2010年4月18日~4月23日 アイランドサファリロイヤル

2010年4月26日(月)


今週はシニアダイバーズクラブのチャータートリップ。
昨夜の到着が遅れた為に朝の1ダイブをキャンセルして10時からのノンビリスタート。
その間にボートは一気に南下して南マーレでのダイビングからスタートとなりました。


季節の変わり目と言うんでしょう🍀
雨が降ったり風がズット西向きだったり。
ジンベエはアリビーチ、ディグラ、ディドゥーエリアで3回
1回はダイビング
マーミギリで1回ダイビングと好調に出ました



マンタが移動時期に入ったのか
ランガリではマンタ無し、ボドゥヒティで、1枚見た人がわずかにいただけ



ランカンで1枚 ここで更にジンベエも登場👊

ハンマーはラスドゥーでは無しで

落胆していたらボドゥヒティで
巨大なグレートハンマーを1匹目撃できた人もいました



4/18/10 第1日目
位置南マーレ環礁 POINTHeart Giri 天候 水温30℃


 北東モンスーンから南西モンスーンにシーズンチェンジが始まっているんだろう。最近、風向きが変わりやすかったけど、ここ2、3日は弱い西風で安定している。
 今週の1本目はトップの浅い根に潜る。インド洋固有のベラやチョウチョウウオを眺めながら斜面を降りて壁沿いに進んで行く。ここ何週間か見当たらなかった薄い青系のカエルアンコウが前の住処の直ぐ上の岩陰にぴったり張り付いていた。お帰り&ありがとう。ドーニを目指しつつ深度を上げて行くと勢いよく大きな魚が前方の斜面を泳ぎ上がって行った。大きめのイソマグロだ。ここでイソマグロを見たのは始めてかな。ラッキー。


位置アリ環礁 POINTDhigurah Out 天候 水温30℃

 1本飛ばせば足を伸ばす事もできるって事で一気に南アリ環礁に渡りきる。
風と流れが敵に回り予定よりも40分程遅れてなんとか到着。早速ドーニに乗り換えてポイントを目指す。
シーズン的にジンベエにはまだ早いかなとも思うし、風がずっと西からだから出て来るかもしれないなとも思う。もう直きエントリーポイント、みんなの準備を手伝っていると船首のマウちゃんのジンベエ、ジンベエの叫び声。
どーしよう💦もしかしたら1人もみられないかも。予定変更、重機材つけていた人には脱いでもらって急いでスノーケリングの用意。
ジンベエに向かってジャンプ。半数くらいが飛び込んだ所でドーニを前進、ジンベエの前に出て出遅れた人ジャンプ。なんとか1/3の人は見えたかな。改めて支度してダイビング開始。夕方遅い水中は薄暗い。壁沿いに進む後半戦、他のチームを下に見つつ棚上に侵入。満潮だし上のがいいかな。少し進むと濁りかな、魚の群かな、何かが見える。少し近づいてみると間違いなくジンベエのシルエット。
久しぶりのシッポにキズ有るチギレチャンだ。初日からラッキーだね

4/19/10 第2日目
位置アリ環礁 POINTDhigurah Out 天候 水温30℃


 今週のハイタイドは早朝と夕方遅く。取りあえず昨日ジンベエの出た辺りをドーニで捜索しつつダイビングに向かう。小さめのマンタがトップリーフの一番奥の浅場を泳いでいるのが見えた他は何も無い。昨日より少し南側でエントリー。流れは昨日と逆に南へ向かう。流れに合わせてゆっくり壁沿いに進む。カツオの大群が勢い良く泳いで行く。少し下の斜面沿いにホワイトチップがフラフラと同じ所を行ったり来たりしている。その下から大きなマダラエイが斜面沿いに上がって来た。最後に壁の上の方でタイマイがゆっくりと泳いでいた。

