2010年4月4日~4月9日 アイランドサファリロイヤル

2010年4月12日(月)

今週は港からのゲストのチャータークルーズでした。


天候は穏やかに安定してます。
ですが、火曜辺りに一度空中に雲が出て
遠くでは何カ所も雨が見られました。












4/3/10 第1日目
位置北マーレ環礁 POINTKinky Reef 天候 水温30℃


今週は香港からのゲストのチャータークルーズ。日本人は僕一人。
しかも先週壊したディンギーのパーツ待ちと言う足かせ付き。パーツが早く取れるようにマーレのハーバーの近くに泊めたボートからドーニで出発。バドゥーチャネル沿いの外洋のリーフは透明度も良くてゆっくりした流れに身を任せれば気持ちいドリフトなんだけど、なぜかみんなドンドン深場に降りて行く。ドンドン泳ぎ進んで行く。深場が好きにも程が有るよ。マダラトビエイがいた。でも、深いと見えないでしょ。上がって、上がって。大きなナポレオンも壁沿いに登場。しかも連続で4匹もやって来た。深いと見にくいでしょ。他のチームも大変だったらしい。バラけてしまうは、混じってしまうは、いなくなってしまうはと大変なチームばかり。安全停止中も7人チームのはずがなぜか9人だった。

位置南マーレ環礁 POINTKuda Giri 天候 水温30℃

 少しは落ち着いたのかただ運がいいのか、僕のチームに混ざって来る人はいなかったけど相変わらずの低空飛行で深い底を這うように泳いで来る。何で落ちるの?レックに到着してイソコンペイトウガニを見せているとなぜか人数が減っている。甲板に上がって来てない人がまだいるみたいだ。泡だけボコボコ上がって来ている。ハダカハオコゼの白がいた。でも、早くしようねえ、デコッちゃうよ。根に戻ったらとにかく浅い所に早めに移動。何か探すとかより落ちないように泳ぐ場所を工夫しないと駄目みたい。カスミアジとロウニンアジの小さな群が上を泳いで行く。みんな上に注目してください。


位置フェリドゥー環礁 POINTDhevane Kandu 天候 水温30℃

 普通は来ないポイント。非常に幅の狭いチャネルのコーナーに入り外洋の落ち際をゆっくり移動。また、またハナっから深場に入り浸る人々。何を言ってもダメなのね。一番降りているのが引率のイントラさんの一人だったのは驚いた巨大なナポレオンが人を恐れずご飯タイム。ドリフ開始してチャネルの中へ吸い込まれて行く。大きなコーラルブロックの中に巨大なナースシャークが寝ていた。

4/4/10 第2日目
位置フェリドゥー環礁 POINTAlimatha Kandu 天候 水温30℃


 昨夜衝撃の事実判明。貰っていた日程表のエンドの日付が彼らの香港到着日だった。と言うことは潜るのは5日間笑激です。もう、フェリドゥー着いちゃってるよ。まぁ、来ちゃったものは仕方ない。インカレントのコーナーへ降りて行く。流れが有ると意外にみんなまとまってくれて一安心。ホワイトチップが6〜8匹。グレーリーフも2匹、目の前の崖っぷちを行ったり来たり。遠くにはギンガメの群が白い壁の様に光って見えている。マダラトビエイが5枚群れて頭上を通過してくれた。
 流れに乗ってチャネルの中へドリフトして行くと浅くきれいな砂地に出る。明るくて、真っ白で、特に何かいたわけでは無いけど光りと青と白が気持ちいい。

位置フェリドゥー環礁 POINTKunaavashi Thila 天候 水温30℃

 コーナー自体が離れ根になっている地形。根の内側に飛び込み流されて行く。流されながら潜降して、そのまま流れに乗って行く。上の方でバラフエダイの群が有る。流れに乗っていればいいのに何人か先に泳ぎ進んでしまう。右手の段の下にホワイトチップとタイマイがいた。ベルを鳴らす。後にいた4人は普通に見に来ただけだけど、先に行ってしまった3人は戻って来るのが大変そう。外洋に出て斜面沿いに進んで行く。メインリーフとの間の砂地にオーロラゴビーが何匹もいた。時々飛び上がって流れて来るプランクトンを食べているようだ。砂地を横切り再びリーフに出る。大きなケショウフグが大きな緩いお腹を波打たせながら岩陰に隠れているつもりなのかな、丸見えだけど。その直ぐ下には黄色いハダカハオコゼがウネウネ体をくねらせていた。何に化けたつもりだったんだろう。


