2009年9月26日現地ログ

2009年9月30日(水)

9月26日 天気:晴天☀ 気温:30度
ダイビングサイト:スモールアイランド 水温:28度 流れ:弱い 透明度:15m

9月のディーバモルディブは日本の連休が重なったこともあって日本人のゲストが今
までに無いぐらい増え、毎日午前2本、午後1本と大忙しでした💦

今日はみなさん、最後にどうしてもジンベエに会いたい💕ということで、昨日ボート上からしか見
れなかったジンベエが出た場所、『スモールアイランド』に出かけました。

昨日、ボートからは5M以上の大きなジンベエを発見したのですが、
ボートをUターンしているうちに下の方に逃げていってしまいました。
近くのダイビングサイトでダイビングしたのですが運が悪いことに出会えず⬇
お隣のウオータースポーツから出ていたボートは、同じ場所でスノーケリングをしていたのですが、
20分ほどで船に戻り、そのあと私たちがダイビングしているあいだに、1キロはなれた場所で2匹同時に見ていました。

9月の中ごろはDivaからDhiguraにかけての外リーフでジンベエがよく出ており、
マミギリサイトではほとんどジンベエが出ていないという状況でした。


年に3回この南アリに来るイギリスのバイオロジストチームのwhaleshark searchによると、
今年の偏西風の向きがあまりマミギリサイドにはジンベエが来ないような風だと話しており、
そのチームが今年の9月はバーアトールでジンベエサーチをして、通常サウスアリいるジンベエと
同じ個体種を見ているというと情報💬が来ました。

去年の9月はマミギリでよく見ていたのですが、今年は例年に比べ、天気が良すぎるぐらいで、
雨も一滴も降らず、ジンベエは9月1日、14-16日にかけて毎日と19日。あとは、25日。
一番日本人のゲストの多い21日ごろに出てくれればいいのに💢、こればっかりは運まかせです。

ただし、今日はダイビング中は大物運には恵まれなかったのですが、
ボートで島に戻る最中、Dhigurah島の裏手で、ジャンピングマンタを見ました🍀
普通に飛ぶのではなく、後ろ宙返りを3回続けてました😄
この島に来て3年半マンタが飛ぶところなんて、3回ぐらいしか見たことが無いの
で、これまた貴重な体験でした。

木野村りさ


2009年9月20日~25日モルディブサファリログ

2009年9月28日(月)

大型連休中のサファリです!

今週も天気は安定👌
ランカンマンタ3枚リリーでは数えられない程のマンタとジンベエ3匹でした😄












(さらに…)

2009年9月13日~19日モルディブサファリログ

2009年9月24日(木)

ジンベエ マンタ ハンマー 3冠達成✌

大当たりの今週は月刊ダイバーの取材でカメラマンの村井さちさんが乗船してのトリップです。
11月号に掲載予定です。見て下さいね🎵













(さらに…)

2009年9月6日~12日モルディブサファリログ

2009年9月14日(月)

ジンベエ マンタ ハンマー 3冠達成🌼 


9/6/09 第1日目
位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☀ 水温28℃


すっきり☀。明るい日差しと穏やかな波。ゆったりダイビングと思ったら外洋に面したポイントは結構波が高い。ウネリの少ない斜面下側をクリーニングロックに向かって泳いで行く。暫く待ってみる。マンタは来ない。3人のガイド散らばって見張っていたけどマンタは来ない。来ない物は見えない。見上げた先のシルエットにアッと驚いたけど、よく見れば大きめのモブラが通り過ぎて行く。

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☀ 水温28℃

マウルーフがどこかから今5枚出ているよって情報を持って来たので急遽ランカンに逆戻り。今ってのは、どのくらい今なんだろう。1本目より濁っているけど、1本目より波やウネリは小さい。今度は待たずにクリーニングロックを中心に斜面沿いに行ったり戻ったり。1チームずつタイミングをずらしてマンタ探し。3番手に泳ぎだして1往復してクリーニングロック周りに戻って来る。マンタはまだ来ない。「今‥」って話に惑わされなければよかったかなと思いつつ又振り返りつつ泳ぎだした時に後方沖側から大きなシルエットが登場。ベルを鳴らして急いで着底。ロックの上側に回り込んでゆったり漂い、旋回するマンタをじっくり観察。しっかり着底こそクリーニングの要。



位置南マーレ環礁 POINTKuda Giri 天候☀ 水温28℃

 新たにサイズの大きなエンジンに載せ変えたドーニを待つ。なんかいつもより遅いんじゃない。えっ、鳴らし運転必要なの。寝耳に水。壊れたんじゃないんなら、まぁいいか。そろそろ日が傾き始めた頃、急いでエントリー。固有のチョウチョウウオやブレニーを見ながら壁沿いに沈船を目指して降りて行く。沈船の脇に小さなナポレオンが1匹。船の反対側にデコの張りがすごい大きなナポレオンが1匹。じっと止まって見ていると向こうも逃げもせずじっとたたずんでいた。根に戻って壁沿いを進んで行くと大きなイソマグロが3本通過して行く。暗くなって行く水中。ドーニに上がると太陽は西に沈んで行く所だった。

9/7/09 第2日目
位置南マーレ環礁 POINTCocoa Corner 天候☁ 水温29℃


 明け方に強い雨が通過して行く。風も出て時化ってる感じ。ポイントに着く頃には穏やかな海に戻っていて一安心。緩い流れの壁沿いを降りつつ深場をにらみつける。ちょっと暗い水中で2匹のアケボノハゼを無事発見。囲んで見ていると後から2チームも到着。記者会見のようなカメラの砲列。1人のゲストがカメラのモニター見ながら何故かドンドン前進。アケボノハゼ1匹は穴に引っ込んでしまった。何見ているか分からないままカメラ構えていたらしい。それじゃなくてもカメラ見ながら前進すると被写体にどれだけ近づいたか分かりにくいから気を付けたいもんだ。残りの1匹に向くレンズ。今度は大きなライトでアケボノを照らしたゲストがいた。そんなに急に明るくしたら引っ込むよ。
ナポレオンや大きなグリーンシータートルを見ながら壁沿いにゆっくり流れて行くと浅めの壁の棚にナースシャークがデロって腹這いになっている。全身丸見え。普通、穴の中とかに隠れているものなのに大胆。

  ジンベエサーチその1🍀

 南マーレを横切りほぼ真西にボートは進む。縦に長いアリ環礁の真ん中よりやや南よりの外洋やチャネルをゆっくりクネクネ回りながらジンベエサーチ。マンタ何枚も見つかるけど肝心の大口君が見つからない。南側で出ているってのも聞かないし、今週も厳しい状況かな😵

位置アリ環礁南部 POINTVilamendhooThila 天候☀ 水温29℃

根の壁に大きな穴が開いている。大きく繁ったヤギの中、クダゴンベが2匹住んでいた。1匹はお腹が大きかったからもう直き産卵でもするんじゃないかな。バラフエダイやマダラタルミの群を眺めつつ根を廻って行く。でも、気持ちはジンベエ、ジンベエ。目線はどうしても上、沖とさまよい大きな影を探してしまう。根の上で渦巻くクマザサの青と赤に囲まれても心はジンベエ。

  ジンベエサーチその2🍀
 再び黒い影探し。天気は良くなって晴れ間が広がり2階、3階の屋根の上はとても暑い。ダンゲッティ、ディグラチャネルと探して行く。浅い内海のディグララグーンでは遠くでマンタの影が見えたけどジンベエ無し⬇

