2009年8月29日現地情報

2009年10月2日(金)

2009年8月29日 
天候:曇 気温:32度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
フラナ・ティラ( Furana Thila )

はぁ〜やっとこのままお天気が続く・・・と思っていたのに〜。
昨日の午後から雨がちょっと降り出したら、夜になると本降りです。

今日(27日)は晴れ時々曇りのち大雨のがっかりするようなお天気です。
それでも5日間のモルディブ日和の中で、とっても素敵なダイビングをダイバーの皆さんにお見せすることができました。

24日(月曜日)の午後のフラナ・ティラでのダイビング。
お天気はとっても良く、気持ち良く青空が広がっています。 ポイントに行く前には水面で沢山のハシナガイルカ達が出迎えてくれて、潜る前から大興奮です。

流れは予想に反してアウトゴーイングですが、穏やかな流れなのでのんびりダイビングができそうです。
ティラ(隠れ根)の真上でエントリーし、まずは流れに乗りながらティラの上のサンゴのブロックでオオテンジクダイを探しながら移動です。
この辺のマッシュルームサンゴはとても大きく成長して、魚達の格好の住処になっています。
サンゴの下の隙間を覗いてみると・・・
アカマツカサにコショウダイの仲間達・ウツボ・ナポレオンなど比較的大きめの魚達の隠れ家になっています。 時にはオオテンジクダイやアオウミガメも潜んでたりします。

今日は2m位はありそうなでっかいアオウミガメが顔を出しています。
でもアオウミガメは身体の大きさの割に小心で、ダイバーの顔を見るとすぐに泳ぎ去ってしまいました。

ティラをだんだんと深度を進めて行くと、今日は珍しくホワイトチップシャークが好奇心旺盛にダイバーの周りをウロウロ回ってきます。

ティラの斜面はナンヨウキサンゴとそれを彩るキンギョハナダイ達で本当に華やかです。
途中にはヒメフエフキダイの大きな群れも集まり、水面近くにはクマザサハナムロが群れ、水中はいよいよにぎやかです!
その群れをかき分けるように頭のやたらに大きいマダラトビエイが1匹ダイバーに向かってきます。
私たちがあぶくを潜めてじっとしていると、マダラトビエイも余り気にせずすぐ横を流れに向かって泳ぎ去って行きます。

今日はプランクトンがやたらに多かったので思わずマンタを期待してしまいましたが・・・期待のし過ぎはダメですね。
でもダイビングの間中イルカの声が聞こえて、気持ちのいいダイビングでした。

空は灰色でじとじと雨は降っていても、水中はサンゴ礁と魚達でとても華やかですよ〜。
でもやっぱりお天気の方がいいですけれどね。         
 津金でした。


2009年8月18日現地情報

2009年10月2日(金)

2009年8月18日 
天候:晴 気温:29度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
ランカン・ベル( Lankan Beru )

さてやっと・・・やっと・・・モルディブの空に太陽が広がりました〜!
8月中旬の2週間は曇り時々暴風雨の毎日で、本当にせっかくモルディブにいらっしゃっていただいた皆さんに申し訳ない位でした。
20日の新月を境にどんどんお天気が良くなっているみたいです!!

そんな中、17日・日本からダイビンググループの皆さんがいらっしゃいました。
お天気には残念ながら恵まれませんでしたが、ダイビングではとってもラッキーだったのです。

18日は朝からここ最近にないほどの悪天候。
午後は北西からの強い風を避けるようにパラダイスアイランドすぐ裏のランカン・ベルでダイビングすることにしました。
水中は多少のうねりはありますが、流れも少なく穏やかなダイビングができそうです。
雨期なのに透明度は20mほどはありそうです。 ただ空が暗いので水中もちょっとどよどよ暗い感じがします。

リーフを左手に見ながら移動して行くと・・・ひゃ〜すでにマンタ登場です。 私たちよりもちょっと深場をゆっくりと流れに向かって泳ぎ去ります。
んん〜さい先が良さそうですねぇ〜。

いつものようにタイマイやクマザサハナムロの群れ・それを追いかけるイソマグロやロウニンアジに出会い・・・さぁ〜クリーニングステーションまでやってきました。
あれれ・・・マンタは・・・いない・・・です。
クリーニングステーションの反対側に回ってもうちょっと待ってみると・・・
いや〜やって来ました〜〜!!

