2009年9月20日~25日モルディブサファリログ

2009年9月28日(月)

大型連休中のサファリです!

今週も天気は安定👌
ランカンマンタ3枚リリーでは数えられない程のマンタとジンベエ3匹でした😄












9/20/09 第1日目
位置北マーレ POINTMaagiri Rock 天候 水温28℃


 青い空と白い雲、気持ちの良い天気😄。海面もフラットでスムーズにドーニは進む。気持ちのいい天気とは裏腹に水中はちょっと濁りがキツい。ゆっくり降りてハナダイとハナダイギンポを見ながら集合。少しづつ砂の斜面を移動して砂地を覆うスパゲッティーイールの群生を眺める。段々潮が速くなって来てメインロックでヨスジの大群を見ている時は岩陰に隠れて流れを避けないとちょっとめんどくさく感じるくらいに流れて来た。流れ乗り始めると更にスピードアップ💨。ドロップの壁沿いをビューッと流れる。

位置北マーレ POINTLankan Reef 天候 水温28℃

 みんなまだ慣れないからかエントリーに時間が掛かりドーニは流される。流れはゆっくりだけど最後に入った僕のチームが流れに乗りつつ潜降して行くと目の前にクリーニングロック。しかも2枚の大きなマンタがクリーニング中。急いで着底したけどすぐにマンタはスーッと浅い方に消えて行く。ヤバい、うちのせいか。しかも流れの悪戯、先に入った2チームはまだ来てない。マンタのいなくなったクリーニングロックにやっと残りの2チームが到着。もう戻って来ないかなと諦め気分の頃に1枚マンタが戻って来てクリーニングスタート。もう1枚も戻って来た。何度もグルグルロックの上を回る大きなマンタ。最後にもう1枚やって来て不調ランカンにしてはいいマンタでした🎵

位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候 水温28℃

 エンジンを載せ替えてスピードアップしたドーニ。御陰で北マーレをいつもより遅く出たのに到着したのは、まだ日の高い3時台後半。ハナダイとアカモンガラがヒラヒラ舞う外洋に面した壁沿いを進んで行く。ホワイトチップがピョロリ。今日はサメはあまり行けてない。代わりに顔つきの悪い大きなイソマグロが編隊組んで壁沿いを行ったり来たり何度もすれ違う。ギンガメアジの群も見られたけど、内側に入った砂地で出会ったナポレオンは逃げもせずドーンと構えて砂に体を擦り付けながら体をかいていた。

9/21/09 第2日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候 水温28℃


 いつものように早朝ハンマー。星がきれいに見える時間に起きだして準備開始。今日はなかなか出て来ない。10分過ぎた頃、大きなハンマーヘッドが1匹でヒョロリヒョロリと泳いでいたのをニヤが見つける。ゆっくり動くハンマーだけどこっちは一生懸命泳がないと見れやしない。透明度もちょっと悪かったから見るだけで撮影なんか無理、無理。😢

位置アリ環礁中部 POINTFish Head 天候 水温28℃

 今日は此処も濁り気味。緩い流れに押されながら、辿り着いたのは根の後の方。食事中のタイマイを眺めながら根沿いに上手に進む。横手には密度よくゴッチャリ群れたイエローバックフュージュラーとそれを狙う大きなロウニンアジがすぐ近くを通り過ぎて行く。上手のオーバーハングの下に入って獲物探しをしているともう一段上の棚の辺りをグレーリーフシャークが何匹も泳ぎ回っている。何度も近くまで来ては去って行くサメ達。上の棚に上がって窪みに隠れているとすぐ目の前まで来てゆっくりと泳ぎ去るサメ達を間近に眺める事ができた。楽しいんだけど気になるのはナポレオン君。まだやって来ないのか。サメを捨ててナポを探しに根を廻り込んで行くと、とたんにナポレオン登場。タイミングを計っていたかの様です。愛想良くみんなに接近して行くナポレオン。近過ぎてぶつかりそう。

