2007年7月15日~20日

2007年7月20日(金)

7/15/07
あー!最悪の天気だ。昨夜から続く嵐のような雨と風。やんだり降ったりしてたけど、結局朝になっても雨と強雨風は繰り返しやってくる。お客さんはがっかりだな。しかも、1本目で既にポイント変更する程の波と風。
でも、大きなマンタが登場。みんなの上をぐるぐる回って行ったり来たり。まんざら悪天候ポイントチェンジも悪くなかったかも。でも、ガイドのマウルーフさんは1匹しかいないのに満足できず。
2本目もマンタ狙い。今度は4枚大きいのが4枚。
なんとか大きな波をかいくぐり無事に南マーレに到着。ものすごく揺れたけど、キッチンもガチャガチャ大きな音がしてたけど、おいしい晩ご飯も無事出てきたし。
とりあえず一日目、無事終了。


7/16/07

今日も天気には恵まれない。雨がどっと来て、風がビョーと吹き波が荒れる。
1本目入る頃には少しは晴れて来たけど。まずは南マーレの環礁外側に潜る。
外側に出たからか、深度7mくらいから、水も結構キレイだったかな。
いい角度で落ちる壁沿いにサメ探しのダイビング。大きいネムリブカがみんなの周りを行ったり来たり。大きなナポレオンもダイバーなど気にしてないかのようにのんびり泳ぎ回ってる。お客さんが紙おむつを拾ってきて手渡された!他にゴミが見当たらないキレイなリーフ。なんか汚いなと思いつつ捨てるわけにもいかないし、船に持って帰る。紙おむつって丈夫なのね。

様子見ながら遠回りしつつなんとかアリ環礁へたどり着く。今日はジンベイ空振りだ。天気の回復とともに、ジンベイさんの出現を祈る。
晩ご飯後には船の後ろで釣り大会。アジ、カマス、小ちゃいカツオなんか釣れてたな。お客さんも残念がっていたのは、アジアカップの日本対ベトナムを見逃したこと。ちょうど潜ってる時間と重なったため見られなかった。
結局勝ったようだけど。

7/17/07

現在,モルジブ中を雲が覆っているらしく天気の回復はかなり難しい状況。
今日も強い風と雨に悩まされる。雨期とはいえこれは降り過ぎでしょう。
1本目はクダルティラ。水温も変わらず28度、透明度も18mでなかなかいいし、流れはやや強いが水中のコンディションは安定している。魚影も濃く、深度あげてから出て来たからきちんと確認できなかったかけど最後には大きなイソマグロらしき姿も現れ、ダイブ終了。
朝ご飯を食べてジンベイ探し。環礁外側を沿って探し続けるけど見つからない。
ダイビング2本挟みながら夕方まで粘ってみたけど今日もジンベイは発見できず。明日のラストチャンスにかける

7/18/02

太陽が少し出た。ここまで雨ばかりにたたられると太陽が出ただけでなんかうれしくなる。気分よく朝のダイビングは入る。トールフィンゴビー、ドラキュラゴビー、オーロラシュリンプゴビー、小さいマンタ21枚の群れ。光が入る分だけ水もきれいで楽しいダイビング。肝心の最後のジンベイ探し、、、、、、、、、残念ながら発見にいたらず。
次のダイビングでは100本記念で人文字で記念撮影。お祝いにふさわしく日差しも結構入っていて流れも強すぎず弱すぎずナイスなコンディション。巨大なジャイアントバラクーダ、マダラトビエイのカップル。ホワイトチップもお祝いに登場。でも、写真のできはいまいちで残念。
3本目の前にアリ環礁の北部へ移動。ここでも天気に見放され、移動中に再び雨と強風と波に翻弄される。潜ってみても濁りもきつく、目当てのグレイリーフシャークは登場せず。巨大ナポレオンにまとわりつかれたのは救いだった。

7/19/02

今日でほとんどのお客さんが潜り納め。昨夜の天気予報では天気は回復に向かうとなっていたはずが朝の5時頃には豪雨と強風。波も強くなる。本当に今週は天気には見放されている。天気が回復どころか、一番きつい雨のような気がする。
ダイビング中は雨が気にならないけど船に上がるとみんなちょっと寒そう。『ここはモルジブだよな』となんて声が聞こえそう。日焼けの心配もいらないけど。
透明度はよくなかったけどクダゴンベや地味な色だけど非常に長細いLong-snout Stick Pipefishなんかの小物で探しをして遊ぶ。
北マーレに戻って最後の2ダイブ。大きなイソマグロ、マダラトビエイを眺めつつ珊瑚の壁に沿って流す。Purple-fire darts fishを見つけたチームも有ったみたい。最後のダイビングでも天候は回復せず、透明度もよくなく。ドラキュラ、トールフィ
ン、オーロラなどのはぜ探しでフィニッシュ。

7/20/02

ほとんどのお客さんが今夜帰国。潜っているのは1人だけ。私も潜りに行きたかったが、外耳炎で大事を取って船に残る。
朝の天気は晴れ。器材乾かすにはいい感じ。みんなが潜っているときにもこれぐらい晴れたらよかったのに。しかもニタリザメ登場でベテランガイドのマウルーフも驚いていた。明るい日差しの入った海でニタリをじっくり一人で見て来たお客さんはほくほく顔でした。
しかし、最後まで天気には裏切られて午後には又雨と風と波が帰ってきました。
来週はせめて週の半分でも晴れて欲しいもんだ。

石渡 隆之
Island Safari1


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