まずは1匹。 ちょっと遠巻きだけれど、ゆっくりクリーニングステーションの周りを旋回しています。
さらにもう1匹が合流して、ダイバーの頭をなめるように真上を通り過ぎて行きます。
しばしマンタの姿をウットリ眺め。写真の皆さんはちょっと興奮気味にカメラと格闘しています。

安全停止中にも3匹のマンタがダイバーの真下をクルクルと泳ぎ回り、最後の最後までサービス精神満載のマンタ達でした。

でもこんな風にレポートしていると、とっても頻繁にマンタと出会えているようですが・・・そうでもないんですよ〜。
実は今年のランカン・ベルでは今一歩、マンタが集合してくれないんです。
大自然の事だから私にはどうにも出来ないのですが・・・
マンタや〜い!!                     
 津金でした。


2009年6月28日現地情報

2009年10月2日(金)

2009年6月28日 
天候:曇 気温:32度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
オコベ・ティラ( Okobe Thila )

今週は日本人のお客様が日本から4名、イギリスから2名いらっしゃいました。
ここ最近のパラダイスアイランドでは驚異的な人数です。
なので、私も張り切って日本語話しまくリ状態です。

お天気はまあまあ落ち着いてはいたので、「んん〜今週はいいお天気が続いて・・・」なんて話していたら、3日の午後になったら雨になっちゃいました。
その後はカラッと晴れはしないのですが、南国の太陽は充分感じます。

そして今週は比較的流れが少なく、結構人気のダイビングポイントにも行くことができて、なかなかの1週間でしたよ。

さて今週はじめ28日は、リピーターのマサアキさんとヨシノブさんと一緒にウェルカムダイブでオコベ・ティラに行ってきました。

それが大正解!
ダイビング前のブリーフィングで「運が良ければ・・・マダラトビエイにホワイトチップ・マダラエイ・ロウニンアジ・タイマイ・ナポレオン・・・に出会えます」なんて気前よく説明していたら・・・、
な〜んと説明していた生物全部に会うことができました。
それもマンタのおまけ付!
水中生物が勢揃いでマサアキさん・ヨシノブさんを大歓迎しているようです。
本当にラッキーでゴージャスなダイビングでしたネ。

そ・し・て・・・・・今月5日(日曜日)午前。
バナナリーフに向かっていたボートの上からジンベイザメを発見!
ボートが急に止まったので「なんだなんだ・・・」とまわりを見渡すと、ボートクルー達が水面を指差しています。
黒いフィン先が見えて「あぁぁイルカだ〜!」・・・とその影を追って行くと、んんん・・・何だかイルカよりも大きい・・・ひゃ〜ジンベイザメだ〜!!!
もちろん皆スノーケリングで水中にエントリー。
ジンベイザメはすぐに方向を変えていなくなってしまいましたが、その姿は皆さん水中でしっかり目に焼き付けられたみたいです。

残念ながら今回も私は見逃してしまいました・・・。
皆が見れてとっても嬉しいのですが・・・やっぱりくやしい〜です。                             
津金でした。


2009年6月19日現地情報

2009年10月2日(金)

2009年6月19日 
天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
ランカン・ベル( Lankan Beru )

19日の午後ランカン・ベルで潜ってきました。
本当は違うダイビングポイントを予定していたのですが、海のコンディションが悪いため近場のランカン・ベルに変更。

そして・・・マンタ〜登場です!!

私は体験ダイビングのゲストと一緒にダイビング。
クリーニングステーションにたどり着く前にクマノミと一緒に記念撮影。 ・・・と何やら黒い影を感じて上を見上げると・・・マンタが私たちの真上1mに迫ってきています。
それも私たちの上でホバーリングをしている感じです。
思わず手を伸ばして、マンタのお腹を掻いてあげたいくらいです。

クリーニングステーションでは4匹のマンタが優雅に泳ぎ回っています。
はぁ〜久しぶりのマンタたちの姿にしばしウットリ・・・。

実は18日の午後にもランカン・ベルに行ってみたのですが、マンタの影も形も見ることができなかったんですけれどね、
でもパラダイスアイランドのハウスリーフにマンタが遊びにきていました。

