2008年4月20日~24日

2008年5月1日(木)

4/20/08 第1日目

 先週は1週間OFFのはずが、急に人手が足りなくなってデラックスで1周り、アンラッキー。数少ないけどマンタとハンマーヘッド、ジンベイも簡単にゲットできてラッキーだったけど潜り始めると消えてしまうヨーロピアンスタイルのダイバー達にはお手上げでフラストレーション溜まりまくってしまった。しかも天候は怪しげな雲が強い西風が竜巻まで発生する不安定さで季節の変わり目なのかなって感じでした。



POINT
天候
水温

北マーレ
Maagiri Rock
くもり
28℃


昨夜の空港でのピックアップの間にどっさり雨も降り、ちょっと心配だって天気は太陽が昇ってみれば雲は多いもののまあまあの空模様。今週は日本人チームをジュン君に香港チャイニーズの2グループを僕とマウルーフで専任して行きます。僕のチームはスイス人の旦那さんがイントラでレベルはバラバラ、何とかなるかと軽く考えていたら先週の悪夢が甦る。チーム無いで一番のビギナーの1人が耳抜きに時間掛かっているうちに待ってのサインも虚しくみんな消えて行く。かわいい子供のクダゴンベ、見せられるのはしっかり手をつかんで離さないビギナーの子だけ。集合しても進み始めるとすぐバラバラ。これじゃなんもできないよ、2人発見、えっエアー無いの?じゃ上がろうか。

位置
POINT
天候
水温

北マーレ
Lankan Reef
晴れ
28℃


 天気上向き。日差しが強くなって来て強めの西風が気持ちいい。今シーズン本当に大変なのはマンタを当てる事。ちょっと流れが有ります。先に降りきっちゃう他のダイバーを見失わないように時間をかけてゆっくり潜降。今度は全員集合できた。ホワイトチップやマダラトビエイが廻りをウロウロ泳いでいる。1枚マンタ登場で取りあえずホッ。クリーニングステーションで待ち体制、でも戻って来ない。ちょい南西のもう一つのクリーニングステーションに向かってみる。フラッシュの光が見える。あ、いるんだなって思いながら寄って行くとなんかジュンチームの面々の動きはマンタがいるって感じじゃない。後で聞いたら他の船のチームでクリーニング体制に入ろうとしたマンタに突っ込んだ人がいたらしい。だから大事なマンタは逃げた。

位置
POINT
天候
水温

ラスドゥー環礁
Madivaru Corner
晴れ
28℃


 長い本当に長い移動。北マーレの東側からラスドゥー環礁へ。潜り始めはもう夕方。ちょい強めのインカレント。潜り始めてヤッパリ耳抜きで時間のかかるビギナーさんを飛ばされないように引っ張っていると、スイス人イントラさんは奥さんともう一人連れて流れとともに消えて行った。こっちは起伏の多い尾根のあるチャネルの内よりを地形で流れを避けつつ外側の壁に向かって前進。外に一番近い尾根の上にデッカイギンガメの群を発見。流れのお陰か接近しても全然逃げない。ちょっと赤っぽく夕日をはじく銀色の群。堪能。でも、思ったよりお客さんの反応良くない。幸いなのかエアー持ち悪い人がこっちに集まっているから外側の壁は省略。香港の人ってハゼ好きなのかな、ドラキュラシュリンプゴビー。やっぱり反応は薄め。うーん、何がお気に召すのやら。浮上がってみればすっかり赤い夕焼け。気になるのは流れに乗って飛ばされて行った3人。外壁沿いで全員上がるのを待って探しに行く。見えない。フロートくらいは見えるかと思ったけど、どこまで飛ばされたのか。チカチカチカと3回遠くで白い光が見えた。その後、光が見えなくなって間違いかなって思い始めた所でやっとフロートのオレンジが見えた。ホッと一息。でも、全員いるのかまだ分からない。3人の姿が見えて脱力。