位置アリ環礁南部 POINTDhigurah Out 天候☀ 水温28℃

 探し続けてドンドン南下。ディグラ島の外側に移動。先週と比べると水が濁っているようだ。ちょっと安心。3チーム横並びで壁沿いを進み、ジンベエを探して行く。期待の大物は登場しなかった。

9/8/09 第3日目
位置アリ環礁南部 POINTAribeach Out 天候☁ 水温28℃


ドーニで出動。ディグラ島の内側からジンベエを探しながら外海に進んで行く。外洋に出る直前。イルカの群が正面から近づいて来る。少しドーニの周りを泳いでいくれた。
 15m位を境に下側の透明度は結構よく、深場がよく見渡せる。下も、上も後も周り中見回しながら泳ぎ始める。横並びの3チームを舐めるようにマダラトビエイが横切ってくれた。



  ジンベエサーチその3🍀
 ちょっと朗報。南のサンアイランド方面で前日に出たって話。ディドゥーでも1匹出たらしい。取りあえず南下して探してみる。ちょっと大きなウネリがあるけどドンドン南下。でも、1往復して何も無し。
 そろそろダイビングの時間。ブリーフィングに集合してもらってマップを書いている時にピューッと笛の音。「うそ、じんべえ」「ぎゃー」色んな叫びが上がる🎵中、外に出るとリーフの落ち際辺りに大きな影。取りあえず3点着けてジャンプ。キック、キック、猛ダッシュ💨。やっと見えて来た。水面スレスレに泳ぐジンベエにみんなが夢中で接近。いきなり接近し過ぎちゃ駄目って言っているのに、コースも塞いじゃ駄目って言っているのにきっとみんな忘れている。きっとみんなの勢いにビビったジンベエは少し深度を下げて移動を続ける。一度上がりかけるけど前に回り込む人がいてはジンベエは上がりきらない。暫く進むとジンベエはまた上がり始める気配。なんとかみんなをどけてジンベエのコースを作る。かなり浅い所まで上がって来たけど、ここで又、みんなの詰め寄り過ぎ、興奮し過ぎですね。さよならジンベエ✋

位置アリ環礁南東部 POINTDhidhdhoo Out 天候☁ 水温28℃

 スノーケリングからそのままドーニに上がってダイビングの準備開始。ちょっと前を進むドーニからスノーケーラーが飛び込んで行く。どうやらジンベエ追跡中みたいだ。みんなの器材装着を待ちながら様子を伺う。エントリー。ジンベエの進んでいた方に向かってリーフに近づいて行く。アレーいないなー。シルエットが見えた。逆向いている。どうやらジンベエ君は180°向きを変えて泳ぎ始めてしまったようだ。後から来るゲストにサインで方向を教える。そんな事しているうちにスーパーダッシュで何人かジンベエに向かって行く。よく見えないなと思っている所に再び向きを変えたらしいジンベエがこっちに勢い良く泳いで来た。うーん、逃げる気満々な感じ。取りあえず浅瀬からでないようにブロックを試みる。デッカイ目とにらみ合い。デッカイ顔で迫って来る。ヤッパリ止まる気配も曲がる様子も無い。ごめんなさい。さようなら。ありがとう。



位置アリ環礁中西部 POINTReethi Thila 天候☁ 水温28℃

珍しく北からの流れ。ちょっと強め。イエローバックやクマザサがザーザー泳ぐ中エントリー。砂地を横切るウシエイがスーッと深場に逃げて行く。イソマグロやカスミアジが泳ぎ回っている。グレーリーフシャークも何匹も泳ぎ回っている。
 ダイビング後、いつもの無人島に移動。ちょっと雲行き怪しいし、到着も少し遅れている。早めに綺麗なサンゴ礁を見にスノーケル開始。暫く泳ぐと西の空は真っ黒になり、風も強くなって来る。撤退。島に向けて泳ぎ始めてしばらくすると大粒の雨が叩き付けて来る。背中にバチバチ当る雨粒が結構痛い。

9/9/09 第4日目
位置アリ環礁中東部 POINTFish Head 天候🌂 水温28℃


 天気は全然良くならず、下り坂。潜り始めてしばらくすると海面が荒れて来て激しく雨も振っているようだ。潜ってしまえば水中は穏やかもので流れも緩くノンビリダイビング。根に辿り着いた早々にタイマイがご飯を食べているのに出会う。まだみんながタイマイ見ているうちに前方の棚の落ち際を大きなグレーリーフが2匹、根沿いに行ったり来たりを繰り返している。ちょっと離れているすきに壁まで移動してサメが戻って来るのを待つ。壁にぴったりくっ付いているとサメはゆっくり泳いで来てすぐ側でターンして行く。いつものように大きなナポレオンは勝手にやって来てみんなの周りでウロウロ。アッと言う間に時間は過ぎて行く。

位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候☁ 水温28℃

 根を目指して降りて行くとギンガメアジの群がやって来る。ホウセキキントキの群を横に見ながら流れの上手に上がって行く。クマザサハナムロの群が頭上を覆うようになるとイソマグロが6本列になって登場。何度も根の周りに現れては消えて行く大きなイソマグロ達。グレーリーフシャークも登場したけど流れが弱かったせいか、ちょっと出方に迫力が無かった。残念💦

位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候☁ 水温28℃

 ちょっと浅めの深度で下に岬状の細長いリーフを見ながら泳いで行き、アケボノハゼ目掛けて一気に降りる。今度は根を越え内側の砂地に行ってマックコスカーズラスをチェック。戻りついでにドラキュラゴビーもチェック。再び外洋側のリーフに戻って根の上から見下ろすとグレーリーフシャークが8匹グルグル回っている。その内2匹は太くてデカイ、メタボな感じ。結構近くまでやって来たり、いつまでもグルグルしているものだからそのままずっとサメを堪能。ここより先に行くのは忘れて時間の許す限り根に張り付いたまんまサメを観察。

9/10/09 第5日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☁ 水温29℃


 朝から天気が悪い。空一面に黒い雲が広がっている。日の出の時間になってもあまり明るくならない。海の中もヤッパリ暗くて深場に行けば行く程、夜みたいに黒い世界。探し続けて時間が過ぎて、そろそろ深度を上げようとした所でパキチャンがハンマーを2匹発見。動きの速いハンマーヘッド、深場にズンズン消えて行く。

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☁ 水温29℃

 なんとか振らないだけで北マーレに帰って来てもずっと曇った空。実は初日のトライでマンタを見られてないチームが今日の僕の担当。クリーニングロックの沖側を泳いで通過するとモブラが2枚すれ違うように泳ぎ去って行く。大きなグリーンシータートルがこっちに気が付いて逃げて行く。リーフの斜面沿いに泳いで再びメインのクリーニングロックに到着。今度は待ってみる。周りのギンポなどを見ていると今度も沖からマンタがこっちに向かって来る。真上を通過してクリーニングロックに到着。何度もロックの上を行ったり来たりするマンタ。時には頭上スレスレを通過する事も有りました。

位置北マーレ環礁 POINTPotato Reef 天候☁ 水温29℃

 エントリーしたらダイバーが忘れ物。取りに行っている間に他のチームはトールフィンの許へ。遅れて行ってみるとみんなが見る前にピュッと引っ込む。ここは暫く待ってみよう。もう出てくれないのかなって思うくらい待った。結局スルスルっと穴から出て来て周りにアピールするように一度ヒレをバサッと開く。みんながハゼに夢中の間、リーフの棚で黒いハナヒゲウツボを発見。待っている間は泳ぎ回れないから逆に小さい物がポロポロ見つかる。嘴のドット柄が可愛いチークドパイプフィッシュ、スターリードラグネットも岩の間に見つかる。小さい生き物も可愛い🎵