位置アリ環礁中部 POINTDega Thila 天候 水温28℃

 東側のフィッシュヘッドは濁っていたけど、西側よりのここはいつもと違って透明度が少し良くなっている。時間帯と天気も手伝って深めの根もとっても明るい。ツバメウオが群れていてヨスジフエダイも群れている。大きな穴の中ではスカシテンジクダイを掃除しようとするアカシマシラヒゲエビが手招きしている。一番浅い根の上は光りが溢れてハナダイやハナゴイ、珊瑚周りのスズメダイがヒラヒラ、キラキラ輝いている。

9/22/09 第3日目
位置アリ環礁南部 POINTReethi Thila 天候 水温28℃


 潜降しながら砂の斜面を見下ろして進んで行くとトールフィンシュリンプゴビーを発見。遥か手前でみんな着底。ジワリ、ジワリと接近して行く。みんなの動きの静かさの御陰で後から来た2チームも参加してみんなで同じトールフィンを共有。今週のゲストはみんなピースフルだね🍀。じっくりハゼ見てから移動開始。珊瑚の斜面を横に見ながら進んで行くと下の方にグレーリーフシャーク登場。何度か登場してくれるけどすぐにフッと消えてしまうサメ。いつものように最後はトップリーフのテーブル珊瑚をじっくり眺めて癒されて終わり。

  ジンベエサーチその1🍀

 ディグラ島からアリビーチを行ったり来たり1時間。何も無し。


位置アリ環礁南部 POINTAri Beach Out 天候 水温28℃

 壁沿いに3チーム横並び。ジンベエを探してドリフトして行く。水は青。なんかやな感じ。モブラが何枚か通過して行く。

  ジンベエサーチその2🍀

 みんながお昼ご飯食べている時もじっと2回の屋根の上。日差しにジリジリ焼かれながらジンベエの影を探す。急に沖側に影が浮き上がる。やった、でも、まだみんな食事中かな。なんて思いながら合図の笛を鳴らしてそのまま飛び込む。沖側は濁っていたけどジンベエの姿をしっかり捉える。接近を控えてみんなの到着を待つが来ない。やっと2人泳いできた頃にはもうジンベエは深みに消えた後だった💦バッドタイミング。同じジンベエらしいのがもう一度上がって来たのをドーニが見つけたんだけどこれもすぐに潜ってしまって収穫無し😭

位置アリ環礁南部 POINTDhigurah Out 天候 水温28℃

今度も横並びで進んで行く。今週は本当にヤバいかも。このままだとジンベエゲット無しの可能性も有るな。最後にマダラトビエイが2枚棚の上を泳いで行った。


9/23/09 第4日目
位置アリ環礁南部 POINT Dhigurah out 天候 水温29℃


 朝一番の潮位が高い。次を待つと午後まで潮は上がって来ない。並んでジンベエ探して行く。一番沖で泳いでいると沖の深場は生きのいいプランクトンの宝庫。これは深場にジンベエが潜っていても不思議は無い。

  ジンベエサーチその3🍀

 これで最後。サーチ開始。1時間何も無い😢
北上開始。チャネル側のリーフ沿いにボートをゆっくり滑らせて行く。マンタはいる。3枚。少し進むと又3枚。近づいて良く見ると実は10枚。ジンベエの影は無い。仕方ないからダイビングの準備。マップ書いて、みんなの集合を待っている時、ふと窓の外を見るとジンベエの背鰭が水面から突き出ている。ジンベエと叫びつつ駆け回る。どーしよう。ボートはもうアンカー打っているし。大急ぎ、大騒ぎでみんな慌ててドーニに乗って出発。よく見ると2匹のジンベエが捕食中。ご飯中だからジンベエの動きも早いし濁りもキツい。とにかくジンベエ目掛けてジャンプ。見えた、一気に振り切られる。もう一度ドーニに戻って仕切り直し。タイミングを計ってジャンプ。流れの中をジンベエと泳ぐのは結構つかれる。3度仕切り直し、跳び直し。マンタもたくさん大口開けて泳ぎ回っている。どうにかみんな見られたらしい。次は潜ってみるぞ👊

