♫第20弾♫ 2018年GW お勧めツアー ~インドネシア ワカトビ~

2018年4月5日(木)

皆さん、こんばんは🌃
今日も汗ばむ陽気ですね。
なんでも初夏の気温ぐらいあるそうですよ~❣❣
さてさて今週末はマリンダイビングフェア。
土曜日はお天気は少し崩れそうですが、今年も恒例ブースを出して皆様をお待ちしておりますので
是非遊びに来てくださいませ。
今ブログリレーでご案内しておりますgwのツアーもラストミニッツでお得情報あるかも?!
 
さて本日はワカトビのご紹介です。
ワカトビは・・・・・
「どこからも遠く離れている」「手付かずのサンゴ礁」「ラグジュアリー」「心からのおもてなし」「エコ・フレンドリー」「ユニーク」・・・
このような言葉は、ワカトビダイブリゾートを訪れたお客様がコメントする言葉の一部です。

1. 都会の喧騒から遠く離れたワカトビダイブリゾートは、五つ星のリゾート設備と美しい海の両方を兼ね備えている、世界でも最高のリゾートのひとつとして評価され素晴らしいサービスを提供しているということで、トリップアドバイザーよりCertificate of Excellence 2013を受賞したリゾートです。
一年間で、旅行者達から非常に高い評価を獲得したことにより与えられるこの賞は、限られた施設にのみ贈られるものでそれを取得できたリゾートなのです。


写真提供:Didi Lotze ©

ワカトビダイブリゾートは、ハイクオリティのサービスと快適さを提供するだけではなく、地球上で最も生物が集中するとされるエリアでのダイビングを満喫できる、世界クラスの隠れ家。



写真提供:Shawn Levin ©

スラウェシ島の南東にあり、インドネシアのバンダ海の端に位置しています。
リゾートは、トゥカンベシ列島のトランドノ島の西側の海岸沿いにあります。
ワカトビと言う名前は、実はこのトゥカンベシ列島の4つのメインの島の頭文字をまとめたものなのです!
(北から、ワ:Wangi Wangi、カ:Kaledupa、ト:Tomia、ビ:Binongko)

玄関口であるバリ島からワカトビまでは、西へ約1,000キロの所にあります。
たくさんの小さな島が点在するインドネシアでは、空港会社がたくさんのルートを設けていますが、
ワカトビまで行くのには複数のフライトとフェリーを乗り継ぎ2日間半もかかってしまいます。
しかし、リゾートのある島の隣トミア島にはリゾート専用の滑走路があるため、バリから特別チャーター機を使うとたったの2時間半で到着することが出来るのです!専用の空港からリゾートまでは、ボートで15分程です。



手付かずで残る美しい自然や白砂のビーチがあるこの恵まれたロケーションは、サンゴや海洋生物が地球上で最も集中するエリアという理由から、ワカトビの創設者であるLorenz Maederによって選ばれました。



写真提供:Didi Lotze ©

 オーシャンフロントにあるリゾートからは、目の前一面に海が広がり美しい夕日が目の前に沈んでいきます。そして、すぐ前にはインドネシアで一番きちんと保護されている素晴らしいハウスリーフが広がるのです!

このエリアは、ナショナルパークとして保護されているのとワカトビの創設者によって作られた独自の海洋保護プログラムの両方によって保護されており、ワカトビの海洋保護プログラムは、リゾートの活動から得られる収入でサポートされています。



写真提供:Didi Lotze ©

 ワカトビのお部屋タイプには、オーシャンフロント・ヴィラが4部屋、オーシャンバンガローが14部屋そしてパームバンガローが8部屋あり、全てのお部屋はこの地域のスタイルを取り入れたクラシックな木造の建物です。
どのお部屋を選んだとしても、のんびりリラックスしたホリデーをお過ごしいただけるはずです!



写真提供:Didi Lotze ©(ワカトビのヴィラ)

 ワカトビのヴィラはリゾートで一番良いカテゴリーのお部屋で、島の北側ビーチ沿いの小高い岩壁の上にあります。この2ベットルームタイプのヴィラは、1部屋をラウンジとして贅沢にお二人でご利用いただくか、2部屋とも寝室として4名様でお使いいただくか選ぶ事ができるお部屋です。

4部屋あるヴィラのうち、2部屋には海を見渡せるプライベートのプランジプールが付いています。



写真提供:Didi Lotze ©(ワカトビのヴィラ1)

 全てのヴィラは、開放感とエレガントさをコンセプトに装飾されており、最高の快適さとリラクゼーションを提供いたします。



写真提供:Didi Lotze ©(ワカトビのヴィラ)

 ビーチ沿いに並ぶオーシャンバンガローは、ワカトビで一番人気の高いお部屋で、このタイプのお部屋もエレガントに仕上がっています。

アジアンスタイルを取り入れたアウトドア・シャワーがあることも人気の理由のひとつです!



写真提供:Didi Lotze ©(オーシャンバンガロー)

 ビーチに面したお部屋の目の前には美しい海が広がり、デッキには心地よい潮風が入り、のんびり過ごすには最適のバンガローです。



写真提供:Didi Lotze ©(オーシャンバンガロー)

バンガローは全て同じサイズなので、多くのリピーターのお客様はビーチ沿いではなく
南の島の木々に囲まれたパームバンガローを選ぶ方もいらっしゃいます 。熱帯の楽園をイメージさせるようなインテリアに大きなバルコニー、ハンモックもご用意しています。
また、パームバンガローにご滞在のお客様も、お部屋に備え付けのLANケーブルを使ってインターネットに接続することが可能です。



写真提供:Didi Lotze ©(パームバンガロー)

通常、遠隔地にあるリゾートでの食事にはあまり期待できませんが、ワカトビはそれを覆し見事なお料理を提供しています!
ワカトビにいらっしゃるお客様がご利用になる特別チャーター機で、新鮮な食材も頻繁に運ばれてくるため常にクオリティーの高いお料理をご用意しています。

ビーチサイドにあるリゾートのレストランでは、バラエティー豊かなお料理をブッフェスタイルでご用意しています。



写真提供:Wakatobi Dive Resort ©

 それぞれお食事はスープや前菜、日替わりのメイン料理、フレッシュフルーツ、デザートなどブッフェとは思えない、バラエティー豊かで品質の良いお料理をご用意しています。インドネシア国外でも働いたことのある経験豊富なシェフ達が、美味しくて体にいいメニューを作ってくれます。地元で捕れた新鮮なお魚は、お刺身やお寿司、インドネシアスタイルのバーベキューにして捕れたその日に調理してくれます。

ワカトビのシェフは、どんなリクエストにも快く対応いたしますので、特別な要望等ございます場合は、事前にバリのコンシェルジュスタッフまでお申しつけください。



写真提供:Wakatobi Dive Resort ©

 人気のあるサービスの一つとして、ロマンティックな夜を演出するためプライベート・ディナーがあります。これは、誕生日や結婚記念日、そして新婚旅行のカップルなど特別な機会を祝うのに最適なオプションです。



写真提供:Wakatobi Dive Resort ©

ダイビングはスキップして、バルコニーでのんびり朝を過ごしたいというお客様のために、アラカルトの朝食ルームサービスメニューをご用意しています。ご希望のお時間に、お客様のバンガローまたはヴィラまでお届けします!



