2009年12月05日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年12月05日 ランカン・ベル( Lankan Beru )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:25m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
12月に入ってからも、なかなかの穏やかな日々が続いています。
時には夕方から夜になると雨がぱらついたりしますが、昼間の暑さを和らげるいい夕涼みになっています。
このまま乾期に移り変わってくれればいいのですけどね。

水中の透明度はだんだんと青さが増して来ていますよ〜!
でも嬉しいことにぷつぷつと浮遊しているプランクトンのおかげで・・・な〜んとまだマンタが姿を現してくれます!

先週中頃ランカンベルに行ってみたのですが、マンタの姿を見かけることができませんでした。 やっぱり12月に入るとね・・・なんて話していたんです。

そして5日の午後と7日の午前でのダイビングではランカンベルでマンタが優雅に大登場です!

5日午後は強いインゴーイングの流れだろうと予想し、マンタに関してはこれっぽっちの期待もせずにダイビング。 もちろんダイビング前のブリーフィングでも「マンタは期待しないでくださいね〜」とダイバーの皆さんにも念を押してのダイビングです。

でも流れは予想に反して穏やか〜なインゴーイングで、のんびりまったりダイビングの始まりです。

今回はカメラを持っているダイバーが多く、タイマイの食事中で数枚・・・2m近くもあるでっかいナポレオンで撮影・・・今の隙間に隠れている2匹のベビーホワイトチップリーフシャークで数枚・・・ピンクのイソギンチャクとクマノミで・・・とかなりゆっくりしたペースで移動して行きます。

そして皆がタイマイと興奮して撮影していると何やら皆の真上に黒い影・・・ひゃ〜マンタが皆を見下ろすように覆いかぶさってきます!!
ダイバーたちが興奮して出す泡をジャクジーのように体全体で受けて、私たちを圧倒してきます。

クリーニングステーションでは、3匹のマンタが青い海の中で小魚たちに身体をクリーニングされてゆっくりと泳ぎ回っています。やっぱりこの季節ならではのい〜いシーンです。

先日8日にはポイントに移動するボートの上から、水中を背びれを大きく広げて移動するブルーマーリンを見つけることができました。

ちょうど今風も少なく、お天気も安定して、透明どもよくなって来ているので、モルディブにいらっしゃる皆さんには最高のコンディションですよ〜!               

  津金でした。
                          








2009年11月27日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年11月27日 ブルー・ケーブ( Blue Caves)
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
お天気はぐずぐずしながらも、よいお天気は続いています。
26日は太陽の光が素肌に痛いぐらいに差し込んでいましたが、夜になったら雨雲が張り出しついには雨が降り始めてしまいました。でもその雨がちょうどいい昼間の暑さしのぎになってくれますね。

ここ最近は流れが穏やかになり透明度もだんだんと良くなって来ているので、ダイバーにとっては最高のダイビングコンディションです!

そこで今日のレポートは27日・ブルーケーブからです。

私も久しぶりにカメラを持ってダイビング。

潜降ロープを設置するため水中に入ると、すでにキビナゴの大きな 群れやクマザサハナムロの群れのお出迎えです。

オーバーハングに群生するブルーのソフトコーラルはポリプが閉じて いるため、ちょっと発色にかけますが、その他のソフトコーラルはポリプを大きく広げて、ピンク・黄色・オレンジ・ブルー・・・と水中はとてもカラフルです。
サンゴやソフトコーラルの周りにはキンギョハナダイたちが散らばり、水中は本当に宝石をちりばめたようにゴージャスです。

キビナゴの群れはサンゴ礁を雲のように覆い、時には群れの形を変え、まるで動くオブジェの様です。

カスミアジの大きな群れが右往左往しながら、そのキビナゴたちの群れを追い込んで行きます。
小魚を追うことに必死なカスミアジたちは、ダイバーの存在にも気にならない様子で私たちのすぐ横をすり抜けて行きます
ロウニンアジやカツオの仲間も大捕獲作戦の仲間に入って、水中は自然界の大バトルです!

次々と捕獲される魚たちを目の前にして大自然の厳しさをひしひしと感じます。
これもダイバーならではの体験ですよね。 
やっぱり海はすごい!

透明度が良いので、水中のダイナミックな地形と魚の多さの両方を満喫できたブルーケーブでのダイビングでした。 

乾期に入るこれからの季節、透明度もぐんぐん良くなり、ダイビングがもっともっと楽しみになってきますね!  

