2010年4月11日~4月16日 アイランドサファリロイヤル

2010年4月19日(月)


今週のアイランドサファリロイヤルのゲストは日本人3人だけで後は賑やかな香港人と静かなドイツ人2カップルでの総勢19人の旅です🍀

的場君はサンセットクィーンへ分れて乗船🎵



今週も風が不安定です💦

1日曇り空
1日激しく、雷が来ました。


マンタは2カ所目でのべ12匹くらい



ジンベエは晴れてからたくさん出ました






4/11/10 第1日目
位置北マーレ POINTMaagiri Rock 天候 水温30℃


 天気は穏やかで青空が広がっているノドかなコンデションポイント周辺にはすでに1隻のドーニがいて同着でもう1隻。後から更に2隻やって来るのが見える。取りあえず込み合う前にまっしぐらにメインロックに降りる。きれいに密度よく群れたヨスジフエダイに2人のゲストが夢中に写真を撮る。もう一人のゲストをフルムーンゴビーの所へ連れて行く。今日は機嫌がいいのか見やすい場所を行ったり来たりするのをじっくり見る事ができた。残念なのはマックコスカーズラス。きちんと見せるには動きが速過ぎて、逃げまくられて、しかもヒレを閉じている時間が長い。これは無理です。諦めよう。浅瀬のムレハタタテダイの群は青い水をバックにきれいに集まっていてくれた。

位置北マーレ POINTBoduhithi Thila 天候 水温30℃

  潮は適度に流れてスロウプラスアウト。棚の上を流されながら沈んで行くとナポレオンとすれ違う。左手に浅場のクリーニングロックが見えて来たがマンタはいない。直ぐ後から1隻ドーニがやって来ていたから直ぐ近くの一番有望なクリーニングロックに向かって直行。ここもいない。細くて小さなハナヒゲウツボがロックの直ぐ脇にいた。キンメモドキの住処になっている穴でアカシマシラヒゲエビやロブスターをゲストに教えているとキンメモドキの向こう側に黒く長い生き物が見えた。なんと1mも無い範囲にもう一匹黒いハナヒゲウツボがいた。キンメモドキを食べようと大きく伸び上がって大口開けている。さて、肝心のマンタは来るかな。インド洋固有の魚を見せながら時間をつぶす。他の2チームがやって来てロック周りは人だらけ。北のクリーニングロックをチェックしに行こう。1つ目いない。2つ目いない。3つ目もいない。でも、たくさんのダイバーはいた。どうも、今日はマンタと縁がないようだ。再び中央のクリーニングロック、棚上のロックと見に行ってみたけど残念賞。

位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候 水温30℃

 ゆっくりとインカレント。エントリーした棚上のオヤビッチャとブラックピラミッドの群を眺めつつ壁沿いに進んで行く。ムスジコショウダイも10匹程固まっていていい被写体だ。穏やかすぎる外海側、この流れじゃ余り大物は期待できないかな。流れに身を任せながら斜面を下り内側の砂地に降りて行く。インディアンバナーの群を見てもらっているうちに砂地でドラキュラゴビーを発見。赤線入りのカップルが2つ。一応外海もチェックに行こう。やはりサメやイソマグロなんかの大きな獲物は見当たらない。代わりに最近深めに降りっぱなしのギンガメアジの群が壁沿いに上がって来た。周り中からダイバーが殺到してしまい再び降りて行く。壁の下の方に微かに見えるギンガメたちを見下ろしながらついて行くと又上がって来る。でも、また人の接近に驚いて降りて行く。うまい事上がりっぱなしって感じにはなってくれなかった。

4/12/10 第2日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候 水温30℃


 昨日は夕方からしっかり雨が降り、風もあっちからこっちから向きがコロコロ変わる。早朝も雨かと思っていたら意外にも天気は回復して赤い朝焼けがきれいだった。西からほとんど無風の弱い風が来ている。もうすでに3隻のドーニが到着している。水中ではたくさんのダイバーとすれ違うが肝心のハンマーとはすれ違えなかった。

