2008年9月7日~11日

2008年9月6日(土)

9/7/08 第1日目

位置 天候 水温
北マーレ Maagiri Rock 晴 28℃

風が少し強いけど、天気は上々。明るい青の中に降りるとムレハタテダイの黄、白、黒が右にツー、左にツーと泳ぎ回る。白い砂地のガーデンイールの林をかき分け、かき分け進んで行くとブラックシュリンプゴーが警戒しつつ穴の淵でこちらを睨んでいる。すぐ脇ではイレズミウミヘビが砂から頭だけ出してじっと動かない。完璧に隠れているつもりなのか、ミリも動かなかった。メインのロックに辿り着くと視界が黄色に占領される。ヨスジフエダイの群がカラフルな水中の景色を作る。


位置 天候 水温
北マーレ Lankan Reef 晴 28℃

エントリー直後からスーッと静かに素早く泳ぐクマザサハナムロの群が川になって浅瀬に向かって流れて行ったり、沖に戻って行ったりしている。ロウニンアジかイソマグロが狙っているのかな。狙いのマンタはなかなか出て来ない。斜面沿いに泳いで行くと一番後ろにいた今週の主役級ゲスト、微笑みのMr.Sがウウーウウーと何やら叫んでマンタの登場を教えてくれた。後ろから追い越し気味に泳いで来たマンタ。そのままスーっと通過して行く。今度は前から来てスー、もう一度後ろから来てスー。何度も通過して行く。マンタは通過するだけで落ち着き無く、クリーニングでノンビリの姿は見られなかった。

位置 天候 水温
ラスドゥー環礁 Madivaru Corner 晴 28℃

砂地を目指して降りて行くと下にホワイトチップが5匹も寝ているのが見える。外観に面した壁に出て行くとアカモンガラが作る黒い水玉模様の向こう側にグレーリーフシャークがグルグル廻っているのが見える。イソマグロもブンブン泳ぎ回っている。目の前でがらっと柄の変わったキツネフエフキが何かに襲いかかって暴れている。オッ、ギンガメだっとゆっくり近づいて行くと10匹位しかいない。どうやら群からはぐれた子達みたい。根沿いに浅瀬に向かいつつ何度も登場するグレーリーフ。なかなか接近してくれない。見えたと思うとUターンして行くグレーリーフに遊ばれた。

9/8/08 第2日目

位置 天候 水温
ラスドゥー環礁 Rasdhoo Madivaru 晴 28℃

日の出直後の朝焼けの空と暗い海、底も壁も見えない沖側をハンマー探しに降りて行く。ちょっと焦りが出始める10分目、1匹のハンマーヘッドが視界に入る。海の暗い色にどうかするハンマーの背中の色。ちょっと目を離すと見失いそうだ。今日のハンマーはちょっと小振りの1.7mくらい。よくやるこっちに横腹を見せてゆっくり泳ぐ、こっちを観察するような素振りは無く、そのまま泳ぎ去ろうとする。ちょっと追っかけてみたけどこれ以上のスピードアップは誰もついて来られないだろうから追跡断念。ちょっと深度あげて再度捜索。やや上に大きいの見つけたと思ったらデカイツムブリだった。もう無いかなと思っている所で的場君、ハンマー発見。これも逃げ足早く、みんなが見るのは無理だったみたい。

位置 天候 水温
アリ環礁北部 Kalhu Thila 晴 28℃

ちょい濁りがキツいけど、飛び込んだ瞬間、周り中クマザサの群。海にって言うよりクマザサに飛び込んだ感じ。エサが多いと捕食者も多い。サイズも様々なイソマグロが2~3匹横並びになって群の周りをグルグル廻る。何度も目の前を通過して行くイソマグロ。おこぼれ狙いのグレーリーフも直ぐ下をウロウロ徘徊する。イエローテールジャックやレインボーランナーもグレーリーフと平行して泳ぎ回る。下に又別の群が見えて来た。今度はギンガメの群だ。やや小振りのギンガメが海底沿いにリバーになる。根の淵に上がり濃い魚影を眺めていると、根沿いの壁ギリギリまで何度も何度も接近して来るグレーリーフ。アッと言う間に時間切れ。

位置 天候 水温
アリ環礁中部 Fish Head 晴 28℃

緩やかな流れの中を潜降して行く。流れが弱いか過ぎてダメかなって思ったけど、そんな事は無い。グッチャリ群れるフュージュラーとその周りを目玉ギョロギョロさせながら間近を通過して行く大きなイソマグロ。イエローバックフュージュラーの群はやや深めに陣取り密度濃くギュッと固まって海を黄色く染める。いつものようにナポレオンもやって来て写真撮ってとばかりにみんなに接近する。ロウニンアジと見間違えるくらいに大きなカスミアジが大挙して登場。激しくフュージュラーを追いかける。満腹

