アリ環礁 ダイビングポイント

南北に長く、環礁をグルリと数々のリゾートアイランドが取り囲んでいるアリ環礁。南北マーレ環礁についで横綱級のポイントが多い!!

アリ環礁

南北に100km近くあるため、南部、北部のどちらのリゾートに滞在するかで潜るエリアが全く異なるアリ環礁。

北部はお隣のラスドゥ環礁までフルディトリップに出かけるダイビングサービスもある。

南部ではジンベエザメも狙える。

  ポイント名 地形のジャンル レベル 大物遭遇度 地形の迫力度 流れ注意度
1 Dhigu Thila
チャネル
説明
中級 - - -
2 Hudhu Kuda Thila(Five Rocks) 中級 - - -
3 Bodufinolhu Thila
アウターリーフ
説明
初級 - - -
4 Kuda Rah Thila
説明
上級 - - -
5 Fun Thila 中級 - - -
6 Vakarufalhi Thila 初級 - - -
7 Maamigiri Beru
チャネル
説明
初級 4 2 3
8 Dhidhoo Beru
アウターリーフ
説明
初級 - - -
9 Maamigiri Caves アウターリーフ 初級 - - -
10 Broken Rock 中級 3 2 3
11 Napoleon Thila & Paradise Rock 初級 3 3 3
12 Dangethi South アウターリーフ 初級 5 1 3
13 Lucky Hell アウターリーフ 中級 3 5 4
14 Manta Point (Madivaru) アウターリーフ 初級 5 1 1
15 Batfish Reef アウターリーフ 中級 4 4 4
16 Lucky Rock 初級 2 1 2
17 Ranveli Wreck ハウスリーフ 中級 3 1 4
18 Aliko Thila 中級 4 5 3
19 Thinfushi Thila 初級 3 3 3
20 Ranveli Thila 初級 5 3 3
21 Black Coral Thila 初級 3 3 1
22 Rangali Outside アウターリーフ 初級 5 2 1
23 Hani Thila 中級 4 3 4

ダイビングポイント詳細情報

ヴィラメンドゥ ティラ

アリ環礁南東ヴィラメンドゥアイランド東の外洋ポイント。根の周りにはきれいなオーバーハングがあり、リーフトップは6mで東側はアウトサイドリーフに面し、北側と南側はチャネルになっています。マダラトビエイ、サメ、ツバメウオが狙え、雨期にはジンベエが出ることもあります。

ホリディ アウトサイド

環礁南部の5~7mにトップリーフがあるポイント。20-25mぐらいまでスロープの後、外洋に向かって砂地が広がっています。大物一発狙いのポイントで運がいいと水中ジンベエに会えることもあります。

ランガリ マディバル

アリ環礁南西ヒルトンリゾートの南側のポイント。リーフのトップが水深10mでドロップオフになっています。乾季(12月~3月)のマンタポイントとして有名で他にもヨスジフエダイの群れの大きさはモルディブでも1,2を争います。

ドンカロ ティラ

環礁北西部にある水深20~25mぐらいに砂地が広がり、その砂地を囲むように根があるポイント。根のトップは13~15mで砂地に向かってスロープになっています。乾季のマンタポイントとして有名で30~40枚のマンタの群れに出会いこともあります。

パネトネ

環礁南西部のリーフトップは1~3mと浅く20~25mまで壁になっているポイント。その壁の10~20mの間には数多くのオーバーハングがありソフトコーラルやウミウチワも多いです。乾季のマンタポイント。他にもイソマグロが多い時は30~40匹の群れに当たることもあります。リーフの離れ根にはオニハタタテダイの群れも根づいています。

ディグラアーチス

環礁南東部のトップリーフは3~5mと浅くトップリーフの淵にはハードコーラルが多いポイント。トップリーフの内側は真っ白い砂地が広がっています。20~25mまでは壁でオーバーハングやアーチが多いです。25mぐらいから砂地、ガレ場が広がっています。オーバーハングやアーチが多く地形が楽しめるポイント。また水底の砂地、ガレ場には珍しいハゼ類が多く、モルディブ固有のハゼやインド洋固有のハゼが見られます。

リーティ ティラ

環礁南西部にあるトップは3~5mで東側は20mぐらいまでスロープ後、砂地・ガレ場が外洋に向かって続いているポイント。北側は25~30mぐらいまで壁になっていてその間にはオーバーハングが多いです。リーティとは「美しい」という意味で北側の壁についているソフトコーラルが美しく、根のトップにはモルディブでは1,2を争うぐらいのテーブルサンゴの群生が広がっています。東側に潮が当たると魚影が濃くなりイソマグロが捕食にやってくる。深場にはサメが多く、水底にはハゼも多いポイントです。

ラミヤルガァ ティラ

環礁中心部根のトップは7-10mぐらいの水深で外に向かってスロープが20-25mまで続いている。根はそれほど大きくなく1ダイブで1周程度の大きさ。マダラエイがよく見られ、潮が当たるところには魚影が濃くなっている。そしてイソマグロが捕食にやってくる。根の周りにはイエローフィンバラクーダやアジ系の群れが見られることもある。またラミヤルとは「小さいサメ」という意味があり根のトップにはホワイトチップの子供が岩の下で寝ている。

フィッシュヘッド

環礁中東部にある水深40~50mから水面下約10mまで鋭く上昇している隠れ根のポイント。西側にはオーバーハングが多く、根の直径は約80~90m。昔、漁師が釣った魚の体が食べられてしまい頭しか釣れなかったことがポイント名の由来です。由来通り魚影が濃く、その小魚を狙ってくる回遊魚も多いです。また、根つきのナポレオンもいてダイバーにとてもフレンドリーなので写真をゆっくり撮ることができます。

マヤ ティラ

環礁の中北部にあるポイント。根のトップは5~7mで12mぐらいまで緩やかなスロープ後、水底30mぐらいまで落ち込んでいます。西と南側に離れ根ではオグロメジロザメが見られることがあります。魚影が濃く、回遊魚のダイナミックな捕食シーンが見られることが多く、オオメカマスの群れや根つきのマダラトビエイ、2m近いオニカマスも見られることもあります。

バタラマーガカン ティラ

環礁北東部にあるリーフから続いている長細い隠れ根のポイント。隠れ根のトップは15~25mぐらいで、境の西側はドロップオフ。東側は水深20mぐらいの砂地が広がっています。マダラエイや大きなナポレオンが見られることが多いです。一番の目玉はオグロメジロザメとホワイトチップの群れで、たまにマダラトビエイの編隊が現れることもあります。

オリマス ティラ

環礁西中部にある根の直径は約100mで根のトップの水深は5~7mぐらいで東側に向かって緩やかに落ちていくポイント。北側にいくつかのオーバーハングがあり南側は緩やかに一定の形で30mまで落ち込んでいます。テーブルサンゴやウミウチワなどのハード・ソフトコーラルが多く、またオーバーハングなども多く景観が楽しめるポイントです。

カル ティラ

環礁中北部にある1ダイブで2週ぐらいできる、約30~40mの小さめの根があるポイント。根のトップから水底までは壁になっていて水底は30~40mぐらい。潮が当たるところに魚が群れていて、イソマグロとカツオの群れが捕食にやってきます。外洋側にはオグロメジロザメも多く、追いかけなければ目の前まで来てくれることもあります。深場にはツバメウオやヨスジフエダイが群れ、根のトップにはマダラトビエイが根ついています。