2008年10月 

2008年10月22日(水)

2008年10月26日 午前 アンガァ・ティラ( Anga Thilas )
天候:曇・雨 気温:29度 水温:29度 透明度:20m 潮流:西→東 普通

今週はまったくもう・・・なんてお天気だったんでしょう。
雨は降ったりやんだりのモルディブらしい雨期模様で納得はできたのですが、問題は“風”です。
南からの風がとっても強くて水面は荒れ荒れです。案の定船酔いするダイバーの皆さんが続出。 んん~これだけは私たちにもお手伝いのしようがありません。 

それでも水中に入ってしまえば青い静かな海が広がり、なんだかウソのようです。
ここ最近マンタが少なくなって・・・なんてお話しをしていましたが、昨日26日のアンガァ・ティラではそんなマイナスイメージを覆す素敵なマンタとのダイビングができましたよ!



ドイツ人スタッフ・ジェニーからの情報です。
相変わらず風が強く水面は波だっていますが、いつも通り水中は別世界のようです。透明度も20mと今の季節にしてはなかなかです。

アンガァ・ティラは大きく浅瀬が広がるアンガァ・ファルに平行してティラ(隠れ根)が点在しているユニークでダイナミックなポイントです。 今回は西から東に向かってティラをホッピングして行きます。
始まりからティラの浅瀬でモブラ(ヒメイトマキエイ)に出会い、すでにウキウキ気分です。砂地とティラの間ではマダラエイが潜んでいるか・・・と思いましたが、今回は残念ながらいません。

さらに次のティラへとホッピングして行くと・・・マンタです! 
まずは1匹のマンタがティラの上でクリーニングされているようで、ゆっくりと旋回しています。
久しぶりのマンタとの出会いだったので、ダイバーの皆さんと思わず時間を忘れて見とれていました。

さてそれからがマンタたちのショウタイムの始まりです! ティラに到達するたびにマンタのお出迎えです。
最後ちょっと深めのティラでは7匹のマンタが小さな隠れ根の周りを重なるように泳ぎ回っています。
ダイビングも最後だったので上から見下ろすようにマンタたちを見ていると、まるで座布団(ジェニーはクッションと言っていましたが、私のイメージとしては座布団なんです・・・)がくるくる舞っているようでとても不思議な光景です。
合計で15~20匹のマンタ達との大遭遇です!!

もう10月も終わりになりつつありますが、11月頃まではマンタの季節が続いたら・・・と期待してしまうこの頃です。
さて今日27日お天気が随分回復しました! 風も穏やか太陽の日差しも気持ちがよいです。 
ちょっと雨は降りましたが、気持ちのよい雨です。 お天気がよいだけでこんなにも気分が違うんですよね。

津金でした


2008年10月16日 午前 ドンファヌ・ティラ
天候:曇・雨 気温:29度 水温:29度 透明度:20m 潮流:西→東 普通

今週はすっかりモルディブの雨期らしいお天気になってしまいました。
一日中雨が降り続けているわけではないのですが、降り始めたら大きなバケツをひっくり返したような勢いです。
でも海の中は天候に変わりなくそこにあるわけで・・・お天気が悪くても水中ではハッピーダイビングが続いています。
そんなハッピーダイブの中でも特にハッピーだったドンファヌ・ティラでのダイビングをご紹介します。

ちょっと悔しいのですが私ではなくスタッフ・ウェッセルからの報告です。
バァァ環礁の中でもドンファヌ・ティラは魚が多く地形も起伏に富んでいるので、とっておきのポイントです。
流れはちょっと強めのアウトゴーイング。なのでドンファヌ・ティラではちょっとハードなダイビングになりそうです。

ちょうど流れが分岐点でエントリーしすぐに潜降開始です。 分岐点は栄養豊富な潮が隠れ根に直接あたるのでクマザサハナムロの大きな群れがプランクトンを捕食し、それを追ってカスミアジとロウニンアジが入り混じってダイバーの目の前を右往左往しています
もうそれだけでダイバーたちは大興奮。呼吸もいつも以上にバクバクしているようです。

先を進めオーバーハングに群れるヨスジフエダイで写真を1枚、岩の隙間から顔を覗かせているゴシキエビでもう1枚写真をとった後は小さなトンネルを通り抜け根の反対側に出ると・・・マダラトビエイが1匹優雅に登場です。

さて、ここからが流れに向かってのちょっとハードダイビングになりそうです。 小さなオーバーハングの陰に隠れつつゆっくり前進。 ・・・と何か気配を感じて前方を見ると、2m以上はあるメジロザメがダイバーの正面から向かってきます。
思わず体を硬くさせつつ目だけで見送ると、2匹目も登場! そして今度は5匹のマダラトビエイが編隊を組んで頭上を通り過ぎます。 あ~もうなんて羨ましいダイビング。 なんだかすごいゴージャスフィナーレで今回のダイビングの幕は閉じられたようです。
ダイバーの皆さん、流れの中でがんばった甲斐がありましたよね。

さて気になるマンタたちですが・・・10月に入ってめっきり少なくなってしまいました。
まだ季節は終わっていないと思うのですけれど・・・ねぇ。 

津金でした


2008年10月12日 午後 ディガリ・ギリ( Dhigali Giri )
天候:晴・曇 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:西→東 弱い

あ~あ 長く続いた南国日和もここ最近になってついに雲行が怪しくなってきました。
な~んて思っていたら、やはり降ってきましたよ~。
昨日(11日)の朝早くと今日(12日)夕方過ぎに沢山の湿気を含んだ雲から突然にして漏れ出たようです。

日中は雲が多くなってきてはいたのですが、お天気は比較的よいのですけれどね・・・どうなるんでしょう?!
でも突然の雨でリゾート内のヤシの木やバニアンツリー・ハイビスカスなどの木々が濡れると、何とも言えない緑のいい匂いがするんです。
それに空気もしっとりしてとても過ごしやすくなります。

気になる水中もここバァァ環礁では流れもそんなに強くならず、透明度も20m前後ととっても安定しています。
そんな穏やかな海の中でまたもや小さいけれど大きな発見です。 小さな生物“カエルアンコウ”です!

今日(12日)スタッフのウェッセルがロイヤルアイランドのすぐ側のディガリ・ギリで大発見。
今日は余りにも流れが少なかったので、通常は1周も回ることができないリーフをついに一周・・・しようとしたところで見つけたみたいです。 もう浮上しようとする直前、5mの小さなオーバーハングでもそもそ動いていたところが目に留まったみたいです。
12~3cm位の薄い水色のような・・・紫色のような・・・かわいいヤツです。
一緒に潜っていたのは体験ダイビングのミラン君とお友達のダイバー・アンドレアスです。 

ディガリ・ギリは浅瀬のサンゴ礁の成長がここ最近顕著に見られ、サンゴ礁に多く見られるデバスズメダイやキンギョハナダイの群れが多いので大物は見られなくても、とてもハッピーなダイビングポイントなんです。 
でも今日は小さなオーバーハングに顔を覗かすゴシキエビやマダラトビエイもやってきて・・・文句は言えないですよね。

ますますバァァ環礁が面白くなりそう・・・です。

津金でした



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