2009年11月27日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年11月27日 ブルー・ケーブ( Blue Caves)
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
お天気はぐずぐずしながらも、よいお天気は続いています。
26日は太陽の光が素肌に痛いぐらいに差し込んでいましたが、夜になったら雨雲が張り出しついには雨が降り始めてしまいました。でもその雨がちょうどいい昼間の暑さしのぎになってくれますね。

ここ最近は流れが穏やかになり透明度もだんだんと良くなって来ているので、ダイバーにとっては最高のダイビングコンディションです!

そこで今日のレポートは27日・ブルーケーブからです。

私も久しぶりにカメラを持ってダイビング。

潜降ロープを設置するため水中に入ると、すでにキビナゴの大きな 群れやクマザサハナムロの群れのお出迎えです。

オーバーハングに群生するブルーのソフトコーラルはポリプが閉じて いるため、ちょっと発色にかけますが、その他のソフトコーラルはポリプを大きく広げて、ピンク・黄色・オレンジ・ブルー・・・と水中はとてもカラフルです。
サンゴやソフトコーラルの周りにはキンギョハナダイたちが散らばり、水中は本当に宝石をちりばめたようにゴージャスです。

キビナゴの群れはサンゴ礁を雲のように覆い、時には群れの形を変え、まるで動くオブジェの様です。

カスミアジの大きな群れが右往左往しながら、そのキビナゴたちの群れを追い込んで行きます。
小魚を追うことに必死なカスミアジたちは、ダイバーの存在にも気にならない様子で私たちのすぐ横をすり抜けて行きます
ロウニンアジやカツオの仲間も大捕獲作戦の仲間に入って、水中は自然界の大バトルです!

次々と捕獲される魚たちを目の前にして大自然の厳しさをひしひしと感じます。
これもダイバーならではの体験ですよね。 
やっぱり海はすごい!

透明度が良いので、水中のダイナミックな地形と魚の多さの両方を満喫できたブルーケーブでのダイビングでした。 

乾期に入るこれからの季節、透明度もぐんぐん良くなり、ダイビングがもっともっと楽しみになってきますね!  

  津金でした。                          








2009年11月21日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年11月21日 オコベ・ティラ( Okobe Thila )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
今週はお天気に恵まれました!
ちょっと暑すぎる!なんてお客さんが文句を言っていましたが、悪すぎる・・・よりもいいですよね。

水中は午前も午後も流れが強くて、なかなかダイビングポイントを選ぶのに難儀していましたが、や〜っと21日ぐらいから流れが穏やかになりつつありそうです。

そんな訳で21日午前中はオコベ・ティラに行ってきました。オコベ・ティラでは流れが強い場合は、ティラに隣接している大きな隠れ根(ギリ)でもダイビングが可能なのです。でも今回は流れは思ったよりも穏やかだったので、ティラでダイビングできそうですよ。

まずは隣接の大きな隠れ根・ギリでエントリー。太陽光線が差し込む明るい水中は透明度もまずまず、何だか期待にわくわくするダイビングの始まりです。

水中はキビナゴなどの小魚が多く、雨期のはじまりを思い出させるほどです。その周りを囲むようにカスミアジたちも編隊を組んで狙っています。特に流れのかかるティラ周辺では小魚とクマザサハナムロの群れや、それも取り囲むカスミアジやロウニンアジ・イソマグロの姿を現し魚もりもり状態です!

時にはスマ(カツオの仲間)たちも大きな群れをつくって小魚を追いつつ水中を走り回っています。

小さい生物ではベンテンコモンエビたちの小さな棲み家で手先のクリーニングをしてもらったり・・・オレンジ色のウミウシも見つけたり・・・とダイバーたちは大興奮です。

もちろん常連のナポレオンやシマコショウダイ・ヨスジフエダイ・ムレハタタテダイたちもティラのダイナミックな地形とサンゴ礁を彩り、や〜っぱりオコベ・ティラはすごいぞ〜!!