写真提供:Didi Lotze ©

 ダイビングを一日楽しんだ後に、みんなのお気に入りの場所“ジェッティバー”でカクテルやビール、ワインなどお好きなお飲物を召し上がりながら、水平線に沈んでいく夕日を眺められるスポットがワカトビにはあるのです! 桟橋の先端にあるため、ハウスリーフのドロップオフもそこから見ることができます。ここから見る夕日は一生の思い出になるはずです。



写真提供:Wakatobi Dive Resort ©

 ワカトビのスパは、身体の芯からリラクゼーションできる静かなオアシスです。
きちんとトレーニングを受けたセラピストたちは、バリ式のスタイルと東洋と西洋両方のテクニックを詳しく知っているため、お好みのスタイルで癒やしてくれます。

このスパでは、バージン・ココナッツオイルをベースにショウガやローズマリー、ジャスミン、サンダルウッド、ラベンダー、イランイランなどのエッセンスを取り入れたオリジナルのオイルを使用しています。また、ボディマッサージだけではなく、フェイシャルやアロマテラピー、ホットストーンマッサージ、ボディスクラブなど様々なメニューをご用意しています。



写真提供:Didi Lotze ©

お子さま連れのご家族にもご利用しやすいダイブリゾートでもあります。
小さなお子さま連れのダイビングホリデーは実現が難しいとお考えかもしれませんが、そんなご心配は無用です。
ここワカトビでは、キッズクラブにてあらゆる年齢のお子さまの面倒を見させていただきますので、小さなお子様をお連れのお客様でもダイビングホリデーを思う存分お楽しみいただけます。また、インドネシア料理のクッキングクラスなど、お子様と一緒に楽しめるアクティビティもいくつかご用意しています。



写真提供:Didi Lotze ©

 ロングハウスと呼ばれるワカトビダイブリゾートのメインの建物には、ダイブセンターやカメラルーム、テクニカルまたはリブリーザーダイバーのセッティングエリア、ラウンジ、図書館、メディアルーム、ギフトショップなどがあります。また、このロングハウスのエリアでは無料でWiFiをご利用いただけ、ラウンジ内にはインターネットにアクセス可能なパソコンもご用意しています。




写真提供:Shawn Levin ©

 ワカトビダイブリゾートには豊かなサンゴ礁が広がり、多様な海洋生物が生息する環境の整った素晴らしい海として知られているため、色々な目的地がある中でも欧米で人気を集めています。

ダイビングやスノーケリングが、ワカトビではメインのアトラクションです!



写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns

 リゾートでは、14人のダイバーを乗せることができる24mの地元で造船されたダイブボートを使っています。
(14人乗せることができますが、通常は10〜12人です。)屋根付きで、広々としたベンチのあるこのダイブボートは、器材のセットや水面休息をとるのに十分なスペースがあり、中央にはカメラテーブルやカメラ専用の水槽、ダイブタオルがあり、後方にはお手洗い、予備の器材、緊急用酸素など必要なものが全て揃っています。

ハウスリーフでダイビングまたはスノーケリングをするお客様のために、タクシーボートも運航しています。



写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock

ワカトビの経験豊富なダイブスタッフは、 皆様にダイビングをお楽しみいただけるようダイバーのレベルに合わせるだけではなく、個人的なニーズにもお応えできるよう努めています。

珍しい生物を教えてもらいたい、中性浮力をマスターするポイントを教えてもらいたい、水中写真のモデルになって欲しい、または写真を撮る時のサポートをして欲しいなどのリクエストにお応えするため、ワカトビではプライベート・ダイブガイドのサービスをご用意しております。専属のガイドとプライベートでじっくり潜る事ができます!



写真提供:Didi Lotze ©

23. レアな生物も割と頻繁にワカトビの海で見ることができ、まだ識別されていない新しい種が見られることもあります。マクロ好きなダイバーにはたまらないこのようなオオマルモンダコも、ハウスリーフで見ることができます。ハリメダゴーストパイプフィッシュを観察しているとカンムリブダイが奥を通り過ぎたり、ピグミーシーホースを観察しているとロウニンアジが通り過ぎたりと、水中では思いがけない出来事の連発です!

ワカトビのダイブガイドは、それぞれの生物の生息地を知っているため、サンゴ礁に隠れた生物や珍しい生物を簡単に見つけることができます。もし、見たい生物がいたらリクエストしてみてください!



写真提供:ワカトビゲスト Doug Richardson

 リゾートの周辺には40以上のダイブサイトがあり、多種多様な生物を見ることができます。このエリアには600種以上のサンゴ、そして3,000種以上の魚が確認されており、この他にも様々なエビやカニ、タコ、イカも生息しています。



写真提供:ワカトビゲスト Mark Snyder



写真提供:ワカトビゲスト Allan Saben
 
ダイバーのみならず、ハネムーンの方やファミリーにもオールマイティーに満足いただけるリゾート。
それがワカトビです。
是非遊びに訪れてみてください。
ワカトビの虜になること間違いなし!!!
 
 

夢に描く場所

2014年3月14日(金)

どんなに素晴らしい写真や言葉を持ってしても、ワカトビで過ごすドキドキワクワクが続く素晴らしい日々は表現する事はできません。しかし、ワカトビにいらしたゲストの写真をご覧いただくと、リゾートでの素敵な日々をイメージいただけるはずです!

と言うことで、これから数分日常の煩わしさを忘れ、リラックスしながら写真をご覧いただきパーフェクトな一日を想像してみてください。



どんなに素晴らしい写真や言葉を持ってしても、ワカトビで過ごすドキドキワクワクが続く素晴らしい日々は表現する事はできません。しかし、ワカトビにいらしたゲストの写真をご覧いただくと、リゾートでの素敵な日々をイメージいただけるはずです!

と言うことで、これから数分日常の煩わしさを忘れ、リラックスしながら写真をご覧いただきパーフェクトな一日を想像してみてください。


写真提供:Warren Baverstock




私達がリゾートに到着して間もなく、ワカトビが所有するペラジアン号が目の前を通り抜けていきます。あんな豪華なクルーズ船でダイブトリップできるなんて・・・。


「今まで見たいと思っていた、ほとんどのマクロの世界をここで観ることができました。ペラジアン号の豪華な設備、おいしい食事、クルーの気配り、そして何よりも素晴らしい海の環境、全てにおいて大満足なダイビングクルーズになりました! ありがとうございました。」 

神代 昌計 2013年3月

写真提供:ワカトビダイブリゾート




熟睡し目が覚めると、活力に満ちた一日の始まりです。

バンガローから裸足で目の前のビーチに向かい、透き通った水に足を浸し、朝日を浴びながらビーチ沿いを散歩なんていうのはいかがですか?


「全て快適な旅行、素晴らしいサンゴや魚たちとのダイビング、おいしい食事とリラックスできるバンガローでの滞在は忘れられない時間です。やさしく細かい心配りのできるスタッフの方々と楽しく過ごす事ができます。裸足で白砂を歩く開放感は日常を忘れさせてくれます。」

T&M.S 2013年8月


写真提供:Didi Lotze




ゆっくり過ごしたい朝は、ルームサービスを頼んでお部屋で朝食を・・・

焼きたてのパンとフレッシュフルーツの盛り合わせなどシンプルなオーダーでも良いし、ナシゴレン(インドネシアの焼き飯)またはミーゴレン(インドネシアの焼きそば)に挑戦してもいいですよね!?


写真提供:Didi Lotze




今日は、キャノン5DマークIIIと専用のシーカムハウジングをレンタルしているので、プライベートダイブガイド(ヴィラにご宿泊のお客様はパッケージに含まれています。)とダイビングに行けます!

色々アドバイスを貰いながらゆっくり写真を撮れるのでとても楽しみにしていました。


写真提供:Didi Lotze




桟橋では、スタッフがタンクや器材などをダイブボートに積み込んでいます。

時間になり全員揃ったので、ボートが次々に出発していきます。それと同時にダイブサイトのブリーフィングも始まるので、全て時間通りです。私はプライベートダイブガイドから、個別でブリーフィングをしてもらっちゃいました!

