向かって移動です。 でもその間にも大中小のナポレオン家族が・・・ホワイトチップリーフシャークが・・・ダイバーの前を横切って行きます。

ティラに近づくと思っていたよりも流れは少なく(と言っても結構あるのですが・・・)、まずは流れに乗って行きます。・・・と2匹のマダラトビエイが流れに向かって優雅にティラの上を通り過ぎて行きます。オーバーハングの下では壁から迫り出しているウミカラマツの周りで、アカマツカサたちがひっそり群れています。 この風景、結構私は渋くて好きなんです。小さな谷間では常連のシマコショウダイとヨスジフエダイの群れが広がり、本当に水族館の中で泳いでいるようです。 あっ、ナポレオンも2匹やっぱり顔を出してきます。 それにタイマイも、です。

大中小の3つのブロックからできているオコベ・ティラの、中のブロックを流れに向かいつつ回り込むと・・・たくさんのキンギョハナダイとムレハタタテダイの後ろで何やら飛び交う影が・・・ややや!ヒメイトマキエイです。 それも5匹! 強い流れの中でも体を翻して5匹が遊ぶようにダイバーの上を飛んで行きます。 ちょうど真上に来たときには太陽がバックに、とっても幻想的な瞬間です。

すでにこの時点で興奮度が大きいダイバーたちは空気の消費も結構大きくて、すでに70気圧を残すばかり。マダラタルミの群れを横目にティラの浅瀬に移動し、その後中層を泳いでメインのリーフ(ギリ)まで移動することに。ギリに到達するや大きなマダラエイに真正面から出会い、お互いにちょっとびっくりモードです。





最後には安全停止中に水底近くにヒメイトマキエイを見つけ、最後の最後まで驚きのダイビングでした。

実はこのダビング、32分ととっても短かったのですが、とっても内容の濃〜い充実のダイビングでしたよ。

乾期のモルディヴ、次は何を見せてくれるのかな?!              

 津金でした。


2009年12月27日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年12月27日 フラナ・ティラ( フラナ・ティラ )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:25m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
今年の年末はとっても変なお天気が続いています。
風も北から南からくるくると変わり、いいお天気になったかな・・・とウキウキしていると翌日は黒い雨雲がどんより空を覆っています。でも、今日30日はとってもいいお天気です!

さぁ、2009年最後のデルフィスからのレポートは、フラナ・ティラからお届けします。
最近の海は透明度がぐんぐんときれいになって来ています。 午後になるとインゴーングの流れが強くなり、この季節ならではの青い海の中で魚に囲まれながらのドリフトダイビングを満喫できます。
もちろん27日午後のフラナ・ティラでもきもちい〜い流れで、外側のリーフからティラにかけて流されてきました。

エントリーすると中層にはムレハタタテダイがダイバーのお出迎えです。 青い海の中で黄色と白のムレハタタテダイたちに迎えられるのはなかなかいい気持ちですよ。
始まりはゆったりとした流れの中でリーフを左手に見ながら移動です。 透明度が良いと遠くまで見渡せるのでイソマグロにカスミアジ・ロウニンアジが横切るのもよ〜く見えます。 
それに今回はでっかいマダラトビエイ(1mぐらいかな?! シッポも1mぐらいありそうですよ)も静か〜にダイバーを覗きに来てくれました。

途中では常連のヒメフエダイやシマコショウダイの群れももれなく出会えます。

ティラとの間の水路に近づくと流れは少しづつ強くなってきます。そしてここがフラナ・ティラの楽しいところなんです。
水路の20〜22mの水深で岩につかまりながらちょっと待っていると・・・来ました来ました・・・ホワイトチップリーフシャーク! 今日は5匹がくるくる回ってきます。 それも結構近くまで!!
それにクマザサハナムロの群れが入ってくるとカスミアジやイソマグロもやってくるし・・・ひゃ〜今日は結構いいですよ
〜!

その後は体を流れにゆだねながらティラまで移動です。

ティラの上ではテーブルサンゴを含めたサンゴたちがとっても元気なので、フラナ・ティラにくるとハッピー気分になります。

流れながらもティラの浅瀬に点在する岩の隙間を覗いてみると、いましたいましたよ〜・・・オオテンジクザメ! 1mぐらいのちっちゃなのです。 でも流れに押されて、残念なながらじっくり覗くことはできませんでした。

やっぱり2009年のモルディブも最後まで私たちも楽しませてくれました〜。
2010年もよろしくお願いいたします。

良いお年をお迎えください。                      

  津金でした。









2009年12月24日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年12月24日 ハウスリーフ( House Reef )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:25m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

