2013.11.06 ハレルヤ号、就航中!

2013年11月12日(火)

カオラックのシーズンがスタートし、ハレルヤ号の第一回目のダイブクルーズが出航しました。
4泊4日、全14ダイブで、シミラン諸島、コボン、コタチャイ、リチェリューロック、ボンスーンレックとこのエリアの主立ったポイントを網羅するスケジュールです。
今日は出航してから4日目で、リチェリューロックで潜っています。

この記事を書いている僕は陸での仕事がたくさんあるので、最初の2泊だけ同行し6ダイブだけして途中下船してきました。
という訳で、第一回クルーズの中間報告となります。

ローシーズン中にお色直ししたハレルヤ号はピカピカに磨き上げられています


全長35m、横幅7.6mは、タイのダイブクルーズ船の中で一番大きいサイズです。
屋上からジャンプするのは勇気が要りますよ〜(^_^;;



さらにこの船の良いところは母船にバリアフリーなダイブデッキが用意されている事です。
ここから直接ジャイアントストライドエントリーでき、梯子で楽ちんにエギジットできるのです


今シーズンに向けて、船上でゲストがより快適に過ごせる様、たくさんの改良を施しました。
サンデッキに大きな幌の屋根を設置した話を書きましたが、他にもいろいろあるので順番にご紹介して行きます。

今回、特にこだわったのは、カメラセッティングルームです。
船の上の限られたスペースに、贅沢にもカメラをセッティングするためだけの部屋を一部屋作ったのです


ダイブデッキからすぐにアクセスできる場所に、雨風から守られた個室をご用意し、広い作業台にはゴムのマットを敷き、たくさんの電源を用意し、充電器は常設され、水気を飛ばすためのエアガン、各社のOリング用のシリコングリース各種、Oリングリムーバーや精密ドライバー、六画レンチなどなどおよそ必要と思われるものを一通り揃えてあります。
この部屋のお陰で、わざわざ重たいカメラを自分の部屋に持って行ったり、風や雨や波しぶきを気にしながら野外でセッティングしなくてもすみます。
また、この部屋はエアコンを使わずに常温にしているので、涼しい部屋でセットしたハウジングが野外で曇るという事もありません。
カメラダイバーの皆様、是非、この部屋をご利用くださいませ!

さて、海の様子はといいますと・・・
お天気最高!
海は凪ぎ!!
透明度抜群!!!
サンゴも元気で魚影もめちゃくちゃ濃い!!!!
と、いうことで、ご参加頂いているゲストも大満足のトリップとなっております。



ウェストオブエデンのキンメモドキとスカシテンジクダイ。


アニタズリーフのソフトコーラルとスカシテンジクダイ。


エレファントヘッドロックのプラウェーラスの数が増えていました。
凄いスピードで泳ぎ回るのでヒレ全開の瞬間を撮るのが難しいのですが、ホンソメワケベラにクリーニングされる瞬間は止まっているので簡単に撮れます。(でも、自分の中でこれは反則です・・・笑)


今年もさっそく会ってきました、シシマイギンポ


ノースポイントでは2mオーバーのレオパードシャークや大きなナポレオンも登場!(写真には撮れませんでしたが・・・)
巨大ウミウチワも健在!




そしてスリーツリーズは大量のスカシテンジクダイで溢れかえっておりました・・・!
ピントの合う幅を狭くすることで背景にスカシテンジクダイの光だけをぼやかして拾う事ができます。
さらにカラフルなソフトコーラルを絡めたら・・・今はやりの!?メルヘンな感じに撮れちゃいます。


まだまだ潜りたかったけど、泣く泣く皆にお別れして、一人カオラックへ戻ってきました・・・
皆、今頃リチェリューロックで楽しいダイビングをしている事でしょう!
では、明日に皆が戻ってきて続きのお話を書いてくれるのを待ちましょう。

報告/TAKESHI
写真/いろいろ

ベストシーズンのシミランクルーズツアーはこちらから

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2011年12月5日(月)

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【東京発タイ航空利用6日間】
スタンダード¥161,000⇒¥151,000
デラックス¥164,000⇒¥154,000

【東京発シンガポール航空7日間】
スタンダード¥146,000⇒¥136,000
デラックス¥149,000⇒¥139,000

【東京発シンガポール航空6日間】
スタンダード¥142,000⇒¥132,000
デラックス¥145,000⇒¥135,000


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2011年11月25日(金)

新ツアー登場!!!!

タイの2島滞在プラン【タオ&シミラン】



ご存知でしたでしょうか?
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今シーズンのスミラントリップいよいよスタート!!!

2010年10月27日(水)

今シーズンもいよいよスミラン諸島でのダイビングがスタートします。
それに向けて、調査ダイビングをおこなった報告が現地より届きましたので皆様へお届けいたします。
😄


11月1日のカオラックのシーズンオープンに向けて、
先日調査ダイブにシミラン諸島へ行ってきました。

この海はローシーズン中半年間クローズする海ですので、
毎年シーズン初めは半年ぶりに潜るので、
どんな風になっているか緊張しつつも楽しみにしています。

今年は世界的な海水の高水温で各地で白化現象が起こり
社会現象になっていただけに、とても心配しつつ潜りました。

やはり例に違わずシミラン諸島の海も白化のダメージを受けていました。

特に酷かったのは5~15mくらいの浅場のハードコーラルで、
ポイントによってはかなり広いエリアのサンゴが白化したまま
時間が経ったため死滅しすでに表面に藻が生えている状況でした。




水深が深くなるほど高水温の影響は少なくなり、
15mくらいでは白化サンゴと元気なサンゴが入り交じっていました。

20m以深では、シミラン諸島ならではのソフトコーラルが健在でした。
水深が深くなればなるほど今まで通りの元気な状態のまま残っています。
深場のウミウチワは健在です。




水中生物に関しては、サンゴに依存している生物は住処を失うことになり
浅場のサンゴ礁の生物は生態系が変わることになりますが、
大自然は我々が思っているよりも生命力が強いものです。
サンゴが死滅したエリアから生物がいなくなる訳ではなく、
今度は、ガレ場を好む、別の生物たちが繁栄することになります。

というわけで、今シーズンの見どころとしては、
新たにできる死サンゴのガレ場にどんな生物が付くのか興味深いです。
もともとインド洋、アンダマン海ならではの生物が見られる海なので、
これまでに無かった意外なレアものが付く可能性もあります。

シミラン諸島と言えば、サンゴ礁とダイナミックな地形がウリですが、
奇岩巨石の連なる地形派ポイントは変わらず楽しめます。

深場のサンゴは健在なので、20~30mの水深でゆっくり時間を取れるよう、
ナイトロックスが有効になります。
ビッグブルーでは、デイトリップでも、クルーズでもナイトロックスを
取り扱っていますので、既にライセンスを持っている人はもちろん、
未経験の人も是非ライセンス取得に挑戦してみて下さい。

現在、水温は29~30度で落ち着いていますので、
これ以上白化が進む事は無いと思います。
タオ島での経験からいくと、白くなっていてもまだ生き残っているサンゴは
徐々に健康を取り戻し、色も元通りに戻ってくれるはずです。
そして遠からず、浅場のサンゴ礁も復活してくれる事を祈ります。

この現象が大物の遭遇率にどのような影響を及ぼすかは謎ですが、
人気のレオパードシャークなどは既に出没してくれています。

引き続き、現場から報告していきたいと思います。

ビッグブルーダイビング
大村 健


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