2008年2月17日から21日

2008年2月17日(日)

2/17/08 第1日目

位置
POINT
天候
水温

北マーレ
Maagiri Rock
晴れ
28℃


 久しぶりに空の一番低い所もすっきり晴れてキレイな朝日で今週はスタート。

潜降してすぐにマッコスカーズラスが奇麗にヒレ全開で泳ぎ回っている。すぐ側の根には白いソフトコーラルが繁り、クダゴンベが顔を覗かせている。砂地に目を向けるとドラキュラシュリンプゴビーがカップルでエサの流れて来るのを待っている。いつものようにヨスジの群を堪能して浅い砂地に上がって行くとブラックシュリンプゴビーが穴から体を出している。皆で囲んで見ていると上から砂地伝いに他所の船の外人部隊がやって来るのが見える。関係ないかと思ってゲストの撮影が終わるのを待っていると外人チームから2人ダイバーが

接近して来る。まさか通らないだろうと思っていたら腹這いでハゼを囲んでいる私達の目の前を泳いで横切って行く。フィンの煽りで当然隠れるハゼ。白人さんじゃハゼを知らないのは仕方ないけど周りの人をもっと見てくれよ。


位置
POINT
天候
水温

北マーレ
Bodhuhithi Thila
晴れ
28℃


 ここんところずっと大当たりの無いマンタポイント達。たまにたくさんいたよと景気のいい情報だけは来ることもあるけど今週もマンタで苦労しそう。ナポレオンやタイマイ、ヨスジの群と遊びながらマンタを探す。深い方から棚上に場所を移しつつリーフを移動。時間もそろそろないから最後に見つけたタイマイで遊んだら上がろうと指差しゲスト呼んでたら1人ダッシュで泳ぎだす。あれ、カメここなのに、何か勘違い?でも、尋常じゃないダッシュはマンタがいたのかなとも思ったけど皆で追いかけるには無理がある。あっという間に通り過ぎたマンタ。ちょうど後ろ向いてカメを指差すのとマンタの位置が重なって2人だけマンタ見れたらしい。ラッキーなのかな?

位置
POINT
天候
水温

ラスドゥー環礁
Madivaru Corner
晴れ
28℃

流れはやや早めのインカレント。透明度はグンと上がって30mくらいは見えるかな。キレイな水と根を覆うアカモンガラやキンギョハナダイのキレイな景色をドンドン泳ぎコーナー付近へ。大きなロウニンアジがアカモン達に襲いかかり回りの魚達は逃げ惑う。早めにドラキュラシュリンプゴビーの砂地に寄って、カップルのドラ、小さいドラ、皆それぞれにドラキュラ撮影会。コーナー付近に帰ってみると大きなイソマグロがゆったりと徘徊。流れに乗りつつパラパラと散っているギンガメについて行ってみると大きな群に遭遇できた。

1/18/08 第2日目

位置
POINT
天候
水温

ラスドゥー環礁
Rasdhoo Madivaru
晴れ
28℃

 先週はチョーラッキーなことになんとハンマーが群で出た。余り日を置かずにってことでハンマーヘッドを探してみました。海底も壁も何にも無い沖合にエントリー&潜降。ちょっとゆっくり潜こう。チリン。随分下に影が見えたらしい。じゅん君のみかなシルエット見たのは。今週はいきなり3冠達成への夢は消えた。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁北西部
Dhonkalo Thila
晴れ
28℃


 ちょっと強めの流れの中を海底に向けてまっすぐ降りる。期待のマンタの姿は見えない。フラットなリーフを少しずつ移動して行くとキレイな発色のオーロラシュリンプゴビーが流れの中を飛び上がって捕食している。こんな砂の少ない所にはいないかと思っていたがドラキュラシュリンプゴビーもカップルで飛び上がっている。トールフィンシュリンプゴビーも石の影にいる。でも、ここはマンタポイント早く出てくれないと時間が皆のエアーがなくなってしまう。