2009年9月8日現地ログ

2009年9月10日(木)

9月8日 ダイブサイト:バックリーフ 天気:曇り🌁 気温:30度 風:弱い
水温:29度 透明度:15m 流れ:弱い

ディーバモルディブでは、9月に入ってから日本人のお客様が増え、
今日は4組もご到着され、そのうちの3組がダイバーさん。
久しぶりに日本人インストラクターの私が活躍できます👌
今日の朝はDiva maldivesのまったくの裏手にあるバックリーフに行って来ました🎵


流れもなく、海も穏やかです😊
2日前よりご滞在の日本人のゲストお2人組まだジンベエを見ていないので、今日こそはと期待をしてジンベエサーチです。船をDhidhooコーナーからDivaの裏手へ、そこで1ダイブ。そして、Dhiguraの裏手へと走らせ、コーナーでインサイドに入ります。結果から言って今日はジンベエには会えなかったのですが😭ディーバの裏手はサファリボートが何艘も行ったりきたりして、コンラッドの船が、手信号で、私たちは見たよー💕と合図してきました。

昨日も、ダイブセンターのお隣にある、ウォータースポーツはDivaの裏手でジンベエ3個体に遭遇したようです😳

ダイビング中水面をチェックしたり、水底をチェックしたりしながら、ジンベエ遭遇を逃さないようにダイビングです。今日は最大深度10mと浅めでダイビングをすると、トップリーフで、8匹ぐらいホークスビルタートルを見ました。私たちを恐れないのか、かなり近くでカメラのシャッターを押すことができます♥🍀♥🍀

カメはいいからジンベエが見たい!!そんな期待をしていると、ホワイトチップシャークが2匹で現れ、ナポレオンと、カメが一緒に現れたり、200匹ぐらいのヒメフエダイの群に会ったり、ヨスジフエダイの群れがいたりと魚影が濃い!ここのポイントは魚影が比較的多くて、とてもいいポイントなのですが、やはりジンベエがいないと、がっかりされていることが多いです、、、、😢

明日こそは、ジンベエを発見しなければと、明日もまたアウターリーフに出かけてジンベエサーチです⚪

天気は1週間ほど晴れ間☀が続き、今日は曇り空🌁です。



木野村りさ



マンタ・ハンマーゲット♪ ジンベイは・・・

2009年9月7日(月)

8/30/09 第1日目
位置:北マーレ環礁 POINT:Lankan Reef 天候:☀/☔/☀ 水温:28℃

気持ち良く晴れていたと思っていたら、エントリー直前に急に曇りだす。激しい雨と風がやって来た。あれっ、と思っている間に島の影は霞んで行く。水面で全員が入るのを待っているとドーニは風に押されてドンドン沖に押し出される。なんとか揃って潜降を始めると海底など見える物の無い暗い深い海が下には広がっている。ちょっと大変だったけど泳いで、泳いでやっと海底が見える所までやって来て一安心。でも、少し南に流されたようだ。弱い流れに向かってクリーニングロックにやっと辿り着く。マンタは1枚根の上でクルリ、クルリ回りながら気持ち良さそうに漂っていた。😄

位置:北マーレ環礁 POINT:Sunlight Thila 天候:☀ 水温:28℃

リーフィング前、全員集合するのを待っていると遠くで跳ねていたイルカ達がリーフ沿いにやって来てボートの前方の海面はイルカだらけ。ドーニで出発してもイルカの群は周りを泳ぎ回っている。いよいよエントリー開始。水に入るとキューキュー、ピーピーイルカの声に前進を包まれる。イルカが30頭ほど固まってこっちに向かって泳いで来る。浅い深度のままベルを鳴らして指差しながら振り向くとまだ1人も入って来てない。真下を通過して行くイルカ達。やっと1人目が入った。今日のチームは経験値の浅いメンバー。一人一人ゆっくりとエントリーしている内に去って行くイルカ。
 結局誰もイルカの姿を水中で見る事はできなかった。入った瞬間から出るまで油断できないのだ。😳


位置:南マーレ環礁 POINT:Kuda Giri 天候:☀ 水温:28℃

出発前に、アンカーやブイを使わないここモルディブのエントリーと潜降について話す。まだもたつくけどテンポは少しよくなったようだ。カスミアジがクマザサハナムロを追いかけている横を進んで行く。チビイソマグロが群れて沈船の周りを泳ぎ回っている。岩陰でユカタハタがベンテンコモンエビに掃除されているのを見ていると真後ろを大きなイソマグロが3匹、一列になって泳いで来て目の前でターンして行く。見上げると大きなカスミアジの群に混じって小さめのロウニンアジが守られるように泳いでいた。😊

8/31/09 第2日目
位置:南マーレ環礁 POINT:Medhu Faru 天候:☀ 水温:28℃

エントリー、ちょっと濁った水の中を落ちて行きつつ最後の一人が入るのを確認。沈み始めた最後尾の人の近くを大きなモブラが通り過ぎて行く。ロウニンアジのたまり場で根待ちしていると棚上側からマダラトビエイが泳いで来る。
なかなかロウニンアジの群は出て来ない。壁沿いをやって来る大きなマンタ。ゆったりとゆっくりと通り過ぎて行く。ハナヒゲウツボの穴の手前、大きなマダラエイがじっと固まっている。1ダイブでエイ4種ってなかなか無いよね。
目指したロウニンアジの群は少し壁から離れた所に居たんだけど、どうも警戒しているのか寄れば濁りにむこうに消えて行く。😰

ジンベエサーチその1
天気もよく、波も静か。暑い日差しの中、海面を見つめながら影を探す。ディグラ、アリビーチ、ディッドゥ、アリヤドゥー、マアミギリ、ホリディ、サンアイランド、どこも青い海が広がるだけ。😭

位置:アリ環礁南部 POINT:BoduFinoluThila 天候:☀ 水温:28℃
サーチで見つからないなら深場の根ならどうだろう。モブラが1枚泳いで行く。6本まとまってイソマグロが根の側を行ったり来たりしている。大きなコーラルブロックの下に大きなナースシャークが2匹隠れている。結局、ジンベエには会えないままタイムアウト。水面に上がると以上に暖かい水温。ちょっと温泉につかっている気分でドーニを待っていると20m先に無数のイルカの背中が見えた。言っていいのって聞かれるまでもない。この状況なら行っちゃうでしょ。頑張ってダッシュ。でも、器材を背負ったダイバーの水面での泳ぎは遅過ぎ。イルカはどこかへ消えた後。😵

ジンベエサーチその2
緊急事態だ。ドーニのドライブシャフトがずれてしまった。ドーニを内海に運ぶ、ゆっくり進む船から海面を見下ろし続ける。ここでも影は見つからない。内海にドーニを置き去りにして再び外洋で、ジンベエサーチ再開。ボートの目の前で跳ねるカジキ。棚の落ち際を体をうねらせてゆったりと泳ぐカジキの姿がはっきりと見える程水が澄んでいる。ジンベエはいない。😭