突然にして良くなったお天気はまた突然にして変わる気配・・・が・・・。
昨日22日は夕方になると暗い大きい雨雲がせり出し、ついに雨が降って来てしまいました。
でも今日23日、 青空が広がっていま〜す!!  

津金でした。             









2009年11月12日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年11月12日 ランカン・ベル( Lankan Beru )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
今週は雨だけでなく風も強くって・・・最悪の1週間でしたよ〜。
ちょうど2週間こんな調子でどうなるんだろう?なんて心配していたら、今日木曜日になったら青空がいっぱいにひろがりました!
それに風も収まって本当にいいリゾート日和でした。 
・・・な〜んてあんまり喜んでいると明日からコロッと変わってしまうと困るので、この辺にしておきましょう・・・ネ。

今回の強風で月曜日と火曜日の午前中のボートダイビングが中止となりました。 モルディブでは台風がないので、風が強いといってもボートが出港しないことは1年にほんの数回程度なんです。 なので今回の2日間は本当に大当たり!です。

それでも水中に入ると陸上・水面の風が嘘のように穏やかな海が広がります。
すでに11月に入りマンタの季節も終わりかな・・・と言いつつもパラダイスアイランドすぐ裏のランカン・ベルでは、マンタいますよ〜!

今日木曜日の午前中いってきました。
流れは本当にマイルドで、今回はリーフを右側に見ながら北から南にかけてまったり流れていきました。
久しぶりの太陽光線が差し込む明るい水中はいいですね〜。 それに透明度が少しづつ青さを増してきた水中でのマンタとの遭遇は気分がとってもいいです。
クリーニングステーションに到達する前でも、マンタたちが後ろから前からやってきては私たちを興奮させてくれます。
もちろんクリーニングステーションでも2匹のマンタが目の前までダイバーを覗きに来てくれます。

それでもここ最近はマンタの数が少なくなって来ているのかな?

ここランカン・ベルではマンタがいなくたって、ナポレオンやホワイトチップリーフシャーク・タイマイ・ロウニンアジ・カスミアジは常連です。 調子がいいとマダラトビエイやヒメイトマキエイまで勢揃いですよ!今日は常連さんどまりでしたけどね。

さぁ、今週はリピーターのアツシさん・アキさんと4歳になったタッくんが4年ぶりにいらっしゃっていただいたのに、ちょうど悪天候の合間にはまってしまいました。
でも・・・ちょっとは楽しんでくれたかな〜?! 
ありがとう〜〜!!              

 津金でした。









2009年11月2日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年11月2日 フラナ・ティラ( Furana Thila )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:20m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強
      
長いことお待たせしました〜!
さぁ〜これからダイビングがんばるぞ〜と意気込んで休暇から帰ってきたら・・・雨、雨、雨のちょっと憂鬱な今日この頃なんです。
あまりにも雨が多くて日本の梅雨みたいです。 モルディブの雨期はジトジトしていない・・・なんてウソのようです。はぁ〜〜・・・。

でも水中の生物たちはお天気に変わりなく元気ですよ。
そうそう、ランカンベルのマンタたちもまだ健在なんです。 たぶんこれがシーズンの最後になるとは思うのですが・・・。

さてこんな悪天候でも、2日の午後のフラナ・ティラでのすてきなダイビングをご紹介します。
特に今回は私の好きなインゴーイングの流れで、外側のリーフから水路を横切り隠れ根(ティラ)に向かうモルディブならではのドリフトダイビングです。

エントリー直後は透明度はあまり良くないものの、水路に近くなると水温が下がり透明度も青く抜けて見えます。
そうなるとダイバーの周りに魚たちが急激に増えたように感じたりします。 ヒメフエダイ・シマコショウダイ・マダラタルミの群れ、水底近くではマダラエイもお昼寝中です。 水路に入るとマダラトビエイもダイバーを見下ろすように中層をゆっくり泳ぎ去っていきます。
もちろんホワイトチップリーフシャークも(ちょっと小さいですが・・・)堂々と登場です。
水路ではちょっと待っているだけで、いろいろな生物がやってきてくれますよ。

