♫第13弾♫ 2018年GW お勧めツアー ~インドネシア・マラトゥア~
2018年3月13日(火)
皆さん!こんばんは!最近、気温の温暖さが激しい日が続いておりますが、体調大丈夫でしょうか?
私は・・・・やられました・・・??⚠⚠??
セキ・・・コンコンです。???
皆様、体調崩さぬようお気をつけくださね。
さて本日のGWのお勧めはインドネシアのマラトゥアです。
今からでもまだ取れるの???と半信半疑の皆様。
実はココだけの内緒の話。
私が一部屋まだこっそり持っています。
現地リゾートは満室なのですが、返していないナブコアイランドリゾートのお部屋が。
1部屋シービューであるんです。
なので速いものがちでご案内!!!!
飛行機もまだなんとかなります!!!✌✌✌
では簡単にナブコアイランドリゾートのご紹介から。
マラトゥアはの場所はご存知でしょうか?
インドネシアのカリマンタン島(ボルネオ島と言った方がわかるかもしれませんね。)の、東側に浮かぶ馬蹄の形をした島です。

このマラトゥア島と近くにあるサンガラキ島、カカバン島の3ヶ所で非常に面白いダイビングができます。?
まずマラトゥアのダイビング。
一番のおススメはチャネルダイビングです。ポイント名は「Big Fish Country」、
名前からして大きな魚が多そうですよね?
ここは潮の満ち引きを利用して潜るポイントです。
パラオのジャーマンチャネルと同じですね。
引き潮から満ち潮に変わって数時間のみエントリー可能です。
メインは下から見上げると水面まで届くのではないかと思えるほどの
バラクーダの群れです!?


かなりの確率で遭遇することができます。?
その周りではグレイリーフシャークやホワイトチップが回遊していて、
ギンガメアジが群れ、イソマグロが横切り、
たま~にイトヒキアジ、マダラトビエイやウシバナトビエイが横切る
とっても贅沢なポイントです!✌



一通り見た後のお楽しみは高速ドリフト!?
潮の流れに乗ってまるで飛んでいるようにドリフトします!??
チャネルは毎日潜れるわけではありません✋
大潮とその前後の中潮くらいまでの期間限定です。
この期間以外はエントリー時間が夜になってしまうためです。?
次にサンガラキ
サンガラキを有名にしたのはウミガメの産卵が見られることと、
一面を覆い尽くすマンタの群れ?です。
ウミガメの産卵は一時期密猟により激減してしまいましたが、
国を挙げての保護活動により少しずつ元に戻ってきているそうです。
でも、ダイバーにとってはウミガメの産卵よりマンタですよねー?
出る時は本当にすごいです。ここのマンタはモルディブのハニファルベイのように
1か所でぐるぐるするわけではなく、さーっと泳いでいってしまう事が多いのですが、
その真下に潜っているの迫力といったらもう、、、。?
その写真がないのが申し訳ないです?
ボートの上から見ると海面が真っ黒になります。その写真もないのですが、、、?

サンガラキのダイビングの難点は、マンタが出ればすごいですが、
でないと他には特に。。。。?っていうことです。
でも当たれば本当にすごいので賭けてみる価値はあると思いますよ?
カカバンはダイビングポイントより、
ジェリーフィッシュレイクが有名かもしれません✋
ドーナツ型をした島の中央に汽水の湖があり、そこに4種類のクラゲがいます。
ダイビング合い間の休憩時によく訪れます。
水面を漂ってるクラゲ?、湖底に張り付いて逆さになっているクラゲ?、
当たり前ですが辺り一面クラゲだらけです?

パラオのジェリーフィッシュレイクは現在クラゲがいなくなってしまっているのですが、
カカバンのジェリーフィッシュレイクは問題なく入る事ができますよー?
サンガラキ・カカバンは最少催行人数がありますので、ご希望の場合は現地でご確認くださいね?
そして大切な宿泊施設のご案内
海がどんなに良くても泊まる場所が・・・・ってなってしまったらですもんね。
「ナブコアイランドリゾート」


ナブコは経営がドイツの会社、パラダイスの経営はマレーシアの会社で
それぞれ雰囲気が異なります。
ナブコのお客さんは欧米人が多いです。
それに合わせて食事はビュッフェではなくコース料理、
お酒もワインなどの洋酒が充実しています。??
お部屋は全17部屋でカテゴリーはシービュールームと
島の内側にあるガーデンルームに分かれます。
室内設備は同じです。


