2009年11月22日~11月27日モルジブサファリロイヤル

2009年11月30日(月)

雨期ルート最後の週は、初日模様でしたが後の日は続きでした。



また、最終週はジンベエがよく出ました🎵




1/22/09 第1日目
位置北マーレ POINT Kinkey Reef 天候 🌂 水温 29℃


 天気は今一つ不安定な感じで空には黒い雲もたくさん見える。水が澄んでいてドロップオフの下のずっと下が見える。視界が広々していて気持ちがいい。小さい段差に砂が溜まっている。砂の色にうまく隠れてブラックスポットトーピードレイが眼をキョロキョロさせている。確かに眼が飛び出て丸い団扇型で似ているけどヒラメじゃないよ。フエダイやコショウダイが群れる斜面を上がりエヴァンスアンティアスやノコギリダイの群を過ぎる。変な音がするなと思って見上げてみたら激しい雨が海面を叩いている。浅いトップリーフに近づくとたくさんのブラックピラミッドバタフライ群れていた。
 昨日から修理中のコンプレッサーがまだ直らない。2機ともに潰れるなんて運が悪いが、1日以上修理に掛かるなんて、、

位置 北マーレPOINT Lankan Reef 天候  水温29℃

 なんとか直った1台のコンプレッサーで準備して2本目に入る頃には3時半。これでマンタ出ないと辛いよな💦でも、当たりが悪そうな話も聞いたし。メインのクリーニングロックで待ってみる。何も来ない😢流れに合わせて次のロックに移動しようとしたらいきなりツムブリの大群が視界いっぱいにやって来る。オーラッキー🎵🎵
まだなんとか見えるメインロックの方を見ると微かにマンタのシルエットらしき物が見える。戻ってみると間違いなくマンタ。根の上を3回廻った所でスーッと浅い方に消えて行ってしまった。もう一度、今度は浅い斜面上で待ってみる。何も来ない。移動開始。クリーニングスポットを見下ろしながらドリフトして行く。ここで最後と期待を込めた岩場も駄目。反対の岩陰に大きなナポレオン発見。近づき過ぎは許してくれないけどそれ程人から必死に逃げるでもないナポレオンに深度を合わせて中層で遊んでいると棚上側から大きなマンタが1枚こっちに向かって来る。大接近でマンタすれ違う事ができた
結局今日は2本でお終い。2台目のコンプレッサーの修理が終ったのは夜中だった。ドーニのクルー達よ朝から深夜までお疲れ様🍀

11/23/09 第2日目
位置北マーレ環礁 POINT Okobe Thila 天候 水温29℃


 昨日の天気がうそのようによく晴れている。緩い流れの中をキビナゴの大群に視界を遮られながら根に辿り着く。ヨスジフエダイの群は今日は細長く伸びている。深場に続く斜面をカスミアジの群が登って来てはキビナゴに襲いかかる。やや上で激しく早く泳ぎ回るのはカツオのようだ。ナポレオンやホワイトチップがハンター達の下で泳ぎ回っている。小さい離れ根の周りでは大量のハナダイ達が暗い色の岩場を明るいオレンジ色で彩っている。

位置北マーレ環礁 POINTVoshimas Thila 天候 水温29℃

 やや速い流れの中を降りて行く。なんとか根の横に辿り着いたけど、もう随分後側。流れの緩そうな壁沿いの窪みを伝って上手へ上手へジリジリ移動。隠れ場が無くなって来て潮の当たりがキツクなって来る。もう無理かな。やめようかな、みんな着いて来れるかなと考えていると少し下を大きなグレーリーフが上手に向かって泳いで行く。これはもう少し頑張ってみよう。頑張ってみたら根の前方を行ったり来たりするグレーリーフが3匹。ホワイトチップも4匹いる。ツムブリの群も右に左に泳ぎ回っている。大きなイソマグロは頭上でピタッと止まっている。大物いっぱいでした。