ティラでは流れに乗って浅瀬を飛ぶように流れていきます。
その合い間にサンゴのブロックの下を素早く覗いていくと・・・オオテンジクザメを2匹発見! 流れの中で岩に捕まりながら、そのつぶらな瞳に思わずウットリしちゃいます。

最後にティラを横切るように流され到達したブロックでは、バラフエダイやマダラタルミが流れの中で混ざり合うように群れて・・・その中をダイバーが通り抜ける瞬間はもう〜幸せなもみくちゃ状態です。

フラナ・ティラは北マーレ環礁の中でもそんなに有名なポイントではないのですが、密かに人気のある隠れ人気ポイントなんです。
インゴーイングとアウトゴーイングの流れでは全く違うダイビングが楽しめるのですよ。

モルディブに来た際には是非リクエストしてみてくださいネ!         

                          津金でした。










2009年9月28日現地情報

2010年1月7日(木)

2009年9月28日 フラナ・ティラ( Furana Thila )
天候:晴 気温:30度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東→西 西―>東 弱1 2 3 4 5強

       
お天気は怪しいモルディブの雨期となってしまいました。
まぁ〜雨期なのだから仕方がないのですが、やっぱり太陽が恋しくなります。

昨日(1日)ロイヤルアイランドからパラダイスアイランドに戻ってきました!

早速レポート・・・と言ってもまだダイビングしていないので、ロシア人スタッフ・ディナのフラナ・ティラからの素敵なダイビングをお届けします。
29日(火曜日)午前中、ちょっとクールなディナは日本人のダイバーと一緒にダイビング。
穏やかなアウトゴーイング流れの中、ティラの浅瀬でエントリーしダイビングの始まりです。
根のトップのマッシュルームサンゴの周りはキンギョハナダイ達が沢山群れて、水中風景をとっても明るく華やかに見せてくれます。
サンゴの陰をオオテンジクザメを探してみますが・・・いませんね〜。
サンゴ礁の斜面ではヒメフエダイの群れやシマコショウダイの群れを見ながら、ゆっくりとフワフワと浮遊感覚を楽しんで移動して行きます。

フラナ・ティラの浅瀬はテーブルサンゴがとても美しく広がり、太陽の光が射しこみ、その光の中をクマザサハナムロたちが通り過ぎたリ・・・したら・・・もう、もう夢見心地ですよ〜。

今回はサンゴの上でマダラエイがお休み中だったようです。
その周りでダイバー達が興奮して写真を撮りまくっていても、全然平気にとどまっています。 ちょっとしたモデル気分でしょうかね?

フラナ・ティラはアウトゴーイングの流れとインゴーイングの流れでは全く違うダイビングを味わうことができるんです。
クールなディナはちょっとやそっとの事では動じないのですが、今回の素敵なダイビングでは興奮していたようですよ。
 
津金でした。










2009年11月05日現地情報

2010年1月6日(水)

2009年11月05日 午後 ダラバンドゥ・ティラ
天候: 晴 気温:33度 水温:29度 透明度:10m-20m 潮流:東―>西  西―>東 弱1 2 3 4 5強 午後 

やっぱりこのごろのお天気はいまいち。少しお日様が出たかな?っと思ったら雲が出てきて通り雨。
という状態が2,3日続いています。でも5日の朝、潜りに行って帰ってくるまではずっと晴れていました。
流れがアウトゴーイングで強いと潜りにくい、、、、、でも、流れがきつくないときには素晴らしいポイントです。
さあ、今日はどうなるか?!?