最近は雨期らしい気まぐれなお天気です。
日中太陽は出てくれるのですが、南西からの風がまだまだ強いですね〜。
夜になると、昼間雲の中でこらえていた水分が爆発したように洩れだし大雨・・・なんていう日が続いています。 
でもお天気は悪いけれど、水中は最高ですよ〜!!                              
 津金でした。


2009年6月16日現地情報

2009年10月2日(金)

2009年6月16日 
天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
トゥルスドゥ・コーナー( Thorusdhoo Corner)

ここ最近は南風が強く、不安定なお天気が続いています。
2〜3日前「いいお天気が続いてラッキーですね〜」なんてゲストの皆さんとお話ししていたら・・・怪しい黒い雲が張り出し、早々にどしゃどしゃの雨もやってきてしまいました。
でもモルディブの雨期は時には太陽も顔を出してくれるので、うじうじした日本の雨期のようではありませんよ。

さて今週火曜日(16日)、普段余り行かないパラダイスアイランドよりさらに北側、ドーニで1時間ほどのトゥルスドゥまで遠出してきました。

新しいダイビングポイントはゲストでならずともウキウキします。
ダイビングポイントはトゥルスドゥ・コーナー。

流れは思っていたよりも穏やかなインゴーイングで、初めてのポイントとしては最高のコンディションです。
島の外側(東側)のリーフから流れがかかるコーナーを経て、水路まで流れに乗ってダイビングするドリフトダイビングです。
流れが穏やかとは言え流れが直接あたるコーナー付近に近づくと・・・、まずはマダラタルミの大きな群れが流れに向かって泳いでいる中をマダラトビエイが3匹登場。
それだけでもすっかり満足して見とれていると、オーバーハングの陰にはマダラエイとでっかいクエがお昼寝中。 その横では2匹のタイマイが食べ物を見つけて興奮して食べています。
・・・と目を上に向けるとダイバーのすぐ上をマダラトビエイが6匹編隊を組んで中層を飛行して行きます。 
私たちダイバーは流れに対してバタバタしているにもかかわらず、マダラトビエイ達のその動きはとても優雅で静かです。

ちょっと小さめですがホワイトチップリーフシャークも1匹ダイバーに近づいてきます。
流れがもうちょっと強いとメジロザメも出て来る・・・との事です。

コーナーの浅瀬のブロックではヒメフエダイも群れて、浅瀬のダイビングでも充分楽しめそうです。

水路を先に移動すると7m〜24mの水深で段々畑の様に小さなオーバーハングが続き、その陰からはクエやゴシキエビ・アカマツカサがダイバーを待ち構えてくれて、最後まで楽しませてくれるポイントです。

お客さんが余り多いとなかなかこんな視察ダイビングは出来ないのですが、このゲストが少ない時期ならではの特典ですよね。

さぁ、これからはこの新しいポイント/トゥルスドゥ・コーナーもデルフィスのレパートリーの一つとして、ダイバーの皆さんにご紹介できます!                          
 津金でした。


2009年6月9日現地情報

2009年10月2日(金)

2009年6月9日 
天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 弱1 2 3 4 5強
ハウスリーフ( House Reef )

雨期らしい気まぐれなお天気が続いています。
でも今日(9日)は強かった南西からの風も落ち着き、モルディブらしいお天気です。
満月(8日)になったらお天気もちょっといいほうに落ち着いたみたいです。

そして・・・今日ハウスリーフでのダイビング。
モルディブ人インストラクターのラシードは、体験ダイビング1回目のダイビングでイギリス人ポールとダイビング。
浅瀬でのレッスンを終え、リーフエッジでファンダイビングを楽しんでいると・・・頭上に大きな影が・・・ひゃ〜ジンベイザメの登場だ〜!
4mほどの子供ジンベイとは言え、立派なジンベイザメです。

ダイビングセンターに帰って来るや否や、ラシードはすごい興奮でしゃべりまくり状態。
体験ダイビングに参加したポールは・・・大きい魚を見た興奮はあっても比較的あっさりとしています。
んん〜ジンベイザメのありがた味を全く理解していない!!みたいです。

パラダイスアイランドのハウスリーフでは、実は毎年6月になるとジンベイザメが目撃されているのです。
皮肉にも通常はダイバーよりも、体験ダイバーやCカード取得の講習中の皆さんが出会う事が多いのですけれどね。

