シミラン諸島
チェックダイブを兼ねて、潜り込んだのが、hideawan bay。水深30mあたりに沈船が横たわり、隣に大きな赤いイソバナが咲いている。そして、水深を上げながら、キンセンフエダイの群れやウミシダの近くで泳ぐクジャクスズメダイの幼魚などを撮影する。浅瀬を漂っていると、ガイドの健さんが指差す先に初めて見るお魚がいた。コイタンと言ってハギの一種で、コイとは、鯉から名付けられたもので個体によってデザインが異なるとのこと。神経質でもなく、接近して撮影できたので、かなり嬉しいファーストダイブとなった。
海の中
カジキ!カジキ!カジキ!頭上!
事前にマンタが出ていると聞いていたので、周囲を伺いながら進んで行くと、「頭上を見ろ!」という合図が。大きめのお魚が6匹、旋回しながら泳いでいる。そして、時折大きな背びれをパタパタと広げている!なんとバショウカジキだった。私は手に持っているカメラが超広角レンズであるということを後悔しながら、水面に向かいファインダーを覗いた。10秒ほどの出会いだったが、それはまさしく海からの贈り物だった。