4/21/08第2日目

位置
POINT
天候
水温

ラスドゥー環礁
Rasdhoo Madivaru
くもり
28℃


 さて、今週のハンマーヘッドは、まぁウチのチームは難しいだろうな。何しろ手繋いでいるし、潜降時間掛かるし、浅めで見つけられたら運だよね。ハンマーが上がって来てくれる事を祈りつつ潜る。何故かこんな時に限ってスイス人イントラさんも一緒にチームにいる。自分が深く降りられない分、探す時間は多め。かすかにハンマーヘッドらしきシルエットが2度見えたけど、絶対みんなにはハンマーの影だって分からないだろうな。まぁ攻められない日はこんなもんか。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁中部
Kalhu Thila
晴れ
28℃


 程よい流れ、程よく濁りフュージュラー達が群集まりエサを求めてハンターがやって来る。狩りを見るならカルティラへ。どうしても潜降に時間が掛かってしまうので根にたどり着くと流れの下手。なんとか根を外さずに降りる事ができた。ぐるりと壁沿いに流れの上手にたどり着く。イソマグロが行列で真横を通り過ぎて行く。2匹の太いカツオが激しくフュージュラーに突っ込んで行く。アジの群もわーっとやって来てさーっと去って行く。ハンターの取りこぼしを期待しているグレーリーフやホワイトチップがハンティングの下の方でウロウロ泳ぎ回る。グレーリーフはママなのかお腹いっぱいなのかデブッと太い体をゆったりと揺らしながら根に近づいたり離れたり。マダラトビエイは顔を砂地に押し付けてエサ探しちょっと豚っぽい。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁中部
Maaya Thila
晴れ
28℃


 緩やかな流れ、濁り気味の水。ここもやっぱりハンティングチャンス。ゆっくり降りて離れ根に近づくとグレーリーフシャークが2匹ふらふらっと泳いでいる。何でサメなのにこんなに臆病なのか、人の接近には非常に敏感に反応して距離を取ろうとする。イソマグロがノンビリと泳ぎ回っているのにロウニンアジはせわしなく泳ぎ回りフュージュラーを追い込んで行く。大量のカスミアジが竜巻のように細い縦長の渦巻きを作って海底に降りて行く。散開、ハンティングスタート。ノンビリハンティングばかりを見ていられない。自由なこのチームは何人かづつ固まりいつの間にか移動開始してしまう。なんとかここのヌシ、巨大グレートバラクーダを探しに根のトップに上がりたいけど行きたい方に前進させてもらえない。やっとついて来てくれたと思ったら、エアー無いですか、上がりましょ。少し前進したのは手を繋いでいた子。やっと呼吸も落ち着いて空気の保ちは2倍に伸びた。

 満月から1日過ぎたけど雲の晴れた夜空にはキレイな丸い月が、薄い雲がかかった月に丸く虹が架かりました。

4/22/08第3日目

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁中東部
BathalaMaaGaaKanthila
晴れ
28℃


 流れミディアム。ミディアムって結構流れているんです。もう、チームがバラバラは気にしてられないです。一緒にいてくれる人だけいてくれればいいです。根のトップも深めだし幅も無いから根の上に降ろしてあげる事で手一杯です。実際、足抜けるかと思った。ずっと流されないように人引っ張りながらの潜降。大きなナポレオンが来てくれたり、大きいイソマグロが側を通ってくれたり。グレーリーフは先に行ったチームに怯えて消えてしまったみたいだけどホワイトチップも4匹もいて良かったと思っていたら、はいエアー無いんですね。潜降10分、滞在20分。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁中部
Fish Head
晴れ
28℃


 ゆっくりの流れの中にゆっくり潜降。イソマグロ、ロウニンアジ、カスミアジがフュージュラーを追いかけ回す。我が香港チームはもう飽きたのか群見学には余り熱が見られない。そのまま根沿いに廻っていくと大ナポレオンが登場。機嫌がいいのかすぐ側までやって来てまるでイヌが首掻いてってアピールするとき見たいに頭を寄せて来る。更に根を廻っていくと後ろから追いかけて来た大、前からやって来た中、下から現れた小と根付きのナポレオン3匹が集合。1枚に全員写った写真って無いから誰か撮らないかなって思っていたけどちょっと無理だったみたい。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁中部
LhamiyarugaThila
晴れ
28℃