「一週間という短い期間でしたが、とても充実した時間を過ごせました。ダイビングも素晴らしいサンゴたちが件々としており、とても沢山の魚や生物がいて、毎日どこに行っても楽しめました。ビーチからすぐシュノーケルでハウスリーフを楽しめ、ドロップオフを覗くとウミガメにも何度か遭遇しました。感動です。ワカトビは海だけではなく、施設やスタッフたちも明るく気さくで良かったです。 」

J&T.M 2013年10月


写真提供:Warren Baverstock




さあ、いよいよです。一歩前に大きく踏み出すようにジャイアント・ストライド・エントリーで入っていきます。カメラを受け取り、潜行していくと10mほどの所でガイドが華麗なシーンを指しているので撮影してみると、こんなに綺麗に撮れました!


写真提供:Richard Smith




一本目のダイビングだったので、35mくらいまで潜って黒珊瑚の群集を見せてくれました。それからゆっくり深度を浅くしながら泳いでいくと、数多くのオーバーハングや割れ目があり、ここでもワイドレンズを使った素敵な写真が撮れました。


写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns




さらに浅瀬まで来たところで、大きくて色鮮やかなウミウチワを発見したので、ここでもシャッターを切りました。背景ともマッチして、またお気に入りの写真が増えてしまいました!


写真提供:Warren Baverstock




美しいサンゴ礁の広がる浅瀬で、長めの安全停止をしながらゆっくり進んでいきます。ダイブコンピューターを見ると、潜水時間が65分となっていますが、減圧モードには入っていませんでした。ワカトビでは、70分ダイブが普通なのであと5分も水中にいられます!


写真提供:Claudia Pellarini




ボートに戻ると、フルーツやクッキー、サンドウィッチが用意されていたので、良く日が当たっている船首でいただきます。そしてボートは一度、リゾートに戻ります。一時的にリゾートに戻ると、2本目からダイビングに参加する方やカメラのレンズやバッテリーを変える方、知り合ったダイバーと話しをはずませる方など様々です。その間、ボートクルーとダイブガイドは、次のダイビングのセッティングをしてくれます。

専属のダイブガイドに次のサイトはマクロが凄く面白い所だと聞いたので、私もマクロレンズに変えることにしました。


「ダイビング、ホテルサービスとも高級なリゾートで、快適な休日を過ごせました。豊かで生き生きとしたサンゴが素晴らしいです。サンゴに守られ幼魚もたくさん見られました。ダイブサイト“ROMA”の巨大キャベツサンゴは圧巻でした。いつまでも豊かなサンゴを守りたいですね。
リゾートとダイビングのスタッフの心くばり完璧で、システムも分かりやすく、並ばされたり、待たされたりが一切なく、とても快適に過ごせました。」

H&M.O 2013年8月


写真提供:Didi Lotze




の乗っていたダイブボートWakatobi Vは、“スパイラルコーナー”というサイトに向けて出発しました。12分後、環礁のちょうど大きな角に位置するサイトに到着し、係留ラインにボートを繋ぎ止めます。

このダイブサイトには、枝が渦を巻いているネジレカラマツが生息していることから、この名前が付けられたようです。


写真提供:Wayne MacWilliams




サンゴ礁が広がる急な坂に沿って泳いでいると、ウミウシや小さなエビやカニなど様々な生物を見ることができます。そして、さらに浅瀬へと移動していくと、太陽の光が降り注ぎ美しいサンゴ礁がいっそう輝きを増しています!


「今迄、様々なダイビングリゾートを訪れましたが、海、施設、ホスピタリティーのいずれもトップクラスで、素敵な休暇を過ごすことが出来ました。時間に追われる生活をしている悲しさで、なかなかここに来ることが叶わなかったのですが、思い描いていた通りのリゾートです。次回はリタイア後になると思いますが、そう遠い先ではありません。是非クルーズ船にも行きたいと思っています。」

中山 隆郷&典子 2013年6月


写真提供:Karin van de Wouw



オニダルマオコゼやウミウサギ(宝貝の仲間)、ワニゴチなどが好きな砂地でダイビングを終えようとしていると、プライベートダイブガイドが珍しいシモフリタナバタウオを見つけてくれました!

シモフリタナバタウオは、オーバーハングなどの暗がりを好み、背びれの付け根に偽物の目があり、ハナビラウツボに擬態していると考えられています。この魚はとてもシャイなので、今まで撮影に失敗していたので、今回はチャンスを逃さず撮れて本当に嬉しかったです。ちょうどマクロレンズに交換していたことも幸いしました。

気付けば、また1時間以上も潜っていました!


写真提供: Mark Strickland




2本のダイビングを終えリゾートに戻り、ヴィラのプールで少しのんびりしてからレストランに向かいます。

レストランの外にあるテーブル席で、心地よい潮風を感じながらランチを堪能します。


「ワカトビは新しいスタイルのダイビングが楽しめます。リゾートとダイビングが一体となった快適なダイビングをエンジョイできました。リゾートの人もすごくフレンドリーで親切です。ボートのクルースタッフが、タンクのセットやダイブ前のサポートを全てやってくれます。海の中は、カラフルなソフトコーラルと色んな魚たちが美しい景色を見せてくれ、珍しいマクロ生物もダイブガイドが見つけてくれます。大物や魚影の濃さはありませんが、マクロ派や水中写真派には、この比ないところです。レシトランは、5日のステイでも毎日色々な料理を出してくれ楽しめました。ブッフェスタイルなので自分の好きな物を好きなだけ食べられます。静かなリゾートで波の音を聞きながら、とてものんびりリラックスできました。スタッフの皆さんもフレンドリーで気持ちよく過ごす事ができ、とても良かったです。」

M&T.K 2013年4月


写真提供:ワカトビダイブリゾート




シェフが腕によりをかけて、目でも楽しめる料理をどんどん作ってくれます。
「料理が超おいしかった。ゆっくりのんびり潜れるので楽しかったです。スタッフも優しくて親切で良かったです。皆にもワカトビを教えるかもしれないけど、あまり一般化しすぎると困るので、今の感じで続いて欲しいです。また来ると思います。一言で言うと、最高、非現実的、楽園ですね。」

R.S 2013年2月


写真提供:Guy Chaumette



ランチを堪能した後は、日陰にあるハンモックで少しのんびりしてから、午後のダイビングに向かいます。今日の午後は、ボートダイブをスキップしてハウスリーフに行くことにしました。ハウスリーフにはいつでも好きな時に潜りに行けるのも、メリットの一つです。プライベートダイブガイドと潜水計画を立て、行ってきま〜す!


「とても素晴らしいリゾートで感激しました。お食事も毎回美味しく頂け、スタッフのみなさんも慣れない日本人に日本語で親切に対応していただきありがとうございました。ダイビングのスタッフも、ダイビングだけでなく、滞在中様々な面で色々助けてくれ、皆さん優しく、本当に楽しく過ごす事ができ、とても感謝しています。あっという間の6日間でした。日々楽しく過ごせリフレッシュできました。また来る事が出来たら良いなぁと思います。」

M.T 2013年2月


写真提供:Didi Lotze




一方、妻はインドネシア料理のクッキングクラスに参加し、ランチでも出てきた代表的な辛い調味料“サンバル”の一種“サンバルオレック”の作り方を習うようです。そして料理教室の後には、マリニーズマッサージの予約も入れてあるそうです。


Photo by Shawn Levin




根に沿ってドリフトしていくと、ニシキフウライウオを見つけてくれたので、シャッターチャンスを待ち何枚か撮りました。すると、リクエストしていたピグミーシーホースをガイドさんが見つけてくれました。さすが、ワカトビのガイドです。どの生物がどのような生息地を好むのか把握しているんですね!

