2010年 9月 18日〜  モルディブ サファリ  王道コース

2010年9月26日(日)

2010年 9月 18日〜  モルディブ サファリ  王道コース


      



連休絡みということもあり、またまた満員御礼でスタートのモルディブ王道コース。

しかし、空港到着と同時に激しい雨に見舞われます。

天気はトリップに影響を及ぼしてしまうのでしょうか。

果たして大物たちには会えるのでしょうか。

気になるログはこちら   全ての写真提供:MS. MINAKO MORI







9月 19日  曇り  時々  雨



      


1本目  BACK FARU   バック ファル
   エントリー:08:00   透明度:15−20M  水温:28℃   流れ:スロー アウト

見られた生き物:  アオウミガメ多   ハニーコームモレイ   イソマグロ   コラーレバタフライフィッシュ   パウダーブルーサージョンフィッシュ   アカマツカサ   ブラックピラミッドバタフライフィッシュ   モルジブアネモネフィッシュ


風を伴う雨の影響で、外洋面は大きなうねりが発生しています。

このため、いつものランカンリーフは止め、バックファルでチェックダイブ。

予想通り、多くのダイビングドーニが集まっていました。


ダイビング後、お客様の第一声

「モルディブ 寒いですね。。。」


早く晴れないかなー。



2本目 LANKAN REEF  ランカンリーフ
   エントリー:12:20   透明度:15−20M   水温:28℃   流れ:スロー北→南

  強くなった西風と、それが引き起こす西からの波を避けるため、環礁西側の島影ポイントをチョイスします。



      

  エントリー後、すぐ真下に1枚のマンタを発見。

  さらに2枚、3枚と増えます。

  そのマンタたちの移動に着いて行くと、メインのクリーニングロックに到着します。

  2、3枚のマンタがクリーニングをしては去って行きます。

  北から入っていた緩い流れがちょうど止まった頃、右から左からマンタが集まり始めました。

  その数、いきなり8枚。

  そして我々の顔の目の前でクリーニング乱舞が始まりました。

  数分間の乱舞を続け、潮が南から流れ始めた頃、一斉に去って行きました。

  我々もエキジットの時間です。

  いやー、タイミングが良かったなー。




3本目 BAROS THILA  バロス ティラ
   エントリー:16:10   透明度:10−15M   水温:28℃   流れ:スロー 東

見られた生き物:  ネムリブカ   ネッタイミノカサゴ多   オニカサゴ   ヒラムシ多   カスミアジ   クマザサハナムロ   キンギョハナダイ   フレームバスレット   スレッドフィンバスレット   デバスズメダイ   モルジブアネモネフィッシュ




  西側エリアはどこにアンカリングしても風で船が揺れてしまうため、スタート地点のハーバー付近まで戻って停泊です。


  今週一番多いリクエスト

  「青空が見たい」



9月 20日   曇り

1本目  BANANA REEF  バナナ リーフ
  エントリー:07:00   透明度:20−25M   水温:29℃   流れ:スロー+ 西


      


見られた生き物:  ナポレオンフィッシュ大・中・小   イソマグロ巨大   カスミアジ   ヨスジフエダイ   モルジブアネモネフィッシュ   ムスジコショウダイ   ヒメフエダイ   イッテンフエダイ   チョウチョウコショウダイ   ジャイアントスイートリップ   ハナダイ各種   コラーレバタフライフィッシュ   デバスズメダイ   ナンヨウハギ×4(いつもいる)



 なんだか空が明るくなってきましたよー。


  今のうちに渡ってしまいましょう、アリ環礁へ!




2本目  GANGEHI  ガンゲヒ
   エントリー:14:20   透明度:15M   水温:29℃   流れ:スロー 南

  先週ジンベエが大当たりしたガンゲヒ。

  今週はどうでしょう。

  水面からでは発見できなかったため、スクーバで 「ジンベエサーチダイビング」 に出発です!


