2010年1月07日現地情報

2010年1月18日(月)

2010年1月07日 オコベ・ティラ( Okobe Thila )
天候:晴 気温:32度 水温:29度 透明度:30m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

大晦日の朝は雨で始まりましたが午後からは青空が広がり、新年は満点の星空のもとで迎えることになりました。

その後もモルディブ日和は続いています。 風は平年よりも弱く、嬉しいことにうねりが少ないのです。 このまま少しづつ治まっていけばよいのでけれど・・・。

今年の最初のレポートは1月7日オコベ・ティラよりお届けします。ここ最近 午前中は 流れが徐々に強くなり始めているのですが、今日はゲストの皆さんからのリクエストもありオコベ・ティラに挑戦。

午前中の太陽は明るく水中に差し込むので、透明度の良い水中はいつもにまして明るく青く感じます。流れは・・・結構強いインゴーイングです。なので、なるべく素早くエントリー後全員で潜降開始だ〜!のはずだったのですが・・・今回のダイバーはちょっとのんびり〜なので、案の定予定の位置よりもちょっと流されながら潜降です。水中では流れを横切るようにしながらもギリからティラに向かって移動です。 でもその間にも大中小のナポレオン家族が・・・ホワイトチップリーフシャークが・・・ダイバーの前を横切って行きます。

ティラに近づくと思っていたよりも流れは少なく(と言っても結構あるのですが・・・)、まずは流れに乗って行きます。・・・と2匹のマダラトビエイが流れに向かって優雅にティラの上を通り過ぎて行きます。オーバーハングの下では壁から迫り出しているウミカラマツの周りで、アカマツカサたちがひっそり群れています。 この風景、結構私は渋くて好きなんです。小さな谷間では常連のシマコショウダイとヨスジフエダイの群れが広がり、本当に水族館の中で泳いでいるようです。 あっ、ナポレオンも2匹やっぱり顔を出してきます。 それにタイマイも、です。

大中小の3つのブロックからできているオコベ・ティラの、中のブロックを流れに向かいつつ回り込むと・・・たくさんのキンギョハナダイとムレハタタテダイの後ろで何やら飛び交う影が・・・ややや!ヒメイトマキエイです。 それも5匹! 強い流れの中でも体を翻して5匹が遊ぶようにダイバーの上を飛んで行きます。 ちょうど真上に来たときには太陽がバックに、とっても幻想的な瞬間です。

すでにこの時点で興奮度が大きいダイバーたちは空気の消費も結構大きくて、すでに70気圧を残すばかり。マダラタルミの群れを横目にティラの浅瀬に移動し、その後中層を泳いでメインのリーフ(ギリ)まで移動することに。ギリに到達するや大きなマダラエイに真正面から出会い、お互いにちょっとびっくりモードです。





最後には安全停止中に水底近くにヒメイトマキエイを見つけ、最後の最後まで驚きのダイビングでした。

実はこのダビング、32分ととっても短かったのですが、とっても内容の濃〜い充実のダイビングでしたよ。

乾期のモルディヴ、次は何を見せてくれるのかな?!              

 津金でした。


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