 疲れが出たのか更に耳が抜けなくなって来た様子の1番ビギナー。潜行してみると誰も待っていなかった。根を廻って行くとやっと合流できたその直ぐ下にはシッポが根元から全くない大きなマダラエイがじっと砂の上で固まっている。逃げダ始めたマダラエイについて行くと今度はイエローフィンバラクーダの大きな群と遭遇。のんびり下の方から上がって来た群は浅場に登り始め目の前で大きく廻るかと思ったらターンする群と直進する群にバラケてしまった。

4/23/08第4日目

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南西部
Reethi Thila
晴れ
28℃


 イエローバックフュージュラーの大群を横目に海底を目指す。大きめのイソマグロが徘徊し、フュージュラーの群はサバイバルに忙しい。濁り気味の水の向こうから唐突にグレーリーフが顔を出しすれ違って行く。最近良く出て来る子供のマダラトビエイは、今日は敏感で接近しようとすると離れて行く。根に帰りオーバーハングの中を進むと大きなハタの仲間のフラワーグルーパーが当てられたライトを嫌がりのっそりと更に奥へと引っ込んで行く。トップリーフのテーブル珊瑚は濁った水の為少しくすんで見える。イエローコーラルゴビーが珊瑚の隙間でチョロチョロ動き回る。香港さん達にはこれって価値あるのかな。反応は薄い。

ジンベエサーチその1

 じっくり昼寝には短いくらいの移動距離。でも、サーチの前にはたっぷり休んでおきたいのが本音。サーチが長引くと集中力が保たなくなる。今日はそんな必要なかった。島に挟まれたチャネルの向こうに環礁の外側が見え始めた頃から怪しげな動きをする2隻の船。間に合わないと思っていたけど2隻の動きは同じ場所で何度もジンベイが上がって来ている感じ。まだ少し遠いいけどピィーと笛吹きジャンプの用意。取りあえず飛び込んで間に合ったか見に行ってみると4mに満たない子供のジンベイが水面すぐ側を沖から接近するこっちに向かって来る。大きくOKサイン。みんな飛び込んで来てちょうど良くジンベイもみんなに向かって泳いで来て横取りした形。でも、みんな夢中なのは分かるけど囲み過ぎ。囲んじゃうのは分かるけど触ったり、つまんだり、きっと気が付いてないんだろうけどフィンで蹴飛ばしたり。目の当たりにしてしまうと流石にやる気は消し飛んでしまうね。上がって来てすぐに隣の船で又飛び込んでいる。少数の心ない人の為ではなく大多数の心ある人の為にモチベーション下がりっぱなしのまま飛び込む。蹴られて潜って行った子供ジンベイがそこにはいた。忘れっぽいのか又浮上がって来て他の船に見つかっているなんて。流石に少しは気にしているのか今度の滞在は短め。仕切り直して又見つけちゃった。でも、見定めが甘かったのかモチベーションが下がっているからか飛び込んでダッシュしたのはいいけど、見当たらない。ジンベイ君は逆に行っていたらしい。後から飛び込んだジュン君達はちゃんと見られたらしい。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南部
Ari Beach Out
晴れ
28℃


 順調にジンベイクリアして今度は水中ジンベイ狙い。プラスの思惑としてはここらでビギナー君は一人で泳がそう。潜降と浮上だけ手を貸して後は一人で泳いでもらおう。泳がせれば泳ぐんだけど浮力は駄目ね。でも、周りの仲間に助け合ってなんとかOK、泳ぎきる。ジンベイ君は見つからなかったけど、チームワークは確認。

ジンベエサーチその2

 ランチ後のサーチが始まる。もうジンベイは見つかっているしゲストはみんなノンビリと食事。そろそろいいかと次のポイントに向かいつつサーチが始まる。でも、この辺って雨期にサーチかけて所だよね。まぁランカンにマンタが出続けているんだからこれでいいのか。あまり待つ間もなくあっさりもう一匹ジンベイゲット。2連続で見失っていたら恥ずかしいんで頑張ってダッシュ。結構大きい6m強。浅い所で泳ぐでも無くのんびりしている。ちょっと離れた所から見張りつつみんなの到着を待つが遅い。何してるんだろう。きっと油断してる?ノンビリ食後の休憩でマッタリしていて準備が間に合ってないんだろうね。のんびりしていたジンベイ君もみんながやっと飛び込み始めた頃になって移動開始。しかも潜り始めた。背中しかみんな見られなかったろうな。致し方無し。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南部
Digurah Out
晴れ
28℃