9/9/08 第3日目

位置 天候 水温
アリ環礁南部 Reethi Thila 晴 28℃

今日も晴。天気は絶好調。明るい日差しで気持ち良く1日のダイビングをスタート。潜行したら結構早めにトールフィンシュリンプゴビーを発見。みんな呼び集めている所で真っ正面から小さめのグレーリーフがやって来るのが目に入る。思わず指し棒降って指したら、あートールフィンが引っ込んでる。その後も別の大きなグレーリーフが来たと思ったら、接近無しでターンして行くしなんかついて無いな。根の中程を過ぎる頃、上にフュージュラーが溜まって来た。下を通過してから根の上に上がる。大きなテーブル珊瑚が繁茂するトップリーフにフュージュラーが集まっている。魚をかき分け進んで行くと今度はノコギリダイがテーブルの上で群れている。その先にはオオメカマスの群が渦を巻いていた。

上がってみたらトラブル発生。なんと本船のアンカーチェーンが千切れて、アンカー1個、停泊場所に落っことしたって。なんとか探してみたけど、見つからない。タイムロスのイヤーな気分だけ残る。

ジンベエサーチその1

急いで南下。結果的には30分程のロスですんで、サーいよいよ大一番と勇んで出発。今日は南からアリヤドゥー、アリビーチ辺りでサーチと思っていたら、南からの波が意外な程にデカイ。これはまずい。この波ではジンベイが上がって来ないかもしれない。波の無い方へ、北へドンドン移動。ディグラの手前でやっと波が低めになるけど影も見えないままタイムアップ。

位置 天候 水温
アリ環礁南部 Ari Beach out北 晴→くもり 28℃

 波の弱くなり始めている所からダイビングスタート。途中でイエローバックの大群に巻かれたり、クマザサのリバーに突っ込まれたりしたけど、ジンベイは見当たらない。巨大なジャイアントバラクーダがピューッと逃げて行った。

ジンベエサーチその2

天気に、波にめげずにサーチスタート。今度はディグラとアリビーチだけに的を絞ってポイントに移動しながらサーチ。時間も経ち斜光になって海面が輝きだす。キレイだけど今は邪魔な光りにしか感じない。モブラが跳ねている。カジキも飛んでいる。タイマイが水面で休んでいる。でも、肝心のジンベイは影を出さなかった。無念。

位置 天候 水温
アリ環礁南部 Dhigurah out くもり 28℃

時間が経つにつれて波の経つ場所も北上している。濁りも出てるけど、一番波の出てない所を選んで潜ってみる。どっちにしてもジンベイ1本狙い。棚の落ち際と外側に2チーム並んで泳いで行く。焦らずいそがず前進。昨年、来てくれた人は流石に心得ていて、後ろに陣取り後ろばかり見ながらついて来る。そう、前から来るとは限らない。下から来るとも限らない。たくさん泳げば見つかるってもんでもない。みんなの努力虚しく、本日は玉砕。

風も強いし向きも悪い、波も高いしコンデションが良くない。夕方、トップデッキにビール片手にサンセットを見にみんなが集まる。キレイだね、写真写真の騒ぎが治まる頃、「明日は晴れますように」拍手パンパン。「風向きが変わりますように」パンパン。「波がおさまりますように」パンパン。「ジンベイが出ますように」パンパン。夕焼けに祈る。

9/10/08 第4日目

位置 天候 水温
アリ環礁南部 Kudarh Thila 晴れ 28℃

ヨスジフエダイの群が覆う根を目指して潜降して行く。段々黄色が濃く見え始める。根の上もオーバーハングの中もヨスジフエダイの黄色に染まっている。流れの上手に廻ると流れも緩いのにイエローバックフュージュラーが固まっている。その周りにはロウニンアジ、カスミアジ、イソマグロが泳ぎ回りチャンスを伺う。根の上ではカスミアジに囲まれたクマザサハナムロが玉を作っている。目移りする程の魚の量。いつ来ても楽しい、お魚いっぱいクダラティラ。

