2007年8月5日~9日

2007年8月9日(木)

8/5/07
北マーレ 
風は少し強いけど、上々の天気の中1本目はMaagiri Rock。弱い流れがたくさんエサを運んで来ているのか、今日のガーデンイールは体を思いっきり穴から出してニョロニョロ体を揺すりながら食事中。ヨスジフエダイもぎっちり固まって群れてるし、それを狙ってるのか大きなイソマグロが横切って行く。リーフにはミヤケテグリなんかも発見。明るい白い砂の斜面を上って行くと大きめのモブラが1枚。
南マーレに下って2本目はKudha Giri。まずは沈船に直行。大物見当たらないので、小さくMaldives Triple Finやフタイロカエルウオ見つけて、根の方へ直進。いきなり人より大きいイソマグロと鉢合わせ。根沿いに進めば8匹程カスミアジが通り過ぎて行く。
3本目のMedhu Faruでは環礁の外側に通じるチャネルにジャンプイン。ドリフトするには程よい流れ。ロウニンアジの群れに出会う。群れてると浪人って感じしないけど。

クマザサハナムロなどを狙って壁沿いにロウニンアジの群れはとどまっている。こっちも流れの中を頑張ってとどまりロウニンアジ見学。群れが散ったかと思って再びドリフト開始。すると前から根沿いにロウニンアジの大行進。隊列組んでどんどんやって来る。最後にマンタも飛び出してフィニッシュ。


8/6/07

今日も晴れ。水温も相変わらず28℃。朝1本目のKandoomaa Thilaは流れが強くて手強かった。マダラトビエイの大きいのやイソマグロがのんびり泳いでるけど、人間はのんびり泳ぐって感じじゃなかったな。朝から運動したよ。
船は海峡を渡る。運動+朝ご飯=睡眠。アリ環礁への移動は長いから昼寝ならぬ朝寝にはたっぷりの時間がある。ZZzzzzz.
お昼を食べて、午後はジンベイサーチしつつ2ダイブ。海面に現れるのはジャンプするカジキのみ。2本目をMaamigili Out Reefで潜れば、透明度ナイス、流れもマイルド。のんびり根沿いに進むとナポレオンを隠れ蓑にして小型のカスミアジがエサを探してる。リーフの斜面にはアカヒメジやヨスジフエダイが斜面を覆うように群れている。一直線に並んで大きいイソマグロが3匹通り過ぎて行く。根を上ると小ちゃいヒメイトマキエイが1匹で泳いで行く、迷子かな?途中からタイマイがチームに参加!?向かう方角が一緒だったのか、みんなに写真撮られながらも逃げる気配無し。

再びジンベイサーチしながらタンクのチャージを待つ。3本目はDigurah Out Reef。
時間が押して潜り始めたらもう夕方、少し薄暗くなったウォール沿いをのんびり泳ぐと壁の穴の中にキンメモドキがびっしり。岩の下の隙間で寝ているマダラエイ。大きく開いたウミシダにはコシオリエビが隠れたふり。いくら色が同じでも目立っていますよ。

8/7/07

アリ環礁
また晴れ。雨期なんだけど、最後に降ったのはいつだったかな。雲もあんまり出てないし。潜ってみれば、やや曇った感じ。透明度14mくらいか。1本目のKudharaThilaには魚が、ゴッチョリ群れている。根の斜面を隠す程のヨスジフエダイとヒメフエダイの群れ。大きなイソマグロが根のそばを行ったり来たり。カスミアジは10匹弱の群れを作り食いつく隙を探してる。根を登るとハナダイ達がヒラヒラ舞い。よく見ればその中にハナダイギンポも穴から出てクネクネ泳いでる。
さあお腹がすいた、ご飯だとみんながテーブルを囲むと「ジンベイ」と声がかかる。本当に今ですか?なんて思いつつ、みんなご飯はお預け。デッキに出て準備したけど、ジンベイは潜ってしまったようだ。とりあえずご飯をすませて、デッキやバーのソファで待機。今日は運がいいね。長く待つ事も無く再びジンベイ発見の声。準備してって言ってるのに、何でか船から水面を覗きジンベイを探すゲスト達。のんきね。
ジンベイは待ってはくれません。思わず声も大きくなる、「早く準備して」。なんとか全員ジンベイ見たところで、どんどん潜って行くジンベイ。ちょっと短いジンベイスイムでした。
2本目はさっきジンベイが泳いでたすぐ近くDigurah Out Reefへ潜って水中ジンベイを狙ってみたけど、空振り。ご飯を食べて再びジンベイサーチ。で、発見。ジンベイって叫びながら下のデッキに降りてみるとほとんど皆さん準備できてない。5人程飛び込んだけど、間に合わなかった。
3本目のReethi Thilaに潜る頃にはまたしても夕方。メジロザメやカマスの群れを見て、ウォール沿いに進む。壁に日の光が遮られて結構薄暗い。でも、薄暗い所から根の上に出て、光を浴びるテーブル珊瑚の原を見る時の感動は一層倍。