ナブコは経営がドイツの会社、パラダイスの経営はマレーシアの会社で
それぞれ雰囲気が異なります。
ナブコのお客さんは欧米人が多いです。
それに合わせて食事はビュッフェではなくコース料理、
お酒もワインなどの洋酒が充実しています。??
お部屋は全17部屋でカテゴリーはシービュールームと
島の内側にあるガーデンルームに分かれます。
室内設備は同じです。
今回こっそり持っているのはシービューのお部屋です✌



ダイビングは1日3ダイブ、6泊以上の滞在で1日サンガラキ+カカバン遠征があります。
ヨーロピアンが多いダイバーリゾートらしく、
ちゃんとナイトロックスもあります(有料です。)。
このリゾートのオススメポイントは、
チャネルが目の前な事。ボートでたった3分です!?
よってタイミングを合わせて滞在すれば毎日1ダイブチャネルで潜れます!?






ダイビングは1日3ダイブ、6泊以上の滞在で1日サンガラキ+カカバン遠征があります。
ヨーロピアンが多いダイバーリゾートらしく、
ちゃんとナイトロックスもあります(有料です。)。
このリゾートのオススメポイントは、
チャネルが目の前な事。ボートでたった3分です!?
よってタイミングを合わせて滞在すれば毎日1ダイブチャネルで潜れます!?



そして・そして、マラトゥアに行く際にネックになるアクセスの悪さ・・・・
実は今回のツアーはそんなアクセスの悪さとは無縁!!!!
マラトゥアの空港がオープンしついに稼働し始めました!!!!!
今までは最寄りのベラウ空港からボートで片道3時間~3時間半かけてマラトゥアへ
移動しなければならなかったのですが、金曜発のツアーに限り、
飛行機が経由地のバリクパパンからマラトゥアへ運航✈✈
フライト時間は1時間足らず、何よりバリクパパンから一気に移動できるのは
かなり楽です?
かなり楽です?
残りの1部屋・・・・速いもの勝ちです。
お問い合わせお待ちしております???
デラワン・サンガラキ クルーズレポート №2
2009年7月17日(金)
第二航海目にあたる、7月7日~7月15日のツアーレポートをアップします。※これから実際にこのツアーへの参加をご検討のお客様のため、多少細かく書いております。 長い文章になっておりますが、特に重要と思われる部分は赤字や青字で記してありますので、飛ばしても読めるかと思います。
※表記時刻は全て現地時間です。
7月7日、第一航海のお客様が帰国のため国内線を乗り継ぎ、出国のためスラバヤ空港で搭乗待ちをしている頃、第二航海組がスラバヤ空港に降り立ちました。 (22:30到着予定)
翌日、国内線を乗り継ぎ、16:00過ぎタラカン到着。 私は空港でお客様を待っていました。
先週と同じように車で港へ行き、ボートへ乗船です。

※日程の第一日目・第二日目は移動のみです。 ダイビングは第三日目から五日間。
この週はナイトロックスを使用する方が多かったため、ナイトロックスチームが結成されました。
第一日目 デラワン → カカバン → サンガラキ ☀ 4ダイブ 1スノーケルスイム
この週の最大の狙いは、「ジョーフィッシュのハッチアウト」。
この海域に多いのは、ゴールドスペックス・ジョーフィッシュという種類。
ジョーフィッシュは、メスが産卵した卵をオスが口の中で育てます。
毎月、満月後4日目くらいからハッチアウト(孵化)が見られ、8日目前後が特に多くなる時期。 固体によります。
このハッチアウトが多くなる時期が、ちょうどこの週のクルーズの後半。
一本目のデラワンでのダイビングでは、口内抱卵ジョーフィッシュがいたるところで見られました。
この日はカカバンで二本目を潜り、ジェリーフィッシュレイクへ。


