2009年10月18日~10月23日モルディブサファリログ

2009年10月26日(月)

今週もバァ環礁トリップです!

今週は天候はほぼずっと晴れ
海は穏やかに安定していました。
ランカンリーフのマンタは4枚でした。
ハニファルベイはマンタのみ😢



最後は夜移動して北アリのガンゲヒで2匹ジンベエが見られました




10/18/09 第1日目
位置北マーレ環礁 POINT Lankan Reef 天候 水温29℃


ほとんど無風の穏やかな天気。さざ波も立たない鏡のような海面をドーニで進んで行くとイルカの群がチラリ、チラリと泳いで行く。クリーニングロックの側まで進むと水中のマンタがくっきりと見える。楽勝気分でエントリー。マンタを散らさないようにクリーニングロックから少し離れて潜降。もうすでに多くのダイバーに囲まれているロック。そーっと近づいて着底する。大きなマンタが4枚、入れ替わり、立ち代わりロックの上を漂って掃除してもらうマンタ達。着底してじっと見上げているゲストのすぐ真上を泳ぎ回るマンタ。ダイビングの終わりまでずっと居続けてくれた。😊

位置北マーレ環礁 POINT Okobe Thila 天候 水温29℃

 ちょっと流れが出ている。潜降に時間が掛かって段々下に見えていた根が見えなくなって来る。なんとか流れに逆らいながら根に泳ぎつく。ホッと一息。壁沿い、窪み沿いに流れを避けながら少しずつ根を廻って行く。大きなクダゴンベがヤギの中を逃げ回る。ナポレオンが静かに登場して静かに去って行く。エヴァンスアンティアスの黄色やハナダイのオレンジがヒラヒラと根を彩る中を進んで行くと大きなヨスジフエダイの群に辿り着く。ムレハタタテダイとブラックピラミッドの群が根の上側に大きな固まりを作っている。

10/19/09 第2日目
位置バー環礁 POINT Dhonfan Thila 天候 水温29℃


 ポイントの周りにはあちらこちらにイルカの姿が見える。逃げるでも無く近寄るでも無く、根の近く、遠くに浮かんでは消えるイルカの背鰭。もしかして水中でも会えるかなと期待を胸にエントリー。結構濁っている水の中をエサになりそうな魚の群の周りを泳いで行く。流れが弱いからクマザサの群は根から少し離れている。イルカの声は何度も聞こえるけど姿は見えない。根の側にはナポレオンやイソマグロが泳いでいる。マダラトビエイが人の姿に驚いてビューッと逃げて行く。浅い根の上で古見カメラマンだけは一瞬登場したイルカを目撃できたらしい。

  ジンベエサーチその1🍀

 朝食の間も済んでドーニに乗り込んでハニファルベイへ。まだジンベエもマンタも来ていない💦。外海に出て暫くリーフ沿いを探してみるけどジンベエは見つからない。ベイに再び戻ってみてもマンタが一枚見えるだけ💦

位置バー環礁 POINT DharavandhooKando 天候 水温29℃

 ハニファルベイの南側のチャネルを斜面沿いに泳いで行く。珊瑚のかけらの堆積している所でクジャクベラの一種のマックコスカーズラスを見ていると少し黄色っぽい、少し青いハナヒゲウツボが小石の隙間から顔を覗かせている。壁や斜面の小石の上にはラインドコンボトゥースブレニーやリトルコンボトゥースブレニーがたくさん見つかる。

位置バー環礁 POINT Hanifaru Bay 天候 水温29℃

 今度はたくさんのマンタの姿がドーニから見える。ドーニを停めてジンベエの姿を探しているとボチャンボチャンと水音がした。ガマンできずにゲストが飛び込んじゃった。それに引きずられてドンドン飛び込むゲスト。水中はたくさんのマンタがグルグル廻ったり一列になって大きな口を開けて泳いだりしている。みんな夢中でマンタと遊んでいる。捕食しているマンタは浅い所を行ったり来たりするからスノーケリングしていると近過ぎてマンタにぶつかりそう。ふと気付くとなんかマンタが減り始めている。慌ててドーニに戻って上から見下ろすと3〜4枚しか見えない。まずいなと思いつつ慌ててダイビングの支度をして潜り始めてみたけど、時すでに遅し、残った1枚の大きなマンタが相手をしてくれただけだった。😢