位置アリ環礁南東部 POINTLily Beach North 天候 水温28℃

 浅めの珊瑚の生えた斜面に沿ってドリフトして行く。大きなマンタが何度も通り過ぎて行く。メインのリーフと根を繋ぐ浅瀬にカレントフックをかけて根待ち。捕食に夢中のマンタが何枚も上を泳ぎ回る。時に5枚、10枚と群れて登場する。20枚の固まりが来た時は数えながら思わずイェーイと叫んでしまう。マンタに夢中になっていると背後から大きな影に覆われる。振り返って見上げれば10m越えの大きいのと少し小さいジンベエザメが並んで登場。2匹同時の大物登場にこっちのテンションも最高潮。叫び過ぎてエアーがドンドン減って行く。マンタ、マンタ切れ目無しにドンドンやって来るマンタ。しばらくするともう1匹ジンベエ登場。1ダイブで3匹だ。難産だっただけにうれしさ倍増だ😄


位置アリ環礁東部 POINTLhamiyarugaThila 天候 水温28℃

 大興奮のダイビングの後は比較的のんびりダイビング。エントリー早々ツムブリの群に囲まれて引き続きラッキー。ヤギの中に大きなデブのクダゴンベを見つけたり。タテジマキンチャクダイの幼魚を見つけて喜んでいると周りで更に2匹もいた。根の上のコーラルブロックの下の穴にはポイント名の「小さいサメ」であるホワイトチップの子供が隠れている。

9/24/09 第5日目
位置アリ環礁東部 POINTOmadhoo Thila 天候 水温28℃


 少し流されてしまい、根沿いに流れの上手に泳いで行く。根の上にはムレハタタテダイがむれている。ロウニンアジが驚いて逃げて行く。ホワイトチップも逃げて行く。別にダッシュで泳いでないけどみんな敏感みたい。大きなナポレオンも同じコースで泳いでいるけど一定の距離を保ったまま。大きなスティングレイが砂地でジッとしている。でも、これも意外に早くビューとダッシュで逃げて行く。後は流そう。根沿いにドリフト。イソマグロが通り過ぎる。浅い棚上で安全停止ついでに遊んでいるとモンツキカエルウオが2匹発見できた。

位置南マーレ環礁 POINTMedu Faru 天候 水温28℃

 ジンベエに翻弄されて1日遅れで南マーレにやっと到着。ちょっと先に見えるポイントのチャネルの水面は何だか激しそう。暫く経ってドーニが来ても相変わらず潮が速そう。実際行ってみて、うん結構早い。潮の緩い内側でエントリーして段々加速する流れに乗りながらドリフト。アッと言う間にロウニンアジの群を待つポイントに到着。大きなロウニンが何匹もヒラヒラと泳いでいるけど今日は少なめ。次のポイントに移動。今度は浅い所にかなりの数が群れている。次のチームがちょっと浅い所をドリフトして来てしまい。しっかり群を堪能する前に逃げられてしまった。流れも有るからか結構エアーを使ってしまった人もいる。もう此処で棚上の浅瀬に上がろう。上がってみたら意外にも此処にロウニンが溜まっていた。


位置南マーレ環礁 POINTHeart Giri 天候 水温28℃
 激しく疲れたダイビングの後はユックリ、ノンビリ優しいダイビング。ギンポやクダゴンベを探ししたり、珊瑚の上のアカメハゼを見つめたり。穴の中にはベニハゼやベンテンコモンエビなどのクリーナーシュリンプが見つかる。

位置南マーレ環礁 POINTHeart Giri  ナイト🌙ダイブ天候 水温 28℃

今夜は特別ナイトダイビング。珊瑚の隙間にエビがいる、ブダイが寝ている。スポンジの正面を良く見ていると体が透けているスクワッドシュリンプがチョロチョロ動いている。スポンジに背中を押し付けて5mm程のタコが自分の倍以上のサイズのエビをかじっていた。僕は結構感動してみんなを引っ張って見せてたんだけど、エビと思った人、エビの脱皮と思った人。その場で分かってくれた人はすごく少なかったらしい。


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