幸いに流れは弱いアウトゴーイング。根の砂地側から潜り始め、チンアナゴ、そして日本名は知らないけど
、細長くてもっと白いその名のとおりのスパゲッティイールが首をゆらゆらしてお出迎え。テンスの幼魚が泳いでいます。

マダラエイにも2枚出会えました。1枚は25mの棚の下で休息中。まわりにお掃除中なのでしょうか、透明なとても
可愛いエビたちがいっぱいくっついています。もう一枚は17mのとても小さな棚、とはいえないほどの狭い穴に。
その狭いところをグルグルと動き回っています。潜り始めて約45分後のリーフの上7mのところには
突然マンタがやってきました!もうマンタ達は去っていったのかな?と思っていたのですが4日のドンファヌティラでも
1枚のマンタが登場して私たちを喜ばしてくれました。

この2ヶ月ほど、ドンファヌ・ティラにグレイリーフシャークが帰ってきているし、長い間グレイリーフを見かけることできなかったアンガ・ファルでも見かけることがあるようになりました。よかった~!と見出をなでおろしている私たちです。

By Junko Mima









2009年10月28日現地情報

2010年1月6日(水)

2009年10月28日 午後 キハドゥファル・ティラ
天候: 晴 気温:33度 水温:29度 透明度:10m-20m 潮流:東―>西  西―>東 弱1 2 3 4 5強 午後 

今日も素敵な青空が広がっています。とてもいいお天気!透明度も良くなってきており、海の中も青い色が広がって
います。ということは、もうマンタが見れない、、、、。5日ほど前にネリバル・ティラで見た1、2枚のマンタが
見納めだったのかなぁ。

10日間前には見れたジンベイもマンタももうさよなら状態?それともまた戻ってきてくれるのでしょうか?
新しいダイビングゲストが来るたびに、マンタ、そしてジンベイが見たいとリクエストされるのですが、、、、、、、
リクエストにお答えすることができず、辛い思いです。でも自然現象だから仕方ないんですけどね。

この前のレポートでハダカハオコゼが見つからないって書いたのですが、ホルバドゥ・ティラのハダカハオコゼはまた
見つけることができました。それと、この3,4日は毎回のダイブでそれぞれ少しづつ縁取りが、体の色が違った
色合いの、ヒラムシを多く見かけるようになりました。とっても可愛くて、ひらひら泳いでいる姿も優雅です。

今朝のダイブは私の好きな、地形の面白い、そしてソフトコーラルが綺麗なキハドゥファル・ティラへ。流れは弱い
アウトゴーイング、雨季にしてはとても良い透明度です。25mの他なの中にはとても大きな太っちょのナース
シャーク。でもうしろ姿、、、でも横の小さな穴から顔だけも拝見することができました。そして12mのティラの角では
ハダカハオコゼにまた会えることができました。ツバメウオの大きな群れはいなかったけど、何匹かの大人の群れを深めのところで、そして子供たちの小さな群れをティラの浅いところで見ることができなした。
他にもいろいろな魚たちの群れでいっぱいです。

天気予報によると11月に入るか入らないうちにまた強い風、そして雨が来るそうです。これも季節の変わり目につき物の
モンスーンシーズンなので仕方ないのですが、、、、、、。
やはりゲストには青い空、海を見て帰って欲しいですよねぇ。

By Junko Mima









2009年10月15日現地情報

2010年1月6日(水)

2009年10月15日 午後 休暇前と休暇後の違い、、、
天候: 晴 気温:33度 水温:29度 透明度:10m-20m 潮流:東―>西  西―>東 弱1 2 3 4 5強 午後 

こんにちは。10月の初めにロイヤルに帰ってきました。初めの2,3日は少し雨が降ったものの、その後は今日まで
乾季のお天気のような穏やかな天気が続いています。水面なんかガラスのよう!