9/1/09 第3日目

位置:アリ環礁南部 POINT:Dhidhdhoo Out  天候:☀ 水温:28℃

今日もカジキがよく跳ねている。青がキレイな抜けた海。壁沿いから沖に3チーム並んでジンベエを探す為のダイビング。でも、これだけ青いとちょっと厳しいかな。カジキの方が出るんじゃないかってわくわくして来る。壁際の浅場にイルカがいたらしい。壁側の1チームだけは見られたけど、青い水チームは見ずじまい。

ジンベエサーチその3

リリービーチ方面で出ていたって情報が有ったのでアリ環礁の東面を北上しながらジンベエを探して行く。3時間ゆっくり進む。リリービーチも過ぎた。戻りながら探そうかって船をチャネルに入れると根の側にヒレが見える。ちょっと遠い。イルカか、マンタか、ジンベエか。船を少し寄せてみるとマンタでした。じゃ、潜ってみよう。😍

位置:アリ環礁南東部 POINT:Maagiri 天候:☀ 水温:28℃
アウトカレントのチャネルの中程にある離れ根の横をマンタが流れに逆らいつつご飯中。ドーニで根に近づいてエントリー。斜面沿いを降りて行く。海底は珊瑚の隙間に白い砂の明るい景色。海面を見上げて待ってみたけどエントリーの時まで見えていたマンタは姿を見せない。結局最後までダイビング中は姿を見せなかったマンタ。ドーニに上がって帰り道、さっきと同じ場所にちゃんとマンタは戻って来ていた。

位置:アリ環礁中西部 POINT:Fish Head 天候:☀ 水温:28℃
潜降して行くとナポレオンは待っていたよ的に根から離れてダイバーに向かって寄って来る。根に辿り着くとすぐ側でタイマイが食事に夢中。流れが弱く、濁った水、根の上まで追い込まれているイエローバックフュージュラー。ロウニンアジやイソマグロが突然間近に現れる。盛んにアタックを仕掛ける捕食魚の御陰で魚影はドンドン濃くなって行く。そんな周りのワイワイな感じを無視してナポレオンはゲストの周りから離れない。ヤギの中にはクダゴンベが2匹並んで枝に止まっている。


ジンベエを探して旅しているうちにコースは東に寄り1日早くフィッシュヘッドに着いてしまった。運良く天候、風向きの心配も無く近くの島影に船は停泊できたけど、ここにはいつもの無人島は無い。パウダー玉スノーケリングも今週はパス。


9/2/09 第4日目
位置:アリ環礁中東部 POINT:Fish Head 天候:🌁 水温:28℃

昨夜遅くなってから土砂降りの雨が来て風向きが少し不安定なのが心配だけど、
今日はいつもと違ったエリアでのジンベエサーチの予定。ポイントが重なってしまうけど、時間節約、一番近いフィッシュヘッドに再びダイビング。今日もナポレオンのお出迎え。クマザサハナムロは蚊柱か屏風岩のような形の群を作っている。模様を浮かべたイソマグロとロウニンアジがほとんど同時に襲いかかって行く。ツバメウオも大きな固まりになって登場してくれて感謝です。

ジンベエサーチその4
アリ環礁北東端、ガンゲヒに足を伸ばしてジンベエサーチ。環礁内側のリーフ沿いに船を北上させて行く。北端辺りで大きな波が出始めUターン。結局ジンベエには会えずじまい。明日のハンマーで頑張ろう。😭

位置:アリ環礁北部 POINT:Genburugau Faru 天候:🌁 水温:28℃

珊瑚の斜面のリーフを降りてノンビリ穏やかな海を進む。初日一緒に潜った経験値浅いチームはこの旅の間に見違える程上達していて、テンポのいいエントリーとまとまってスムーズに泳ぎながら潜降して来る姿は全く別のチームのようだった。固有のチョウチョウウオ、マダガスカルやイエローヘッドを見たり、エヴァンスアンティアスを眺めたり。ノンビリ進んで行く。バブルコーラルシュリンプを見ていたらすぐ脇の岩にお菓子のような可愛いウミウシも見つかる。

位置:アリ環礁中東部 POINT:Madivaru Corner 天候:🌁 水温:28℃

天気がかなり不安定になって来たけど、無事ラスドゥーに到着。ドーニが到着する頃には雨も止んで風もおさまって来る。エントリーしてすぐ目の前の棚上にブラックピラミッドバタフライの大群とムスジコショウダイの群をしばし眺める。イソマグロとすれ違いながら外洋に面した壁沿いに進んで行く。アケボノハゼを見ているとすぐ近くまで来た大きなグレーリーフがゆったりとターン。何度もやって来てはターンして行く。少し壁沿いに進むと6匹のグレーリーフシャークが壁沿いにグルグル同じ所を回っている。砂地に進みドラキュラゴビー。この間見つけたナンヨウハギの子供はまだ同じ珊瑚にいたけど、珊瑚の隙間に逃げ込んだナンヨウハギにゲストが接近し過ぎ。どんなに見たくてもそれじゃ絶対出て来ないよ。最後に大きなギンガメの群に出会って、てんこ盛りのダイビング終了。


9/3/09 第5日目
位置:ラスドゥー環礁 POINT:Rasdhoo Madivaru 天候:🌁 水温:28℃
海底の見えないまだ暗い海を降りて行く。15m過ぎ、取りあえずビデオの電源を入れて、20m過ぎメニューを開いて、25m過ぎホワイトバランスを取ろうとした左手側から2頭のハンマーがこっちに向かって来る。早すぎる登場。慌ててベルを振る。2頭のハンマーは遊ぶように一緒に泳いでいる。クルリと回ったり上がったり降りたり。流れに逆らって進むハンマー。置いて行かれないように必死でついて行くダイバー達。又クルリと回るハンマー。✌

位置:北マーレ環礁 POINT:Lions Head 天候:☀ 水温:28℃
今日はドーニのトラブルで未消化の1本も潜るので4本目まである。2本目は北マーレ南端のヴァドゥーチャネル沿いのポイント。透明度がグンと上がり普段は見えない深い場所も透けて見える。ブルーの中を漂うのが気持ちいい。
大きなナポレオンが斜面沿いに人間を避けるように距離を取って泳いでいる。斜面で岩に化けているつもりのアカマダラハタがいたけどゲストの急接近にロケットスタートで逃げて行く。トップリーフのブラックピラミッドは大量で澄んだ水といっぱいの日差しで印象深かった。

位置:北マーレ環礁 POINT:Lankan Reef 天候:☔  水温:28℃
今日もウネリが強い。透明度もさっきのダイビングの後だけに一層汚く感じる。クリーニングロックに着いてもなかなかマンタは出ない。根の上を更に上がりながら通過して行くマンタがいる。これは戻って来なかった。根の南側のチームから合図が聞こえる。濁っていてどこに誰がいるのか見えない。当然、何を見て鳴らしているのかも分からない。取りあえず急いで行ってみると遠ざかったり戻ったりしているマンタがいる。南の根でいったんクリーニング体制に入るけど何か気に入らなかったのかスーッと去って行った。

位置:北マーレ環礁 POINT:Potato Reef 天候:☀ 水温:28℃
ジンベエを追いかけて、ハゼポイントは一度も寄れなかった今週。最後くらいはマクロも見てみよう。馴染みのトールフィンの巣穴へ一気に向かう。意外にみんなぴったり張り付いて砂地に腹這い。近くで他のハゼも探してみよう。何故かサイズが倍は違う2匹のドラキュラが一緒に暮らしている。もう1匹トールフィンがいたけど、ハゼに急接近するゲストに勢いに驚いたんだろう。穴に入ってしまった。砂地を越えて根の反対側に向かう。久しぶりに覗いてみるとまだ同じ穴にフルムーンゴビーがいた。でも、ハナダイが騒ぎ過ぎてフルムーンは穴の奥に消えてしまった。