  津金でした。                          








2009年11月21日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年11月21日 オコベ・ティラ( Okobe Thila )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
今週はお天気に恵まれました!
ちょっと暑すぎる!なんてお客さんが文句を言っていましたが、悪すぎる・・・よりもいいですよね。

水中は午前も午後も流れが強くて、なかなかダイビングポイントを選ぶのに難儀していましたが、や〜っと21日ぐらいから流れが穏やかになりつつありそうです。

そんな訳で21日午前中はオコベ・ティラに行ってきました。オコベ・ティラでは流れが強い場合は、ティラに隣接している大きな隠れ根(ギリ)でもダイビングが可能なのです。でも今回は流れは思ったよりも穏やかだったので、ティラでダイビングできそうですよ。

まずは隣接の大きな隠れ根・ギリでエントリー。太陽光線が差し込む明るい水中は透明度もまずまず、何だか期待にわくわくするダイビングの始まりです。

水中はキビナゴなどの小魚が多く、雨期のはじまりを思い出させるほどです。その周りを囲むようにカスミアジたちも編隊を組んで狙っています。特に流れのかかるティラ周辺では小魚とクマザサハナムロの群れや、それも取り囲むカスミアジやロウニンアジ・イソマグロの姿を現し魚もりもり状態です!

時にはスマ(カツオの仲間)たちも大きな群れをつくって小魚を追いつつ水中を走り回っています。

小さい生物ではベンテンコモンエビたちの小さな棲み家で手先のクリーニングをしてもらったり・・・オレンジ色のウミウシも見つけたり・・・とダイバーたちは大興奮です。

もちろん常連のナポレオンやシマコショウダイ・ヨスジフエダイ・ムレハタタテダイたちもティラのダイナミックな地形とサンゴ礁を彩り、や〜っぱりオコベ・ティラはすごいぞ〜!!

突然にして良くなったお天気はまた突然にして変わる気配・・・が・・・。
昨日22日は夕方になると暗い大きい雨雲がせり出し、ついに雨が降って来てしまいました。
でも今日23日、 青空が広がっていま〜す!!  

津金でした。             









2009年11月12日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年11月12日 ランカン・ベル( Lankan Beru )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
今週は雨だけでなく風も強くって・・・最悪の1週間でしたよ〜。
ちょうど2週間こんな調子でどうなるんだろう?なんて心配していたら、今日木曜日になったら青空がいっぱいにひろがりました!
それに風も収まって本当にいいリゾート日和でした。 
・・・な〜んてあんまり喜んでいると明日からコロッと変わってしまうと困るので、この辺にしておきましょう・・・ネ。

今回の強風で月曜日と火曜日の午前中のボートダイビングが中止となりました。 モルディブでは台風がないので、風が強いといってもボートが出港しないことは1年にほんの数回程度なんです。 なので今回の2日間は本当に大当たり!です。

それでも水中に入ると陸上・水面の風が嘘のように穏やかな海が広がります。
すでに11月に入りマンタの季節も終わりかな・・・と言いつつもパラダイスアイランドすぐ裏のランカン・ベルでは、マンタいますよ〜!

今日木曜日の午前中いってきました。
流れは本当にマイルドで、今回はリーフを右側に見ながら北から南にかけてまったり流れていきました。
久しぶりの太陽光線が差し込む明るい水中はいいですね〜。 それに透明度が少しづつ青さを増してきた水中でのマンタとの遭遇は気分がとってもいいです。
クリーニングステーションに到達する前でも、マンタたちが後ろから前からやってきては私たちを興奮させてくれます。
もちろんクリーニングステーションでも2匹のマンタが目の前までダイバーを覗きに来てくれます。

それでもここ最近はマンタの数が少なくなって来ているのかな?

ここランカン・ベルではマンタがいなくたって、ナポレオンやホワイトチップリーフシャーク・タイマイ・ロウニンアジ・カスミアジは常連です。 調子がいいとマダラトビエイやヒメイトマキエイまで勢揃いですよ!今日は常連さんどまりでしたけどね。

さぁ、今週はリピーターのアツシさん・アキさんと4歳になったタッくんが4年ぶりにいらっしゃっていただいたのに、ちょうど悪天候の合間にはまってしまいました。
でも・・・ちょっとは楽しんでくれたかな〜?! 
ありがとう〜〜!!              

