古見きゅうカメラマンレポート【小笠原・父島編】

2011年6月29日(水)

写真・文=古見きゅう


母島での撮影を終え、今度は父島へ。


商店が3軒しかなかった母島に比べると、一気に都会に来たような感覚になります。
洒落たカフェやレストラン、お土産屋などステイする環境としては、申し分のない充実度。
陸上の南島ツアーやオガサワラオオコウモリやグリーンぺぺが見られるナイトツアーなども盛んなので、いろんな楽しみの選択ができるのもいいところ。





ダイビングは基本的に大型のクルーザータイプの船で行くワンデイトリップスタイル。
周辺にはダイビングポイントが多いので、その日の海況でベストのポイントへ向かうのが父島スタイル。
個人的に印象的だったのが、父島の東側に位置する「スターライトパレード」というポイント。
水深23~25mほどのところにアカヒメジ、ヨスジフエダイ、テングダイ、ユウゼンなどなどいろんな魚がブワーッと群れている圧巻の景色。
ここは絶対に外せない、超オススメポイントですね。



父島ではじっくりマクロの生物とも向き合いました。
ユウゼンやコガネヤッコなど小笠原を代表する魚もいっぱいいるし、日本では初めてダイダイヤッコなんか見てしまいました。
個人的にはやや深場のミズタマヤッコなんかも次回はぜひ見てみたいものです。



あとなんといってもイルカの存在を忘れては行けません!
ケータ列島などはインターバル中にイルカが頻繁に現れるので、一緒に泳ぎたい方はスノーケルも忘れずに!



 というわけで毎日毎日、海に陸に大興奮した小笠原の旅。
たしかに船で25時間は長いと思うかもしれませんが、おがさわら丸は食事も美味しかったし、寝てビール飲んで、本読んで、寝て……と
繰り返していたら、あっという間についてしまいましたよ。
25時間かけて行く価値は絶対にあると思うので、これから旅を計画される方は小笠原もぜひ候補に入れてくださいね!




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