潜りはじめて1時間位すると、メモリーカードも半分以上埋まってきたので、戻ることにしました。


Photo by Richard Smith




キャノンのカメラとシーカムの水中ハウジングで撮影した画像を最大限に活用するには、ダイブセンターのフォトクリニックで1時間のセッションを受けることをオススメします!

まず、セッションの前に写真の整理をしてお気に入りの写真を絞ります。そして、今度撮影する時のヒントをもらったり、Photoshopなどのソフトを使って少し修正するトリックを学んだりすることができますよ!


「旅行会社に奨められてやって来ましたが、いざ潜ってみると素晴らしい世界が広がり、とてもとても感激し、楽しいダイビングが出来ました。サンゴが美しく、透明度が非常に良く、魚影も多くなかなかの物です。リゾート内は閑静でのんびりと時の経つのも忘れ、ゆったりと過ごす事が出来ました。スタッフの方々のきめ細やかななる配慮にも感謝感謝です。これでは、リピーターにならざるを得ません。また休暇を取って来ます!」

M.M 2013年1月


Photo by Wayne MacWilliams





今夜は特別な日なので、ビーチサイドにセットしてくれるロマンティックディナーを予約しました。

夕日が沈んでいく頃、スパでトリートメントを終えリラックスした妻が合流し、カクテルで乾杯します。コースがスタートすると次々においしい料理が運ばれてきます。


「楽しい一週間でした。機会があったらまた来て、できれば2週間くらい滞在したいです。食事が美味しくて、毎回食べ過ぎてしまいました。海が良くて、食事もおいしいデスティネーションはなかなか見つけられないので、本当にワカトビは素晴らしいです!」

K.N 2013年1月


Photo Wakatobi Dive Resort




夕食後は、ダイブガイドが海洋生物についてのプレゼンテーションをしてくれるそうなのでロングハウスに向かいます。

今夜は、ピグミーシーホースやシマキンチャクフグ、コンビクトブレニーなどの“擬態”する生物についてなのでとても楽しみです。明日は“なぜこのエリアには多種多様なサンゴや生物が生息しているのか?”についてなので、このトピックも見逃せません!


Photo by Wade Hughes




興味深いプレゼンテーションの後、ジェッティバーで一杯飲んでから部屋に戻ることにしました。バーからの光で、桟橋の下にはたくさんの魚が集まって来ています。心地よい潮風に当たりながらグラスを傾け、充実した一日を振り返ります。


「ワカトビにあるのは、海と太陽と星と風…そして人。あなただけの時間が過ごせます。」
Miki Ito 2012年8月


Photo by Allan Saben




ワカトビダイブリゾートでは、皆様が快適にそして有意義な休暇をお過ごしいただけるよう日々努めております。

私達スタッフにとっても、ワカトビという場所は特別な場所です。まだ、いらっしゃっていない方にもいつかこの素晴らしい場所をご覧いただけることを、心から願っております。


「インドネシアの小さな島で、これ以上にない美しい自然と心がこもっていて、行き届いたサービスを提供してくれるなんて、信じられないけど、本当にあるリゾートがワカトビです。」

Yuka & Yoichi Murakami  2012年7月


Photo by Didi Lotze



お風呂場にある凄いモノ!

2013年12月11日(水)

海綿というと、スポンジなどの清掃用のアイテム等を思い浮かべますが、実は最も原始的な多細胞生物であると考えられていると同時に、サンゴ礁を形成する元になっているという説もあります。

それでは、今回はただのスポンジではない海綿に迫ってみましょう!


1. これまで私達は海綿と言うと食器類を洗ったり、車をきれいにしたり、お風呂で使うスポンジと考えていませんでしたか?

今日では合成樹脂のスポンジが大半を占めますが、ずっと昔は直接海から取っていました。しかし文明が進むにつれ、船上にコンプレッサーを積みホースの付いたヘルメットで水中にいられる時間が増えると、世界中で海綿が取られるようになったのです。

現在でも、エーゲ海や黒海で育った海綿を使ったナチュラルスポンジなどが人気を集めています。

人間が大規模な収穫を行ったため、自然に生息するカイメンが激減しまいましたが、幸いなことに長い間に渡り海の保護を行ってきたワカトビのエリアでは、巨大で様々な種類のカイメンを見ることができるんですよ!


写真提供:ワカトビゲスト Steve Rosenberg


2. 海綿動物が、動物界で最も原始的でシンプルな多細胞生物ということはご存知でしたか? 言い換えると、海綿動物は5億以上も前から海に生息しているということです。

ワカトビは世界でも海綿動物の種類が多いエリアのため、広角レンズで水中写真を楽しむフォトグラファーにも人気があります。種により好む生息環境が異なるため、様々な生息地があるのも種類の多様性に関係していると考えられています。


写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns


3. 海綿動物は、表面に小孔と呼ばれるたくさんの小さな穴があり、ここから水を取り込んでいます。海綿動物は、神経や消化器、循環器を持たない代わりに、水の流れを維持し酸素や微生物、有機物を取り入れたり、廃棄物を除去したりする作業を自分の体内を通じて行っています。


写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock


4. 海綿動物には骨格がないと思っている方も多いと思いますが、実際には骨格を持っているのです。

その骨格は、骨片と呼ばれる小さなガラスを組み合わせた様な針状や棒状の固形物で形成されています。サンゴとは異なり、海綿動物が死んでしまうとその骨片は水に溶けてしまいます。サンゴは死んだ後も、そこに他の生物が成長していけるよう強固な骨格を残していきますが、海綿の骨格はすぐに分解しはじめ海底の一部となるのです。


写真提供:ワカトビゲスト MacWilliams


5. 一般的に“単純な”とか“原始の”と呼ばれる一方で、事実より高度な動物であるとされることもあるようで、様々な形や色、サイズそして質感をもつ海綿は、非常に興味深い進化を続けてきました。

様々な種類があるのも、効率的に水中で生きていくために長年の月日を経て変化したもと考えられています。 100年以上生きることができ、象の耳のように巨大な海綿は見る者を驚かせてくれます。


写真提供:ワカトビゲスト Mark Snyder


6. およそ5,000から10,000種の海綿が確認されていますが、淡水に生息しているのはわずか150種ほどで、残りは世界各地の海水で発見されています。

ワカトビのような熱帯の海域では、カラフルで水深100m以内に生息している種がほとんどのようです。


写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith


7. 海綿はタイマイの好物でもありますが、骨片で組み合わされた海綿を食べるなんて少し奇妙ですよね?

いくつかの海綿は毒性が強いため、それを食べているウミガメの肉が有毒な場合もあり、その肉を食べた場合致死に至る事もあるそうです。


写真提供:ワカトビゲスト Rodger Klein


8. タイマイが海綿を好んで食べること以外、ほとんどの魚は海綿の味が好きではないだけではなく、他にも理由があるようです。

この写真のように、カエルアンコウの仲間は質感や色を海綿に似せて、何も知らない魚や甲殻類を狙います!またカエルアンコウは、ゆっくりですが皮膚の色と質感を周囲とマッチできるよう変化させることもできるのです!見つけにくいのも不思議ではありませんね!!


写真提供:ワカトビゲスト Ken Knezick


9. 熱帯の海域に生息する海綿は、毎年ほんの少しずつ成長し、200年以上生きられるそうです。ワカトビのように保護されている海では、ウミシダや甲殻類などのサンゴ礁でも小さい生物のホストとしての役割も果たしています。

写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns


10. ミズガメカイメンをホストとするピンクスクワットロブスターは、マクロ生物を狙うフォトグラファーにも人気の高い生物です。

赤い目に紫がかったピンク色の体、そして体にはふさふさした毛が生えていて見た目はなかなか奇抜な生物です。名前にはロブスターとありますが、エビよりもカニに近いちょっと風変わりなピンクスクワットロブスターは、海綿の割れ目に隠れているので海綿全体をよく見てみると何匹か見つけることができますよ!