モルディブ どこでも大物の予感

2009年9月5日(土)

      

 昨日はサファリ最終日、9日間と10日間コースのお客様3名とのんびりダイビングでした。

 1本目、2本目とも、その場所ではベストと思われる程度に流れ、魚もごちゃっとかたまってくれていました。

 
 3本目は FURANA NORTH と呼んでいる、フルムーンリゾートの外洋がわに面したポイントでした。

 空港島から約20分、おだやかなポイントです。 


 入ってみると透明度はあまり良くないものの、何か出るんじゃないかと思わせる、ステキなインカレント。 実は予想はアウトカレント。

 インカレントとは、外洋から環礁のなかに向かって潮が流れること。


 流れに乗っていくと、まずは大きめのナポレオン発見。

 しかし、ダイビング6日目ともなると、みんなナポレオンには食いつかなくなる。 可哀想なナポレオン。 もう逃げなくていいよ。

 さらに進むと、目の前に二枚のマダラトビエイ。 かっこいいー。

 その後ネムリブカが何匹か現われ、それ以降大きい魚は現われなくなってしまいました。


 そろそろ流されて上がろうかな、と思ったら、頭上付近でダイビングドーニがブンブンとエンジンをふかし始めました。

 水面から何か見えたのでしょう、私に合図を送ってくれているようです。

 何だろうとキョロキョロ周りを見渡すものの何も見えてきません。 

 頭上を見上げながらキョロキョロしすぎて、首がつりかけたときでした、

 
 「キュイーン、キュイーン」

 
 イルカの声だー!

 どこだー?

 
 見つけたー!

 みんな、こっちこっちー。

 すごい量のマンタです。

 あれ、マンタ? マンタポイントはもうちょっと北ですよ。


 一つのグループが10枚以上のマンタから成り、そのクループがいくつかあります。

 興奮しすぎてエアが無くなってきました。

 興奮覚めやらず、急いでドーニに上がりスノーケルで飛び込みます。


 何十枚いたのかわかりません。 一面マンタでした。

 
 来週は何が起きるのでしょう。

 それを見逃さないよう、首がつるほどキョロキョロし続けます。



 

 

2009年8月28日現地ログ

2009年9月1日(火)

8月28日 ダイブサイト:サンセットファル 天気:曇り🌁 気温:30度 風:弱い
水温:29度⬆🎵 透明度:15m 流れ:弱い


3日ほど天気が崩れていましたが、今日は風もなく晴れ間⛅も見えます。
今年の雨季は、去年よりも雨🌂が多いように感じます⚠


今日はDIVAから2番目に近いポイント、サンセットファルに行って来ました🌷
このダイブサイトは10年ほど前に沈められた、小型の沈船があるポイントです。
とりわけ大きな沈船ではないので、リーフダイビングの途中でぐるりと沈船の周りを回り
リーフに戻ってダイビングを続けます。


今日はトップリーフでエントリーし、右肩にリーフを流してダイビングです。
ダイビング開始後5分後に遠くのほうでイーグルレイを見つけ、その後10分後に沈船までたどり着きました。沈船の下のほうで、ハナミノカサゴが流れに乗ってゆらゆらと泳いでおり、小型のカスミアジが20匹ぐらい沈船の上でハンティングをしています。

昔はこの沈船の横で、3Mのギターシャークを見たものですが、最近は出ていません。

ぐるりと沈船を回り、リーフに戻ると、リーフの上で、タイマイ(ホークスビルタートル)をみつけ、
さらにいくと、キンギョハナダイがいっぱい群れている岩がいくつかある場所にたどり着き、
いつものように、カサゴを探します。いつもだいたい同じ場所にオニカサゴが隠れており、同じものを3年間一緒の場所で見つけています😄
ダイビングの最後のほうで、大きなまだらハタが2匹クリーニング中で、私たちの出現にびっくりし、岩にすぐ隠れてしまいました。

じんべえ情報ですが、ここ1週間ほどジンベエを発見できていません😱
先週は1週間のうちで7匹見ることができたのですが、今週は何度か、ジンベエの出やすいポイントに出かけましたが、発見ならずです😭


木野村りさ

2009年8月23日~29日モルディブサファリログ

2009年8月31日(月)

今週はジンベエ・マンタ・ハンマー3冠達成✌

8/23/09 第1日目
位置北マーレ環礁 POINTMaagiri Rock 天候☀ 水温28℃


 前の2週とはがらりと変わって晴た空。青い空と穏やかな海が帰って来た。
海の中も光が入っていい気持ち。潜降して行くと1人耳抜きに時間が掛かるのか降りて来ない。時間稼ぎに近くの岩場で固有種のベラ、レモンメレンゲラスを見る。よく見ると回りにはイシヨウジウオ、チークドパイプフィッシュなどヨウジウオが何匹もニョロニョロ這っている。
ゆっくり斜面を下って行くと頭上をイソマグロがゆっくり旋回して行く。

位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☀ 水温28℃

 大きな波が上がっている。ダイビングのポイントではなくサーフィンのポイントみたい。
大きくうねる水中はまき上がった砂などの堆積物のせいで透明度も悪い。
斜面沿いに進むとタイマイがウネリに揺られてフワフワと漂っている。すぐ側にもう1枚。
更にもう1枚。3枚並んでウネリに乗ってフワフワ揺れる。
クリーニングロックに着くとその周りは深い方も浅い方もダイバーでいっぱい。
ロックの反対側が見えないくらい濁っている。先に着いたチームはロックの周りを漂うマンタを1枚見られたらしい😰

位置南マーレ環礁 POINTGuraidhoo Corner 天候☀ 水温28℃

 午後になっても晴れている。これはもう天気の心配はしなくていいのかな。
インカレント、でも透明度はあまり良く無い。流れのもっと緩い沖側を降りて行くと2枚のマダラトビエイがぴったり並んで泳いで来る。ドンドン近づいて来る。反対側からは大きなイソマグロがまっすぐこちらに向かって来る。
ほとんど同じタイミング上をマダラトビエイが、下をイソマグロの編隊が通り過ぎて行く。
根待ちを始めると、グレーリーフシャークとホワイトチップが4〜5匹周りをうろついている。でも、最後に外海に面したトップリーフまで上がって来るとカスミアジが大きな群を作っていて、グレーリーフシャークとホワイトチップも近くで見られたよ👌

8/24/09 第2日目
位置南マーレ環礁 POINTMedhu Faru 天候☀ 水温28℃


 ゆったりとインカレント。環礁外側の海へエントリー。深場の棚に大きなマダラエイがいた。
深めのオーバーハング沿いを進んで行く。アケボノハゼのカップルがいた。
2人のゲストがアケボノハゼに張り付いている間、オーバーハングの上側で間近を泳ぎ回るホワイトチップに囲まれていた。チャネルの内側に向かってドリフトして行くと大きなグレートバラクーダがスーッと泳いで行く。
しばらくすると又同じ個体らしきバラクーダに会う。更に進んで行くと僕の真後ろ、みんなの目の前をわざわざ泳いで行くバラクーダ。人が好きなのか。
深めのアケボノハゼで始めたのでちょっと早めにリーフの上側を泳ぎだす。ちょっと遠かったけど大きなロウニンアジの群が前方に見えた。
  