位置アリ環礁 POINTKalhu Thila 天候 水温30℃

 海に飛び込むと周り中クマザサハナムロの群。青く光る魚群に巻かれながら深場に降りて行く。チョット小振りなグレーリーフシャークが2回程前方を横切って行った。サメに気を取られていたけどもっと根沿いに近寄った方がイソマグロに近いみたいだ。近寄れないサメを捨てて根の切り立つ壁近くまで後退。クマザサの群の下を大きなイソマグロが時に6本も固まって、ギザギザの歯もしっかり見られる程近くを何度も、何度も行ったり来たりする。大きめのツバメウオの群も登場。撮影に夢中のゲストを壁際に下がって見ていると何匹かのツバメウオが側にやって来る。どうやらここは彼らのクリーニング場所みたいだ。ベラに掃除されて体色を白く変えてジッとしていた。

位置アリ環礁 POINTDhonkalo Thila 天候 水温30℃

 今度は南風が少し出て来て増々天候に不安を感じるが空はきれいに晴れている。昨日のマンタと今朝のハンマー、はずれ続いてしまっているからここでカッチョ良く、ドーンと出て欲しいもんだ。出ないと後半の日程でもう1回狙いに行かなきゃならなくなる。ジンベエ簡単に出てくれればいいけど、出ないと時間が無くなってしまう。取りあえずアウトカレントに流されずにリーフに到着。クリーニング場所になる砂地との境に流れに乗り気味に移動。いない!マンタがいない!ヤバいね。ゲストに待っていてもらい流れの下手の様子を見に行くと1枚大きなマンタが見えた。しかも向かって来る。急いで戻ってみんなをマンタが来る方に向いてもらう。大勢のダイバーがひしめいていたからか少し手前で上に、上に進路を変えて消えて行くマンタ。ヤバいね。暫く何も起こらずただ待つのみ。20分も過ぎようとしたころか、4枚の大きなマンタが編隊組んでやって来た。頭上スレスレに暫くクリーニングした後、流れに逆らって消えて行くマンタ。取りあえずホッとしたものの戻って来ないかと距離を置きつつ追跡してみると中層でグルグル廻りながら捕食する姿が見られた。増々人が増えたクリーニング場所に戻ってしばらくするとあっちからこっちからドンドンマンタがやって来ては通り過ぎて行く。結局何個体いたのかはよく分からない。取りあえずたくさん出たって事で、めでたしめでたし


4/13/10 第3日目
位置アリ環礁 POINTReethi Thila 天候 水温30℃


 今週は天気が不安定だ😣 荒れてはいないけれど空は黒い雲があちこちに流れいつ雨が来てもおかしく無い。南風に乗って雲はドンドンやって来ているようだ。つまり今日向かうジンベエエリアの天気は悪いって事か。又してもヤバいね。取りあえず1本潜って移動してからの話だ。イエローバックフュージュラーの群が溜まった根の潮辺り側。緩い流れの中を黄色い群をすり抜けて降りて行く。グレーリーフが結構近間で泳いでくれた。群の中で遊びながら次の獲物を待っているとオオメカマスの群が登場。あっさり消えて行った後にはバラクーダの群がやって来る。去って行くバラクーダの群を見送って砂の斜面で止まっているとバラクーダの群がチョットずつ戻って来るのが見える。もっとじっとしよう。ドンドン近づいて来る、小さいトルネードも見せてもらえた。

  ジンベエサーチその1

 南風のせいか予想より少し遅れてサーチエリアに到着。空を黒い雲が覆い、波も段々高くなっている。雨も降り始める。想像道理の天気。1時間半のサーチ。今から潜ってもお昼ご飯は1時過ぎか。そろそろ潜らないとな。波を避ける為にチャネルを通り内海に入る。この時、今週はサンセットクィーンに乗っていた的場君の別動チームにジンベエがヒットしていたらしい。間の悪い💦

位置アリ環礁 POINTHoliday out 天候黒雲/雨 水温30℃

 空はすっかり黒雲に埋め尽くされ、パラパラと大粒の雨が降っている。空が暗いから水中はもっと暗くてナイトダイブ的な暗いダイブ。ひたすら壁沿いにジンベエとの出会いを願って進んで行く。残り2チーム片方は遅過ぎ、片方は速過ぎてペースが合わせにくい。アカヒメジの大きな群の所でストップ。群と穴の中のマダラエイが最後の慰めかな。
 波は更に大きくなって、潜り終わってみると外海にいたボート達はみんなマーミギリの湾内に避難してアンカーを打っている。サーチに出られなきゃ、次のダイブしかジンベエのチャンスは無い。ランガリのリクエストも次のダイブ次第かな。とにかくジンベエ。