写真提供:ワカトビゲスト Steven Kraus


11. 海綿の生殖は、オスとメスが同体のものと別々の種があります。いずれにしても、海綿の放卵と精子の放出は月の満ち欠けと関係しているようで、受精した後は親の体内で育つ胎生のものと卵生の種があります。


写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns


12. ワカトビのように様々なサンゴがひしめき合う海域では、海底に生息する生物も多いため、着底できる場所の争い合いとなります。


写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns


13. そんななか底生生物として成功しているのは、海綿がサンゴやその他の生物に“科学的な兵器”を使い場所を確保しているからなのです!

その化学物質とは海綿の代謝の副産物のことで、科学者たちはこれらの化学物質のいくつかは特定の癌性腫瘍を治療するための医薬品に用いられている成分と同じ成分を含んでいる事が分かったのです。また、関節炎や心臓病、AIDSのような疾患に有効な化合物である可能性もあるそうです!!


写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns


14. 海綿は、大きさを問わず多くの生物に住み家を提供しています。きっと、そのいくつかを既に見たことのあるダイバーの方は、どこをどう探せばどのような生物を見つけることができるのか、もうご存知のはずです!


写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliam


15. 小さなハゼやギンポをはじめ、幼魚がシェルターとして海綿の割れ目を利用しています。


写真提供:ワカトビゲスト Allan Saben


16. 時には、カラフルなウミウシが海綿を這いずり回り、好物のヒドロ虫を探している姿を目にする事もありますよね?


写真提供:ワカトビゲスト Pasqualle Pascullo


17. この2匹の大きなドクウツボは、“ドゥニア・バル”というダイブサイトにあるミズガメカイメンの中で抱き合うように隠れていました。

このように、大きな生物も日中は海綿の中や陰に隠れ、夜になるとハンティングに出かけて行きます。


写真提供:ワカトビゲスト Luc Eckhaut



18. お風呂でスポンジを見かけたら、ワカトビの海に住む海綿の親戚だということを思い出してください。

ワカトビでは、大小さまざまな海綿がたくさん生息しているので、どんな生物がこのような生息地を好むのか一緒にチェックしてみませんか?
写真提供: Wakatobi Dive Resort



知ってビックリ!!イソギンチャクとクマノミたちの関係

2013年11月13日(水)

ワカトビのエリアには、9種類のクマノミの生息が確認されています。今回はそのクマノミの仲間たちと、そのホストであるイソギンチャクとの関係についてまとめてみました。

この関係は、クマノミとイソギンチャクの両方にメリットがあると思いますか?

1. たくさんの生物が生息しているサンゴ礁には、様々な生態系が形成されていて、他の動物と一緒に暮らす関係にもいくつか種類があります。きっと一番分かりやすいのが、クマノミの仲間とイソギンチャクの関係でしょう。共生関係とは、2種類の無関係な生物が一緒に生活している事を指しています。

この共生関係は、双方にメリットがある場合と、片方にメリットがありもう片方には無害な場合、そして片方にはメリットがあるのに、もう片方にはデメリットになることがあります。

それでは、クマノミたちとイソギンチャクの関係はどのようになっているのでしょうか?片方にメリットがあるのか、それとも双方にメリットがあるのでしょうか?それでは、詳しく見ていきましょう!



写真提供:ワカトビゲスト Jett Britnell

2. クマノミにメリットがある:

イソギンチャクの触手に小さな刺細胞(刺胞)があることは、ほとんどのダイバーがご存知のはずです。

この特性として、イソギンチャクはクマノミのホストとして、クマノミ以外の動物を排除しようとします。クマノミたちはイソギンチャクの刺細胞に順応する能力を身につけているので、捕食者に脅かされるとホストであるイソギンチャクの中に一時的に逃げ込み、姿をくらまします。そして敵がいなくなると、またイソギンチャクの近くを泳ぎ始めるのです。



写真提供:ワカトビゲスト Mark Strickland

3. ホストなしでは、危険が多すぎ生き延びるのにとても苦労するため、クマノミの仲間たちは、いつもイソギンチャクがある所で生活しています。しかし、ウツボやヘラヤガラ、カサゴ、タイなどのいくつかの魚は捕食できることを知っているのか、度々襲われることがあります。

Dr. Gerald Allen氏の研究によると、それぞれのクマノミたちはイソギンチャクのすぐ近くで捉えられ、食べられてしまったそうです。特にハタ科の魚のようです。



写真提供:ワカトビゲスト Rodger Klein

4. またその研究で、イソギンチャクをホストとするクマノミの仲間たちは、サンゴ礁に生息する他の魚類より死亡率が低いことも明らかになっているのですが、クマノミの種類によって依存関係が異なるようです。

あまり泳ぎが上手ではない、ハナビラクマノミやカクレクマノミ、スカンクアネモネフィッシュ、クラウンアネモネフィッシュはイソギンチャクと密接した関係にあるようです。

あまり敏速でないこの種の魚が泳ぐ時は、胸びれをよく使い他の種より大袈裟に泳いでいるように見えます。また、イソギンチャクの近くからほとんど離れないで過ごし、捕食者がアプローチしてくると、急いでシェルターに隠れるのです!



写真提供:ワカトビゲスト Scott Michael

5. それとは対照的に、オレンジフィンアネモネフィッシュやクマノミのイソギンチャクとの関係は、少し緩いようです。これらの泳ぎの上手な魚は、しっかりとした尾びれを使っているため効率的な泳ぎができます。

この種の魚は、ホストのイソギンチャクから1m以上離れて水中を漂うプランクトンを食べたり、1つのイソギンチャクからもう1つのイソギンチャクに移動したり時など、ある程度の距離を泳ぐことができるようです。そのため、卵を狙う捕食者にも果敢に立ち向かっていく傾向にあります。例えば、私達ダイバーもイソギンチャクに近づき過ぎると、クマノミたちが寄ってきて噛まれる可能性もあります。 それが同じシチュエーションでも、ハナビラクマノミなどはイソギンチャクに隠れ、襲ってくることはないでしょう。

それぞれのクマノミの仲間が、どのくらいホストであるイソギンチャクに依存しているのかは、尾びれの形状を見れば分かります。ほとんどの場合、ホストに依存しているクマノミの仲間は丸みをおびた尾びれを持っているのに対し、ホストであるイソギンチャクにあまり依存していない種は切り込みのある尾びれをしています。尾びれを見ると、泳ぐ能力の高さも知ることができるということです!



写真提供:ワカトビゲスト Rob Darmanin

6. イソギンチャクにもメリットがある:

クマノミたちのホスト役であるイソギンチャクにもメリットはあるのですが、イソギンチャクはクマノミたち無しでも生きていけるようです。(少なくとも一部の地域に限る。)それでは、イソギンチャクはクマノミとの共生関係からどの様な利点を得ているのでしょうか?