上陸直前、トラブル発生。 ディンギーを島へつけたいところが、潮が引いているうえに波がでてきて、接岸不可能。
どうするのかと思ったら、「みんな、泳げー」 とクルーの声。
冗談でしょう、と見ていると、一艘目のディンギーからみんなマスクを着けてどんどん飛び込んでいる。
浅瀬までの距離は10メートルくらい。
「第二チームも行けー」 と、またクルーの声。 しょうがない、ジャンプ。
浅場に到着すると、そこはなんと一面のサンゴ。 波に押されながらビーチへ上陸。
サンゴも皆さんの足も傷だらけ。 潮が引いた時の上陸は二度としません。
第四日目・第五日目 サンガラキ → マラトゥア ☀
気持ちを切り替え、大物を狙います。






第六日目 デラワン 5ダイブ ⛅
この日はついに、ジョーフィッシュのハッチアウト狙い。 早朝05:00すぎにエントリー。
ハッチアウトしそうなジョーフィッシュのそばには、目印の箸を立ててあります。
粘ること一時間、すっかり明るくなってしまった。。。
ということで、あきらめて浮上。 と思ったら、近くでストロボがバシバシ光る。 みんな、集合ー!
なんと明るくなってから、2固体がハッチアウトを始めた。
普通、稚魚は目立たないように暗いうちに孵化するのですが。
明日も狙うぞー。
第七日目 デラワン サンガラキ 4ダイブ ☀
この日も暗いうちにエントリー。
ハッチアウトはあったものの、全員が見ることはかないませんでした。
悔しいので、「マンタ見たいー」と駄々をこねたら、「しょうがないな」、行ってくれました。
意外と融通のきくボートです。
第八日目 タラカン市内観光 バリクパパン乗り換え スラバヤ 台北へ ☀
10:00下船の後、前週閉まっていて行けなかった動物園へ。
動物園といっても、テングザルしかいません。 マングローブに癒されます。 トビハゼ(泥の上を歩くハゼ)もいました。
その後、インドネシアレストランに移動してランチ。
今回はローカルマーケットへ行ってみました。