 ジンベエサーチその1🍀

 前には他の船は全然見当たらない💦アリ環礁南部のディグラ島からディドゥ島まで探してみたが何も無し。折り返して進んでいると船が固まっているのが遠くに見える。
きっとあそこにジンベエが出ている。他にいないか見ながら船を進める。すごく遠かったけど小さめのジンベエはスノーケラーを引き連れてまっすぐこちらに向かってくる。船の上から白い点々模様も見えた。これは簡単、飛び込んで待っていればジンベエが来るんだから。ボートの真横をジンベエが通過して行く。船尾に行ってみるとまだフィン履いてない人が何人もいる。
でも、もうジンベエは目の前、とにかく行ける人はジャンプ🎵ちょっと小さめ5m弱の可愛いジンベエ。明るい海の中をゆっくり進んでくれて、遅れていた人もなんとか全員見られた様子。20分程泳いだ所でダイバー達が飛び込んで来てジンベエは潜って行ってしまった💨


位置アリ環礁南部 POINTDhigurah out 天候☀ 水温29℃

 ドーニに乗り移ってダイビングの準備。棚の落ち際に沿ってドーニを進めて行く。
15分程でジンベエ発見🎵急いで屋根から降りて準備ってここでもまだウエット着てない人がチラホラ。エー間に合わないよ💦とにかく急いで準備している所に反対からやって来たドーニが気付かずジンベエの上通過。暫くジンベエを見失う。器材付けたまま海を睨んでいるとドーニの横に上がって来るジンベエ発見。ジャンプ🎵すぐに潜ってジンベエの追跡に入る。後からドンドン追いついて来るダイバー達。
少し沖に逃げたジンベエはうまい具合に小さくターン。ダイバーの中心にジンベエが入る。始はみんな一所懸命ジンベエに合わせて泳いでいたけどその必要は無くなった。
みんなの吐く泡をプランクトンと勘違いしたジンベエは上がって来る泡目掛けて行っては戻ってくる。これ楽でいいな。近めでカメラを構えたゲスト、泡の吐き具合なのか白フィンのせいなのか、なんか臭うのか?ジンベエはまっすぐ一人のゲストに着いて行く。頑張って逃げながらも正面から撮るレアなチャンス。
30分も付き合ってくれたジンベエ、感謝です😃



位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri out 天候☀ 水温29℃

 広く白い砂地にホワイトチップが何匹も転がっている。青い水と白い砂、射込む光りの中壁沿いにドリフトして行く。広々とした気分で気持ちいい。リーフに頭を突っ込んだタイマイがウネリに煽られてリーフから生えた甲羅がユラユラ揺れている。今度はレオパードシャークを発見。別に誰も急接近した訳じゃないし、まだ近寄り過ぎって程でもなかったけどいきなりロケットスタートで逃げ出すレオパードシャーク。暫く後に真後ろから再び搭乗したのは驚いた。
泳いで来たレオパードはそのまま斜面を上がり始め水面スレスレを泳いで行ってしまった💨

8/25/09 第3日目
位置アリ環礁南部 POINTBoduFinoluThila  天候☀ 水温29℃


 外洋の深場の砂地に盛り上がるコーラルリーフを目指し斜面を降りて行く。マダラトビエイが1匹ひらりと泳ぎ去る。続いて2匹通過して行く。
ティラの上には群れていない。今日は固まりが無いのかなと思ったらもっと深く落ちて行く斜面沿いに10枚のマダラトビエイが群れて泳いでいた。

位置アリ環礁南東部 POINTKudarah Thila 天候☀ 水温29℃

 周りまでボッと黄色く染まる程たっぷりヨスジフエダイの群れる根の真ん中にたどり着く。流れの上手に向かって前進。
クマザサハナムロ達が少し上、少し根から離れて固まっている。周りをうろつくカスミアジとイソマグロとロウニンアジ。ちょっと粘って待ってみるとカスミアジとロウニンアジが猛然とクマザサに襲いかかる。一斉に逃げ出す魚達の起こす振動がボゥっと水をうならせる。

位置アリ環礁中西部 POINTReethi Thila 天候☀ 水温29℃

 意外に強い潮辺りになっていた。大きな根に当たる潮が2手に別れる。南に向かう流れに逆らい壁にぴったりくっ付いて流れから身を隠しながら流れの向きが変わるまで頑張って前進。根の北面を流れて行くカレントに乗って流して行くと下にオオメカマスの大群が見える。
イソマグロとすれ違い、下にグレーリーフシャークを見ながら流れて行くと大きな口を開ける壁の穴に大口開けたグレーリーフシャークが歯を剥き出しにしながら変な動きをしている。もしかしてクリーニングですか。歯は大事だもんね😁

8/26/09 第4日目
位置アリ環礁中東部 POINTFish Head 天候☁ 水温28℃


 3番手にエントリーして根に降りて行くと先に降りたチームがもうナポレオンと遊んでいる。人懐っこいここのアイドルは一人一人のダイバーに近寄って挨拶しているようだ。そのすぐ側でフュージュラーの群の下を大きなグレーリーフシャークがゆっくりと泳いでいる。みんなはそんな事は関係なくナポレオンと遊んでいる。根の上の大きなタイマイは周りの事は無視してご飯中🍙でした。

位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候☀ 水温28℃

 根をグルリと回りながら流れの上手を目指して行く。今年はホウセキキントキが増えて大きな群を作っている。
白っぽい海底に合わせているのか赤い色をほとんどみんな消している。
今日は越えで少し脅かしてみた。側まで行ってアーって大声出して見ると段々真っ赤に染まるキントキ君。ちょっとしか変わらなかったな😢
今度は太鼓を持って来よう。期待のイソマグロとグレーリーフはそれなりにいるんだけど今日は遠慮がちな泳ぎ方で目の前にぐっと寄って来てくれない。

位置アリ環礁中東部 POINTMadivaru Corner 天候🌂 水温28℃

 外洋に面した壁沿いを進んで行く。すぐ前にマウルーフチーム。マウさんのベルが鳴り腕を大きく広げてヒラヒラさせている。
マンタかなってみんなも思ったらしい。近づいたらマダラトビエイが10枚程群れていた。しかもこっち向きだ。まずい、慌ててゲストのみんなを壁際に戻す。泳ぎ回らず壁にぴったりと止まっているとノンビリした動きでマダラトビエイは目の前を通過して行った。みんなの素早い反応に感謝。根沿いに進んで行くとあっちこっちにばらけてギンガメが群れている。一応内側も見に行ってみたけどこの間いた大きなギンガメの固まりは無かった。

8/27/09 第5日目
位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☁ 水温28℃


 他のチームともペースを合わせ少しゆっくり目に潜降。深場はとても暗く透明度も良く無い。下の方に何かゆらゆら揺れるシルエットが見えるけどもしかしてハンマーなの?暫くユラユラを目で追っていると不意に上がって来てハンマーヘッドのお姿登場。ワーワーとみんな頑張って泳いでいるけどどうも今日のハンマーは逃げている感じがしない。上から見ていると同じエリアを行ったり来たりしているのが分かる。6匹のハンマーが輪になってグルグル回ってりしている。ノンビリ一杯見られたけどヤッパリ写真は難しい。