8/8/02

アリ環礁
雲少なく,波も風も穏やか。今回のクルーズも半分の日程がすぎて、船は北を目指す。魚の数はたっぷりいるけど、今日はどこも透明度がきつかった。まぁ,エサたっぷりの魚影の濃い海だから仕方ないけど。
1本目ではLhamiyaruga Thilaへダイビング。イソマグロとかコシオリエビ、ホワイトチップにムスジコショウダイの幼魚と大小織り交ぜて潜る。浅い根の上側に来た時、突然視界の隅から突っ込んで来るものが、ぐっと体を引き起こして避けると大きなゴマモンだった。誰だったっけ、モルディブのゴマモンは襲ってこないなんて言ってたのは。足で牽制しながら後退、撤退。
大きなナポレオンに迎えられてFish Headで2本目スタート。小さいバブルコーラルシュリンプ発見。根をぐるっと回り始める。イソマグロやギンガメに何度かすれ違いつつトップリーフへ。カスミアジの群れがクマザサハナムロ達に盛んにアタック。
3本目のMaaya Thilaは今日一番不透明。なんとかグレイリーフシャーク見つけて根待ち。でも、戻ってこなかった。カスミアジは頑張ってフュージュラーを追いかけてる。ロウニンアジはのんびり泳ぎ回るか、クリーナーに掃除してもらおうと、岩場でのんびり。
ラスドゥー環礁へ移動して追加ダイブで4本目Madivaru Cornerに入ると根沿いにイソマグロがさーっと行ったり来たり。でも、今回見たいのはギンガメの群れ。前にトルネードしてた深みの上でしばらく様子を見るものの、ギンガメの群れは見当たらない。仕方なしに流れに身を任せて進むとかわいいベイビーマダラトビエイがポツンと通過。根沿いに遊ぶけど、やっぱり気になってギンガメ探しに戻ったら、結構まとまった群れが根のそばで漂っている。ラッキー。

8/9/02

早朝早起きしてRasdhoo Madivaruへハンマーヘッドを探しに潜る。まだ暗い中早起きしてPCに向かっているとアレって思った時にはもう土砂降り。干し物救出はなりませんでした。たった5分で止んだけど本当に久しぶりの雨でした。潜ってみれば透明度も結構悪い。何にもいない、、、、。ハンマーヘッドは見つからなかった、残念。
移動中またしても雨が来た。今度こそ物干救出成功。ちょっとは濡れたけど。
次のダイブはVoshimas Thila 狙いはグレーリーフシャークの群れだったけど、流れの中深みを覗いて頑張ってみたけど、結局2匹のグレイリーフと2匹のホワイトチップだけ。ジンベイ見た分サメには縁が薄くなっているのかな。
ついに今回のクルーズ最後のダイブ。Lankan Reefにマンタ見に行きます。クリーニングステーションに着く前からマンタと遭遇。大きめのが5匹もいました。でも、クリーニングステーションの根に着いて、じっとみんなで写真撮ったりしていたら、なんだかすごい人だかり。マンタも落ち着き無くスピードアップしてあっちこっちへ泳ぎまくる。上がってみたら全部で5艘もドーニーが、1艘10人でも50人が同じ場所に潜ってたんだ。マンタも落ち着かなくなるはずだ。

石渡 隆之
Island Safari1


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