位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候 水温29℃

 ブラックピラミッドとムスジコショウダイの群れるトップリーフに集合して斜面を降り始める。カスミアジがクマザサに襲いかかりいきなり周り中がクマザサブルーの渦になる。ツノハタタテの群を見ていたらすぐ側までホワイトチップが2匹寄って来た。去って行くサメについて行くと砂地の海底に横たわるホワイトチップがさらに3匹見つかる。砂地を外海に向かっていたらドラキュラゴビーが何匹か見つかる。外壁沿いに出てみると何だかしらけた感じ。サメもいないし。イソマグロが1本通って行っただけ。リーフにアカシマシラヒゲエビを見つけて見ていたら、側の穴からブラックチークモーレイイールが突然顔を出す。噛まれないで良かった。グルリと廻っていくと大きなナポレオンが気持ち良さそうにクリーニングされていた。

11/24/09 第3日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候 水温29℃


 ここん所当たりのないハンマー探し。今日こそはとも思うけどゲストは足が強く無い。透明度も良く無い。予想していたけど他の外人チーム達とはペースが合わせられない。沖側を狙いに泳いで行く他のチームを見送ってやっと壁が見えないくらいの位置でゆっくり行く。しかし、今日もハンマー無し。

位置アリ環礁北部  POINTKalhu Thila 天候 水温29℃

 スロウカレントの中、根に向かって潜降して行く。周りには大量のクマザサハナムロ。海底の砂が見えて来るとグレーリーフとホワイトチップが何匹もウロウロ泳ぎ回っている。大きなイソマグロも何度も目の前を通過して行く。ホウセキキントキの群は大きな眼をライトに光らせ真っ赤になる。その向こうから小さいギンガメアジの群がやって来る。トップリーフに上がるとクマノミやモルディブアネモネフィッシュがそこら中に住んでいる。テーブル珊瑚に隠れたり出て来たりするスズメダイをジッと観察してみた。

位置アリ環礁中部 POINT Fish Head 天候  水温29℃

 ここもスロウカレント。根に辿り着くとカスミアジとクマザサの激しい戦いが見えるが今日はナポレオンとタイマイに的を絞って潜る。しかし、いつもは勝手にやって来るくせにこんな時に限ってナポレオンは登場して来ない。イソマグロとかロウニンアジを横目に見ながら根を廻り始める。大きな岩の窪みを覗いたりしながら進んで行く。穴の中に大きなマダラハタがいた。でも、ナポはいない。グルリ4分の3周、根の上でホバーリングしている大きなナポレオンを発見。でも、今日は何か愛想が無い。いつもならダイバーを見たら寄って来るのに今日はじっと浮いたまま。近づいても逃げる事はないけどいつものようにエサ持ってないのって感じじっとこっちを見つめる事のない。根まで降りて来てくれないので流れに逆らったままナポの周りを泳ぐ。根に戻ってタイマイを探そうかと思ったら探すまでもなく目の前でエサ探しに没頭するカメの後ろ姿が有った。
 
11/25/09 第4日目
位置アリ環礁南部 POINT Reethi Thila 天候 水温29℃


 珊瑚の斜面を降りて行くとオオメカマスの群が真下にいた。進めば進むだけもっとカマスが増えて来る。すごく大きな群だった。その周りをまるで群の一員のように小さな可愛いグレーリーフシャークが何匹も泳いでいた。もういいかと進み始めてふと振り返ってみると今度はブラックフィンバラクーダの小さな群が深みから登場して来た。早めにトップリーフに上がり大きなテーブル珊瑚の群生する浅瀬でノンビリしてみる。

  ジンベエサーチその1🍀

 マーミギリ島のチャネルから外海に出てジンベエサーチ開始。10分程で前方を進む船から飛び込む人々が見える。急行。みんな間よく準備したんだけど飛び込む頃にはジンベエは沈んで行く所。泳いでも追いつかず残念ながら逃してしまった。がっかりする間もなく、ドーニでゲストを収容する途中、次のジンベエが見つかる。ジンベエにもう少し近づいて飛び込もうと思っていたら急にターンして反対向きに泳ぎ始めるジンベエ。間を見事に外されて飛び込んでもすっと通過するのが見えたってだけの人もいた。