さて休暇前と休暇後の海の違い、、、、、、、、、、、、
キハドゥファル・ティラ、ネリバル・ハ、ホルバドゥ・ティラにいたはずのハダカハオコゼがいない!!!
私が探せないだけなのかとも思ったんだけど、他のイントラも一緒だから、やっぱりどこかにみんな移動しちゃったの
かも。日本人のゲストにはあまり興味がないかもしれないけど、カサゴの数も少ない、まあこれは前から減ってきて
いるなぁと思ってましたが。前だったどこにでもいたのに今では一生懸命探さなきゃいけなかったりして。

マンタもそう。ネリバル・ティラ、ディグ・ティラ、、、、、他にもたくさんのポイントで見れるはずのマンタも
見れない。このごろのマンタはクリーニング来ないでプランクトンの捕食に忙しいようです。

ということで、タイミングが会えば有名になったハニファル・ベイでは多くのマンタが見れることも。
もちろんタイミングが会わなかったら、何にもいない砂、砂、砂、、、、、、、、、、

あまりにもマンタリクエストがあるのにマンタが他の場所にいないため、昨日の午前はハニファル・ベイへ。
二日前にはジンベイとマンタ。昨日の午前はマンタがいっぱいと聞いていたので、ゲストはわくわくしています。
でも、いざ場所に着くと他の船は見当たらず私たちのみ。こういう時ってマンタも何もいない時なんですよねえ。
あきらめかけながらもチェック。あのリーフの上に1枚、、、そこに2枚、、、、、、真ん中辺で数枚のマンタの群れ、、、、。
これでは水中でマンタに会える確立が少ないので、他の場所に行こうかどうか一瞬迷ったけれども、これで潜らなかったら他の場所ではマンタに出会えないことがわかったので、いざ、潜ることに、、、。ドキドキものです。

結果だけ書くと、20枚の捕食中マンタの群れと小型のジンベイ!!!!!!
ゲストもスタッフも大満足のダイブとなりました。

By Junko Mima


2009年9月27日現地情報

2010年1月6日(水)

2009年9月27日 午後 ハニファル・ベイ( Hanifaru Bay )再
天候: 晴 気温:31度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東―>西  西―>東 弱1 2 3 4 5強 午後 


今朝から風が強くなり、空には雲も広がってきました。 夕方にはほんのちょっとの間ですが雨が急に降ってきたりもしたので、明日からのお天気がちょっと心配です。

さて、私のロイヤルアイランドからのレポートも今回が最後になりそうです。 ロイヤルでの出張も終わって、もうすぐホームグランドのパラダイスに帰ります。

今日(27日)再びハニファル・ベイに行ってきました!
水路の行き止まり、砂地の広がるハニファル・ベイの水面にはすでに沢山のマンタ達の姿が〜!!
ダイバー達は全員笑顔でダイビングの用意を始めます。 皆いつもよりも用意がてきぱきと早い!

エントリーする水面にもマンタは身体を翻し、ヒレの先をひらひら・・・と“おいでおいで”をしているようです。
潜降し、そのまま砂地の水底に着底するや否や・・・マンタのお出迎えです!
そのまま動かず30分近く、映画館でスクリーンを目の前にしてマンタの映像を見ているような気分です。

左から右、右から左・・・と大口を開けながら器用にフラップを使って水中のプランクトンを、がっぽがっぽとすくい上げているようです。
口を開けエラを思いっきり膨らませているので、マンタ達は普段よりも大きく見えます。その大柄マンタ達が数えきれないほどに目の前を、右へ左へ・・・時にはループを描くようにくるくる回っているんです!!もう〜鳥肌が立つほどです。

今日のプランクトンはちょっと大きめで、素肌が出ている顔や手などにあたるとプチプチ感じます。 これがマンタの好物のプランクトンなのでしょうね。 

後半は集まっていたマンタ達が分散して、あちらこちらで小さな群れつくってダイバーに顔を見せにきてくれます。

今週は24日のネリバル・ティラ、26日のネリバル・ハァでも、マンタたちと素敵な出会いをすることができました。

バァ環礁では多くの場合、沢山の小魚達が泳ぐその中で優雅に泳ぎ回るマンタの姿を見ることができます。
それにこれからの季節、透明度が徐々に良くなると“青い海の中で泳ぐマンタ”も楽しみです。 