アジアの雰囲気を味わえます。
15:00前にタラカンの空港へ。 今回はあまり荷物の超過料金は厳しくなかったのですが、空港使用税をぼったくろうとする職員がいるので、レシートは良く見ましょう。
※荷物はスラバヤで受け取ります。
バリクパパンでの乗り継ぎもスムーズでした。
スラバヤの空港では、みなさん食事をして時間をつぶしていました。 (約3時間あります)
ここだけ、日本との時差が-2時間になります。
※チェックインする前に、空港入り口付近のレストランに入るのがお勧めです。
※スラバヤから出国時の荷物超過料金はきびしく、多くの方が荷物を手持ちに移動していました。
※荷物は成田で受け取ります。
早朝、台北に着きます。
※ここでお土産を買う方が一番多かったようです。 ここでも(約3時間)
このまま台北で二日間食い倒れ予定のお客様もいました。 うらやましー。
成田には13:00過ぎに到着。
お疲れ様でした。
地図上では日本からあまり離れていないのですが、デラワン・サンガラキ海域への行き来には時間がかかります。
そのかわり、さすが秘境、海のポテンシャルの高さを見せ付けられました。
今後、何がでるのか期待値はかなり高まりました。
また、居住性の良いボート、美味しい料理、笑顔の絶えないクルー、ぜひ足を運んでみてください。
ワールドツアープランナーズ 的場
デラワン・サンガラキ クルーズレポート №1
2009年7月17日(金)
2009年の第一航海・第二航海に乗船してまいりました。第一航海目にあたる、6月30日~7月8日のツアーのレポートをアップいたします。 このツアーには、水中写真家の鍵井靖章氏に取材のため乗船していただきました。
実際にこれからデラワン・サンガラキに行かれるお客様にも分かりやすいよう、多少細かく書いており、長い文章になっております。
※特に重要と思われる項目は、赤字、青字で記しましたので、飛ばしながらでも読めるかと思います。
第一日目 成田 → 台北 → スラバヤ ☔ → ☁ → ⭐ ※ダイビング無し
成田空港第一ターミナルで、昼前にチェックインを済ませ、日本円からインドネシアルピアに両替をしてみました。
1万円を両替したところ、820,000ルピアくらいになりました。 実際、現地での物価は、ルピア料金を百分の一にした数字が日本円での金額と言われています。
つまり、10.000ルピア≒100円となるので、6月30日の成田での交換レートは決して良くありませんでした。
ただし、現地でも10,000ルピア≒100円で両替するのは難しいと思われます。 現地でUSドルからルピアへの交換が比較的換金率が良いようです。
昼食を済ませ、14:00過ぎにエバー航空にて台北へ。 預けた荷物はスラバヤで受け取ります。
※エバー航空の超過料金は25kgまではチャージ無しと言われましたが、何人かでまとめてチェックインできればさらに緩くなるかもしれません。
台北には17:00ごろ到着。 途中、機内食が一度でました。 ここでの日本との時差は、-1時間です。
※すべての表記時刻は、現地時間とさせていただきます。
お茶を飲んだり、ビールを飲んだり🍺、お土産物を見たりしているうちに搭乗時間です。
19:00前、エバー航空にてスラバヤへ。 ここでも一度、機内食がでます。
現地時間22:30過ぎ、スラバヤ到着。 ここでの日本との時差は、-2時間です。
※この時間は両替屋がほぼ閉まっているので、必要な方はホテルか、翌朝空港で両替します。
荷物を受け取る前に、25USドルを払いビザを取得します。
※ここで判を押される出国カードは、帰りに必要です。 紛失すると20USドルのペナルティを払うことになります。
外へ出ると、夜の東南アジア独特の空気に包まれ、一気にテンションが上がります⬆ が、現地旅行会社のスタッフに誘導され送迎バスへ⬇ 30分かけてホテルへ移動する間、現地スタッフによる変な日本語のガイドを聞くことができます。
ホテルへ着くと、ちょうど日付が変わるくらいの時刻でした。
メニューなどは置いていませんが、ソフトドリンクやビールくらいのルームサービスは24時間承っているそうです。
第二日目 スラバヤ → バリクパパン乗り換え → タラカン ☀ ※ダイビング無し
朝食はホテルラウンジにて、06:00より準備ができています。
送迎バスが迎えに来る09:00過ぎまで、外を散歩されている方もいました。
再びスラバヤ空港へ。 空港では、気を利かせた現地スタッフが、まとめて空港使用税を払ってきてくれたり、みんな一斉にチェックインさせてくれたりしました。
しかし、このサービスは丁重にお断りするべきだったのです。 空港使用税や荷物の超過料金を、みんなの分まとめて請求され、逆にややこしくなってしまいました。
※ここでの荷物超過料金は20kg以上からチャージされました。 係員により多少の差はありますが、国内線は厳しいようです。 マンダラ航空の預け
荷物超過料金は1kgにつき20.000ルピア(約200円)です。
11:30過ぎ、マンダラ航空にてバリクパパンへ。 約1時間半のフライトです。
12:00過ぎ、バリクパパン空港到着。 ここでの日本との時差は、-1時間です。
※この日の昼食は個人で購入です。 バリクパパン行きの機内、またはバリクパパンの空港で販売しています。
飛行時間に変更が無ければ、ここでの乗り継ぎはあまり待つことなく搭乗です。 「←transit」 という看板だけを目指し、空港職員に話しかけられたら、「トランジット」 「トランジット」 とだけ答え、ひたすら突き進んでください。
13:00くらいのマンダラ航空でタラカンへ。 場内放送の言葉は英語でも非常に聞き取りにくいので、分からない場合は搭乗口付近の職員に、
「マンダラー、タラカン」 と言うと時間を教えてくれます。 小さいですが、電光掲示板もあります。
約1時間のフライトで、タラカン空港へ到着。 ここでの日本との時差は、-1時間のままです。
空港へはパヌニーヨットのスタッフと、現地旅行会社の職員が迎えに来ています。
送迎車にて15分ほどで港へ。 そこからディンギー(小船)に分乗し、本船へ乗り移ります。