見られた生き物:  ナポレオンフィッシュ


  ということで、今日のガンゲヒではジンベエザメに出会うことはできませんでした。



3本目  KALHU THILA   カル ティラ
   エントリー:17:20   透明度:15M   水温:29℃   流れ:スロー 東

見られた生き物:  グレイリーフシャーク   ネムリブカ   イソマグロ   クマザサハナムロ   イエローバックフュージュラー   イエローバンデットフュージュラー   ホウセキキントキ   ヨスジフエダイ   ギンガメアジ   メアジ   アカマツカサ   モルジブアネモネフィッシュ   キンギョハナダイ   フレームバスレット   スレッドフィンバスレット



3本目出発直前、ダイビングドーニに乗り込むため本船外に出たお客様から、待望の一声、

「暑い」

きたー!! そうです、ここはモルディブですよー、常夏ですよー。



      

暑いんです!!




夜。

土砂降り。。。。



9月21日   曇り  時々  小雨

1本目  MAAYA THILA   マヤ ティラ
   エントリー:07:00   透明度:15M   水温:29℃   流れ:スロー 東

見られた生き物:  ロウニンアジ   カスミアジ   ムレハタタテダイ   クダゴンベ   イエローバックフュージュラー   ヨスジフエダイ   ネムリブカ   グレイリーフシャーク



  なかなか天気には恵まれませんが、アリ環礁の隠れ根ポイントはやっぱり盛り上がります。

  今日は人気ポイントを潜りつつ南下します。



2本目  FISH HEAD   フィッシュ ヘッド
   エントリー:10:30   透明度:15M   水温:29℃   流れ:スロー 西


      



見られた生き物:  ロウニンアジ   カスミアジ   イソマグロ   ギンガメアジ   ネムリブカ   グレイリーフシャーク   クマザサハナムロ   イエローバックフュージュラー   イエローバンデットフュージュラー   ヨスジフエダイ   ベンガルスナッパー   タイマイ   ツバメウオ



3本目  KIS THILA   キス ティラ
   エントリー:14:00   透明度:15−20M   水温:29℃   流れ:スロー 北

見られた生き物: イソマグロ   カスミアジ   エヴァンス・アンティアス   ドラキュラシュリンプゴビー   オーロラシュリンプゴビー   ブラックシュリンプゴビー   スカシテンジクダイ   ハナミノカサゴ   デバスズメダイ   キンギョハナダイ   フレームバスレット   スレッドフィンバスレット   モルジブアネモネフィッシュ   クダゴンベ


  この根のトップ、水深5M弱のエリアには元気なサンゴとコーラルブロックが点在し、そこにコーラルフィッシュたちがびっしりと着きます。

  とりわけ多くのダイバーから注目を浴びるのが、最も大きなコーラルブロックで、ハードコーラル以外にも、真っ赤なホヤや海面が着くかなり派手なカタマリです。



  この後は無人島「ラッディガア島」に上陸し、遠泳の末なんとかパウダーブルーサージョンフィッシュの玉を見ることができました。



      

    ビーチバレーもできます。


  残すは大御所、ド本命のジンベエザメです。




  今宵は天候が怪しいため、ロマンティックディナーは中止です。。。

  皆さん日頃の行いは非常に良いそうですが。



9月 22日   曇り  時々 晴れ/雨

1本目 REETHI THILA  リーティ ティラ
   エントリー:07:10   透明度:20M   水温:29℃   流れ:スロー 西

見られた生き物:  グレイリーフシャーク   ネムリブカ   イソマグロ   カスミアジ   イエローバックフュージュラー   クマザサハナムロ   アカマツカサ   ツバメウオ   ミナミハタンポ   テーブルサンゴ   ハナダイ   スズメダイ   ノコギリダイ


この後は、ジンベエサーチへ向けて一気に南下です。



2本目  DHIDHDHOO CORNER   ディッドゥ コーナー
   エントリー:11:30   透明度:15−20M   水温:29℃   流れ:スロー 西

見られた生き物:  モブラ (ヒメイトマキエイ) ×7   マダラトビエイ ×4


  ボートからのサーチでも、スクーバでのサーチでも、ジンベエザメはなかなか現われてくれません。


  昼食後、引き続きサーチです。



3本目  DHIGURAH OUT   ディグラ アウト
   エントリー:15:50   透明度:15M   水温:29℃   流れ:スロー 東



      

      クマザサ玉 (クマザサハナムロ)



  ここでもジンベエザメは現われてくれず、ダイビング後のドーニからのサーチでも空振ります。


  天気は少しずつ回復しているようです。


  ジンベエさん、もう時間がないよ、明日は早くでてきてね。





9月 23日   晴れ → 曇り 時々 雨

1本目 KUDARAH THILA クダラ ティラ
   エントリー:07:10   透明度:15−20M   水温:29℃   流れ:スロー  アウト



      