ちょっと焦って来る頃、1人のゲストが遠くにマンタがちらりと見えたらしいことを目顔で知らせて来る。そっち方面じっと見てるとやっとマンタが登場。ゆっくりとこっちに接近して来る。しばらく皆の周りをフラフラ泳ぎ回ったり、リーフに降りて掃除してもらったりしてマンタは消えて行った。じゃ早く浅瀬に帰って浮上開始しようと移動するともう1匹マンタが向こうからやって来る。今度は大接近。マンタの真上を通過しつつ安全停止に入った。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁西部
Deghaa Thila
晴れ
28℃


 すべてのゲストがマンタゲットで盛り上がって来た所で本日3本目はピナクルがギュンとそそり立つディガティラです。降りながらクダゴンベ、ツバメウオの群、ヨスジの群と通り過ぎた後、深度を上げつつ壁を見ていると裂け目に黄色い小さなスーパーボールが逃げ込んだ。2cmにもならないかわいいミナミハコフグの幼魚。ハコフグなのにまんまるでキャンディーみたい。

2/19/08 第3日目

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南部
Reethi Thila
晴れ
28℃


 珍しく朝一でレーテティラに入る。ガレ場の斜面を降りて行くとマッコスカーズラスがヒレ全開で泳ぎ回っている。でも、ヒレ全開は皆が見る前に終わってしまって残念。朝1で入った効果はハゼにあった。大きめのトールフィンシュリンプゴビーが2匹も見つかった。最近トールフィンにスランプだから結構うれしかった。でも、見つかってもシャイなトールを人に教えるのは大変で、指差してるだけで気配を察知するのか引っ込んでしまったり、全員来る前にさよならだったり。根の上ではキレイな珊瑚の原っぱでイエローコーラルゴビーを探しまわる。やっと見つけた1匹は小さい上に落ち着きが無く珊瑚の隙間に入ったりして逃げ回る。なんとか皆が見たと動き始めたらすぐ側の珊瑚で大小合わせて4匹も同じイエローコーラルゴビーが住んでいた。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南部
Bodufinolu Thila
晴れ
28℃


 いよいよアリ環礁南側のジンベイエリアに入って来たけど、まずは1本ダイビング。ちょっと濁りのきつめの海をまっすぐ沖に向かう。斜面を下り始めた所でモブラが1枚やって来た。モブラはダイバーのすぐ側をゆっくり旋回しながら飛び去って行く。水中でのジンベイザメとの遭遇を期待しつつ、沖の深い方の中層を泳いで行く。リーフの斜面に戻って更に前進していると前からレオパードシャークがやって来る。寝てばっかりいるのに泳ぐ姿が見られてラッキー。

 ジンベエサーチその1

 いよいよジンベイザメ探しの時間が来ました。逆回りだからいつもと比べて1日遅れでスタート。遠くで怪しい動きを見せる船がいるのが見える。間に合わないかな無理かなと思いつつ、ボートはスピードアップ、笛吹いて準備を呼びかける。ボート後部のロウデッキに3点着けて並ぶゲスト達。期待に興奮してるんだろうけど、残念ながらヤッパリ間に合わなかった。

 サーチは続き今度は自力で発見。ボートの前から飛び込んでジンベザメのマーカーになる。そんな遠くもなくジンベイと並走して泳ぎ始める。浅場をゆっくり進んでくれるジンベイザメ。みんな慌てて急いで泳いで来たけど、これならゆっくり全員が見られると思ってたら、ジンベイは本船の方に近寄って行く。

何故か出遅れたお客さんがまだボートの後部デッキに立っている。運良くジンベイザメが近寄ってくれてこのお客さんの目の前に来てくれてラッキーなお客さんでした。

 もう1匹探してみようと粘ってみると、ダイビングドーニーのクルーが発見。電話で呼び出される。急いで急行。ちょっと深い所を泳いで行くジンベイの姿が見えました。でも、あんまり長いこと一緒にはいてくれなかったな。

もう少し粘ってもう1匹見つけたけど残念ながら飛び込みは間に合わずでした。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南部
Holiday Out
晴れ
28℃


 水中でジンベイに会う為にマアミギリに行ったら濁りがキツ過ぎて少しずらして隣のホリデイに潜る。ずらしたけど濁っている。沖側は諦めて早々にリーフ沿い浅めをドンドン泳いで探して行くけど、残念ながら水中でジンベイに出会うことはできませんでした。