本船・パヌニーヨットに乗り込み、まずはボートの説明を聞きます。 このとき、Cカード・ログブックをダイブマスターに見せ、燃油サーチャージや海域使用料を払います。
この後は翌日のために器材のセッティングをし、夕食です。 この日、22:00くらいには全員がお部屋で休んでいたようです。
※食事はタイ料理がメインです。 パクチーなどの好き嫌いの分かれやすい香辛料はあまり使っていないのですが、かなり好評の味でした。
※ラウンジには24時間、フルーツ・スナック・コーヒー・紅茶・ジュース・お湯・飲料水など用意されています。
ボートは夜のうちにデラワンへ向け出向します。
第三日目 デラワン島周辺 ☀ 4ダイブ
待ち焦がれたダイビングクルーズのスタートです。 下記はサンプルスケジュールです。
※起床時間や、ダイビング、ブリーフィングの際はクルーが鐘を鳴らして教えてくれます。
※一日のスケジュールはホワイトボードに書き出されています。
06:30 起床 軽食 (トーストやパンケーキなど)
07:00 ブリーフィング ダイブ1
08:30 朝食 ほぼ毎日お粥がでました。
11:00 ブリーフィング ダイブ2
12:30 昼食 トップデッキで景色を眺めながら食べるのも、クルーズならではの贅沢です。
14:30 ブリーフィング ダイブ3
16:00 おやつ 肉まんや春巻きなど、日替わりです。
18:00 ブリーフィング ダイブ4 ナイトダイブ トーチ(水中ライト)のレンタルは、小さいものですが無料です。
19:30 夕食 週に一度、トップデッキでバーベキュー・パーティが行われます。

デラワン島周辺でのダイビングは、JETTY(ジェティ=桟橋)近くでマクロ中心のダイビングがほとんどです。 下記は見られた生物です。
スティングレイ(ヤッコエイの仲間・多い) アオウミガメ(大きい・多い) ニチリンダテハゼ ハタタテハゼ ヒレナガネジリンボウ ヤノダテハゼ
メタリックシュリンプゴビー ホタテツノハゼ(稀少) オドリハゼ ハタタテシノビハゼ セミホウボウ ハダカハオコゼ(白と黒) ハナイカ
イソギンチャクやサンゴに住むエビ・カニ各種(多い) クマノミ/ハナビラ/カクレ/スパインチーク/セジロ/ハマ/トウアカクマノミ ゴールドスペックス・ジョーフィッシュ(多い)
ピグミーシーホース デラワンブレニー(固有種) ワニゴチ
ナイト: ニシキテグリ ミミイカなどイカ各種 甲殻類(多い) ピグミーパイプホース(ホソヨウジの仲間)
第四日目 カカバン島 → サンガラキ島周辺 ☀ 4ダイブ 1スノーケルスイム
カカバン島周辺は浅場のサンゴが圧巻でした。 まさに手付かずの海。 ここのサンゴの種類・量に加え、どこまでも抜ける透明度は、世界遺産と呼ばれる海をしのぎます。
基本的にドリフトダイビングで、カンムリブダイやバラクーダを狙います。 潮が止まるエリアでは、ゴルゴニアン・ピグミーシーホースと呼ばれる、つるんとしたピグミーや、アケボノハゼが見られます。
そして、カカバン島を有名にした、ジェリーフィッシュレイクへ、スノーケルスイムに向かいます。
ディンギーで島へ上陸し、ジャングルの中にはった板張りの道(ウォークボード)を5分ほど進むと、いきなり間の前に巨大な湖が現れます。
島の面積のほとんどを占めるジェリーフィッシュレイクは、パラオのそれの3倍の広さを誇るにも関わらず、周りを覆うジャングルに隠れ外からは見ることができないため、大昔からそこを行き来する船にも発見されず、最近まで人の目に触れることはありませんでした。
図鑑には未記載種のハゼや、刺胞を失った不思議なクラゲたちをマングローブの木漏れ日越しに覗いていると、ここに来なければ決して触れることのできなかった独自の進化に、しばし太古へタイムスリップしたような感覚を味わうことができます。
昼に、サンガラキ島へ移動しました。 「サンガラキ」は、現地の言葉で「マンタ」を意味するそうで、すべてのダイビングポイントにマンタの名が付きます。
白い砂地にコーラルブロックが散らばり、そこに群れるコーラルフィッシュからのクリーニングを受けるべく、どこからとなくマンタが現れます。
ブラックマンタも何枚か見ることができました。 「かっこいー」の一言でした。
この他、クジャクベラや、クジャクベラに良く似たインド洋の固有種のはずのマッコスカーズラス、クジャクベラに似ていますが色の全く異なった未記載種のベラも見ることができましたが、これを見たい場合は事前にガイドに伝えたほうが良いでしょう。
第五日目 サンガラキ → マラトゥア島周辺 ☀ 4ダイブ
午前中サンガラキでマンタを見た後、午後の上げ潮に合わせデラワン島周辺へ移動しました。
潮が上がる時間、島周りにあるチャネル(水中水路)の中に向かって潮が流れ、そこに集まったバラクーダが巨大な群れを造ります。
チャネル手前でエントリーし、壁沿いを進んでいくと、チャネルの中央に真っ黒な塊がうごめいています。 その塊の中に一瞬太陽を反射させる固体が動き、まるで巨大な雷雲のようで、おどろおどろしく、神秘的でした。
強い流れの中、ダイバーがカメラを持って突っ込むと、彼らはいとも簡単にかわしていきます。 ダイバーが増えるにつれ群れの動きは複雑になり、細胞分裂を繰り返す生命体を見ているようです。