位置アリ環礁南部 POINT SunIsland out 天候 水温29℃
 
準備を整えジンベエの影を探す。随分浅い所にジンベエ発見。ジンベエがやって来る向きに合わせてやる気満々の外人さん達が先に入る。でも、ジンベエの向きはコロコロ変わる。このまま入っても見えないし追いつかない。もう一度ドーニに動いてもらってジンベエの側でエントリー。ジンベエ確認。ゲストはまだ潜航中。なんとか追いついて来たけど、もう僕からもシッポの影が見えているだけ。きっと後みんなには何も見えてない。もう一度向きを変えてくれないかなと願ってもちょっと無理。そのまま棚上を泳いでみる。あまり泳いでもみんなが疲れるだけだし。他のチームにはかって行ってもらいこっちは同じエリアに絞ってグルリ、グルリと廻ってみる。真後ろ上空からジンベエ登場。みんなの真上を通過して泳いで行くジンベエ。追跡開始。そろそろやめるかと思った頃前を進む外人チーム達が見えて来た。なんとかみんなに気付いてもらう。コースを塞がれたジンベエ君はうまい具合にターンして来て追いついた僕たちにもしっかり見る事ができた

 後はノンビリと泳ごう。岩陰覗いたら大きなナースシャークが寝ていた。スノーケルスイムでもダメで、狙って飛び込んでもダメで今回は水中で遭遇するしかメは無いと思っていた所でジンベエ登場。スーパーラッキーだった。なんて思って水面でドーニ待っていたら少し浅い方にジンベエがいる。こりゃ行くっキャない。おー、向こうからジンベエが接近して来た。チョースーパーラッキー。みんながやって来たジンベエを見ていたらその後からもう1匹のジンベエが登場して来た。2匹のジンベエが目の前でクロス。チョーチョースーパーラッキーでしょ。
 調子に乗ってドーニに乗って帰り道にも更に2匹のジンベエを発見こんなにたくさん出たのは久しぶりだね🍀

位置アリ環礁南部 POINT Dhigurah out 天候 水温29℃

 今度はノンビリドリフトダイブ。先ずは沖側に泳ぎでて流れに乗ってカジキなんか出たらいいねと博打ダイブ。12〜14mくらいの深度をキープして上を見回して行く。夕日が眩しい方は諦めて見ないようにする。いきなり大きな銀色の細長い物が見えて「あ」と思ったけどよく見たら大きなダツだった。クマザサの群とイエローバックの群を過ぎて、お約束の15分が過ぎる。壁側、トップリーフに泳ぎよって更にドリフトして行く。タイマイが壁沿いを泳いでやって来る。逃げるでも無く、人の群の真ん中を恐がりもせずに通過して行く。大きなムレハタタテダイの群が見えて来た。大きなコーラルブロックの中にミナミハタンポやトガリエビスが隠れている。岩の周りにはムスジコショウダイやハナダイが群れている。

11/26/09 第5日目
位置アリ環礁南部 POINT VilamedhooThila 天候 水温29℃


 今日は昨日の疲れも有るから1本目をキャンセルで2本目から参加の日本人チーム。降りて行く途中に巨大な極太イソマグロが右から左へ、戻って来て左から右へ泳いで行く。マダラタルミやバラフエダイの群れる流れの上手になんとか取り付く事に成功。岩陰に生えるたくさんのヤギに何匹もクダゴンベが見つかる。ムスジコショウダイの群を眺めたりしつつ流れの弱い所を探しつつ段々深度を上げて行く。大きなオーバーハングの中にシモフリタナバタウオを発見

位置南マーレ環礁 POINT Vaagali Corner 天候 水温29〜31℃

 環礁を渡り終える直前イルカの大群がボートの周りを埋め尽くす。長めの環礁移動だからみんな寝ていて見た人はほんのちょっとだけ。ムレハタタテダイのたくさん群れるコーナーの浅瀬からエントリーして深場を目指す。大きなロウニンアジが3匹やって来た。ちょっと小振りなイソマグロもやって来た。小さめの穴に大きなロブスターがいる。何でこんな隠れられない場所に棲みついているんだろう。壁沿いに緩すぎる流れに乗りながら泳いで行くと前からマダラトビエイが3匹編隊組んでやって来る。わざわざ壁際のこっちにやって来てくれてラッキー🎵流れが弱いから少し遠いけど泳ぎ進んで壁を上がって行くとこれまた超ラッキー、パウダーブルーサージョンフィッシュが群れている。目の前を通過して「止まって」の願いが通じたのか少し先の岩に止まってコケを食べ始める。最後までラッキーな旅でした😄
 



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