位置バー環礁 POINT Anga Faru 天候 水温29℃

 残念な気持ちを引きずりつつ4本目。昨日、環礁移動のため時間切れで潜れなかった分を取り返す。浅い珊瑚の良く繁ったキレイな斜面沿いに泳いで行く。ホソフエダイの大きな群がある。エヴァンスアンティアスもたくさん群れている。少し下の壁からタイマイが飛び出して行く。コラーレバタフライも群れて登場。ノンビリと癒し系ダイビング。

10/20/09 第3日目
位置バー環礁 POINTDhigali Haa 天候 水温29℃


 エントリーするといきなり黄色い背中のイエローバックフュージュラーが眼下を埋め尽くしている。黄色の群の中で遊んでいると群を突っ切り大きなロウニンアジがまっすぐに突っ込んでい来る。暫く進むと今度はクマザサハナムロの大群に囲まれる。朝日に青く光りながら捕食魚から逃げるクマザサの流れを堪能。ちょっと深めの斜面はキビナゴの群が踊るように、流れる雲のように激しく形を変えて泳ぎ回っている。根の上では今週もブラックフィンバラクーダが群れていた。

位置バー環礁 POINT DharavandhooThila 天候 水温29℃
 
 ボートをハニファルの側に戻して朝食。2本目スタートまでの間に何度かドーニやディンギーでベイまで行ってもらいジンベエを探してもらっていたけど、今日はマンタが1枚しか来てないらしい。今日もジンベエはダメみたいだ。近くの根に向かいダイビング。根沿いに泳いで行くとヤギの中にクダゴンベがいた。スカシテンジクダイの住む穴にユカタハタがクリーナーシュリンプに掃除してもらって気持ち良さそう。イソマグロが根の側まで来ては離れて行く。ちょっと深めの砂地ではスパゲッティーイールがニョロニョロとはえまくる。少し潮当たりの強い根の上で安全停止しているとヨスジフエダイやカスミアジが群れてやって来てくれた。


位置バー環礁 POINT Maadoo Giri 天候 水温29℃


 流れの無い穏やかなコンディションの中を降りて行く。大きなオーバーハングの中を覗いてみるとナポレオンがこっそり逃げ出そうと壁沿いをゆっくり泳いで行く。ナポレオンについて行くと今度はタイマイが穴から出て来て逃げて行く。壁沿いに頑張って泳いで行く。流れに乗れないと大きな縦穴は随分と遠い。なんとか縦穴に辿り着き下から穴に侵入。青く光る天井目指してゆっくりと上がって行く。


 難しい決断ですがバートリップなんですが、遠過ぎるんですが、サファリ1からもガンゲヒのジンベエは出てるって事でアリに来てしまいました。いい結果が出るといいんですが。

10/21/09 第4日目
位置アリ環礁 POINT GahaaFaru 天候 水温29℃

 アリの朝は曇っていた。朝一番から壁沿いにみんなでジンベエ探しのダイビング。でも、今日は透明度がいい。嫌な感じ。壁沿いをドンドン進み、最後に砂の緩やかな斜面に辿り着く。大きなマダラエイが慰めにきてくれた🍵

 ジンベエサーチ2🍀

 朝食後はドーニに乗ってガンゲヒの浅瀬沿いをジンベエサーチ。他にも船が増えて来てそれぞれ競うように走り回りジンベエを探している。次第に雲がはれて暑い日差しが指して来る。マンタの溜まっている所はあるけどジンベエは来ない💦

