11月13-17日 シミラン・スリンクルーズ

2010年11月19日(金)

スクーバーエクスプローラー号、今シーズン初のシミラン&スリンクルーズです。
<1日目>
Dive1 Coral Reef(No,5&6)
Dive2 North Point(No,9)
Dive3 West Ridge(Koh Bon)
Dive4 Twin Peaks(Koh Tachai)
Dive5 West Side(Koh Tachai)
半年振りのシミランの朝です。快晴―――!!
白い砂がスキー場のゲレンデのようで綺麗。チンアナゴやヤッコエイ、インド洋固有種のオーロラパートナーゴビーもいました。
点在する根には、紫やピンクのソフトコーラルが鮮やかです。ちょっと覗いて見ると、ピンクのイソギンチャクに可愛らしいクマノミが生息していました。
2本目は、シミランの最北端。流れもほとんどなし。
沖まで中層を泳いでサメをチェックしてみるがいない。じゃー、アケボノハゼ。
何度見ても、紫系の背びれや尾びれが美しいハゼですね。浅場のサンゴ地帯ではタイマイGET。甲羅が綺麗なチビとやや汚れ気味の中サイズ、2匹いたようです。
3本目、ボン島に北上。
まず、ドでかいオニカマスがお出迎え。目を合わすのが怖いくらい丸々と太った個体でした。ヘラジカハナヤサイサンゴの中には、ひっそりとセダカギンポ。
ここでは、チョットまったりしたダイビングになりました。
4本目、タチャイ島まで来ました。
水中貸切のツインピークス。ここには、厚い壁を作っていたブラックフィンバラクーダの群れ。リチェリューの群れよりもはるかに多い。見ごたえたっぷりでした。
中層には、黄色や水色のフュージラーの群れ。雲のように、壁のように時には、絨毯のような群れが素晴らし~い。しかしお陰で、大きなギンガメアジの群れの前もシャットダウンし見にくかった。何度潜ってもいつも迫力満点のポイントですね。
本日のナイトダイブ。
夜になり風も強くなりタチャイ島の西側でダイブ。少しうねりあり。
大きなエビやカニはいなかったけど、固有種のタペストリーシュリンプやブダイを見てきたようです。




<2日目>
Dive1 Torinla Pinnacle(Mu Koh Surin) 
Dive2 Richelieu Rock
Dive3 Richelieu Rock 
Dive4 Richelieu Rock
朝一、カンムリブダイの群れを狙ってトリンラへ。
岩周りには、ナポレオンやカメを見たチームもあり。砂地は、メタリックシュリンプゴビーやアンダマンジョーフィッシュ。ジョーフィッシュは、活発に巣穴から出て捕食していました。結局、カンムリブダイの群れには出会えず・・・。(涙)
2本目から4本目まで、リチェリュー潜り倒し!
水も綺麗だし、人も少なく最高の3本でした。タイガーテールシーホースやトマトアネモネフィッシュ、ブラックフィンバラクーダの群れなど、去年と変わらずに健在でした。中層には、オニアジやマブタシマジの群れが多かったです。シュンスケチームは、4本目にコガネシマアジ、ホシカイワリと今までに見たことのない謎の群れ(図鑑で判別難。)に遭遇したようです。根についている、ソフトコーラルもイソギンチャクも元気でした。





<3日目>
Dive1 Elephant Head Rock 
Dive2 East of Eden(No,7)
Dive3 Boluder City(No,3)
Dive4 Shark Fin Reef(No,3)
ダイビング最終日です。
1本目のエレファントは、ムスジコショウダイの群れやアンダマンスィートリップス。
あまりにも透明度が良いせいか、中層は少しガランとした感じでした。
地形をバッチリ堪能できましたね。
水面休息中にはアオウミガメの登場でスノーケリングタイム。
たくさん、カメに遊んでもらったようでした。
2本目。今日は天気も良く。船の上から水底が見えます。
期待を胸に潜降!!根の周りには、キンギョハナダイとインディアンフレームバスレットが華やかに色付けてくれます。しかし、地球温暖化の影響が強くサンゴの状態が痛々しかったのが残念でした。
3本目、大物を期待してボルダーへ。ここも透明度がすごくいい!!
潜降してすぐにカンムリブダイ登場。ただ、近づこうとするとすぐに逃げてしまう個体でした。あとは、ブラックフィンバラクーダの群れにも遭遇。タチャイ島のブラックフィンよりも数の多い群れを作りトルネード!!天の川のように流れてくるフュージラーの数々。
ダイナミックな地形を満喫しました。
4本目は、遺跡のようなポイント。チームによっては、岩周りで記念撮影をするところも・・・。
テングハギモドキの群れやナポレオンがいたり、ここでもブラックフィンバラクーダの群れあり!流れもほとんど無かったのでまったりと最終ダイブを終えました。




