2010年3月28日~4月2日 アイランドサファリロイヤル

2010年4月3日(土)

4月2・3・4日は池袋サンシャインにてマリンダイビングフェアです。
残念ながらモルディブガイドは帰国しませんが、ブースをだしていますのでお時間ある方はぜひ、お立ち寄りください♪



今週も天気は良く安定して穏やかな海🍀

マンタ、ジンベエ、ハンマーと大物も当り





トンガリサカタザメ、シノノメサカタザメ・マカジキも見られた人がしました




3/28/10 第1日目
位置北マーレ環礁 POINT Back Faru 天候 水温30℃


 青空。風はほとんど無い。穏やかなフラットの海面。環礁東の外洋の水はクリアーなブルー。リーフの斜面を降りて行くとエヴァンスアンティアスの群がいた。緩い流れに乗ってノンビリと青の中を流されて行く。小振りなイソマグロがクマザサハナムロの群の廻りをゆっくり泳いで行く。浅い棚上に上がってみるとナポレオンがスーッと泳ぎ去って行く。コラーレバタフライが大きく群れていて印象的だった。

位置南マーレ環礁 POINTKuda Giri 天候 水温30℃

 リーフに沿って進みながら先ずはまっすぐ沈船に向かう。甲板の珊瑚の中のヨゴレダルマハゼやイソバナに隠れているイソコンペイトウガニを見せていると船尾側から戻って来たマウちゃんがギターシャークがいるよって言って来た。まだいてくれるかな。急ぎ向かってみると深い海底の砂地にトンガリサカタザメがじっと横たわっている。ちょっと深過ぎるからガマンして見下ろすだけ。根に戻ろうと泳いで行くと大きなイソマグロがハナタカサゴの群の間を切り裂いて登場。そのまま行ってしまうかと思ったら近くでターンしてゆっくりと泳いで行ってくれた。深度を上げて船に向かう。浅めの棚沿いには大量のハナダイ達がヒラヒラと舞う。大きめのカスミアジが一列に並んで泳いで行く。なぜか最後尾について行くのはロウニンアジだった。


位置南マーレ環礁 POINTHeart Giri 天候 水温30℃

 グラドゥーチャネルはストロングカレント。今日はお預けで明朝潜る事にする。近くの穏やかな根に行って来た。今日のチームはみんなカメラ装備だから何か出る度にパチパチ。止まってパチパチ。クダゴンベでパチパチ。順番にパチパチ。ツバメウオがやって来てパチパチ。少し先にツバメウオが群れている。でも、合図に気付かず夢中でパチパチ。やっと気付いてくれて群をパチパチ。群が逃げてしまって少し前進。時間をつぶして戻ってみるとツバメウオの群は形もキレイになって戻って来ていた。パチパチパチパチ。浅瀬のモルディブアネモネフィッシュの大家族。浅いからかここのクマノミは発色がとてもキレイ。みんな順番にパチパチ、パチパチ。😄

3/29/10 第2日目
位置南マーレ環礁 POINMedhu FaruT 天候 水温28℃


 緊張の朝。流れはアウト、ミディアム。グラドゥーチャネルの南側の壁沿いに飛び込む。チャネルが少し細くなると段々流れがパワーアップ。壁の大きなエグレに飛び込むと流れが急に無くなる。エグレの外側には大きなロウニンアジが数匹。ホワイトチップも流れに逆らいながら定位置キープ。ちょっと待ってみたけど群は来ない。次のエグレに向けてドリフト再開。すぐにやって来るエグレに又飛び込んで行く。今度もチョットだけロウニンアジ。クマザサハナムロは川の様に帯のように長く伸びて流れを遡って行く。キラキラ光ってきれいだな。次のエグレに移動。今度は群が見えたと思ったら10匹程度で寂しげ。ぬか喜び。流れに乗って進んで行くとコーナー外側に光る群が見えた。でも、ギンガメの群だった。

ジンベエサーチその1 

南マーレからアリ環礁南部への長い移動。風も弱く、天気もいいから揺れも快適な移動。ランチを食べ終えるといよいよサーチエリアに突入。遠く沖合にカジキがバンバン飛んでいるのが見える。イルカの群もチラホラ見える。1時間弱のサーチは空振りに終った。

位置アリ環礁 POINTMaamigiriOut(西) 天候 水温30℃

 ジンベエ探して斜面沿いにゆっくり進んで行く。フエフキダイやアカヒメジの群、クマザサの群なんかに慰められつつ上に下に後に前に目を凝らしながら進んで行く。時間いっぱい、もう上がろう。安全停止を終えてそれでも下を見たりしながらドーニを待つ。10mほど離れた所で上がったマウちゃんがジンベエと叫びだす。器材を背負ったままみんなマジダッシュ💨流石に辛いでも、頑張った御陰で大きなジンベエを見る事はできた。追い続ける事はヤッパリ無理だね💦


