2007年7月29日~8月2日

2007年8月2日(木)

7/29/07
新しい1週間の始まり。天気は晴れ。流れ無し。水温28℃。
とっても穏やかなコンディション。のんびり砂地でガーデンイール。
チークドパイプフィッシュにクダゴンベ見て。浅瀬に帰ると4枚のモブラが編隊飛行。斜面の一番上からスロープ沿いに急降下を繰り返す。
朝ご飯を食べて2本目。ここでも流れも無く穏やか。待つ事も無くマンタ4枚。根に取り付いて観察してるとだんだん数を増やして8枚のマンタが行ったり来たり。
次は南マーレに下って、イソマグロのハンティング待ちと思ったらここでも流れが無い。根沿いに泳いではいるけどハンティングは見られなかった。
夜は満月で気持ちよかったので、みんなでサンデッキに上がって月見座談会。
とても明るく輝く月に明日のジンベイとの出会いを祈る。


7/30/07

ずっと好天続き。朝からマンタ2枚、マダラトビエイ、グレイリーフシャーク、ロウニンアジ、カスミの群れ。満腹ダイビング。
ここで南マーレにさようなら、一路アリ環礁を目指してのんびりと航海。
途中で、リピーターの方のビデオ上映会。前年のとことんジンベイに参加された方のビデオを見てみんなの期待感は膨らみ、私のプレッシャーは高まる。
2ダイブ挟みながらアリ環礁の南側をジンベイ探して島伝いに進む。でも、残念見つからない。ダイビングではレオパードシャークなんて珍しいものも見られてよかったけど。

7/31/07

雨期だったはず、雨は降る気配すらない。環礁外側の水はかなり透明度も上がってる。流れもすこし早くて気持ちよくドリフトできる。これでジンベイさえ出ればなんて思いつつ、穴で寝ているナースシャーク、砂地に寝ているホワイトチップとすれ違い。ギンガメ達とすれ違い。次が最後ジンベイサーチ。ラストチャンスにかける気合いは空振りで、見つけたのはカジキ1匹。
気を取り直して2本目、ウミウチワの原っぱを進み、大きい岩の下で中サイズのナポレオンがクリーニングを受けている。よほど気持ちいいのか結構近づいても逃げる気配無し。岩沿いに進むと海底を覆い尽くすヨスジフエダイの群れとヒメフエダイの群れ。そこに襲いかかるカスミアジ達。
3本目は流れほぼ無し。透明度10mぐらい。珊瑚の瓦礫まじりの砂地を下り、あっサメだと思ったらまたしてもホワイトチップ。ほとんどのポイントで見てるからナーンだとがっかりしてたら、そのすぐ先にグレイリーフが3匹うろうろうろうろ。イロブダイの幼魚見つけてかわいさにほっとしたり。でも,最高だったのはリーフトップに広がるテーブル珊瑚。一面テーブル珊瑚。明るい水中にカラフルな珊瑚。癒されます。「竜宮城みたい」とはある女性ゲストの談。

8/01/02

はて,雨期というけど雨はどこで降っているんだろう?今日も晴れてる。
船の上からでも、イエローバックフュージュラーの群れが見える。エントリー。透明度は14mぐらい。大きなナポレオンが超接近でお出迎え。根にたどり着き、さらに深く。壁沿いに泳ぐと2匹のオグロメジロザメがのんびり泳ぎ回る。1周したところで根のトップリーフへ、カスミの編隊がクマザサハナムロの群れを襲っている。
強くなった流れに耐えながら、せわしなく動き回る中層のデッドヒートを眺めている僕たちのすぐ横でタイマイはのんびりと食事中。
2本目では2匹のグレイリーフシャークが16mぐらいの浅いところまで遊びに来ていた。根から少し離れた大岩に立ち寄ると、5匹のグレイリーフがウロウロ、結構寄って来る。カスミもロウニンもイソマグロもウロウロしてるだけで、ハンティングの激しい動きは見られなかった。
アリ環礁にさようなら、目指せラスドゥー。途中で水面に飛び出すマンボウのヒレ発見。よし,泳ごうと思ったけど三点はダイビングドーニーの中。急いでドーニーに移って、準備して、、、、マンボウは潜ってしまったようだ。でも、今度はイルカ発見。モルディブのイルカはここの人と同じくらいシャイだ。群れの前に回って船からポチャン。イルカを見られたのは2人だけ、しかも10秒。
母船に戻って移動再開。いつの間にかイルカに母船が囲まれてる。海中イルカって感じ。みんなで舳先からイルカを眺める。
ラスドゥー環礁に着いて潜ってみれば、ドロップオフの遥か下にギンガメアジの群れが渦を巻いている。流石に深くて行く気にはなれない。指をくわえて見てるだけ。追加のサンセットダイブでは鰹の群れを追うイソマグロ。砂の斜面に横たわるレオパードシャークなんかも見れてラッキー。

8/02/02

昨日4本潜ってお疲れの人にはちょっときついかなと思いつつ、いつもより早起きしてハンマーヘッド探しに挑戦。海底は遥かに深く200m、何も見えない。
上、下,横、後ろとくるくる周りを見回しながら泳ぐけど、周りに見えるのはプランクトンと水,たまに大きなサワラ。キラキラ青く光を反射するプランクトンに囲まれて漂うのは幻想的で良かったけど,ハンマーヘッドは出ませんでした。
北マーレに移動して1本潜って、再びジンベイサーチに挑戦。先週ジンベイがいた辺りをゆっくり進みながら探しますが、空振り。そのまま,マンタ見に移動。この旅はマンタで始まっているけど、「もう一度マンタを」の声に押されて行ってみました。なんと到着早々いきなりマンタだらけ。11枚までカウントしたけどクリーニングステーションが込み合ってマンタもじっとしてないからそれ以上数えるのは断念。サージが有ってじっとマンタ見学するにはちょっと大変だけど、あれだけ数が有ればOK、OK。

石渡 隆之
Island Safari1


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