ダイバーのみならず、スノーケラーだって出会うことができるんです。

やっぱりビギナーズラックは絶対あるんですよね。
ダイバーの皆さんも無欲無心で海に臨めば、出会いの可能性は大きくなるかもですよ。
でも期待しちゃうんですよね〜。        
津金でした。


2009年6月4日現地情報

2009年10月2日(金)

2009年6月4日 
天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 弱1 2 3 4 5強
パラダイスアイランドの港

今週は青空が大きく広がる気持ちのい〜い・・・ちょっと暑すぎるぐらいのお天気が続きました。 
夜になるとスコールがやってきてほどよい涼しさも広がっています。

パラダイスアイランドには長い桟橋が海に向かって伸び、その先端に私たちのダイビングセンターは位置しています。
先端は浅瀬をコの字型に囲いスピードボートなどを停泊させる小さな港にもなっています。
その港が結構面白いんです。

今の季節雨期に入りベビーラッシュで沢山の子供たちが生まれてきます。
港もその例外なく魚の子供たちで溢れています。
例えばアオリイカやチョウチョウウオ・アオヤガラ・ツマグロザメ・・・。
そしてツバメウオ。

1ヶ月ほど前に5cmほどのツバメウオの子供を見つけて見守っていると、今では10cmぐらいまで成長しています。
港の中で1匹寂しくないのか・・・との私たちの心配をよそに、日に日に成長しています。
で・・・、昨日(4日)港の中をそのツバメウオを探しても見つからずあきらめていると、小さな枯れ葉が・・・何だか泳いでいるような・・・いやいややっぱり葉っぱ・・・と目を凝らしてみると、やっぱり魚、ツバメウオの子供です!
それも1cmほどのちっちゃなやつ。
最初は波に流されているのかと思っていたら、ちゃんとち〜いさな尾を動かして泳いでいますよ〜。

こんなに小さくてもちゃんと命があって一生懸命生きていることを考えると、“私たちも頑張らなくっちゃなぁ〜!”とモルディブの大自然から元気をもらう今日この頃でした。

これからも2匹の小さな命を密かに見守る日々が続きそうです。
                       津金でした。


2009年5月28日

2009年10月2日(金)

2009年5月28日 
天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 弱1 2 3 4 5強
バナナリーフ ( Banana Reef )

青空は広がっていますが、風が強〜いここ最近のモルディブのお天気。
で、突然灰色の雲が広がったかと思えば、スコールがやって来る雨期らしい毎日です。

ロイヤルからパラダイスアイランドに戻ってから1週間、北マーレ環礁では私はまだマンタには出会えていません。
もちろんポイントによっては出てきてくれるのですが、通り過ぎるだけで・・・クリーニングステーションでのんびりホバーリングしてくれる・・・日はいつ来るんだろう?!

さて今日28日、バナナリーフでとってもいいお話し・・・がありました。
オランダ人スタッフ・レオンからのレポートです。
流れは穏やかなアウトゴーイング。 水中はプランクトンが多くどよどよしていますが、魚はうじゃうじゃです。
いつものオーバーハングではヨスジフエダイの群れ、リーフでは大・中・小のナポレオンにシマコショウダイ、クマザサハナムロの群れとそれを追いかけるカスミアジの編隊達・・・バナナリーフの常連達が勢揃いです。
最後には浅瀬のサンゴ礁ででっかいアオウミガメも登場!
・・・と、ハッピーダイブを終えボートで一息していると、バナナリーフにほど近い水面に何やら浮いている物が・・・。
それに動いています。
近づいてみると・・・
なんと70cmぐらいのタイマイ(ウミガメ)が網の断片に絡まってもがいています!
水面で網を切ろうと試みながら水中に目を向けると・・・水中には網に絡まってぐったりとしているアオウミガメも!!
水面のタイマイをまずは助けるために網を切ろうとしても、抵抗してなかなか上手く行きません。 
このままでは水中のアオウミガメは溺れてしまいそうです。
で、2匹のカメと網を一緒にボートの上に引き上げ、からだ中に絡まっている網をはずす事にようやく成功。
ラッキーな事に2匹のカメ達はまだとても元気で、海の彼方に泳ぎ去って行きました。