見られた生き物:  根を覆い尽くすヨスジフエダイ   イエローバックフュージュラー   イエローバンデットフュージュラー   ロウニンアジ   イソマグロ   ハナダイ各種   クマノミ各種   イソギンチャクエビ   ブラックピラミッドバタフライフィッシュ



      

  ここでは大量のサザナミトサカハギ (尾の付け根に鋭利なナイフを持つハギ。 ダイバーの泡が好き。) に触れないように注意です。


  朝食後、本船からジンベエサーチ開始です。

  この時期にジンベエやマンタが集まりやすい、入り江型のリーフ周りをサーチします。

  すると、いましたマンタ玉です。

  編隊を組んだマンタたちがグルグルしています。

  バア環礁ハニファルベイを彷彿とさせます。




  しかし、狙いのジンベエザメが現われてくれません。。。。   




2本目  VILAMENDHOO BAY   ヴィラメンドゥ ベイ
   エントリー:1045   透明度:15−20M   水温:29℃   流れ:スロー+  南



      



  無情にもタイムリミットはおとずれます。


  ぐるぐるマンタ、ジンベエザメ、お二方の夢の共演、、、、、 

  起こりうる奇跡にかけて、全員で360度キョロキョロしながらダイビングです。



見られた生き物: 素晴らしくきれいなサンゴ   そこに群れるコーラルフィッシュたち




   ジンベエサーチにしては驚くほど美しい景観を愛でながらのドリフトダイブでした。



   ジンベエザメもマンタも現われませんでしたが、もう一度ゆっくり潜りたいとしみじみ思わせるダイビングポイントでした。



   

  この後、北マーレ環礁へ向けて大移動です。




3本目  KUDA HAA   クダ ハア
   エントリー:16:30   透明度:20M   水温:29℃   流れ:北東 スロー

見られた生き物:  スマカツオ   カスミアジ   クサヤモロ   キビナゴ   スカシテンジクダイ   アカマツカサ   アカマダラハタ   ネッタイミノカサゴ   



  プランクトンを補食するキビナゴを狙うクサヤモロ。

  クサヤモロを狙うカスミアジの群れ。

  キビナゴやクサヤモロ、カスミアジのおこぼれを狙うスマカツオ。

  

  コーラルブロックに根付くスカシテンジクダイ、キンメモドキ。

  その奥に潜むアカマツカサ。

  一つ一つの根には、そこに住む魚を選ぶ権利を持つ生態系の王様・ハタが目を光らせる。




  小さな生態系のコロニーが集結した小さな隠れ根ポイント。

  息づく圧倒的な数のコーラルフィッシュたちに囲まれ、モルディブの海にお別れです。


   8日間コースの皆様、リゾートへご出発の皆様、お疲れ様でした。




9月 24日  晴れ  →  曇り  →  雨


1本目  OKOBE THILA   オコベ ティラ
   エントリー:0720   

見られた生き物:  クマザサハナムロ   ロウニンアジ   カスミアジ   イソマグロ   ムレハタタテダイ   タイマイ   ハナダイ各種   ヨスジフエダイ   ムスジコショウダイ   ヒメフエダイ


   


2本目  LANKAN REEF   ランカンリーフ
   エントリー:11:10   透明度:20M   水温:29℃   流れ:無

  また出ました!!

  マンタ8枚の乱舞です!!

  興奮し過ぎてエアが・・・・。



3本目 MAAGILI ROCK  マーギリ ロック
  エントリー:1450   透明度:20−25M   水温:29℃   流れ:無

 「どんな魚よりもガーデンイールが好き!」 というお客様のリクエストにお応えし、スパゲッティガーデンイールを見にいきます。



      

      ガーデンイールを見る人。



  クマザサハナムロが・・・、そしてカスミアジが邪魔でガーデンイールが出て来ません・・・!!


   はじめて活発なハンティングが邪魔だと感じました。


  今日の日中、ダイビングの時間だけは何とか晴れてくれました。


   ここまで雨に降られるとは予想していませんでしたが、こういうことが起こり得るのが自然相手のスポーツなのですね。


  

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