コラム

インドネシア・アンボン

インドネシア・アンボン

アンボンの海

昨年、初めて取材をした際にとても気に入ってしまったアンボンの海。カラフルな海底景色に、様々な生き物たちが素晴らしいモデルを務めてくれる。かなり写真の撮りやすい海で、一度しか行っていないのに、私は最新の写真集にアンボンの写真をたくさん使用した。アンボンから出航する、噂のバンダ海クルーズの取材依頼があった際に、「もう一度、アンボンで取材&撮影がしたい!」と私は願い出た。

kampung baru & Rhino city
アンボン湾でのダイビング。アンボンを一躍有名にしたのはこの町に近い湾で、人間生活のエリアでありながら、珍しいマクロの生き物がたくさん見つかるポイント。まず潜り込んだのは、「kampung baru」というポイント。黒い砂地のスロープ状のポイントで、環境的には、マクロの宝庫と呼び声の高いレンベなどにとても似ている。ウミウシに関しては、あまりにも小さいサイズすぎて、超マクロレンズでも撮影が困難なほど。
 

2本目はRhino cityへ。目的は、サイケデリックフロッグを見つけること。ガイドは最初からサイケデリックフロッグ探しで、水深4mの棚の上でずっと探しているので、ゲストは各自、あまり離れない程度にばらけて、各々の生き物を探す。タテジマキンチャクダイやアカククリの幼魚などわかりやすい生き物だったり、やはりウミウシだったり。結局90分ほど潜るが、サイケデリックフロッグは現れず……。会いたかったな……(笑)。

ミミックオクトパス

amahusu beachにエントリー。明るい砂地のポイントで、マクロの生き物をお宝探しのように楽しんでいく。まず水深を落として、ガイドのアレンがタコを見せてくれる。砂地を這うようにして移動していく。後から聞くと「あれはミミックオクトパス!」だと教えてくれた。もっとゆっくり観察して、いろんな擬態を楽しむべきだったかも。その後も、ガイドさんがいろんな生き物を見せてくれる。「ザ・アンボン」のようなマクロ三昧の1ダイブとなった。

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