ボートの上では皆が一緒に手助けを出来た事に興奮し、満足そうです。

もちろんダイビングから帰ってきたダイバー皆さんはすごい勢いでこの“いいお話し”をそれぞれ語り始め・・・結局私は10回ぐらいはお話しを聞いたかな??
でもそのぐらい興奮する出来事だったのですよね。
私もその興奮パワーに混ざってみたかったな〜・・・とちょっと残念。                          
津金でした。


2009年5月19日

2009年10月2日(金)

2009年5月19日 
天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 弱1 2 3 4 5強
アクアリウム ( Aquarium )

この1週間パラダイスアイランド周辺では、とうとう雨期のお天気がやってきました。
南西から西よりの風が強く水面のコンディションは余り良くありませんねぇ。 
水中も雨期の透明度が広がっています。
が、プランクトンが豊富な水中では思いもかけない素敵なダイビングが出来ることもあります。
19日(火曜日)の午後に潜ったアクアリウムでは、そんな素敵なダイビングが出来ました。
通常アクアリウムでのダイビングはインゴーイングの流れで潜ると面白いのですが、今日はアウトゴーイング。 ちょっとがっかりしながらもリーフ西側の砂地からダイビングを始めます。
潜降直後に1mぐらいはあるマダラエイが優雅にダイバーの横を泳ぎ去って行きます。 マダラエイは泳いでいるときは、身体のまわりのひだをひらひらと優雅に動かし、何ともきれいです。
18mに口を開けているオーバーハングでは大きなクエを見つけますが、すぐ穴の陰に隠れてしまい残念ながらダイバーの皆さんには見せてあげることができませんでした。
リーフを右手に流れて行くと所々に小さなオーバーハングを見つけられ、そこではニセゴイシウツボが顔を出しています。 
クリーム色の体に黒い碁石模様が映えて、ウツボとは言えモルディブでは人気者です。
タイマイも今日は岩陰でお昼寝の最中のようです。
ちょうどリーフの角にあたる所ではクマザサハナムロの大きな群れが渦巻き、それを追ってカスミアジも編隊を組んで右へ左へと泳ぎ回っています。
浮上する前にリーフの上の大きなブロックをチェックしてみると・・・ははは〜やっぱりいました・・・オオテンジクザメ! 時々留守をしているので、「いるかな〜」とちょっとドキドキでしたが・・・。
頭だけ岩陰に隠してしっぽは堂々と外にはみ出していますが、1,5mぐらいはありそうです。
本当に最後まで楽しませてもらったアクアリウムでのダイビングでした。
雨期は魚影が濃くなり、これからも何が出て来るのか楽しみです。                    
とし子


2009年5月13日現地情報

2009年10月2日(金)

2009年5月13日 
天候:曇 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 弱 2 3 4 5強
マーギリ・コーナー ( Maagiri Corner )

この2〜3日ちょっとお天気が崩れ気味でしたが、今日14日はすっきりといいお天気になりました。
今回は昨日(13日)の素敵なダイビングをデルフィスのルーキー・ゲディスからレポートしてもらいます。
午前中、マーギリ・コーナーでのダイビングです。
マーギリ・コーナーは砂地とサンゴ礁が広がる、モルディブらしい明るいダイビングポイントです。 雑誌などにはあまり載らないのですが、北マーレ環礁のかくれた人気ポイントなのです。
透明度は雨期に入っているのでちょっと悪くなってきていますが、流れも少なく比較的穏やかなコンディション。
砂地の斜面でエントリー潜降し始めると遠くに黒い影が見え、目を凝らしているとだんだんと近づいてきます。 
な〜んとモブラー・ヒメイトマキエイの群れです。 それも10匹!
思わずボーッと見とれていると、本当に手が届くくらいの位置までやって来てくれます。 私たちがモブラー達に見られているような気分です。 私たちが泳ぎ始めるとなんとモブラーも一緒に泳いでくれます。
実はこの時ダイビングにまだ慣れていない、ちょっと怖がりーのビギナーダイバーが一緒だったのですが、そんな彼女も水中で満面の笑みです。
こういう事があるからダイビングはやめられませんよね。
その後もオーバーハングの陰で昼寝中のタイマイやウツボにしてはハッピーカラーのニセゴイシウツボにも出会い、怖がりダイバーの彼女も何か一歩前進したみたいです。
水中では本当に何に出会えるか分からないです。
同じダイビングポイントでも、海のコンディションや時間によって毎回いつも違った表情を見せてくれるのが海の魅力でしょうね。
              とし子


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