ジンベエサーチその3

本当に正念場。朝飯食べて気合いを入れてジンベイ探しに、さぁ出発。みんなの祈りが通じたのか、空は晴れ渡り、風向きも変わり、波も穏やかになって来ている。サーチエリアを変えるか迷ったけど、この感じならヤッパリ、アリビーチ。南下し始め時が進むにつれて弱くなる波。増々、コンディションは良くなる。船の前にふっと浮き上がって来る黒い影。濃く、黒く日差しを跳ね返している。キターー!ジンベーーイ!ゆっくり動くジンベイ目指して泳ぎ始める。視界はあまり良くない。リーフが見えて来てそろそろ見えるかと思っている所へジンベイがまっすぐ沖側の私に向かって向きを変えて泳いで来る。避けた私の後ろに集まったゲスト目掛けて突っ込んで行くジンベイザメ。自分からゲスト達の真ん中に入っちゃった。よく有る事だけど、頭廻り囲まれるとジンベイは潜る。今回はみんなが囲んだ訳じゃないけれど形は人とカメラに囲まれたジンベイ。周りを塞がれたジンベイが向かう先はしたしか無いよね。探した時間たっぷり、見られた時間ちょぽっと。消えて行くジンベイ。

位置 天候 水温
アリ環礁南部 Ari Beach out 南 くもり 28℃
 



ジンベイザメを求めて昨日と同じように棚の落ち際と外側の横並び2チーム並走で泳いで行く。多めに群れているムスジコショウダイもヒメフエダイもムレハタタテダイもブラックピラミッドも放っといてドンドン進む。流石にパウダー玉では一休み。ちょっと小さい玉だったけど、浅瀬で見る青がきれい。残念、浮上でドーニーに戻るとちょっと遠くでジンベイスイムしてる船がいた、慌てて駆けつけたけどちょっと遠かった。

位置 天候 水温
南マーレ環礁 Vaagari Corner 晴 28℃

うねる海面。北西から吹く風がリーフの周りに荒れた海面を作り出している。コーナーに向かって飛び込めば、周りはお腹を赤くしたクマザサが鱗を輝かせながら尽きる事の無い川の流れの様に流れて行く。イソマグロやロウニンアジが忙しそうに泳ぎさって行く。実は去っているのは流れに乗ってドリフトしている僕らの方かな。壁沿いをピューッと流れに乗って気持ち良くドリフト。

9/11/08 第5日目

位置 天候 水温
南マーレ環礁 Medhu Faru くもり 28℃

昨日は時間切れで南マーレの西側にアンカーリング。早朝グライドゥーへ移動してからのダイビングスタート。エントリー直後の衝撃の出会い。自分よりデカイくて太いイソマグロが2本ゆったりと目の前を行ったり来たり。圧巻の迫力。筋張った憎たらしげな顔つき。握りこぶしよりもでかそうな目でギョロギョロッとこっちを睨んで消えて行った。緩めのアウトカレントに乗って壁沿いに進む。目指していたロウニンアジの群発見と思ったら今日はあまり群が大きくない。流れが少しづつ早くなっているからもっと増えるかと期待して待ってみたけど変化無し。又、流れに乗っていくともう一群れ発見。こっちも控えめにチョボチョボな群。エサでも食べに行っているんだろうか?

位置 天候 水温
南マーレ環礁 Guraidhoo Corner 晴れ 28℃

外海側にエントリー。ムレハタタテダイの群を横目にコーナーへ向かう途中、ここでもさっき見た巨大イソマグロに遭遇。人の悪そうな悪人顔(人じゃないけど)。太いからだ。きっと同じ奴だね。コーナーに着くと微妙な流れのせいかあまりぱっとしない感じ。ホワイトチップすらいない。コーナー付近を広めに泳ぎ回ってみてもめぼしい獲物がいない。困った、浅いリーフに寄った方に固まっていたクマザサで時間をつぶそうと戻ると、4匹程のロウニンアジに追い立てられていたクマザサが玉になり、渦になり、群の動きはなかなかに楽しい。え、って感じでいきなりマンタが登場。1枚ゆっくり沖に消えて行く。なんか出て良かったと思っているともう1枚マンタが登場。粘ってみるもんだ。

位置 天候 水温
南マーレ環礁 Kuda Giri 晴れ 28℃

根沿いに降りようと思っていたけど、風でドーニーが流された。丁度この辺かと当たりをつけてまっすぐヘッドファーストで降りて行くと狙いの沈船の船首が見えて来た。そこでいきなりインディアンバガボンドを発見。ブリッジの外壁ではチークドパイプフィッシュが2匹で輪になっているのを発見。きれいに輪のまま撮ってもらえればと思ったけど、そんな長い事、輪のママではいてくれない。根沿いにぐるっと回って行くと大量にバナナフュージュラーが群れていた。

石渡 隆之
Island Safari1


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