1つのメリットは、クマノミたちが共生することにより、イソギンチャクの成長の速度と無性生殖の率を増大させることにあります。例えば、ある研究ではセンジュイソギンチャクにオレンジフィンアネモネフィッシュを住まわせたところ、クマノミたちがいないイソギンチャクより3倍もの早さで成長したことが報告されています。2種類またはそれ以上のクマノミたちを住まわせているイソギンチャクもまたとても高い核分裂の確率を持ち、魚のいないイソギンチャクはこの比率もとても低かったそうです。



写真提供:ワカトビゲスト Alvin Rosenfeld

7. イソギンチャクをホストにしている生物は、クマノミの仲間たちだけではなく、褐虫藻として知られる単細胞の藻類も共生しています。

イソギンチャクは、この褐虫藻にも生きていくための場所を提供する代わりに、この藻類が光合成によって得た生産物をイソギンチャクは貰っているのです。これにより、イソギンチャクに共生する褐虫藻にもメリットがあることが分かります。そして藻類は、イソギンチャクに住む魚の排泄物を栄養源として活用しています。

研究では、イソギンチャクが魚を住まわせることにより触覚の再生が魚のいないイソギンチャクより早く行われるだけではなく、魚のいるイソギンチャクの方がたくさんの褐虫藻を含んでいることも明らかになっています。



写真提供:ワカトビゲスト Rodger Klein

8. 無機化合物だけが褐虫藻の源なのではなく、魚たちが泳ぎ回ることで触覚が刺激されイソギンチャクが開くことで、触覚や皮膚のひだで酸素が豊富な海水の循環を容易にし、イソギンチャクの口からも残骸を取り除きキレイに保つこともできます。

ある研究では、ツーバンドアネモネフィッシュが住んでいたサンゴイソギンチャクは、魚がいないイソギンチャクより大幅に触手を広げていたことが明らかになっています。触手を大きく広げることで、多くの表面積に日光が当たるようになり、その結果、褐虫藻が光合成しより多くの栄養分がイソギンチャクに渡るようになるのです。

また研究者たちは、魚が小さすぎるまたは全く魚がいない場合は、イソギンチャクが縮んでしまい、時には死んでしまうことも判明したそうです。



写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock

9. また、大きい魚のいるイソギンチャクは、イソギンチャクを狙う捕食者から身を守れるという重要なメリットもあります。一部のエリアでは、クマノミたちがいないイソギンチャクは、大型のチョウチョウウオなどにすぐに食べられてしまうそうです。

例えば、研究者たちがグレートバリアリーフのイソギンチャクから魚を取り除いてみると、どうやら食べられてしまったようで24時間以内になくなっていたということもあったそうです。

紅海のあるエリアでは、ツーバンドアネモネフィッシュがいなくなってしまうと、チョウチョウウオの一種がイソギンチャクを攻撃し、イソギンチャクはサンゴ礁の穴の中に隠れてしまうようになったということもあったそうです。

日本の様な亜熱帯の地域では、イソギンチャクを狙う捕食者があまりいないため、魚のいないイソギンチャクでも健康なイソギンチャクが確認されています。しかし、インドネシアのようにもっと熱帯の気候のエリアでは、ホストであるイソギンチャクのほとんどがクマノミの仲間の一種または数種を共生させているようです。



写真提供:ワカトビゲスト Eric Cheng

10. かつて、クマノミたちはイソギンチャクを食べて生活していると考えられていました。しかし、そのような行動の報告がダイバーに珍しがられたり、熱帯魚を育てる人が必要以上にエサをあげてしまったりすることに繋がってしまいました。そして、クマノミの仲間たちは、エサを食べやすくするためにイソギンチャクの触覚に当てるようになってしまったのです。野生の世界では、飲み込むことのできない物は捕まえないので、このような行動は絶対にしない訳です。そして、結果として、クマノミたちとイソギンチャクの両方にメリットがある素晴らしい共生関係は成り立たなくなってしまったのです。

もし今度ダイビングをする機会があったら、イソギンチャクの触手の中で泳ぎ回るクマノミたちをちゃんと観察してみてください。そして、この共生関係がいかに重要であることを思い出していただけると、嬉しいです!



ツアーはこちらより⭐



ダイビングがメインの家族旅行

2013年10月4日(金)

どこかで素晴らしい時間を過ごせても、また次訪れても前回と同じように最高の時間を過ごせるのか疑問を持ったことはありませんか?

実は、これはHochgrebe家が直面していた問題でした。ずっと夢に描いていた夫婦で行くワカトビ旅行を、8年前にやっと実現することができ・・・今回は、二人の子供を連れてもう一度訪れてみる事にしたのです!何に期待していいのかも分からなかったし、家族での旅行がどの様なものになるかも分からなかったそうです。

それでは、この家族旅行で彼らが発見したことを見ていきましょう!



どこかで素晴らしい時間を過ごせると、またあそこに行きたいと思うけど色々考えてしまいます。次回来ても、また素敵な時間が過ごせるのかな?とか、雰囲気が変わっちゃったかもしれない?もしくは、あそこは変わっていなくても、自分の意識や価値が変わったら?などなど、挙げれば切りがありません。

写真提供:ワカトビゲスト Didi Lotze



8年前に初めてワカトビを訪れて以来、私達夫婦には大きな変化がありました。今では2人の幼い子供の親となり、私は5年前に妊娠してからダイビングも止めていました。

ワカトビに決めた理由には、最高のダイビングができる場所ということ以外にも、ダイビングに行く時はキッズクラブで子供の面倒を見てくれるということがポイントになりました。

写真は、キッズクラブで遊んでいる我が子の写真です。

写真提供:ワカトビゲストTim Hochgrebe



リゾートに到着する前から、ワカトビが進化していることに気付きました!

スラウェシ島の南東の端にある島まで行くことは、かつてとても困難でした。それが今では、バリ島からトミア島までのチャーター機を使い2時間半でアクセスできるというから驚きです!

写真提供:ワカトビゲストDidi Lotze



ワカトビの船で到着すると、おなじみの桟橋が見えてきたのでつい嬉しくなってしまいました。しかし、その桟橋が延長され、先端にはジェッティバーが併設されていることに気付きまた驚かされてしまいました!

ロングハウスも前回来た時と同じように、リゾートの中心にありますが、ボードゲームができるラウンジやアフタヌーンティーの提供、おまけにwifiも使えるようになっていました!

写真提供:Wakatobi Dive Resort



ビーチサイドにあるレストランは、エレガントでリラックスできる雰囲気が漂い素敵に仕上がっています。中では、心を込めて美味しい料理を作ってくれる、インドネシア人のシェフ達が食材に魔法をかけていきます。

また、一番下の子が食べられる物などを事前にコンシェルジュに伝えてあったので、子供たちの食事のニーズにもきちんと対応してくれました。


写真提供:Wakatobi Dive Resort




私達は、メニューが豊富になっていることにもすぐ気付きました。地元で取れる限られた食材以外は、全て飛行機で運ばれてきていることを考えると、限られた量でこの質の高い料理を提供していると思うと、本当にビックリしてしまいます。お魚は地元で捕れたものを提供してくれるので、とても新鮮です!


写真提供:ワカトビスタッフ Guy Chaumette




ワカトビのキッズクラブは素晴らしかったです。

毎日一緒に朝食を食べてから、その日のプランを担当の方と話し合い、子供を預けます。夜は他のゲストが来る前に、子供たちはレストランでスタッフの方や夕食を済ませることもできるので、他の方にも迷惑になりません。また、レストランのスタッフもとても親切ですごく助かりました。もちろん、一緒に夕食を楽しみたい時も、簡単にアレンジしてくれます!


写真提供:ワカトビゲストTime Hochgrebe





私達も常に暑さや日差しに気を付けていましたが、キッズクラブのスタッフの方も、遊ぶ場所を選んだり、帽子をかぶせたり、こまめに水分補給をさせたりしていたので、安心して任せることが出来ました。

午前中の2本目のダイビングが終わると、ダイビングボートが帰って来るので子供たちに会い一緒に昼食をとります。子供たちは興奮しながら朝やったことについて話してくれます。その様子を聞いているだけでも、幸せな気分になれました。そして、午後のダイビングの時間が迫ると、再び子供たちをキッズクラブに預けダイビングに出かけるのです!