2/20/08 第4日目

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南部
Kudhara Thila
晴れ
28℃


 クマザサとアカモンの大群をくぐり抜けて隠れ根にたどり着く。魚影の濃さに定評のあるクダラティラ。潜り始めてすぐに流れが逆に変わった。そんなに大きくないけどイソマグロが8匹くらい、私達のいる根に向かって何度も何度突っ込んで来てハンティングをし続けている。カスミアジも負けじとハンティング。大きなロウニンアジも1匹で頑張ってハンティング。逃げるアカモンの壁も激しい動きで見応え満点。

位置
POINT
天候
水温

アリ環礁南東部
VilamendhooThila
晴れ
28℃

 群れるクマザサとかを眺めつつ降りて行くと砂が広がっている。足が止まる。

ドラキュラシュリンプゴビーが何匹も見つかる。みんなじっと止まっている。前進止めてハゼ見学。しばらくじっとしたから今度は運動。カレントに逆らって少し進むと上にツバメウオの群が固まっている。もう少し進むとギンガメの群が根のコーナーでたむろしている。根の上に戻って来るとバナナフュージュラーが群れていた。

位置
POINT
天候
水温

南マーレ
GuraidhooCorner
晴れ
28℃

 ヤッパリかって思う感じの強い流れ。壁の外側を一気に降りて20mで集合。壁に取り付きしばらく休憩。息を整えてコーナーへ向かう。密度の濃いムレハタタテダイの群を通過。コーナー付近、更に強い流れに飛ばされないようにしっかりリーフを掴んで根待ちする。何匹もホワイトチップが行ったり来たり。目の前を横切って行くものもあり。カスミの大群が1匹のロウニンアジにつれられるようにどんどんこっちに近づいて来る。普段はカスミアジかなぐらいにしか見えない遠くにいるのに目の前を泳ぐカスミアジの群は青く光を跳ね返しとても奇麗。根から飛び出すと今度はギンガメの群が、、、流石に近づくのは無理。今度はパスの中側から何か群がやって来た。スマガツオの群だ。今日は透明度もいいからこのままチャンネルクロス。中層を泳ぎながらパスを横切る。対岸メドゥファルのロウニンの群を見に行ってみたが、群は小さめだった。残念。

2/7/08 第5日目

位置
POINT
天候
水温

南マーレ環礁
Medhu Faru
晴れ
28℃


 ユルーイインカレント。アウトサイドからコーナー、コーナーからパスの中と思っていたけど潮は変わり目らしく、急いで中を目指したけど、途中でユーターン。外には大きなナポレオンが何匹も通過して行き、棚上ではコラーレバタフライやインディアンバナーフィッシュが群を作っていた。棚上を通過して外側の壁に戻ってみると、ベラが放卵している側からフュージュラーが集まって来て卵を食べて行く。フュージュラーが玉になるのは変な景色だ。

位置
POINT
天候
水温

南マーレ環礁
Cocoa Thila
晴れ
28℃


 みんなで流れに押し流されながら潜降。なんとか飛ばされない様に根に取り付いて飛ばされている人がいないか後ろに飛ばされてみる。何でか2チーム纏まってしまっていたけど全部揃っている。ちょっと息を整えて、頑張って根の先端へ流れに逆らい前進。根の先端ではマダラトビエイやギンガメの大群、まるまる太ったバラフエダイの群を根待ちしながら観察。エアー消費が少し早いから早めにドリフト開始。アオウミガメ、ナポレオン、流されて止まらず、ピュー。

位置
POINT
天候
水温

南マーレ
Kuda Giri
晴れ
28℃

 強い流れのポイントの後はゆったりとノンビリ小物ダイブ。カスミアジのハンティングも盛んに行われていたけど、ダルマハゼやドラキュラシュリンプゴビーなんかのハゼを見たり、スミスブレニー、イヤースポットブレニーなどのギンポを探したり。小物、マクロ系もまた楽しい。



石渡 隆之
Island Safari1


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