  ジンベエサーチその1

 長い移動の後にいよいよジンベエサーチ開始。余り長い事掛からずにメカニックのナイームさんがジンベエ発見。水面よりも少し下、ボートの側をすれ違って行くジンベエ。あっさり見つかり過ぎて準備不足だったのか間に合ったのは2人程。ボートに戻るともう次のジンベエが見つかっていた。ディンギーで戻って来た人はそのまま直行。半数のゲストはこれでジンベエゲットできたようだ。でも、行ったん船に泳ぎ帰っていた人は帰って来たディンギーに乗って出て行ったけど現場についた時ジンベエは沈んでしまった後だった。再びボートに戻って仕切り直しとみんなが上がって来るのを待っているとジンベエが後部デッキ目掛けて上がって来た。近過ぎてぶつかりそうだったけど水面に顔が出るくらい上がって来たからこれで全員ジンベエを見る事ができた

位置アリ環礁 POINTSun Island Out 天候 水温30℃

 そのまますぐにダイビングに行く。ドーニに乗って準備。早々都合よくジンベエは上がって来ない。もし上がって来ても今回のメンバーはエントリーに時間が掛かるから半数以上は間に合わないだろうな。普通に斜面沿いを進んで行くと上の方にマダラトビエイが泳いで行くのが見えた。後からやはり上側をモブラが泳いで来て追い抜いて行く。斜面にレオパードシャークも見つかった。ハンドウイルカの群が沖側を通り過ぎて行く。みんなでダッシュ。イルカを見送ると今度は真後ろからジンベエが登場。まっすぐダイバーの群の中に突っ込んで来る。
 付録でドーニに上がる時真下をモブラの群が通過して行くのが見られました。


3/2/10 第3日目

位置アリ環礁 POINTRangali Madivaru 天候 水温30℃


 何だかすっきりしない天気。厚い雲が空を覆っている。壁、斜面沿いを弱いアウトカレントに乗って進んで行く。大きなヨスジフエダイの群を通過すると1枚マンタがやって来た。説明が分かってなかったのか、興奮してしまったのかマンタに泳ぎよるダイバー達。ドンドン追いすがってマンタを追い払ってしまった。これじゃダメだ。クリーニングポイントなんだから止まらないと。そのまま進んで行くが先ではクリーニングは見つからず最後に大きなマダラエイに出会えただけだった。ま、しょうがない😣

位置アリ環礁 POINTBulhalhohi Thila 天候 水温30℃

 斜面沿いに進んで行くと壁が大きく抉れたケーブが見えて来る。はじめのケーブでいきなり大きなマダラエイが2枚くっ付いたり離れたり何だかデートしてるみたいにイチャイチャしながら穴の中を行ったり来たり。みんなが集まって来て広い開口部に並んで撮影開始。出口が無くなってしまって逃げるに逃げられないマダラエイはちょっと慌てながら右に行ったり左に行ったりして逃げ場所を探していた。一番大きなケーブの中には今日もホワイトチップの子供が隠れていた。スターリードラグネットの小さい奴を見つけたけどみんなが来る前に小さな穴の中に逃げ込まれてしまった


位置アリ環礁 POINTReethi Thila 天候 水温30℃

 休憩中に少しだけ雨が降った。灰色の空の下ポイントに向かう。空が暗けりゃ水中も暗い。潜り始めると晴れて来たのか、少しずつ明るくなってきた。イエローバックの群れに合わせて動いていると下にグレーリーフシャークやタイワンカマスの群が見える。フュージュラーの群を辿りながら流れに乗って行くとまっすぐコッチに向かって来るグレーリーフ。
本当にダイバースレスレをかすめて泳いで行く。まだ少し大人になりきってないヒレの長いツバメウオが群れている。大人の群はどこに行ったんだろう。


4/6/10 第4日目
位置アリ環礁 POINTDhonkalo Thila 天候 水温30℃


 昨日の雲はすっかり何処かへ消えてしまい、今日は青い空が広がるいい天気。エントリー、潜降ともに時間のかかる今週のメンバーで潜れるかなと心配だったけど幸い流れは少し弱め。それでもエントリーしてそのまますぐに潜降できずもたつく二人を引っ張りながらなんとか流されないうちに潜降完了。ホッと一安心。安心している場合じゃなかったマンタのクリーニングエリアについても一枚のマンタも見当たらない。着底したチームを他のガイドにまかせ沖側を偵察に行く。かなり広く泳いだけどマンタはいない。戻ってしばし待つ。やっと一枚登場したマンタはたくさんのダイバーに驚いたのかゆっくり来たと思ったら急にスピードアップ。アクロバティックな動きを見せて一回りしたらそのまま去ってしまった。