  ジンベエサーチその2

 なかなか当らないサーチ。少し離れた所で船から飛び込んで行く人が見える。急いで現場に着いてみれば、もう沈んだって話。がっかりしたのはホンのわずかの間。ジンベエが再び上がって来た。慌てて飛び込んで泳いで行く。大きな影が見えた。でも、ジンベエはまた潜って行きそうな感じ。みんな頑張って急げって叫びも虚しく見られたのは片手くらい。
 ガッカリしながらボートに泳ぐ。人数も多いから半数はディンギーでピックアップ、残りは泳いでボートに戻る。上がっている最中にキャプテンが沖側にジンベエ発見。ディンギーはそのまま直行。すぐに泳ぎ始める。ボートも現場に向かって走るけどチョットの差で見られなかった。

 再びボートに乗ってサーチ開始。どうもすっきりみんなが見られるジンベエが出てくれない。暫く探していると沖側担当的場君がヒレを発見。暫く待っていると背鰭とシッポが水面からニュッと出て来る。船を回して飛び込むと水面スレスレを泳ぐジンベエが向かって来る。急いでやって来たゲストは向うから来てるなんて想像もしないからジンベエの直ぐ上を勢い余って通り過ぎてしまう。同じ所を行ったり来たりするジンベエ。今度はみんな見られただろう😄
 更にボートで探していると又沖側にジンベエ登場。今度もまっすぐボートに向かって来る。慌てて避けてついて行くと運がいいのか悪いのか、みんなが飛び込んで行く後部デッキの下をくぐって行くジンベエザメ。どうもみんなが立てる泡をエサと勘違いしているようだ。人が込んでいる所ばかり狙って突っ込んで行くジンベエ。近過ぎて困る💦

位置アリ環礁 POINTMaamigiriOut(東) 天候 水温30℃

 もう5時過ぎにエントリー。水中はチョット薄暗い。1チームは疲れたんで潜らず。2チームに僕とマウルーフ、手のあいた的場君が沖側をドリフトして行く。壁際の流れは弱いけど、外へ離れるといい感じで流れている。一番壁側を泳いでいたマウルーフがストップ。僕も壁まで泳いでストップ。何かと思えばハダカハオコゼがいた。その少し下にはハナヒゲウツボがいた。でも、沖にいた的場君はそのまま流されて行った。さよなら。壁沿いに更に進んで行くとモブラが1枚ピラリと泳いで行く。そろそろ終りの時間。フロートを上げて安全停止。棚上に的場君が見えた。コッチに向かって泳いで来る的場君の下をジンベエが壁沿いに泳いで行く。本日最後の力を出し切るダッシュ💨

3/30/10 第3日目
位置アリ環礁 POINTDhigurah Arches 天候 水温29℃


 クダラティラに行ってみたらとても強く流れていた。行きたいけどこれは無理ね。一番近いアーチへ行く。壁下の砂地を行くとオーロラゴビーしか見つからない。イソマグロが上を通過して行くけど気にしない。チョット時間が掛かったけどなんとか単体とカップルのトールフィンを発見。粘らず壁を上がりながら進んで行く。トップを移動して行くマンタと遭遇できたチームも有ったようだ。

位置アリ環礁 POINT Bulhalhohi Thila 天候 水温30℃

 流れに乗って根の壁際を進んで行く。一つ目の穴に入るとベンテンコモンエビがスポンジにチョコリンと止まっている。セーノで穴から飛び出し次の穴に入る。今度はヤギにクダゴンベがいた。一番メインの大きな穴に入って行くと前を進んでいた2チームがまだ穴の中にいる。大きいケーブだからそんなに狭くは感じない。ウミウチワにポーズを決めるクダゴンベがいた。岩の下の隙間にはホワイトチップが寝ている。穴の外にはバラフエダイの群とクマザサを追いかけ回すカスミアジがいる。浅いトップリーフに上がるとモンツキカエルウオがいた。穴に入った。顔だけ出しているのを指しているとピュッと引っ込み出て来てくれない。みんなは見られてないみたい。そんな事が後3回も繰り返され残念な感じ。ここの穴は深いのかモンツキが隠れるにはいい根城なんだろうな。

位置アリ環礁 POINTReethi Thila 天候 水温30℃

 緩やかな流れの中を砂の斜面沿いに降りて行くとドラキュラに出会う。トールフィンも単体で2個体とカップルを1組見つかる。あっさり見つかってくれてありがとう。でも、敏感なトールフィンは本当に直ぐ引っ込んでしまうから写真を撮るのはとっても大変。マッコスカーズラスの群も側で見つかる。バッチリ開いたヒレ、虹のような色使いの派手さ。動きがゆっくりなら獲りやすくていいのに。根沿いにドリフト開始。中層をゆったり進んで行くとグレーリーフがイエローバックフュージュラーの群の下を泳いでいた。

