カンクン&コスメルのエリア情報 カンクン&コスメル

カンクン&コスメルのエリア情報

カンクン情報
カンクンは海とラグーンに挟まれたホテルゾーンで、全長22kmの道路を挟んだ両脇にはホテル、レストラン、ショッピングモールが立ち並ぶ。
カンクンに滞在するなら絶対ホテルゾーンがおすすめ!

交通
数分おきに公共バスが行きかい、とても便利。観光客も地元民も利用する。
基本的にホテルゾーンは右側通行の1本道、料金もホテルゾーン内の移動は一律なので簡単。
24時間運航しているが、真夜中は本数が少なくなる。
タクシーも安いが料金メーターは無いので、料金は乗る前に交渉が必要。
チップ(料金の10%程度)も忘れずに。

ビーチ
海側は全てビーチで、殆どが高・中級ホテルのプライベートビーチになっている。

ダウンタウン
ホテルゾーンからバスで行ける。
近代的なホテルゾーンと比べ、メキシコ感あふれる町並み、石畳調の道路、屋台や地元の子供たちと接する事もできる。
メルカド(市場)も楽しい。
治安は、比較的良好。ダウンタウンでもUSドルは利用できる。

イスラ・ムヘーレス島
ホテルゾーンにあるフェリー乗り場へタクシー等で移動し、フェリーで約20分の距離にある。
観光客は1日オプショナルツアーで訪れる事が多い。
フェリーチケットのみの購入も可能。

コスメル情報
コスメルはマヤ語で「ツバメ」という意味で、神話に由来する。
ダイバー天国のコスメルは、世界で2番目に大きなリーフを誇り、ダイブショップは100以上、メキシコ最大の島。
ダイビング以外の主な観光は、中心部にあるサンミゲル(レストランやお土産屋さんが並ぶ賑やかなエリア)と、チャンカナブ国立公園(自然の海洋公園でシュノーケルエリアがある。小さなビーチには60種類以上の海洋生物が確認できる。イルカと泳ぐ・イルカとダイブもこの敷地内で楽しめる。)がある。
 

セノーテ
マヤ語で「神聖な泉」という意味。
ユカタン半島の地下を走る無数の地下水脈が流れており、地上部分が一部陥落して地表から見えるのが、その入り口である泉。
貴重な水場であり、その神秘的雰囲気から古代マヤ人の宗教的聖域として守られている。

どうやって形成されたのか?
約65万年前、気候の変化で海面位が低くなると、ユカタン半島が地上に現れた。
石灰石地層の侵食、鍾乳洞が形成されたのは、この陸地時代、氷河期だ。
つまり、セノーテの所々に存在するエアポケットで呼吸できるのは、65万年前の空気!
そして温暖な海の海底だった証拠に、珊瑚や貝の名残・化石も見る事ができる。

どうして貴重で珍しいの?
地殻変動や地震のないユカタン半島では、目が粗く、脆い性質の石灰石地層の保存状態が特別に良いと言われている。
また、半島全体が、氷河によって平らに削られた完全な0m地帯のため、河は存在せず、河による侵食や地形変動が少ない(高低差0m地帯では、水は流れを造らず、河は形成されないので、水は地下に染み込んでいく)為、保存状態・水の透明度が保たれている理由となっている。
石灰石の岩盤地層を通過し、地下に染み込む雨は、フィルターで濾過された、超透明水。
セノーテ内のフレッシュウォーターは、クリスタルウォーターと呼ばれ、透明度は最大200mとも。
洞窟内に満たされたクリスタルウォーターの中、上下から伸びる鍾乳洞柱の間をぬって進む、セノーテダイビングはまさに幻想的な世界。

チチェン・イッツア遺跡
チチェン・イッツァ遺跡はマヤの最高神ククルカン(羽毛のある蛇の姿の神。)を祀るピラミッドで、1988年に世界遺産登録された。
大きな9段の階層からなり、最上段には真四角な神殿がある。
ピラミッドの階段は、4面に91段あり、これを合計すると91×4=364段で、最上段の神殿の1段を足すと、365段になる。
また1面の階層9段は階段で分断されているので合計18段となり、これらはマヤ暦
の1年(18ヶ月365日)を表している。
このことから「暦のピラミッド」とも呼ばれている。
北面の階段の最下段にククルカンの頭部の彫刻があり、春分の日・秋分の日に太陽が沈む
時、ピラミッドは真西から照らされ階段の西側にククルカンの胴体(蛇が身をくねらせた姿)が現れ、ククルカンの降臨と呼ばれている。
オプショナルツアーでは、セノーテと組み合わせた1日ツアーを楽しめる。