位置アリ環礁 POINTMaamigili Out 天候 水温30℃

 連続でピカピカが光っている。ドーンと大きな雷鳴の轟きが体に響く。波も変わらず大きめでこれ以上荒れたらダイビングも止めようかとも思う。ポイントに向かっているうちに雷は遠のいたらしく次第に静かになった。水中はさっきの2本目に輪をかけて暗い。沖側のドイツ、香港混合チームと並んでリーフ沿いを進んで行く。なんかいたっぽい。鳴りものが2回。ジンベエ出は無いけど何かが出たんだな。モブラか、トビエイか何だろう。振り向くとコッチのチームにはリーフに夢中でカメラを向けている人が結構遅れがちについて来ている。外側チームにダッシュで向かいたかったけど今行ったらついて来れないだろうな。仕方ない。でも、この時出ていたのがなんとニタリザメと後で聞いたときは本当に残念だった。今まで1回しか見た事無いし。もったいない。
 壁沿いを最後まで進み先日見つけたハナヒゲウツボの場所に到着。周りのハナダイもきれいだし、スカシテンジクダイの群も有るし。最後は少しだけここでノンビリしよう。スターリードラグネットが10くらいいてびっくりした。


4/14/10 第4日目
位置アリ環礁 POINTKudarah Thila 天候 水温30℃


 ちょっと気分を変えて今日は普通のダイビングから始めよう。どうせ潮位が上がるまでは時間が有る。少し潮が掛かっているのに根回りにはクマザサの群が余り無い。オーバーハング下のヨスジの撮影やウミウチワやヤギについたクダゴンベで時間を稼ぎながら群が来ないか待ってみたけど駄目みたい。根の中央に別のヨスジフエダイの群を見に行く。ゲストがヨスジを取っている間にイソバナをチェックしてみると背中に自分より大きなイソバナをはやしたイソコンペイトウガニ発見。可愛い、面白い🌼

  ジンベエサーチその2

 今日は運のいい事に日が登るに連れてドンドン雲は消えて行き、ジンベエ出るなって感じ。荒れた後は出がいいからな。1本潜り終わって増々天気は良くなって来た。風はもうシーズンが変わってしまったかのような南西風。ディグラ、アリビーチとだんだんと南下しつつサーチして行く。波が当ってないこの辺りで出てくれると有りがたいんだけど。結局波の有る南側に突入。天気は良くなったけどこの風じゃウネリは消えないだろう。もう直きサンアイランドって所まで来た。不意に上がる黒い影。1匹目発見
さっさと飛び込みマークする。ボートを見るとまだウロウロしてる人が多い。こりゃ間に合わないかな。準備のいい人から飛び込んでやって来る。なんとか10分程追跡した所でジンベエは少し深めを泳ぎ始める。暫く見下ろしながら追跡して行くと張り出したリーフに沿うように段々上がり始めるジンベエ。上がったり下がったり結構激しい子だね。1匹目が見えなくなって周りを見回したらデラックス号のデッキで動きが有る。ヤバい、別のジンベエが出たみたいだ。急いでドーニに上がって急行。少し小さめのジンベエがたくさんの人に囲まれて泳いで来る。ノンビリ進むジンベエと20分程泳げました。
 出がいい今こそダイブしよう。あれ、ボートがいない。大きくうねるから船繋ぐのに内海に入ってしまったらしい。戻ろうとドーニを進めるともう1匹ジンベエ登場。イケイケ👊今度もゆっくり泳いでくれるジンベエと15分程スノーケリング。