位置北マーレ環礁 POINTLankan Reef 天候☁ 水温28℃

 天気は昨日の夕方から崩れ始め、深夜には3度も強風と強い雨に船を揺すられた。北マーレに帰って来ても晴れず前回よりマシだけどウネリは相変わらず大きい。クリーニングロック周りで根待ちに入るけど何も出て来ない。
モブラが4枚編隊組んで上を泳いで行った。沖よりの上の方をもう1枚大きめのモブラが泳いで行った。このままずっと待つか他のロックを見に行くか思案のしどころ。どっちにしろ最後まで下側にはいられない。斜面登ったら強いウネリが待っている。少し浮いて流れに乗って行こう。この後ロックの北側で待っていた的場さんの所は1枚通りすがりのマンタを見た人もいた。1ぐらいいた。

位置北マーレ環礁 POINTPotato Reef 天候☔ 水温28℃

 最後は雨の中の出動。海底を睨みつつトールフィンシュリンプゴビー探し。初めに見つけた子はあっさり引っ込まれて誰にも見せられなかった。
ドラキュラシュリンプゴビーがカップルでホバーリングしている。白い砂の領域が又変わっている。次に見つけたトールフィンはゲストの来る直前でトラギスに襲われかけてピュッと穴に隠れてしまった。ついて無い😢
ゲストには穴を見ていてもらって近くで他のトールフィンを探してみるが全然ない。1周りで戻って来るとしっかり出ている。すぐ側の石の上に又トラギスが来て狙っている。行くな、行くなと祈ってたけど又攻撃。でも今度もトールフィンは出て来てくれた。意外と敵が多いんだな。今度はベラに襲われてるけどベラには強気な戦う姿勢を見せてくれてヒレがバサッと開いてビデオ向きだった。
 翌日のスノーケリング、ダイバーをエントリーさせてからみんなとプカプカやっているとキャーって悲鳴。溺れたのかと思ったらマンタが出て来た。水面近くで大口開けてご飯中の大きめのマンタ。最後にはっきりと姿を見せてくれてありがとう🎵


2009年8月16日~22日モルディブサファリログ

2009年8月24日(月)

8/16/09 第1日目
位置北マーレ POINTLankan Reef 天候☔ 水温28℃


 先週からの悪天候を引きずって強い風と荒い海、しかも☔まで降っている。寒い感じの空模様。
日差しの無い濁り気味な水中は薄暗いけど、澄んだ水のマンタポイントよりずっといい。
クリーニングロックに辿り着き、モルディブアネモネフィッシュやエヴァンスアンティアスを見て時間をつぶしながらマンタ待ち。
なかなか来ない😢リーフ沿いに探しに行くか、待つか。長待ち覚悟で少し浅めの斜面の途中に移動。
カンカンと的場さんの合図の音。まだ見えない、まだ見えない。向こうのチームの頭上を越えて1枚マンタが見えて来た。
止まれの願いが届いたのか、クリーニングロックの上をゆったり旋回するマンタ。

位置北マーレ POINTLion’s Head 天候☁ 水温29℃

雨は止んだけど雲はまだ厚く空を覆う。北マーレと南マーレの間のヴァドゥーチャネルに
面した壁沿いのポイントは透明度が高く気分爽快。壁沿いにパウダーブルーサージョンが小さな固まりを作っている。
壁沿いに進んで行くと深い方からマダラトビエイがやって来た。
喜んだのは一瞬でトビエイは急旋回して沖側に消えて行ってしまった。
トップリーフのエッジ周りにはブラックピラミッドバタフライが大量に群れていた。

位置ラスドゥー環礁 POINTMadivaru Corner 天候☁ 水温29℃

揺れて揺られてボートは進む、北マーレ環礁を横切り、外洋を3時間程走り、ラスドゥー環礁に辿り着く。
透明度の良い外洋側の壁沿いに降りて行けばイソマグロがピュー。
アケボノハゼを見ているとじっと動かないゲストのすぐ上をグレーリーフシャークが通り過ぎる。
大きなナポレオンもやって来た。誰も急接近をしないからナポさんもノンビリと構えている。
外側から内側の砂地にドラキュラシュリンプゴビーを見に行く。白い砂地に生える小さな珊瑚の上に小さなナンヨウハギが2匹潜んでいた。
チャネル側に向かって尾根を越えようとしたその先には視界を埋めるギンガメの群。ここまで大量なのはこっちに来て初めてかもしれない。
アウトカレントに乗りつつ群の真ん中を通過して行く。
流されて来る大きな固まりにはギンガメも注意を払わないのか逃げようともしない銀色の群の中をノンビリ通過。


8/17/09 第2日目

位置ラスドゥー環礁 POINTRasdhoo Madivaru 天候☁ 水温29℃


日の出前に行動開始。相変わらず曇っているけど南西には少し晴れ間も見えている。
肌寒い風の中を外洋に向かってドーニは進む。そこそこに暗く、そこそこに濁る海。
壁無し底なしの外海を、深場を見下ろしながらゆっくり進む。
10分程経過、右、やや後ろ気味にハンマー発見🎵
合図を出してハンマーを見ていると的場チームに向かって逃げ始める。
追いかけてみるけどハンマーのスピードには勝てる訳が無い💦

位置アリ環礁北部 POINTKalhu Thila 天候☁ 水温29℃

 やや流れに押されて根のトップに入ってしまった。
側のエッヂには的場チームと外人チーム。降りて行く場所が無い、
仕方ないから頑張って流れに逆らって進むと前方の棚の落ち際にグレーリーフシャークとホワイトチップがグルグル回っている。
ホウセキキントキの群を見下ろしながら降りて行くとツバメウオの大群に囲まれる。
クマザサハナムロの群を見ながら合わせて動いて行くとイソマグロの群がすぐ側を何度も通り過ぎる。
下からはサメサメサメ。クマザサとアカモンと濁り気味の水。そこから急に飛び出して来るサメと大きなイソマグロ。
あっちだ、こっちだ合図出すのも疲れる程に、飽きる程にイソマグロ✌

位置アリ環礁中部 POINTFish Head 天候☁ 水温29℃

 2本目辺りから雲が段々薄くなって来た。少し明るくなった水中へ潜降。
エントリーにどうしても時間が掛かってしまうのか又しても流れの上手には届かず、根に辿り着くと中程を過ぎていた。
横に水を黄色く染める程に密度良く固まったイエローバックフュージュラーを見ながらリーフ沿いに上手に移動して行く。
後からハンマーヘッドの音がブイブイと鳴る。今日もヤッパリ後からやって来たナポレオン。なぜ後から近づくのが好きなんだろう。
少し愛想が無いなと思ったら小さいナポレオンが近くでお食事🍙。2匹で追いかけっこを始める。
ここでもツバメウオの大きな群に出会う。普通ここまで固まらないけど今日は2回も大きな固まりに出会った。
流れに乗りつつイエローバックの群の中に入ると大きなロウニンアジが邪魔だとばかりに睨んで来た。

8/18/09 第3日目
位置アリ環礁南部 POINTReethi Thila 天候☁ 水温29℃

 昨日は夕方から天気が崩れ雨。今朝も明け方に土砂降りの雨が来る。風は相変わらず強く、ポイントまでの移動には横風、
横波を受けながらなのでかなり揺れる。砂の斜面沿いに降りて行くと20m過ぎでトールフィンが見えた。
まだ、7mくらい離れている。慌ててゲストにストップかけて、砂地をジリジリ接近して行く。
みんな見る事はできたようだけどカメラの接近にトールフィンゴビーはあっさりと穴に入る。ドラキュラゴビーもすぐに見つかる。ラッキー🎵
斜面沿いに進んで行くとオオメカマスの群が登場。キラキラ光りながらみんなを追い越して行く。
そろそろ棚上に上がろうとしていたらかなり浅めの壁の小さな穴の中にピューっと動く何かが横目に見えた。
まさかと思いつつ覗き込んでみるとフルムーンゴビーの白いからだがヒョロヒョロと穴の天井を移動していた。

