クリーニングステーション

2011年12月24日(土)

魚の行動を観察する絶好な場所のひとつに、クリーニングステーションがあります。そこでは、きれいにしてもらうために多種多様な魚が出入りしています。

クリーニング上手なホンソメワケベラやオトヒメエビが、魚の体に付いた寄生虫や古い皮膚を取り除いてくれるため、彼らが住むクリーニングステーションにみんな集まって来ます。

またホンソメワケベラは、他の魚をきれいにしてあげることにより、敵から身を守る防御術も身に付けています。


700種を超える魚と400種を超えるサンゴがWakatobiの海域で公式に記録されたことを知っていましたか?
クリーニングステーションは、魚の行動を観察する絶好な場所のひとつです。そこでは、きれいにしてもらうために多種多様な魚が出入りします。


写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith

このオニカマスのように最も獰猛な捕食動物さえ、クリーニングステーションを訪れる時はおとなしくしています。


写真提供:ワカトビゲスト Greg Mcglaughlin

クリーニングする魚やエビは、水中で目立つ色や模様をしています。海洋学者達の間では‘Cleaner Blue(クリーナーブルー)’と呼ばれていおり、魚達の中でクリーニングしてくれる魚とを識別する為に、魚達にとっては極めて重要であると理解されています。


写真提供:ワカトビゲスト

ワカトビのダイブサイトStarshipとFan38間のウォールでドリフトダイビングをしていると、ハナダイやチョウチョウウオ、カワハギ、フエダイ、ベラ、ブダイ、キンチャクダイ、ミノカサゴなど数多くの魚達を簡単に観察することができます!


写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith

海洋生物学者によると、チョウチョウウオが生息する種類数により、そのエリアのサンゴ礁の健康状態と魚の多様性が分かるそうです。


写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith

なんとWakatobiには、少なくとも40種類のチョウチョウウオが生息しています!! 世界でもかなり高い水準です!


写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith


写真提供:ワカトビゲスト Ken Knezick

ホンソメワケベラが、フグのえらをきれいにしている所です!「気を置ける者同士」って感じですね。


写真提供:ワカトビゲスト Andrew Luff

クリーニング上手なホンソメワケベラやオトヒメエビは、他の魚の体に付いた寄生虫を(外側と内側の両方)取り除いてくれるため、彼らが住むクリーニングステーションにみんな集まって来ます。


写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith

魚がクリーニングステーションを訪れる際、彼らは『禅』のポーズをとります。そして、きれいにしてもらいたい事と脅威をもたらさないことをホンソメワケベラに知らせます。



魚の皮膚そして口の中、えらの中へと泳ぎ回り、寄生虫をきれいに除去し完全にきれいにしてくれます。



青はサンゴ礁背景に対して最も対照的な色です。ところが、黄色は青い海の背景に対して最も対照的な色です。ホンソメワケベラは横のストライプで、彼らを顕著にする青と黄色の部分によって強調されており水中で識別するのが容易なため、クリーニングステーションへより多くのクライアントを引きつけることができるようです。



魚達だけがクリーニングをしたり、されたりしている訳ではありません!


写真提供:ワカトビゲストAnne Owen

クリアクリーナーシュリンプも、クリーニングステーションの持ち主です。彼らは長い触角を振ることにより、通りがかりの魚達にクリーニングサービスのアピールをしています。


写真提供:ワカトビゲストDoug Richardson

触覚を振っているアカスジモエビを観察していると、魚がクリーニングステーションに入って来たかと思うと、口を大きく開いて、寄生虫や古い皮膚、バクテリアなどを除去してもらっています。



クリーニングステーションに来たヘラヤガラ


写真提供:ワカトビゲストKen Knezick

Wakatobiのクリーニングステーションの多くは、浅場にあるのでゆっくりと観察することが出来ます。エントリー後、普段より濃い色をしたツバメウオがクリーニングステーションに接近して行くところを目にしました。他の魚達と同様、クリーニング中は気持ちがいいため、泳ぐ時と違ったポジションをとっています。



テーブルコーラルシティというダイブサイトで、サザナミトサカハギを一生懸命クリーニングするホンソメワケベラを見つけました。クリーニング中、サザナミトサカハギは体の色を変えて(次第に明るく)、ホンソメワケベラにシグナルを送っているようでした。お礼でもしているのでしょうか?


写真提供:ワカトビゲストPaul Sutherland


写真提供:ワカトビゲストKen Knezick


写真提供:ワカトビゲストDoug Richardson

ダイバーは、クリーニングステーションに興味津々です。



ひとりひとりのお客様のニーズに合ったダイビングサービスを提供するために生まれた、ワカトビの『プライベートダイブガイドサービス』。どんなご要望にもお答えできるよう、努めております。



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