 津金でした。









2009年11月2日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年11月2日 フラナ・ティラ( Furana Thila )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
      
長いことお待たせしました〜!
さぁ〜これからダイビングがんばるぞ〜と意気込んで休暇から帰ってきたら・・・雨、雨、雨のちょっと憂鬱な今日この頃なんです。
あまりにも雨が多くて日本の梅雨みたいです。 モルディブの雨期はジトジトしていない・・・なんてウソのようです。はぁ〜〜・・・。

でも水中の生物たちはお天気に変わりなく元気ですよ。
そうそう、ランカンベルのマンタたちもまだ健在なんです。 たぶんこれがシーズンの最後になるとは思うのですが・・・。

さてこんな悪天候でも、2日の午後のフラナ・ティラでのすてきなダイビングをご紹介します。
特に今回は私の好きなインゴーイングの流れで、外側のリーフから水路を横切り隠れ根(ティラ)に向かうモルディブならではのドリフトダイビングです。

エントリー直後は透明度はあまり良くないものの、水路に近くなると水温が下がり透明度も青く抜けて見えます。
そうなるとダイバーの周りに魚たちが急激に増えたように感じたりします。 ヒメフエダイ・シマコショウダイ・マダラタルミの群れ、水底近くではマダラエイもお昼寝中です。 水路に入るとマダラトビエイもダイバーを見下ろすように中層をゆっくり泳ぎ去っていきます。
もちろんホワイトチップリーフシャークも(ちょっと小さいですが・・・)堂々と登場です。
水路ではちょっと待っているだけで、いろいろな生物がやってきてくれますよ。

ティラでは流れに乗って浅瀬を飛ぶように流れていきます。
その合い間にサンゴのブロックの下を素早く覗いていくと・・・オオテンジクザメを2匹発見! 流れの中で岩に捕まりながら、そのつぶらな瞳に思わずウットリしちゃいます。

最後にティラを横切るように流され到達したブロックでは、バラフエダイやマダラタルミが流れの中で混ざり合うように群れて・・・その中をダイバーが通り抜ける瞬間はもう〜幸せなもみくちゃ状態です。

フラナ・ティラは北マーレ環礁の中でもそんなに有名なポイントではないのですが、密かに人気のある隠れ人気ポイントなんです。
インゴーイングとアウトゴーイングの流れでは全く違うダイビングが楽しめるのですよ。

モルディブに来た際には是非リクエストしてみてくださいネ!         

                          津金でした。










2009年9月28日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年9月28日 フラナ・ティラ( Furana Thila )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
お天気は怪しいモルディブの雨期となってしまいました。
まぁ〜雨期なのだから仕方がないのですが、やっぱり太陽が恋しくなります。

昨日(1日)ロイヤルアイランドからパラダイスアイランドに戻ってきました!

早速レポート・・・と言ってもまだダイビングしていないので、ロシア人スタッフ・ディナのフラナ・ティラからの素敵なダイビングをお届けします。
29日(火曜日)午前中、ちょっとクールなディナは日本人のダイバーと一緒にダイビング。
穏やかなアウトゴーイング流れの中、ティラの浅瀬でエントリーしダイビングの始まりです。
根のトップのマッシュルームサンゴの周りはキンギョハナダイ達が沢山群れて、水中風景をとっても明るく華やかに見せてくれます。
サンゴの陰をオオテンジクザメを探してみますが・・・いませんね〜。
サンゴ礁の斜面ではヒメフエダイの群れやシマコショウダイの群れを見ながら、ゆっくりとフワフワと浮遊感覚を楽しんで移動して行きます。

フラナ・ティラの浅瀬はテーブルサンゴがとても美しく広がり、太陽の光が射しこみ、その光の中をクマザサハナムロたちが通り過ぎたリ・・・したら・・・もう、もう夢見心地ですよ〜。

今回はサンゴの上でマダラエイがお休み中だったようです。
その周りでダイバー達が興奮して写真を撮りまくっていても、全然平気にとどまっています。 ちょっとしたモデル気分でしょうかね?

フラナ・ティラはアウトゴーイングの流れとインゴーイングの流れでは全く違うダイビングを味わうことができるんです。
クールなディナはちょっとやそっとの事では動じないのですが、今回の素敵なダイビングでは興奮していたようですよ。
 
津金でした。










2009年9月23日現地情報

2009年10月2日(金)

2009年9月23日 
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
オコベ・ティラ( Okobe Thila )

今日もモルディブは青い空が広がっています。
一昨日から昨日にかけての夜はずっと雨が降り、それに引き続き昨日の午前中まで曇りがちであったので・・・お天気が心配されましたが、まだまだ大丈夫そうです。
最近はお天気も水中のコンディションもまずまずです。

もちろんランカンベルのマンタに加えて、ここ最近はフラナティラでもマンタを見かけます。
さてマンタとのダイビングももちろん素敵なのですが、パラダイスアイランド周辺ではサンゴを彩るソフトコーラルと魚影の濃いティラ(隠れ根)でのダイビングもお勧めです。

