MARCO POLO DIVE CRUISE REPORT (2007年10月6日~10日)

2007年6月10日(日)

■ 10月6日 クルーズ前日
今年第2回目のクルーズがスタートです。
今回は9人のメンバーとともにダイビングです。
港の景色を楽しみつつ、マルコポーロで一泊です。

■ 10月7日 第一日目
早朝、港を出港し美しい朝日を見ながら移動します。朝食の後、一、二本目はロスイスロテスです。太陽に染められて、聳え立つ岩山の風景は圧巻です。9月末から本格的に遊び始めて今年に生まれた子アシカたちが、ケーブの中で遊びまわります!!水中をくるくると回ったり、私達のほうに近づいてはじっと見つめてみたり、フィンやタンクを噛んでみたり…とかわいい小さな体で大サービスしてくれます。また、そのそばに群れているイワシの群れも健在で、太陽の光で目の前の全体がキラキラと輝きます。
お昼ごはんを食べ、デッキの上でおしゃべりしたり、昼寝をしたりと、思い思いにすごします。クルーズはこんなゆったりとした時間も、魅力ですね。
そして、三本目はエンセナーダ・グランデです。白い砂地とサカナの群れが魅力ですが、ここはマクロの宝庫!でもあります。たとえば、砂地じゅうに転々とある太目のヒトデをひっくり返すと、ヒトデヤドリエビが小さなかわいい姿を見せてくれます。何色か種類があるので、楽しめますよ。
真っ赤に染まる夕陽を眺めながら、ダイビング後ものんびりと過ごします。サボテンが何本も生える陸上の景色は、まさにメキシコ!!
夕食のメインはシーフードのブリトーです。日本では味わえない、本格的な味。ゲストの皆さんもペロリと平らげます。

■ 10月8日 第二日目
この日も大変いいお天気で、まぶしい太陽が自然にカラダを起こしてくれます。この日の一本目は沈潜スポットのファンミン。ここは擬態しない(笑)クダゴンベがフォト派ダイバーの皆さんをお待ちかねです。稚魚の群れやそれを追いかけるカツオの群れが、ビッグウェーブを作り出します。もちろん、船の中にも入ることができます。ラパスの人気者、
デカジョー(でっかいジョーフィッシュ)もここで見ることができてしまいました!
二本目はイスラ・バジェーナ。ここも、「魚影のラパス」健在です。そして思わぬゲストも…モブラです!!少し離れていたので見にくかったのですが、優雅に泳いでいきました。
三本目はロスイスロテスに帰ってきました。ここでもモブラを目撃しました!今回は20枚ほどの群れです。アシカだけではない、ロスイスロテスの底力を見せ付けられました。

今日の夕ご飯には、クルーズ恒例のお刺身です!今回はタイの仲間でしょうか、さっぱりとしつつ、歯ごたえのある食感が後を引きます。思わず、ゲストもスタッフに「また釣って!!」とお願いしていました。

■ 10月9日 第三日目
日はクルーズでしか行くことのできない北のポイントへ。早朝から移動し、ラスアニマスでハンマーヘッドを狙って二本のダイビングです。風が強く波立つ状況でしたが、頑張ってエントリー。ギンガメアジの群れが私達の目の前に広がります。ラパスの群れは、本当に逃げることをしません。しかし、ハンマーヘッドの姿は見られず…。

気を取り直して三、四本目はハンマーポイントから近くのアシカポイントへ。ここのアシカは少し成長したものばかりで、水面で昼寝をしている姿も水中を泳ぎまわる姿も豪快です。なかなか人が来ない場所だからか、私達に興味を持って遊びに来てくれました。しばし、ゲスト達もアシカになった気分で泳ぎまわったり、アシカと戯れます。

この日の夕飯は前回のクルーズでも大好評だった、シーフードスープです!
たっぷりの具においしいエキスたっぷりのスープがたまらなくおいしかったです。

■ 10月10日 最終日
あっという間に4日目となりました。この日は朝からラパス方面に南下して、エルバホで一本目です。やはり少々波がある中でのエントリーです。期待しながら、目を皿のようにして探しますが、ハンマーヘッドは出ず…どこへ行ってしまったのか?!

海況もあり、二、三本目はロスイスロテスへ。またアシカと存分に遊び、アーチも楽しんできました。それにしても、魚影の濃さといったらありません!

最後のダイビングはスワニーリーフです。浅場で砂地の癒し系のポイントですが…この日は違いました!メアジとバラクーダとアカヒメジが大きな群れをなし、私達を取り囲んで微動足りともしません!思わず声を上げたくなるくらいの光景です!また、シグナルブレニーが自慢の背びれを思う存分に披露してくれるし、コルテスガーデンイールはまるで伸びをするかのように長い体を伸ばしてはクネクネとさせます。そしてクライマックスはアシカです!私達がエギジットしようとしていたときに一匹やってきて、周りを泳ぎ回ったり、砂地に下りてじっとしてみたり、砂地に体をこすり付けてみたり…まるで「ラパスを忘れないでね!」とメッセージを送ってくれているようにみえました。ゲストも私たちも後ろ髪を引かれる思いで船にあがりました。その瞬間に一人のゲストが感慨深げに一言。
「ここはダイバーの天国だね。」と。

下船後は全員でレストランへ。おいしい食事とビールとテキーラで、解散を惜しみながら楽しい時間を過ごしました。

■ ダイブログ
10/07

01:ロスイスロテス
02:ロスイスロテス
03:エンセナーダ・グランデ
10/08

01:ファンミン(沈船)
02:イスラ・バジェーナ
03:ロスイスロテス
10/09

01:ラスアニマス(ピナクルス)
02:ラスアニマス(ピナクルス)
03:ラスアニマス(ロボス・マンテコス)
04:ラスアニマス(ロボス・マンテコス)
10/10

01:エルバホ
02:ロスイスロテス
03:ロスイスロテス
04:スワニー・リーフ



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