 本日最後のダイビング。最後のジンベイチャンス。移動中のドーニーも屋根の上から探していたけど見当たらない。ポイントついて器材を付けて、みんなの準備を待っていたその時、大黒天マウルーフさんのジタバタしながらジャンプジャンプの叫び声。ドーニー目掛けてやって来たのはさっきから何度も登場してくれている子供ジンベイ。きっとあの子の厄日だろう。一直線にドーニーに接近し過ぎて上からドンドンダイバーが落ちて来る。まるで機雷攻撃を受けている潜水艦のようだ。ぐるりぐるりと向きを変えもと来た方へシューッと去って行った。

4/24/08第5日目

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南部
Kudarah Thila
晴れ
28℃


 流れミディアム。又も結構頑張らないとウチのチームの1人は飛ばされてしまうだろう。カレントサイド、流れの上手からエントリーしたのに根に辿り着いたのはもう直き根が尽きる辺り。頑張ってカレントサイドに着いてみれば中型のイソマグロがガンガン攻めて来る狩り場。オーバーハングのすぐ手前、流れの死んでいる所にどんと構えて群の逃げる様や襲うイソマグロをノンビリ見学。余り長い事ジッとしているのが苦手な皆さんは動きたくてうずうずしている様子。来た道と反対側をノンビリ流れに乗って行く。アーチをくぐり、ハイエアー無しね。

位置
POINT
天候
水温

南マーレ
Medhu Faru
晴れ
28℃


 長い移動を終えてアリ環礁から南マーレにやって来た。透明度は上々、流れはミディアムロウ、インカレント。環礁外側の壁をゆっくりと降りて行く。大きなナポレオンが何匹も行き来する。イソマグロがちょっと深めを壁沿いに泳いで行く。ノンビリ進むダイバー達に合わせて上から監視しながら前進。でも、前の人とは慣れ過ぎだよとか色々思うけど、バディ潜水基本のヨーロピアンスタイルだからここはずっと見守ってみよう。のんびりしていたのが良かったのかいきなり大型のロウニンアジのハンティングが始まる。しかも何度も何度も襲いかかる。アッと思っている間にハンターロウニンアジの数は増えて、あっちからもこっちからもロウニンアジがフュージュラーに向かってガンガン襲いかかる。今週のハンティングNo1は、カルティラでもクダラティラでもなくここだった。これだけハンティングに来ていたら群なんて無いかと思ったけど、流れに乗って内側に行ってみればいつもの場所にいつものようにノンビリと巨大ロウニンの群は漂う。

位置
POINT
天候
水温

南マーレ
Kuda Giri
晴れ
28℃


 果たして小物はこの自由ダイバー達に受けるのか。?マークを頭にいっぱい詰め込んでダイビング開始。なんとここに来て結構スムーズに潜行できてみんなで沈船に行く。デッキでいつものヨゴレダルマで反応を見ようかと思っている矢先にいきなり沈船から離れ始める。どうやら大きなナポレオンがいたらしい。そのまま根沿いに泳いで何見せようかと考えてるとまたしても大きなナポレオン登場。ナポレオンに引きずられ更に前進。見えなくなったナポレオンと思ったら又やって来た。今度はみんなを置いてナポレオンの向こうに回り込んで挟んでやろうと思ったら、待てサインは思いっきり無視されてみんななんでか一生懸命スピードアップして大回りしてナポレオンを追い越す僕に着いて来る。ここではじめてみんな着いて来た。そーかーずーっとダッシュしてたらみんな着いて来るのかってそんなガイド嫌だろうな、なんて考えながらスカシテンジクダイの根に辿り着く。ベンテンコモンエビを手に乗せて結構うれしそうな香港人。穴の中のメニーバンドパイプフィッシュはちょっと見にくかったかもしれないけど見えたようだ。僕の大好きなアカメハゼがたくさんいる珊瑚に連れて行くとなかなか見えなかったようだけど、接近して見てもらえた。結構マクロは受けが良かった。

石渡 隆之
Island Safari1


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