位置アリ環礁 POINT GahaaFaru 天候 水温29℃

 ジンベエの影は見えないけど、捕食しているマンタが溜まっているならその内ジンベエも来てくれるかもしれない。期待しつつマンタとダイビング。ご飯を食べているマンタは忙しげにあっちこっち動き回る。暫く姿を見せてくれたと思えば去って行ってしまう。去って行ったと思えば今度は4〜5枚固まって戻って来るマンタ。

 ジンベエサーチ🍀
 
 アー胃に悪い。なかなか出てくれないジンベエ。でも、今までも良くある事だけどみんなの気が逸れている時は出たりする。ブリーフィング中やダイビングの準備中。そしてなんと言っても食事中はよく当る。そんな話をしながら軽くフルーツをつまんでいると出た。スタッフのジンベエの声にみんなパニック。慌ててドーニに移って三点付けて続々飛び込んで行く。ちょっと小さめのジンベエはみんなの勢いにビビったのか結構早いスピードで泳いで行く。取りあえず出てくれて一安心。出始めたら忙しいのがジンベエスイム。そのままドーニでサーチ開始。

 ジンベエサーチ🍀
 リーフ沿いに進んで行くとボートから電話で呼び戻される。また、ジンベエがボートの側で見つかった🎵現場に急行。急いで準備。今度はさっきより大きなジンベエがゆっくりと泳いでいる。浅い所をゆっくりと進んで行くジンベエは追跡も撮影も楽なもの。でも、人が固まり過ぎてあっちこっちで蹴られたり、ぶつかったりの大騒ぎ。

位置アリ環礁 POINT GahaaFaru 天候 水温29℃

 2匹ともラグーンのチャネルに停めたボートの周りに上がって来たので、ボートの側の斜面沿いにダイビングスタート。斜面を降りた砂地にはドラキュラゴビーなどのハゼもいる。ドリフトしながら前も、深い方も、後も、上もあっちこっちに視線を飛ばしつつジンベエを探しながらのダイビング。結局、ジンベエとは出会えずノンビリとリーフの魚を眺めて終りました。

10/22/09 第5日目
位置ラスドゥー環礁 POINT Rasdhoo Madivaru 天候 水温29℃


 普通にバートリップだとここには来られないよな。でも、ここまで南下したら早朝ハンマーにチャレンジです。今日は水中も透明度がよく、早朝とは思えない程に明るい海。深場を見下ろして10分程経った頃、的場さんの合図がカンカンと鳴り響く。急いで泳いで行くと1匹のハンマーがヒョロリと泳いでいるのが見えて来た。前進を使ってヒョロリヒョロリと泳いで行くハンマーについて行くと深場に10匹程のハンマーが集まっているのが見えて来た。でも、もうちょっと上がって来てくれたら良かったのにね😢

位置ラスドゥー環礁 POINT Madivaru Corner 天候 水温29℃

 日が高くなって更に透明度も良くなった。青い水の中、壁沿いに進んで行く。アケボノハゼを見た後は内側の砂地を通ってチャネルの方に移動。ギンガメアジがたくさん群れている所を通過。再び外側の壁沿いに戻り道に入る。透明度が高い外洋沿いを気持ち良く流れに乗って行く。何となくいつもの浮上ポイントを通り過ぎて進んで行くとマダラトビエイが登場。ゆっくりついて行くともう2匹と合流。ふと下を見ると太くてデカイバラクーダの群が直ぐ下でぐるぐる回っていた。

位置北マーレ環礁 POINT Lions Head 天候 水温28℃

 やっと、北マーレに帰って来た。今週も色々大変だったな。最後はノンビリ壁沿いに潜ってみよう。潜行開始早々2匹のマダラトビエイが登場。ピューッと去って行く。斜面沿いにはノコギリダイがたくさん群れていてゲストに追いかけられていた。マダラハタも斜面沿いに岩に化けた感じでジッとしているけど最後に逃げ出すから結局うまく隠れても見つかってしまう。でも、一番は根の上に群れていたブラックピラミッドバタフライだろう。白黒で少し地味だけど大量に群れると見応えあります。


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