夜は、BBQパーティー。
みんなでテーブルを囲み楽しい時間が流れました。

今シーズン初のシミラン&スリンクルーズでしたが、初日風も強く心配しましたが、
シミランに到着してみると天候も良く安心しました。また、全体的に透明度も良くシーズン初めなのでポイントも貸切になることも多かったです。
次のトリップは、20日です。また今シーズンの新たな発見をしてきたいと思います!!
<記念ダイブ>
Mr.kamada 100Dives
<フォトコン通過者>
Ms.Sensu「歯科検診」

<今回の海況>
天候;晴れ時々曇り
風;初日、強い。2日目以降。弱い
波;少し、うねり少々
水温;28~29度
流れ;少~し
透明度;18~30m
By;MIHO

【今が旬!最もシミランらしい季節がやって来た】

2010年11月18日(木)


今シーズン4回目のクルーズは快晴&ベタ凪。✌
さらに透明度もところどころサーモクラインがあったけど20m~30mとコンディションは良好!✌✌
シーズンスタート最初のクルーズではシミランのサンゴのダメージに正直かなり落ち込んだけど、3回のクルーズで
影響の大きなところと少ないところをかなり把握できた。
そして、そんな元気に育っているサンゴに今年もまた小魚たちが群れをなす時期がやって来た。
色鮮やかなソフトコーラルを覆いつくすように広がるスカシテンジクダイの群れ。
その下の窪みではキンメモドキの溢れそうな群れ。
そして根の中層にはキラキラと形を変えながら群れるイワシの稚魚。
3層からなる小魚の群れにアジやハタなどが襲いかかる。
シミランが最も美しく、生命力に満ち溢れたエキサイティングな季節。
この時期ならではのそんなシミランをぜひ見に来てくださいね!😄
高見沢昇治
edive co,.ltd.

10/30発クルーズログ

2010年11月5日(金)

10月30日より11月3日に今シーズン最初のリチェリュー方面へのクルーズを催行しました。😊
【リチェリューロック】
サンゴの白化の影響が心配されましたが、リチェリューロックに関しては影響は少なく
サンゴへのダメージはわずかでした。
魚影も濃くオニアジ、キンセンフエダイ、ジャイアントフュージュラー、イエローバンドフュージュラー
ブラックフィンバラクーダなどおなじみのメンバーが元気に群れていました。
【スリン諸島】
スリン諸島はトゥリンラリーフを潜りましたが、ハマサンゴや一部のサンゴを除き
枝サンゴ、テーブルサンゴのほとんどに藻が付着していました。
アカククリ、ツバメウオ、カンムリブダイの群れなどは見ることが出来ましたが
リーフ内の魚の数は減った感じがしました。
【タチャイ島】
タチャイ島のツインピークスは西側のサンゴは藻が付着してしまったものも
ありましたが、全体的に深く流れもあるからなのかポイントとしての影響はあまり感じられませんでした。
岩礁がメインのポイントということもありますが棚の上には元気なイソバナやトサカなど変わらぬ姿で残ってました。
前回のシミラン諸島、ボン島に比べるとタチャイ島、リチェリューロックへの影響はさほど大きくありませんでした。
ただ今回シミラン諸島の一部も潜りましたが、コース取りや見せ方によっては十分に満足してもらえる方法もあるのではと実感しました。
具体的な対応策としましてはサンゴへのダメージが大きく見られるところは出来るだけ避けたコース取りをするとともに、ワイド派に対しては地形と色鮮やかなソフトコーラルを今まで以上に強調して紹介したいと思います。
綺麗なサンゴの広がるリーフをただ流す(泳ぐ)ということが難しくなったことで定点(見どころのある場所)でじっくりと魚を観察したり、撮影してもらえるようなブリーフィングと魚の見せ方、寄り方、撮り方などを伝えたいと思います。
また新たなポイント開拓にも力を入れていくつもりです。
今後とも変わらずに多くの方々に楽しんでいただけるようにこの海を紹介していきますので、よろしくお願いします。😃
高見沢昇治
edive co,.ltd.