今週ロイヤルアイランド3回目のカオルさん・アキコさんご夫妻がいらっしゃいました。                         

津金でした。








2009年9月16日現地情報

2010年1月6日(水)

2009年9月16日 午後 ハニファル・ベイ( Hanifaru Bay )
天候: 晴 気温:31度 水温:29度 透明度:15m 潮流:東―>西  西―>東 弱1 2 3 4 5強 午後 

お天気良くなってきましたよ〜。
そして・・・水中もいい感じにプランクトンが入ってきているみたいです!

と言うのも、昨日(15日)ダラバンドゥ・ティラでジンベイザメと大遭遇!!
もちろん私は・・・ダイビングセンターで留守番です。
同じリーフで潜っているにも関わらず、3つのグループのうちの1グループだけが見ることができただそうです。 
デルフィスのラッキーなスタッフはイタリア人のイジノです。

モルディブ日和が広がる穏やかな午前のダイビング。
透明度は余りよくないけれど、魚影が濃いダラバンドゥ・ティラでは太陽光が射し込み、とっても明るい水中です。
ティラ(隠れ根)の深場からぐるっと回り、リーフの尾根に沿って10mの浅瀬まで来ると、水面近くに何やら黒い影が・・・ボートがやたらと近づいて来る?・・・いやいや・・・ジンベイザメだ〜!!!
水面下3mの水深、ダイバーのすぐ上を、右側から左側に向かってゆ〜っくりと泳ぎ去って行きます。 ダイバー達はその優雅で大きい姿に放心状態で、手に持っているカメラの事も忘れてウットリしているほどです。

後で確認したらそのジンベイザメはハニファルベイの方向に向かって行ったようです。
なので・・・翌日(16日)の午前中はハニファルベイを覗いてみる事に・・・。

そして16日。
今度こそ私もボートに同乗して、ハニファルベイに向かいます!
余り期待をし過ぎてはダメ!と分かっていても・・・前日の情報を知っていると、もう止まりません。
今日もラッキーガイ・イジノも一緒です。

両側のリーフがせり出して細い水路状になっているところを、一番奥の行き止まり近くまで行ってみます。 
この行き止まりが湾状に広がり、時によってプランクトンが多く集まる、とてもユニークなポイントになっているのです。
ボートの先端に立ってマンタとジンベイのチェックしていると・・・水面に白い影とヒレの先が見え隠れしているのが見えます!ややや〜〜マンタ発見!!
ボートの上は水面を覗く人・・・ダイビングの用意をいち早く始める人・・・もう〜ワサワサとパニック状態です。
その中でも比較的冷静な私のグループのダイバー達がいち早くエントリー。

水中ではすでに足下に、水面近くにマンタが泳ぎ回っています。
水底から水面を見上げると・・・まずはマンタが列車のように連なって次から次へと通り過ぎ・・・たかと思ったら、口を大きくあけてクルクル身体でループをつくりながらプランクトンを捕食しています。 
口の前にあるフラップを上手く使って、がっぽり食べ回ってる感じです。

クマザサハナムロの群れもプランクトンを夢中に食べています。
水底から水面に向かって螺旋状に群れ補職しています。 それを見ているとプランクトンの水中での移動が分かるようです。

マンタもその移動を追ってクルクルと移動しているみたいです。
狂ったように捕食をしているマンタはダイバーの存在を全く気にせず、時にはダイバーに突進してきたりもします。

実際全部で何匹かは数えられないほどです。 多分15匹位が繰り返してダイバーの周りを泳ぎ回っていたのでしょうね。
60分マンタ漬けのダイビングは皆を本当にハッピーにしてくれました。     

 津金でした。









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