第六日目 マラトゥア島周辺 ☀ 4ダイブ
この日も午後の上げ潮でバラクーダを狙うべく、マラトゥア島周辺に滞在。 午前中は前日潜っていない灯台ポイント。
バラクーダまでのつぶしダイビングなのかな、なんて軽く考えていたのですが、思い切り裏切られました。 私個人的には、デラワンに並ぶほど多くの興味深い生物を見ることができました。
下記の通りです。 -25m以浅で全て見ることができました。
スミレナガハナダイ フチドリハナダイ ハナゴンベ オオテンハナゴイ アオマスク バートレット・フェアリーバスレット アカネハナゴイ
イエローストライプド・フェアリーバスレット オドリハゼ ゴルゴニアン・ピグミーシーホース カンムリニセスズメ クダゴンベ
この日のバラクーダもすごかった。
第七日目 サンガラキ → デラワン ☀ ダイビング最終日 4ダイブ
翌日飛行機に乗るため、早めに4ダイブを終え、器材を干します。
夜のうちに、ボートはタラカン港周辺へ戻ります。
※器材は飛ばされないように干しましょう。
第八日目 タラカン市内観光 → バリクパパン経由 → スラバヤ → 台北へ ☀ ※ダイビング無し
この日は少しゆっくり稀少。 朝食・荷物パッキング・精算を済ませ、10:00に下船します。
旅行会社の送迎で、まずは昔の王家の城を見に行きました。 城といっても、我々には大きな高床式コテージにしか見えず、しかも暑すぎたため早めに去りました。
昼は、インドネシアン・ケンタッキーフライドチキン屋さんと、ショッピングモール内のインドネシアン・フードコートに分かれました。 その後、買い物など自由に過ごし、14:00集合で空港へ向かいます。
※タラカン空港での帰国時の荷物超過料金は、かなり厳しく取られていました。
私は翌週も乗船のため、ここで見送り。 ここから先の復路は次週のレポートでアップします。
2009年6月30日~7月15日 デラワン・サンガラキクルーズ
2009年7月16日(木)
インドネシアの秘境を巡る、「デラワン・サンガラキクルーズ」。今シーズンの第一週目(6月30日~7月8日)・第二週目(7月7日~7月15日)が無事終了し、第二週目組が昨日無事に帰国いたしました。
このクルーズには、ワールドツアープランナーズのスタッフも同行いたしましたので、ツアーの内容は明日以降、写真を添えてアップしていきます。
デラワン・サンガラキクルーズ Weスタッフレポート
2008年9月28日(日)
今世界中のダイバーが注目しているツアー。セレベス海に位置する4つの島を1航海で巡るクルーズ。
見れないマクロ生物はいないのではないだろうか。と思わせるほどのデラワンの豊富なマクロ生物。
サンガラキではマンタが舞い、運がよければニタリも。
カカバンではパラオのジェリーフィッシュに引けをとらない湖があるだけでなく、まだ名前の付いていない新種もたくさん潜んでいる。そして外洋では回遊魚に圧巻。
マラトゥアでは数万匹のバラクーダのパレードに息をのむ。
マクロもワイドも一度にこれだけ満喫できる場所は数少ないのではないだろうか。
全てのダイバーを虜にしてしまう魅力がこの海にはたくさん潜んでいました。
2008年9月20日~28日のWeスタッフレポート(PDFダウンロード26.2MB)
https://www.wtp.co.jp/pdf/derawan/0809_staff.pdf
ツアー詳細はこちら
https://www.wtp.co.jp/area/derawan/index.html#02