23日午前、お天気は曇りがちなものの、サンゴや魚達であふれかえるオコベ・ティラの水中では、暗いお天気を跳ね返す位の華やかさでした。
今回もモルディブ人スタッフラシードからのレポートです。

流れは穏やかなアウトゴーイング。
オコベ・ティラのすぐ横に大きく張り出すメインリーフ・オコベ・ギリからエントリーです。
ギリの浅瀬に点在するマッシュルームサンゴの周りではキンメモドキとキビナゴの群れが集まり、それをめがけてカスミアジが編隊を組んではアタックしようとしています。
ギリの斜面をだんだんと深場へと進み目印のオーバーハングを確認後、オコベ・ティラへと移動して行きます。

まずダイバーを待ち構えていたのは大きく広がるヨスジフエダイの群れです。 今日は特に絨毯のように広がり、ダイバー達がふんわりその群れの中に沈み込んでしまうようです。

起伏のあるティラを見上げればピンクに黄・オレンジ・赤のソフトコーラルがティラをカラフルに彩っています。

大中小のブロックに分かれるティラの流れの上にあたるところでは、プランクトンを捕食するムレハタタテダイの群れがダイバーの前を横切って行きます。 ティラとの狭間では1,5mほどのナポレオンも目をキョロキョロさせながら、ダイバーの様子をうかがいにきているようです。

そしてここ最近ではティラの東側、メインリーフとの間で、バラクーダーの群れをよく見かけるようになりました。
それも100匹以上・・・200匹(数えた訳ではありませんが・・・)はいそうなほどの大きな群れです!

やはり雨期の季節は魚影が濃くてとってもリッチな水中ですね〜。

9月の連休に入り、日本からもダイバーの皆さんがいらっしゃっていただき、ちょっと活気づいているパラダイスアイランドです。
まだまだ日本からのお越しをお待ちしています。          
とし子


2009年9月14日

2009年10月2日(金)

2009年9月14日 
天候:晴 気温:31度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
ランカン・ベル( Lankan Beru )

夜中に雨が降るものの、日中はとてもいいお天気が広がります。

ロイヤルアイランドからマンタ!やジンベイザメ!!の情報が入ってきたりもしますが、パラダイス周辺でもやっとマンタが帰ってきてくれました!!!

今週月曜日(14日)、ランカンベルでは久しぶりに沢山のマンタ達に囲まれ、嬉しいやらホッとするやらです。

この日は朝からモルディブらしい穏やかな青い空と海が広がり、なかなかのダイビング日和です。
パラダイスアイランドすぐ裏のランカンベルでは、まだ私たちのボートが一番乗りのようです。
流れをチェックしてダイビング開始です。

プランクトンが多いちょっと緑かかった水中ですが、魚影はさすがに多いです。
穏やかな流れに乗って右手にリーフを見て進んで行くと、タイマイやちょっと若いナポレオン達はいつものメンバーで登場してくれます。
サンゴの隙間にはマダコも顔を覗かせています。
そして、クリーニングステーションのブロックにゆっくりと近づくにつれて、マンタがいるか・・・いないか・・・と私の心臓はドキドキです。
特にここ最近はなかなか出会うことができなかったので、尚更緊張してしまいます。

今日は・・・います!います!
近づいてマンタ達を目の前にすると「やっと帰ってきてくれた〜!!」と思わず抱きつきたくなります。

マンタ達はブロックの周りでクリーニングしてもらったり、捕食していたり、くるくる泳ぎ回ったり・・・行ったり来たりはしていますが、勢揃いすると9匹!まで一緒に数えることができました。
もちろんダイバー達は興奮でバクバク泡を出しまくりです。

ここランカンベルのマンタ達はダイバーが吐き出す泡が好きみたいで、時にはダイバーの真上までやってきて、わざと泡を身体に受けようとしているようです。 私たちで言うジャグジー効果があるのかもしてませんね。

さぁ〜やっとパラダイス周辺もマンタの季節です!!    
とし子


2009年9月9日現地情報

2009年10月2日(金)

2009年9月9日 
天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
フラナ・ティラ( Furana Thila )

最近は夜雨が降る事が多い・・・と思っていたら、今日(10日)になったら冷たい風とともに大雨もやってきました。
それでも午前中は太陽が顔を見せてくれる明るい空模様だったのですけれどね。

