タオ島(サムイ)ダイビング 現地最新レポート  ■ 2002年9月

2009年4月22日(水)

日 時:9月22日
ポイント:チュンポンピナクル
天 候:晴れ
風 :北西
波 高:0.5m
気 温:30℃
水 温:28℃
透明度:(↓)25m
透視度:(→)30m

コメント:
このチュンポンピナクルやセイルロックなど、島から離れた“ビッグポイント”は、根が大きいために1ダイブではきちんと回り切れません。そこで、クルーズでは、朝飯前にまず1本、他のボートで混雑している時間帯は朝食と水面休息、そしてダイバーが引き上げて水中が静かになってからもう1本と、2ダイブするのが普通です。この日の1本目は、バラクーダロック方面でオグロメジロザメ(3m級!)がグルグル回っている様子やゴマフエダイの群れなどをウォッチ。そして圧巻は2本目です。1本目で行かなかった根の北側を回ると、巨大なヤイトハタ2匹にクロホシフエダイやタイワンカマスの群れ、潮が当る側の中層に泳ぎ出すと、ユメウメイロやイエローバンドフュージュラー、ササムロ、ホソヒラアジなど、“いつもの”中層の魚たちがわんさか群れています。そしてそれに加わってマブタシマアジも・・・。しかも、普通ならそれぞれの種類ごとが固まって群れるので、微妙に群れの位置が分散するのですが、この日は不思議なことに入り混じっています。

先週のセイルロックでも表現したように、これまた魚の坩堝(るつぼ)。透視度が良いこともあって、さらに根から離れ、群れの中に突っ込んでみたら、下の方にウジャウジャと固まっている魚が
見えます。『何だろう?』と思い見に行ってみたら、オニアジの群れ。耳慣れない名前だと思いますが、それもその筈、図鑑にもなかなか生態写真の載っていない種類です。さらにその下方にはイエローフィンバラクーダの群れ、といった感じで、とにかく爆発的な魚を見ることができたダイビングでした。

サムイダイビングサービス 増子

 
日 時:9月16日
場 所:タイ・サムイ島
ポイント:セイルロック
天 候:晴れ
風 :北西
波 高:0.5m
気 温:30℃
水 温:28℃
透明度:(↓)25m
透視度:(→)20m
コメント:
夏のクルーズでは、ほぼ4日に一度のローテーションでセイルロックに潜ることになります。最近では先月末にジンベエザメが続けて現れたので、ちょっと期待してのエントリー。東寄りの流れが、ちょうど「飛び根」の先端に当っているので、ギンガメアジやユメウメイロ、イエローバンドフュージュラー、ジャワラビットフィッシュなどが、まるで魚の坩堝(るつぼ)にでも入ったかのように群れていて、ものすごい迫力です。

メインの根に移動して、カマスの群れ、ゴマフエダイなどを見ていたら、『ん?』ビニール袋が流れて来る。こりゃ拾わなきゃいかん、と思いつかまえたら、中にカワハギ(種類不明)の幼魚が数匹隠れています。そして、なんと細長いロープの切れ端みたいな魚が1匹。ビアデッドレザージャケットという、これもカワハギの仲間ですが、図鑑にもまず載っていない超レア物です。で、ビニール袋を回収してしまうと、彼らの隠れ家が無くなるし・・・。と悩んだあげく、そのまま流してしまいました。海を汚してごめんなさい。

ところで、翌17日にはサウスウエストピナクルで体長4mのジンベエザメが目撃されています。今年は少し出が遅かったものの、本来夏の風物詩?これからは居付いてくれるのではないか、という期待を抱かせてくれます。
サムイダイビングサービス 増子



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