海ログ

2010年10月30日(土)

現地より最新の海ログが届きました。😄
今期もいよいよスミランクルーズのシーズンになってまいりました。。
皆様のご参加をお待ちしております💕💕

私たちも10月20日~ 2泊3日で個人のお客様を連れてシミランへスタッフが出かけてきました。
世界的な海水の高水温で各地でサンゴの白化現象が起こり問題になっておりますが、スミラン諸島の海も白化のダメージを受けておりました。
半年間眠らせて、サンゴが復活することを期待してただけに残念な気持ちでいっぱいです。
ただこれも大きな自然の力の一つなので地形ポイントやハードコーラル、また20m程度のまだ生き生きしたサンゴをお客さんにご紹介してゆくつもりです。
サンゴを研究しているリピーターの大学の先生が「サンゴはかならず10年周期くらいで良い時と崩れる時が来るものだ」
「自然の力は人間にはどうしようもない」と言う話をあらためて思い出しました。
なのでカタダイビングもナイトロックスを今シーズンから導入しますのでお客様にもまた違った方法でシミランを楽しんでいただこうと思っています。
実は今回私たちのファーストクルーズはヒンデンヒンムアンでした。
こちらは戻ってきたお客様はもちろんスタッフも皆笑顔でした。
透視度は40m、縦方向は水底の60mまで見えたとボートマスターは真顔で話していました。
気になるサンゴですが、3年ほど前に落ちてしまったソフトコーラルがみごとに復活していたそうです。
まさにヒンムアン(ヒンは岩、ムアンは紫色)の名前どおり隠れ根を覆い尽くさんばかりに紫のソフトコーラルが咲き誇っていたそうです。
ヒンデンについても頭が出た岩の近く水深5m程度は確かに白化していたようですが、それが気にならない位に、こちらもヒンデン(デンは赤色)の名前の通り根を赤色のソフトコーラルが覆っていたそうです。
お客様の中に友人の方はシミランへご自身はヒンデンヒンムアンに乗船した方がいらっしゃったのですが、お互いに戻ってきた日に電話をして、「ヒンデンヒンムアンは良かったぞ!なんでこっちに来なかったんだ!?」
と話していたのが印象的でした。
これから私たちもシミランスリンクルーズを行きますので必ず今年のシミランの良さを見つけてくるつもりです。
カタダイビングサービス
奈良
 

今シーズンのスミラントリップいよいよスタート!!!

2010年10月27日(水)

今シーズンもいよいよスミラン諸島でのダイビングがスタートします。
それに向けて、調査ダイビングをおこなった報告が現地より届きましたので皆様へお届けいたします。
😄


11月1日のカオラックのシーズンオープンに向けて、
先日調査ダイブにシミラン諸島へ行ってきました。

この海はローシーズン中半年間クローズする海ですので、
毎年シーズン初めは半年ぶりに潜るので、
どんな風になっているか緊張しつつも楽しみにしています。

今年は世界的な海水の高水温で各地で白化現象が起こり
社会現象になっていただけに、とても心配しつつ潜りました。

やはり例に違わずシミラン諸島の海も白化のダメージを受けていました。

特に酷かったのは5~15mくらいの浅場のハードコーラルで、
ポイントによってはかなり広いエリアのサンゴが白化したまま
時間が経ったため死滅しすでに表面に藻が生えている状況でした。




水深が深くなるほど高水温の影響は少なくなり、
15mくらいでは白化サンゴと元気なサンゴが入り交じっていました。

20m以深では、シミラン諸島ならではのソフトコーラルが健在でした。
水深が深くなればなるほど今まで通りの元気な状態のまま残っています。
深場のウミウチワは健在です。




水中生物に関しては、サンゴに依存している生物は住処を失うことになり
浅場のサンゴ礁の生物は生態系が変わることになりますが、
大自然は我々が思っているよりも生命力が強いものです。
サンゴが死滅したエリアから生物がいなくなる訳ではなく、
今度は、ガレ場を好む、別の生物たちが繁栄することになります。

というわけで、今シーズンの見どころとしては、
新たにできる死サンゴのガレ場にどんな生物が付くのか興味深いです。
もともとインド洋、アンダマン海ならではの生物が見られる海なので、
これまでに無かった意外なレアものが付く可能性もあります。

シミラン諸島と言えば、サンゴ礁とダイナミックな地形がウリですが、
奇岩巨石の連なる地形派ポイントは変わらず楽しめます。

深場のサンゴは健在なので、20~30mの水深でゆっくり時間を取れるよう、
ナイトロックスが有効になります。
ビッグブルーでは、デイトリップでも、クルーズでもナイトロックスを
取り扱っていますので、既にライセンスを持っている人はもちろん、
未経験の人も是非ライセンス取得に挑戦してみて下さい。

現在、水温は29~30度で落ち着いていますので、
これ以上白化が進む事は無いと思います。
タオ島での経験からいくと、白くなっていてもまだ生き残っているサンゴは
徐々に健康を取り戻し、色も元通りに戻ってくれるはずです。
そして遠からず、浅場のサンゴ礁も復活してくれる事を祈ります。

この現象が大物の遭遇率にどのような影響を及ぼすかは謎ですが、
人気のレオパードシャークなどは既に出没してくれています。

引き続き、現場から報告していきたいと思います。

ビッグブルーダイビング
大村 健


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