位置アリ環礁 POINTFish Head 天候 水温30℃

 ドンカロに行った後だからか随分スムーズにエントリーして来たダイバー達。それでもヤッパリ流されてしまい根の中央付近に辿り着いた。ヨスジの群のいるオーバーハングを通り過ぎ、流れの上手に辿り着くとイソマグロやロウニンアジがいつものようにブラブラと泳ぎ回っている。下を見下ろしているとホワイトチップが1匹砂地に見える。更に先にはマダラトビエイがゆったりと泳いで行くのが見える。根をグルリと廻って行くとここでは定番の食事中タイマイが見つかる。ダイバーに囲まれて写真撮られながら全く気にしないで食事に夢中。岩陰を覗いていると小さめのマダラエイが2枚岩の下の空洞に隠れていた。

位置アリ環礁 POINTMaaya Thila 天候 水温29℃

 久しぶりのマヤティラ。しかし濁っている。潜降した根の上や降り始めた斜面沿いにホワイトチップが何匹か見つかる。ここでもクマザサハナムロの群に合わせて動いているとイソマグロが間近をヌーっと泳いで行く。下の方からグレーリーフシャークが何匹か上がって来る。少し移動して斜面に落ちた大岩周りで遊んでいると岩の直ぐ近くをグレーリーフがゆっくり泳ぎ回ってくれた。根の上のムレハタタテダイの群はなかなかの数で見応えが有った。

3/4/10 第5日目
位置アリ環礁 POINTKalhu Thila 天候 水温30℃

 うわー、朝からこんな所にドーニが集まっている💦もうすでに2隻のドーニからダイバーが入っているようだ。濁り気味の水の中を降りて行くとクマザサハナムロの大群に囲まれる。右から左から大きなイソマグロがすぐ側を通過して行く。人が通った後だからかグレーリーフは根から離れた所に微かに見える程度。ちょっと沖側に出てみたけどチラッとしか姿は見られなかった。根沿いに戻ってみると真っ赤なホウセキキントキの群と小さめのギンガメの群があっちこっち逃げ惑っている。根の上に上がるともう人で一杯。テーブル珊瑚の下に3匹並んで子供のホワイトチップが寝ている。別の珊瑚の下では小さなマダラエイが見つかる。そんなのを見せているとお前誰やねんって感じのでかい白人さんがいつの間にか順番待ちに加わっている。最後に登場したオオダコは大き過ぎて隠れられないのかみんなに囲まれて逃げあぐねていた。


位置アリ環礁 POINTMaagaaKanthila 天候 水温29℃


 環礁の東側外洋に面した細く長い深めのリーフ。ドンカロの経験はすでに忘れられたのかエントリーも潜降も今日は時間が掛かる。泳いでって合図も見えてないようで潜降も流れに乗ってしまっている。見下ろせば幅は30mそこそこしか無いリーフがもう尽きて砂地に入ってしまっている。取りあえずこれ以上流されないようにキックしているとやっとみんな気が付いてくれて頑張って泳いで来てくれた。根についたけど、ここから又大変。流れに逆らって反対側に出ないと行けない。時間も限りが有るからここは一気に頑張ってもらおう。反対側に無事に到着。後はリーフ沿いに北上するとサメの溜まりにぶつかった。ホワイトチップ8匹、大きなグレーリーフが3匹リーフのエッジに沿ってゆったりと近づいたり離れたりしている。大型のナポレオンも来てくれてラッキー

位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候 水温30℃

 緩い流れと少し濁った水。ちょっと大物は厳しいかな。リーフ沿いに降りて行くと小型のタイマイが根に張り付いて周りを見回している。なんか迷子風でかわいそう。砂地に降りるとホワイトチップが砂地に横たわっている。外側のリーフではギンガメの群が下の方に見えるだけで収穫無し。そのまま進んで行くとメーター越えの大きなロウニンアジが何度か側を通ってくれたのが良かったくらい。根の上のアカモンガラの群の中から不意に大きなバラクーダが姿を見せてくれた。






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