3/31/10 第4日目
位置アリ環礁 POINTDhonkalo Thila 天候 水温30℃

 早めの流れに流されないうちに頑張って根に辿り着く。なんとか全員無事到着。いつものマンタのクリーニング場所に着くがマンタがいない。暫く待ったら1枚登場目の前のリーフの上でクリーニング開始。でも、残念ながら後ばかり向けている。又1枚マンタが来てくれたけどたくさんのダイバーのむこうに行ってしまってなんかガッツリ見る事ができない。ちょっと移動してみると少し離れたリーフ上でクリーニング中のマンタが見えた。流れに乗って浮上。沖側下にもマンタは見えなかった。でも、少しずれた所を流したチームは8枚くらい群れているのが見られたらしい🍀

位置アリ環礁 POINTFish Head 天候 水温29℃

 少し流れているので根から離れた流れに上手にのりエントリー開始。全員揃って沈んで行くと遠くに根に向かって泳いで行く他のチームが見える。少し遅れてなんとか根に到着。壁沿いにぐっと寄って流れから身を隠し上手を目指して進んで行く。上手のリーフエッジに辿り着いてみると先に到着したチームが陣取っていて場所が無い。仕方ないから上を越えて根から泳ぎ出て行く。下の壁際をナポレオンが泳いで行く。クマザサの群がブンブン泳ぎ回る。その周りを大きなロウニンアジやイソマグロがビュンビュン走っている。下にマダラトビエイが4枚編隊組んでノンビリ泳ぎ回っている。暫く真上から見下ろしながトビエイ達について泳ぎ回る。ちょっと頑張り過ぎてしまった。早めにトップに上がって浮上開始

位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候 水温29℃

 エントリーすると棚上はたくさんのブラックピラミッドの群。壁沿いに見下ろすとホワイトチップが3匹泳いで行く。リーフの斜面沿いに降りて行くと何時のもツノハタタテの群が有る。いつもは大物続出の外壁沿いがなんか渋い。壁沿いの深場にグレーリーフが見えたくらいで、余り獲物が無い。2本目で頑張ったから早めに楽な砂地に行こうとしたら砂の斜面にシノノメサカタザメを発見👊。レアな生物発見にやや興奮。他のチームがなかなかやって来ないから少しやきもきしたけどみんなが来るまでジッとしていてくれた。😃

4/1/10 第5日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候 水温29℃


 きょうはいつもよりもたっぷりと青いプランクトンが漂っていてキレイ。ハンマー探して外洋をうろつく事10分弱。合図の音が聞こえたがうちのガイドじゃないみたい。振り向いてみると後をハンマーがやって来る。オコボレ貰いですいません。追いかけていると更に2匹のハンマーが見えて来た。深場に消えて行ったと思ったら後からタンクが鳴る音。今度は4匹のハンマーとグレーリーフが1匹、仲良く群れて泳いで来る。この後はあっちこっちでフラッと上がって来たりしてるからもう何匹いたのか分からない。みんなもあっちにこっちに泳ぎ回り大混乱。浅い水深に上がって来るとカマスサワラが何匹も泳ぎ回っている珍しい。

位置北マーレ環礁 POINTBoduhithi Thila 天候 水温30℃

 もう少し早く来られば良かったのか、風が北西だからかインカレントだ。これははずれちゃうかな。そんな事を思っていたのに潜航中にいきなり下をお問いで行くマンタがいた。潜航中だし距離が有るからちょっと見にくかったな。斜面沿いに普通にクリーニングロックをチェックして行くがマンタがいない。砂地にドラキュラゴビー発見。このチームにはマクロ仕様の一眼しか持ってないダイバーがいる。チョット撮影していてもらう。下を諦めて棚上のクリーニングロックに行ってみると1枚マンタがノンビリと旋回中。数は無かったけど優美なマンタの姿をしっかり見られて一安心。🍀

位置北マーレ環礁 POINTBoduhithi Thila 天候 水温30℃

 午後になればカレントが変わるだろうって事で再チャレンジ。すごく緩いアウトカレント。クリーニングロックを少し点々としてみたけどマンタの姿は無い。クリーニングロックで待ち伏せする事にしよう。その間にマクロマンには、オシャレカクレエビとベンテンコモンエビとオトヒメエビとアカシマシラヒゲエビとソリハシコモンエビをプレゼント。随分待ったけど出ないから違うロックに行こうとした時、沖側からマンタが登場。頭鰭をダランと垂らしてゆっくり岩場に近づいて来る。みんなリーフに腹這いになっているしこれは行けると思ったんだけど、そのままゆっくり去って行ってしまった。何故。



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