  ジンベエサーチその1

 これから段々潮位は下がる。ゲストのみんながまだ朝食中のうちから上のデッキではサーチが始まっている。イルカの群は見られたけどジンベエの影が無いまま時が進む。アリビーチアウトに来た時にやっと1匹登場。先に飛び込んでジンベエをマークする。
ボートも止まりエントリーし始めるゲスト。壁沿いに泳ぎ始めるジンベエ。
半分くらい飛び込んだ所でエントリー中止。ボートを少し先に移動してもらって再度エントリー開始。
少し沈んだり上がったりを繰り返すジンベエをスノーケルで追いかける。
ディンギーは後から人を連れて来るのにフル回転。ジンベエは人の事が気にならないのか浅瀬に入ったり壁沿いに潜ったりを繰り返しながら南に向かって行く。45分も泳ぎ続けました。
 その後、同じ個体が更に南のコーナー付近で見つかる。飛び込んで追跡。
でも、アウトカレントを流れに逆らい泳いで行くジンベエはさっきよりもズット早い。というよりコッチが流れに押されてスピードが出ないだけだ。

位置アリ環礁 POINTMaamigiri Out 天候 水温30℃

 引き続きジンベエエリアです。でも、もうジンベエはたっぷり出ているから余裕のノンビリ壁沿いダイビング。下の方で黒い小さなハナヒゲウツボが2匹。インド洋版のミヤケテグリも見つかる。沖側からモブラが2枚近寄って来て美しい泳ぎを見せてくれる。ノンビリ遊んで上がって来ると60m先でスノーケラーの群が見える。あーちょっと遅く入っていたらさっきあの辺にいたよな。

位置アリ環礁 POINTMaamigiri Out 天候 水温30℃

 今度は本当はマーミギリコーナーに行くつもりがエントリーポイントに向かう途中でジンベエを見つけた船を見つけてしまった。急いでスノーケラーの進むちょっと先にドーニを移動してエントリー開始。浅場を進んで行くがジンベエには出会えない。ちょっと水面に上がって見てみるとスノーケラーは船に上がって行く。どうやらジンベエは消えたらしい。それなそれで壁沿いダイビングを楽しみましょう。ヨスジフエダイの群を見て、大きなナポレオンとすれ違い、タイマイの食事を眺める。モンガラカワハギの子供も何匹も見つかる。突然ベルの連打が聞こえる。今日もジンベエは棚上に出た。沖に逃げようとした所を壁側から僕らが登場した事で逃げ場を無くしてしまったのか浅い棚上を猛スピードで泳いで行くジンベエ。


4/20/10 第3日目
位置アリ環礁 POINTRangali Madivaru 天候 水温30℃


 風が西向き、マンタは出るのか心配だ。流れは緩く、潜降は問題なく終了。でも、そんなに時間が掛かったとは思わないけどすでに他のチームはどこにも見えない。どうせ運次第さと気にせずにノンビリ壁沿いに進んで行く。下のオーバーホールに隠れるようにマダラエイが1枚じっと潜んでいた。ハナダイのコロニーにスターリードラグネットが2匹いた。でも、直ぐ脇の穴からブラックチークモーレイがニューッと出て来て薄く歯をかけられた。ガッツリ噛まれなくて良かった。ヨスジフエダイ群が見えて来た。あれーなんか群が小さくなっている。グッと量が減ってしまったみたい。そろそろ、マンタのクリーニングエリアだけど先に行ったチームも止まってないし出てないのかな。更に進んでみたけどマンタはいない。モンツキカエルウオがいた。タイマイもいた。最後にマダラトビエイが出た。

位置アリ環礁 POINTBulhalhohi Thila 天候 水温30℃

 ここもうまい具合にゆっくりの流れ。根の東ハズレの斜面に到着。ガレの斜面にたくさんのマックコスカーズラスが群れている。ヒレをバッチリ開いてるのがそこら中でヒラヒラと泳ぎまくっている。こんなに集まっているのって久しぶりに見るな。もう少しゆっくり泳いでいくれたらいいのに。

位置アリ環礁 POINTReethi Thila 天候 水温30℃

 ここも緩い流れ。砂の斜面をゆっくり降りる。取りあえずオーロラがいた。止まってもらっているうちにドラキュラも発見。浅くキープでは難しいかなと思っていたけど運良く20mでトールフィンも発見。小さくて見にくいのはこれくらいでいいだろう。中層に上がってイエローバックの群の中に突入。下をホワイトチップが泳いでいる。時々群の中を割ってイソマグロが泳いで来る。リーフ沿いに深度を上げて行くと今度はクマザサハナムロが群れている。壁沿いのオーバーハングに大きなナースシャークが寝ていた💤