さて今週ご紹介したいダイビングは・・・
私は一緒ではなかったのですが9日(水曜日)の午後、フラナ・ティラでのダイビングです。 モルディブ人期待のインストラクター・ラシードからのレポートです。

フラナは軽〜いアウトゴーイングの流れなので、ティラの上でエントリー潜降開始です。
雨期らしくちょっと緑っぽく、いかにもマンタが出てきそうな透明度の中を、まずはティラの上に点在するマッシュルームコーラルを覗いて行きます。

マッシュルームコーラルの上では沢山のイバラカンザシが肌色のサンゴにカラフルな色を添えています。 和名のイバラカンザシはその姿が“かんざし”のようなのでその名前がついている訳ですが、英名ではクリスマスツリーワームなんです。 もちろん外国人の皆さんからはイバラカンザシの姿はちっちゃな“クリスマスツリー”のようなんですよね。

このマッシュルームコーラルの下は魚達の格好の隠れ家になっているのです。
時にはでっかいオオテンジクザメがごろっと昼寝中のことも。
そして今日は・・・いや〜いました、いましたよ〜。
まずは2匹が寄り添ってお昼寝中です。 で・・・その2匹の隙間にもう一つの尾びれが見え隠れしているので、反対に回ってみると・・・なんともう2匹が寝転がっています。
狭い隙間の中、全部で4匹のオオテンジクザメが皆仲良くぎゅうぎゅうと重なっています。 思わず一緒に添い寝したくなりますよね。

少しだけ深度を進めると、今度は2匹のホワイトチップリーフシャークが泳ぎ回っています。
今日はサメづいていますね。

根の上では大きなアオウミガメにも遭遇です。 まず1匹、次には2匹一緒に・・・。 アオウミガメのつるっプクッとした体つきと顔はダイバーにとても人気があります。 通常アオウミガメはとってもシャイでダイバーを見るとすぐ泳ぎ去ってしまうのですが、今日のはドシッとダイバーを見据えて逃げようともしません。

そして上を見上げるとイソマグロやカスミアジ・ナポレオンフィッシュ達も泳ぎ回り・・・、最後の最後まで楽しめた今日のダイビングでした。
余談ですが、他のグループはマンタも見たらしいです。

フラナ・ティラでは浅瀬でいろいろな生物に出会うことができるので、初心者でも充分楽しめることができます。
また流れが速い時には大物も増え、どんなダイバーにも満足いただける素敵なポイントです。
とし子


2009年8月31日 現地情報

2009年10月2日(金)

2009年8月31日 
天候:曇 気温:32度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
ハウスリーフ( House Reef )

先日ロイヤルアイランドから戻ってきました。
最近はお天気が比較的安定しているかと安心していたら、昨日(1日/火曜日)の午後になると南西からの強い風が吹き始め、とうとう雨になってしまいました。

さてデルフィスではサンゴの植え付けを昨年からしてきている事は以前ご紹介しました。
少しづつ・・・スタッフの時間が空いている時間に、時にはリピーターのお客さんと一緒に、コツコツとハウスリーフで植え付けを続けてきました。

と言う事で、今回は久しぶりのサンゴ植え付けに行ってきました。
かなり手慣れた手つきで作ったセメントボール玉を小さなバケツに並べ出発です。

今回の作業要員はウェッセルと新しくデルフィスに入ったマリオ(オーストリア人)です。

マリオは今年5月にインストラクターになったばかりで、海に関する事であれば何でも知りたがり屋の好奇心おう盛な25歳のニューフェイスです。
これからもよろしくお願いします。

で、ハウスリーフでのサンゴ・プランティング。
植え付けたサンゴは小さい物であればだいたい3週間位で、サンゴの根元が少しづつ土台のコンクリート広がり始め、思ったよりも早くに成果を見ることができます。
もちろん立ち枯れしてしまうサンゴもありますが、根気よく続けるだけのやりがいはありますよ。
この半年でサンゴ・プランティングの地道な努力のお陰で、水中の様子も随分変わってきました! そう、サンゴが増えてとても賑やかになりましたよ。

ハウスリーフの中では今回のプランティングの最中でも、黒いハダカハオコゼを見つけたり、部位にほど近いリーフエッジでは、3匹のブラックチップリーフシャークがドクウツボを狙ってその周りを回遊しているのが見られたりもしました。
たった10m余りの水中でとっても楽しむことができますよ。

パラダイスアイランドにいらっしゃる際は是非ハウスリーフでのダイビングをじっくり味わってみて下さいね。
もちろんサンゴ・プランティングに興味のある方はスタッフに申し出て下さい。                       
とし子


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