写真提供:ワカトビゲスト Didi Lotze




食事を済ませた子供たちが眠りにつくと、ベビーシッターのスタッフが私達のバンガローで子供たちを見ててくれるので、私達はゆっくり夕食をとることもできました。もう感謝!感激です!!


写真提供: Wakatobi Dive Resort




キッズクラブのスタッフだけではなく、他のスタッフも子供たちの名前を覚えて接してくれていたので素晴らしかったです。多忙なスケジュールにも関わらず、熱心に迎えてくれたので特別感が伝わってきました。


写真提供:ワカトビゲスト Didi Lotze




地域と協力しながら海洋環境を保護していくプログラムは、ワカトビがフォーカスを当てている部分でもあります。ワカトビに来るゲストの滞在費用の一部が、このプログラムに当てられているということなので、私達も貢献していることが分かり、役に立つことができ嬉しく思いました。


写真提供:ワカトビゲスト Didi Lotze





1日3本のダイビング・スケジュールが決まっていたのと、 午前中の2本のダイビングの間にも船がリゾートに戻って来るので、子供と一緒の旅行でも1日の予定が立てやすかったです。それに、好きな時に潜りに行けるハウスリーフも見逃してはいけません!

ワカトビのハウスリーフは、ビーチから数歩でエントリーすることができ、藻場と浅瀬のエリアのあと、ドロップオフになっているのでダイビングだけではなく、シュノーケリングも何時間も楽しめます。


写真提供:ワカトビゲスト Didi Lotze




初めてワカトビで潜った時は、たくさんのゲストがピグミーシーホースをガイドさんにリクエストしていました。そんな貴重な生物を見られたことにはとても満足していますが、時々過剰なほどその生物に執着している方もいたので、ダメージを与えないのか心配していたところ、ワカトビのガイドさんがアドバイスをしていたので安心しました。ピグミーシーホースだけではなく、たくさんの変わった生物を見せてくれたので毎回楽しみでした。


写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith




ピグミーシーホースを気遣うように、ウミガメや他のデリケートな魚についてもガイドさんに教えてもらえ、とても勉強になりました。

ほとんどのダイブでウミガメを見かけたし、マダラトビエイも見ることができ大満足です!


写真提供:ワカトビゲスト Jett Britnell




水中では、ガイドさんが様々な生物を見せてくれましたが、自分たちだけでも多くの発見がありました。

この写真は「テルク マヤ」というダイブサイトで、砂地を歩いていたウミテングです。


写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith




ウミテングやカエルアンコウ、違う色のハダカハオコゼ、流れに乗って群れるアジの群れ、アオヤガラ、カンムリブダイそしてタコやコブシメなど、本当に色々な魚に会うことができました。


写真提供:ワカトビゲスト Erik Schlogl




サンゴを含め多種多様な生物がハーモニーとなり、目の前に広がる景色は本当に美しく、そしてとても健康的に見えました。


写真提供:ワカトビゲスト Erik Schlogl




私は時々サンゴ礁からちょっと離れ、少し遠くからリーフ全体を眺め地形も楽しめるよう泳ぎました。


写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams





ワカトビダイブリゾートを離れ、飛行機に乗り込むと少しずつ現実に戻っていきます。船で桟橋を離れた時は、腕が痛くなるまで手を降り続けました。ワカトビのスタッフにとっては、何回もあるお見送りの一つかもしれませんが、私達にとっては素晴らしいリゾートでダイビングを満喫できたことへの感謝の気持ちといつかまた戻ってくるという思いを込めていました。


写真提供:ワカトビゲスト Shawn Levin


生命の誕生

2013年9月26日(木)

水中に生息する生物は、立派に成魚に成長するまで様々なハードルを乗り越えなくてはなりません。今回は、そんな海洋生物が生き残るために使っているユニークな行動や方法をご紹介していきましょう。


1. 全ての生物は本能的に子孫を繁栄し、自身の種を継続していこうという性質を持っています。サンゴ礁で成魚に成長し、生殖や生存していく過程でも多くの挑戦を強いられます。

この写真は、保護していたアオウミガメの赤ちゃんが、元気よくリゾートの前を泳いで大海原へ向かって行くところです。



写真提供:ワカトビゲスト William van de Wouw

2. 繁殖を成功させるための最初のステップは、相応しい相手を見つけることです! 通常は、オスが最高のメスを見つけ出し、何とかしてメスの気を惹けるよう頑張るのです。(なんだか似ていますね?)

夕暮れ時になると、ペラジアン号クルーズのマジックピアというサイトには数十匹(本当にたくさんいます。きっと50匹以上います!)のニシキテグリが求愛活動のため姿を見せてくれます。このサイトには、ペラジアン号でのみアクセスが可能で、この美しい求愛ダンスを見られる世界で最高の場所です!



写真提供:ワカトビゲスト Steve Rosenberg

3. ほとんどの種のメスの卵の生産量は、年齢と体の大きさに左右されるようなので、繁殖能力はメスの魅力のひとつにもなります。より大きなメスは、質が良く大きい卵を生むため、生まれたばかりの幼魚もサイズが大きく、生存できるチャンスが高くなります。そのため、オスは大きく年上のメスに惹かれる本能的な傾向を持っているようです。

このカクレクマノミの“カップル”の写真は、ワカトビのハウスリーフのジェティバーのすぐ下で撮影されたものです。



写真提供:ワカトビゲスト Mark Strickland

4. オスがお気に入りのメスを見つけると、オスは体の色や模様を変えたり、ヒレを点滅させたり、ダンスの動きを見せメスの注意を引こうとします。オスはこのような行動をメスに選ばれ、メスが自分のテリトリーに入ってくるまで続けます。サンゴ礁に生息する魚たちは、地球上で最も精巧で華麗な動物のようです!このような色は、メスを惹き付けるためのショーだけではなく、交尾中にも役割を果たしています。魚の独特な色やユニークな模様は、自分の種と他の種を識別するとき際に役立ちます。

たくさんの種類が確認されているチョウチョウウオやベラは、多くの類似した色や模様を持っているので、識別するために特定の姿勢や動きなど独自のユニークさを進化させてきたようです。



写真提供:ワカトビゲスト Steve Rosenberg

5. サメやエイなどのいくつかの限られた海洋動物は、親とほぼ同じ姿で生まれてきて、生まれた瞬間から独立して生きていく準備ができている胎生という発生方法もありますが、ほとんどの海洋生物は、卵が生み出され発育していく卵生という方法で、3つのカテゴリーに分ける事ができます。最も一般的なのが、外洋で産卵する生物たちで、ブダイから脊椎動物まで含まれる大きなグループです。

この写真のウミシダも同じで、配偶子である卵子と精子を海中の流れに乗せて放出しています。卵が水中を流れることで、捕食から逃れるチャンスが高くなります。この現象は、日の光があまり届かない夕方から夜にかけて見ることができます。ニシキテグリのように毎日産卵する魚もいれば、特定の時間にだけ、もしくは毎月、または年に一度だけ産卵する魚もいます。



写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith - www.oceanrealmimages.com

6. いくつかの種は卵子と精子を一斉に集団で産卵し、卵により高い生存チャンスを与える方法を使っています。外洋に生息するほとんどの魚の卵や幼魚は、半透明で浮力を持ち、光に向かって移動する傾向があるため捕食者から逃れることができます。孵化しても目やヒレ、色素が無いことがほとんどで流れに乗りながら成長し、幼魚期に入ると魚の姿に変容していくのです。



写真提供:ワカトビゲスト Mark Snyder

7. 何かに卵を産みつける魚でも、時には卵が孵化するまで親に守られ、孵化した後は流れに乗りながら幼生期を過ごす魚もいます。クマノミやスズメダイ、ハゼの仲間などが一般的ですね。しかしサンゴ礁が広がる海では、このように親が卵や幼魚を育てていくのは大変稀なケースなのです!