位置アリ環礁 POINTSunIsland out 天候 水温30℃

 急いで外海に戻りつつダイビングの支度。海面にはジンベエの影が無い。遅かったか。のんきな香港人の準備に時間が掛かったしな。仕方ない、さっきのジンベエが出ていた辺りでダイビングスタート。斜面沿いを進んで行く事15分。ベルの乱打が聞こえる。沖側のチームでもない。振り向いて見上げた視線の先に遥か水面スレスレを進むジンベエが入って来た。頑張って泳げ。暫く見上げながら追跡。もう、止まりたいんだけど香港人1人とドイツ人2人が止まってくれない。うちのチームはもう限界みたいだし、最後にベルを叩いて2人のドイツ人が止まってくれた。香港人1人はそのまま消えて行ってしまった。取りあえず水中でジンベエゲットできたし後はノンビリ行こう。40分過ぎ、波が有るので波高の下がる沖側で上がろうと泳ぎ出たらジンベエが又登場。今度も水面スレスレを進んで行くジンベエになんとか追いすがり暫く並走。水面に上がるとゆっくり遠ざかるジンベエの影がまだ見える。ドーニに上がり追跡して行くと少し先を行っていたチームが上がり際にこのジンベエと出会ったらしい。このチームを目印にスノーケリング開始。。このジンベエはゆっくり過ぎて、泳ぐ位置も浅過ぎてみんながぶつかるんじゃないか、フィンで蹴っちゃうんじゃないかと心配したけど、実際当っちゃった人もいたみたいだけど夢中でご飯を探していたのか上がりっ放しで15分も泳いでくれた。

位置アリ環礁 POINTDhigurah Arches 天候 水温30℃

 一気にジンベエが出過ぎたしみんな泳ぎ過ぎて疲れているのでノンビリ浅めの壁沿いをダイビング。クィーンラスの子供を見たりそれぞれに被写体探しながらゆっくり進んで行く。リーフのトップを大きなキツネフエフキの群が通過して行く。垂直に切り立った壁沿いを泳いでいると元気よく動き回るオレンジの物体発見。ベニカエルアンコウがよいしょ、よいしょって感じで壁をよじ登って行く。色もいいしポーズがいい。動きもいい。可愛過ぎる。もっとズット見ていたかったんだけど、残りの時間いっぱい見ていたかったんだけど撮って満足したのか進み始めるゲスト。なんかもったいないなと後ろ髪ひかれつつ先へ進んだよ。


4/15/10 第5日目
位置アリ環礁 POINT5—Rocks 天候 水温30℃


 ポイントに向かう途中、たくさんのカジキのジャンプが見える。もしかしたら水中でもなんて夢見ていざエントリー。すばらしいストロングカレントに飛ばされてついた所はどうやら隣の根。うまい具合に大きめの長いオーバーハングが壁に有る。窪みに潜り込んでなんとか流れから身を隠す。外を見上げてみると途中まで上がった泡が一気に真横に向かって飛ばされて行く。このまま壁沿いに大人しく遊んだ方がいいだろう。ゆっくり進んで行くと小さな穴の中にヒトヅラハリセンボンがうつむき加減に目を下に向けてたたずんでいる。下の方から大きなナポレオンが上がって来た。一部張り出したリーフの周りにはムレハタタテダイがきれいに群れていた。随分上を流れる流れは弱くなっているようだ。流れに乗って上がり始めると進行方向の中層に巨大なオニカマスが登場した。


位置南マーレ環礁 POINTGuraidhoo Corner 天候 水温29℃

 南マーレへの長い移動。カレントの影響か予定よりも50分遅れで到着。チャネルの水面は穏やかそのものあまり流れが来ていない。コーナーへ降りて行ってもやはり流れは緩やかでホワイトチップが1匹とカスミアジの群が見られる程度。他のチームが来るのを待って外海中層に向かって泳ぎだしてみる。タイミングよくマダラトビエイがペアでノンビリ泳いで行くのが見えた。更に沖側の深場を泳いで行くマダラトビエイがもう1枚。余り頑張ってもこれ以上出なさそう。チャネル内へ入って緩い流れに乗って行くと巨大なナポレオンとすれ違った。そうだ、群が好きだから時間が有るしコラーレバタフライの群を見に行こう。緩い流れの御陰かきれいな固まりの群が見られた。


位置南マーレ環礁 POINTHeart Giri 天候 水温28℃
 最後はノンビリ浅いトップを持つ根に入る。ヤギの中のクダゴンベを見たり、スミスブレニー、レオパードラスなど固有のベラを見ながら根を廻って行くと大きなツバメウオの群がやって来た。始は行き過ぎて群を追い返してしまったけど壁沿いに戻って待っていると再びツバメウオの群がやって来る。さっきよりも密度よく固まり綺麗な群を作ってくれていた。


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