4/21/10 第4日目
位置アリ環礁 POINTFish Head 天候 水温30℃


 流れが弱くて良かった。チョット深い根に無事到着。流れの上手に出てクマザサの群に迫る。周りを大きなロウニンアジとイソマグロがゆっくり泳いで行く。見下ろしているとまだ小振りなシルバーチップが滑空するように静かに泳いでいる。頑張るのはこのくらいにして根の側に戻ると上の方にカスミアジが集団でクマザサハナムロを囲んでいる。根を1周ゆっくりと廻っていくとツバメウオが少し群れていた。なかなかタイマイが見つからないなと思っていたらヨスジの群が溜まるオーバーハング下に大きめのが隠れていた。


位置アリ環礁 POINTMaaya Thila 天候 水温30℃

 メインの根の上から降りて、離れ根に向かう。スカシテンジクダイのビッシリ入った大きな穴がある。イエロードティーバックがチョロチョロ穴からでたりは行ったりしている。みんなで順番に見る事ができた。大体いつも一人に見せたら穴に逃げ込まれて終わりなのに、これって快挙かな。周りを見回してもエサのクマザサが見当たらない。でも、イソマグロ、ロウニンアジはチョロチョロと泳ぎ回っている。リーフの魚達を見ながら半周。根の上に上がって浅場を遊んでみる。クマザサはここに溜まっていた。大きなカスミアジ達がクマザサ狙いでウロウロしている。ムレハタタテダイもギュッと固まっていてきれいでした。


位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候 水温30℃

 今週はどこも流れが緩いコンディション。外壁の浅いリーフ沿いをゆっくり潜り始める。浅い所をマダラトビエイがピューッと泳いで行く。ブラックピラミッドもそこそこ、ムスジコショウダイもそこそこ群れていい景色。リーフにそって深度を落として砂地に降りるとドラキュラゴビーが4カップルいた。外洋側に出てみるとギンガメの大きな群が泳ぎ回っている。敏感過ぎて近寄れない。後は何度か大きなナポレオンに出会えたけど、ヤッパリ寄れば逃げるよね。追ったらもっと逃げるし💨


4/22/10 第5日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候 水温30℃


 昨夜からおかしな天気で、今朝も雨こそ無いものの真っ黒い雨雲が張った空に雷がバシバシ光っている。空も暗いけど、水中も濁りが出て暗い。
ノンビリ、フラフラ探していると、ダイバーの群がいた。でも、うちのチームじゃない。ダイビングの後半やっと少し明るくなって来たかな。どっちにしろハンマー無し。

位置北マーレ環礁 POINTBoduhithi Thila 天候 水温30℃

 北マーレに戻って来た。後2本。マンタ無しだ💦先週はここでマンタ見てないんだよね。駄目かなっと思いつつエントリー。大きなナポレオンとすれ違い、ホワイトチップとすれ違い、クリーニングロックを目指します。いつものハナヒゲウツボで時間をつぶす。マンタ来ないな。他のロックもチョット見に行ってみる。最後に根の上のロックを見に行ってみる。ヤッパリいない。まぁ仕方ないかと安全停止。上がって水面から見下ろしていると、巨大な生物発見。黒くて太くてトンカチ頭。でも、デカ過ぎる。グレートハンマーだ。僕の2倍は絶対有る。4mくらいは越えてるかな。もう少し上がるのが遅ければな。そんな、上がるのが遅かったラッキな的場さんが斜面を上がって来るハンマーの前で暴れていた。

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候 水温29℃

 ここまで来たら西側から引っ越したマンタが東側に来ている事を願って夏のマンタポイント、ランカンに行ってみましょう。ヤッパリどこもマンタ不足なのか、周りにはドーニが5隻程。人がいっぱいなんだろうな。取りあえずクリーニングロックにまっすぐ向かう。誰もいない。マンタも無い。でも、ここはガマンで待ってみよう。そうこうしているうちに他のチームもやって来た。ちょうど良くそこにマンタが1枚やって来る😄
クリーニングには入ってくれなかったけど取りあえず1枚来たし、止まってて来てくれればみんなも楽でしょ。
このまま暫く待ってみよう。人はたくさん通るけどマンタは来ない。ブラックチップシャークがやって来た。そろそろ、先のクリーニングロックを見に行こうかと移動開始。次で最後だなと思っているとカンカン、りんりん音がする。何が出たんだろう。すごいダッシュで少し前を泳いでいたチームが泳いで行く。ジンベエが出ていたらしい😳

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