      
今週に入るとお天気がガタガタッと崩れちゃいました。
やぱっりまだ乾期には変わっていないみたいですねぇ。それに北東の風が強くなり東側のリーフでは大きなうねりが入って来ています。 はぁ〜この時期は私たちにとってポイント選びにとても頭を悩ます季節なんです。

それでもいったん水中に入ってしまえば青い海が広がるのでホッとします。

今回はお客さんのご希望でクリスマスイブの夜にナイトダイビングを実施しました。
ハウスリーフは夜もいいんですよ〜。

ラグーンの浅瀬をロープに沿ってリーフエッジまで移動する間にも、タコやらコウイカやら昼間にはあまり顔を出さない生物たちに出会うことができます。 今日は小さいマダコが夜の静けさを狙って小魚を捕食しています。

リーフエッジを北に向かって移動すると、昼間は閉じているウミシダが 至る所で 花のように開いています。

それに私が一番ハウスリーフでのナイトダイビングで気に入っているのは・・・コクテンフグの寝姿です。
ハウスリーフにはリーフに沿ってロープが張られている場所があるのですが、そのロープの上で小鳥が眠るように・・・おなかにロープをくい込ませて寝ているんです。 その姿がめちゃくちゃかわいい!
流れがそんなに強くない限りほとんど必ず見れるので、皆さん必見ですよ。

ナイトダイビングではそのカラフルさも楽しいところです。
サンゴはポリプを開いているので色が鮮やかになり、もちろんダイバーは水中ライトを持っているので、サンゴやリーフ・水中生物の本来の色を楽しむことができる訳です。

今回はアオウミガメとマダラエイもサンゴの小さな窪みで睡眠中。
そしてハウスリーフでの常連ナポレオンフッシュもぐっすり睡眠中のようです。 それも1,5mはありそうな特大ナポレオンです。
ブダイたちは至る岩の隙間で横たわっているのですが、眠りが深くなったブダイは身体周りに幕を張ってマユの中でぐっすり眠っています。



夜の水中はとっても静かですが、とってもカラフルにぎやかです。
この季節はクリスマスから新年に向けて 陸上も水中もほ〜んとにぎやかですよ〜!! 

 津金でした。










2009年12月14日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年12月14日 ハウスリーフ( House Reef )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:25m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
まだまだ南国の暑い太陽が続いています。
とってもいいのですが・・・暑過ぎ! な〜んて文句を言いたくなるほどなんです。

クリスマス休暇を前にモルディブはちょっと落ち着いています。
ダイビングセンターでも忙しくなる前に、ダビング器材のメンテナンスにいそしんでいるところです。

でも水中はこ〜んなにいいのに、お客さんが少ないのはちょっと残念なのですけれどね。

時々ハウスリーフも面白い!なんてご紹介しているのですが、最近は新しい生物が仲間入りしました。
ハウスリーフはチェックダイブや体験ダイビング・講習の際に潜るだけなのですが、ホント結構面白いんですよ〜。

14日午前中はたった2人のダイバーと一緒にチェックダイブでハウスリーフでダイビング。
流れもほとんどなくの〜んびりダイビングの始まりです。

ラグーンの浅瀬ではシマコショウダイの1cmにも満たない小さな幼魚が、サンゴの陰でひっそりと隠れています。 でも体全体を揺れ動かして絶え間なく動いているので、ダイバーには簡単に見つかってしまいます。
そして赤い斑点がかわいらしいモンツキカエルウオもコンクリートブロックの穴を棲処にして顔を覗かしています。



さてリーフの際まで到達すると、通常リーフを右側に見てゆっくり北上して行きます。
所々の窪みではアオウミガメをよく見かけるのですが、今日はタイマイが水面で息継ぎをしてから水底に戻ってくるところに遭遇。 水面からの太陽光線を背景に水中に戻ってくるシーンは、う〜ん、なかなかフォトジェニックです。

ここ最近はジャイアントモーレイ(日本語の「ドクウツボ」という名前を使うには余りにかわいそうな気がして・・・)が顔を出しています。 特に14mに迫り出しているオーバーハングはウツボのお気に入りの様で、気持ち良さそ〜うにソリマチコモンエビにクリーニングされている姿をみることができます。



・・・とここで新顔の紹介です。
灰色に近い黒っぽいハダカハオコゼです! 
前にも時々見かけてはいたのですが、2cmぐらいしなかった身体も今は6cmぐらいまで成長しています。 それに最近はいつも同じところに定着したみたいです。
残念ながら写真はまだないのですが、そのうち楽しみにしていてくださいね。

そう!パラダイスアイランドのハウスリーフは隠れ優れポイントなんです。
最初のダイビングはハウスリーフから始まりますから、じ〜っくり味わってみてくださいね。
でも時々す〜っごく流れが強くなるのが困りものです。     

津金でした。
        








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