  ジンベエサーチその1🍀
 重そうな黒い雲と強い風の中ジンベエサーチが始まる。遠目に見えるドーニに動きが有る。急いで駆けつけるけど間に合わず、海賊失敗。ジンベエは潜ってしまった後だった。

位置アリ環礁南部 POINTHoliday Out 天候☁ 水温29℃

 一番南側のエリアは強い風が吹き抜け、隠れる島影も無い。波が段々大きくなり内海につながるチャネルに避難してドーニに乗り換える。
器材を準備しながらジンベエを屋根の上から探していると、真っ黒い影発見。大急ぎで準備したけど、どうやら間に合わなかった。
時間もないのでそのままダイビング開始。砂地に大きなマダラエイが見える。フュージュラーの大きな群を何度も通過して行く。
又砂地にエイが見えて来た。今度はシッポが白いから、マングローブウィップレイだろう。ジンベエは出なかったけど結構楽しいダイビングだった😄
  
ジンベエサーチその2🍀
 
ボートに戻って波を避ける為に東より移動。風や波を島とリーフが遮って切れているから一応静かな海。
ほんの10分少々の距離だけど全然違うコンディション。でも、ジンベエの姿が無いのは一緒。大きな黒雲が接近して来て雨としぶきで島が見えなくなる程の雨量。これはもう無理だね😢


位置アリ環礁南部 POINTDhigurah out 天候☁ 水温28℃

雨が降っても水中は穏やかなもの。チーム並んで広がってジンベエを探して行く。沖の中層を流して行くけど今日は空振り⬇

8/19/09 第4日目
位置アリ環礁南東部 POINTKudarh Thila 天候☀ 水温29℃


 ちょっと流れが有ったけどなんとか無事に深めの根に辿り着く。ヨスジフエダイが壁のように群れるオーバーハング下を泳いで行く。
ヨスジの群は根のいたる所で見られるからほっておこう。狭いトンネルの中に大きなアカマダラハタが2匹。強いライトを浴びてしばし動きを止める。
ヤギの中の大きなクダゴンベのカップルはカメラの接近にあっちの枝からこっちの枝に右往左往。
モルディブアネモネフィッシュのコロニーでは流れに逆らうクマノミが前だけ向いて忙しくヒレを動かし続けている。

 ジンベエサーチその3🍀 

最後のジンベエサーチ。波の無い東側を行ったり来たり。途中でここまで一番の日差しが指して来て久しぶりに☀のぬくもりを感じる。
空を見ると大きくV字型に黒雲が避けて日が出ているだけ。晴れているのも一時だけだろう。
今のうちにと目に力入れて海面を睨むが影は浮かんで来なかった。あまりにもはずれっぱなしなので波を覚悟で最後は南部をサーチ。
それでもジンベエは出て来ない😭

位置アリ環礁南部 POINTMaamigiri Out 天候☁ 水温29℃

 本当に最後のチャンス。ジンベエサーチダイブにかける。海底に大きなマダラエイが2匹、砂をかぶって並んで休憩中。
ズンズン進んで行くと沖側の砂地にレオパードシャークが寝ている。すごく久しぶりのレオパード。取りあえずここは止まろう。
レオパードを撮影しているゲストの上に大きなグレートバラクーダが接近。絶好の撮影チャンスだったけどびっくりしてシャッター切れなかったらしい。最後に壁上にマダラトビエイも登場してくれてジンベエが出なかった事以外はとても良いダイブだった🎵でも、ダイビングの後は又も土砂降りの☔

  ジンベエサーチその4🍀

 なんと、最後のつもりだったけど、サーチで頑張り過ぎて少し時間を押してしまったのと天候がドンドン悪化しているので環礁を渡れなくなってしまった。
昼ご飯にして雨が止むのを待っていたけど、なかなか止まない。少し降り方が弱くなった所で一応探してみたけど、偏光レンズに付く水滴で視界は妨げられて、よく見えない。風雨で体は冷えきって行くばかりで結局、何も無し😢

位置アリ環礁南部 POINTAri Beach out 天候☀ 水温29℃

 ここまで何も無いと流石に弱気になる。実際潜ってみてもプランクトンは余り無い。壁沿いに降りて行くと大きなイソマグロが8本ぐらい群れて壁沿いを通過。しばらくしたら又同じ編隊が反対向きに泳いで行く。
壁沿いには色々なリーフフィッシュが見られ、メニーバンドパイプフィッシュやイエローティアドロップバタフライなどインド洋産の魚も多い。ジンベエはいない💦

8/20/09 第5日目
位置アリ環礁南部 POINTVilamendhooThila 天候☁ 水温28℃


 今日は絶対に環礁を渡らなければならない。朝早くからボートを北に動かして少しでも南マーレよりのポイントで1本目を潜る。
潜降してすぐに沖側にグレートバラクーダが登場。深めの小さいオーバーハングでインディアンバタフライを観察。
外洋を見ながら泳いでいると大きな個体のギンガメが少し群れている。外洋側のリーフを見下ろしながら流して行くと砂の溜まった棚に大きなマダラエイがいた。グルリと根を廻って内側に出る。根から少し離れた下の方にマダラトビエイが見える。よく見ていると回りにも何匹か泳いでいる。
子犬がじゃれ合うように、追いかけっこ下もするように遊んでいるマダラトビエイ。上がって来いよって言ってみた。上がって来た。びっくり👊

位置南マーレ環礁 POINTGuradhoo Corner 天候☁ 水温28℃

 ドーニに乗り移りチャネルを進んで行くと流れがいい。期待値が上がる。浅い棚上に行けば流れはもっと速くなる。
引き込まれないように沖側に向かって泳ぎながら潜降。流れが壁に沿って横に向かう流れに乗ってコーナーを目指す。
下に見えるナポレオン、クマザサの大きな群とロウニンアジ、流れに乗りつつ通り過ぎて行く。壁がグッと深くなる辺りでマダラトビエイが4枚、編隊組んでホバーリングしている。外人チームが寄って散らしそうになったのは焦ったけど、トビエイは少し深場に移動してホバーリングを続けてくれた。
御陰で根待ちしている間はほとんどずっと目の前で見る事ができた。近くにホワイトチップ、遠くにグレーリーフシャーク。
頭上に大きなイソマグロ。流れに乗って深度を上げながらチャネルに入ってくと大きなナポレオンがボーッとしている。

位置北マーレ環礁 POINTHeart Giri 天候☁ 水温28℃

 最後はノンビリ浅いトップを持つ根でリラックスダイビング。シモフリタナバタウオは暗がりが好き。みんなの接近に早々に気が付いてゆっくり穴の奥に逃げて行く。クダゴンベはヤギの中に隠れていた。
上の方ではハナタカサゴの群がスーッと移動して行く。メニーバンドパイプフィッシュもリーフの小さい穴の中で潜んでいる。ベンテンコモンエビは素手だと少しクリーニングしてくれる。レッドラインピグミーゴビー、ベニハゼの一種だけど久しぶりに見たな。浅場の枝珊瑚の隙間にヒレながハギの幼魚が住んでいた。
 
悪天候にめげずに和気あいあいだった、みんなが帰って今日は土曜日。空は青く。風は少しひんやりと穏やかにふいている。みんな、今日は嫌みな程にいい天気だよ😊



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