この写真は、オトヒメウミウシが卵を生み付けている瞬間を撮影したもので、’The Zoo’ や ‘Trailblazer’、‘Magnifica’ などワカトビで人気のサイトでよく見られます。



写真提供:ワカトビゲスト Allan Saben

8. タツノオトシゴやヨウジウオのオスは、卵が孵化するまで育児嚢(いくじのう)という袋の中で卵を育てます。

そして、さらに印象的なのが口の中で卵を保護するテンジクダイやジョーフィッシュです。これらの魚のオスは、デリケートな受精卵を敵から守るために孵化するまで口内保育を続けるのです!




写真提供:ワカトビゲスト David Gray

9. サンゴは、地球上で最も多様な動物のひとつです。サンゴはいかなる時も、生産し生き残ることができる術を進化させてきました。膨大な数の卵が放出され、海を漂います。流されたサンゴの幼生がどこかに定着するまで何ヶ月もかかることもあるようです。



写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns

10. サンゴと一言でいっても本当にたくさんの種類があり、オスとメスが同じ群体に住んでいる種もあります。それらのサンゴは満月が近くなると、精子と浮力を持ついくつかの卵がカプセルのように一つに包まれたバンドルを一斉に放出します。海面まで浮き上がったバンドルは、水面で卵と精子に離れ、他の群体の配偶子と交配するのです。

一般にサンゴの産卵と言われていますが、実は卵ではなく卵と精子のカプセルなのです!



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

11. 稚魚の時に生き残ることができたとしても、まだ脆弱なため成魚に狙われる可能性がとても高いため、幼魚自身がいくつかの戦略を持つ必要があります。



写真提供:ワカトビゲスト Steve Miller

12. 幼魚の時は浅瀬に落ち着くことが多く、成長していくにつれ深い所に移動していきます。

マングローブや藻場、そして浅瀬に広がるサンゴのエリアなどは食物が豊かなため、成長していくために最適の場所です。シンプルに成熟のタイミングに影響を与える食物が必要不可欠で、体が大きければ大きい程生存のチャンスも高くなります!



写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith - www.oceanrealmimages.com

13. マングローブや藻場は、日陰で透明度も低く、隠れる場所がたくさんあるため、補食される確率を低くすることができます。そのため、このような生息地を保護することは極めて重要となります。幸いワカトビの島々は、健康なマングローブや豊かな藻場、そして浅瀬に広がるサンゴのエリアがたくさんあるので、幼魚が生きていくためのチャンスが広がります。

このようにヘルシーな藻場は、リゾートの目の前に広がっているため、ヴィラやバンガローからシュノーケリング・アドベンチャーにいつでも行くことができますよ!




写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock - www.warrenbaverstock.com

14. いくつかの幼魚たちは“クリーナーブルー”と呼ばれる、マジカルな色をしており、この色は魚だけが見ることができる青色の光波長だと科学者は言います。この色を持っている魚は、寄生虫などを取ってくれるクリーナーであることを示しているため、補食されるのを防ぐことができます。

チョウチョウウオやキンチャクダイ科のヤッコ類、ベラなど幼魚の時に、このキレイなクリーナーブルーを持つ魚もいます。しかし、成長していく過程でほとんどの魚がこの青色を失っていきます。



写真提供:ワカトビゲスト Frank Owens

15. 色や模様は、脅威があるのか無いのかを他の動物に知らせるためのものでもあります。多くの幼魚は、成魚の激しい縄張り争いから逃れるため、成魚と全く異なる色や模様をしています。成長して行く課程で、強さと大きさを兼ね備えた時にのみ、成魚の色合いになるのです。幼魚は外見が成魚と全く違うため、幼魚を識別するのにとても苦労するのは、このためです!

この写真は、ミナミハコフグの幼魚でとても可愛くてキレイな色合いをしています。



写真提供:ワカトビゲスト Rob Darmanin

16. ハコフグのオスの成魚はこんな感じです!



写真提供:ワカトビゲスト Bill Nyitray

17. 海の中では、生き延びるのが大変なだけではなく、生命が誕生する前から容易ではありません! 魚の密度が高いサンゴ礁では、幼魚や成魚死亡率も高いので、海草やマングローブ、浅瀬などの壊れやすくて貴重な生息地を保護することによって、私達人間もサンゴ礁での生命を維持することに貢献できるのではないでしょうか?



写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock - www.warrenbaverstock.com



生き生きとしたサンゴ礁

2013年9月11日(水)

本当に健康なサンゴ礁はどんな感じなのか想像したことはありませんか?

Warren Baverstock氏は、大切な奥様Deeさんの誕生日を祝うためにワカトビダイブリゾートを訪れました。10日間滞在したWarrenさんは、ワカトビの活気に満ちた、健康なサンゴ礁の写真をたくさん撮ってきてくれました。 彼の写真はリンクからもご覧いただけます。Warrenさんシェアしてくれて、ありがとうございます!


1. 「全てのダイブサイトで、本当にたくさんの生物を見ることができました。ワカトビは評判に恥じない、写真派ダイバーのパラダイスです!」



コメント&写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock


2. ワカトビには、世界でも稀に見る大きなカイメンがたくさん生息しています。このようなカイメンは、Warrenさんのように広角レンズでの撮影にピッタリです。



写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock


3. 「ハードコーラルとソフトコーラルがひしめき合う豊かなリーフが広がるワカトビでは、この素晴らしい生態系を維持していくために地域の人々と協力し環境保護を続けてきました。訪れてみると、なぜリゾートのスタッフが高いモチベーションを持って働いているのか理解できました。」



コメント&写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock


4. 鋭い目を持つWarrenさんが、サンゴの間に隠れているカエルアンコウを見つけました!よく見ても、体にある黒い凹凸がカイメンのように見えます。カエルアンコウは本当に隠れるのが上手ですね。



写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock


5. 「もともと、広角レンズで撮影するのが好きなのですが、私はワカトビの大きくてカラフルなウミウチワやそびえ立つカイメン、斜面に広がるぎっしりのサンゴ礁を見て、その豊かさに本当に驚きました!」



コメント&写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock


6. 「ハウスリーフのビーチのすぐ近くには海草がたくさんあるエリアもあり、こういった場所は幼魚が育つ場所でもあるので、大切なエリアでもあります。」



コメント&写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock


7. 「ワカトビのどのダイブサイトを潜っても、素晴らしいサンゴ礁とレアな生物に逢うことができ、単純ですが感動してしました!」



コメント&写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock


8. Warren Baverstock氏は、中東でも一目置かれている水中写真家の一人です。アラブ首長国連邦に住んでいる彼は、ここの海洋環境を守っていこうと力を入れている一人でもあります。

また、Warrenさんはドバイの水族館の館長であるだけではなく、動物保護局と協力しながら、ウミガメのリハビリテーション・プロジェクトも管理している方なのです。



写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock


9. 本当に健康なサンゴ礁はどんな感じなのか想像したことはありませんか?

Warren Baverstock氏は、大切な奥様Deeさんの誕生日を祝うためにワカトビダイブリゾートを訪れました。10日間滞在したWarrenさんは、ワカトビの活気に満ちた、健康なサンゴ礁の写真をたくさん撮ってきてくれました。Warrenさんシェアしてくれて、ありがとうございます!



写真提供:ワカトビゲスト Warren Baverstock

Warrenさんの写真はこちらからもご覧いただけます🎵



青いライトの下で見る水中世界

2013年8月12日(月)

スキューバダイビングは、サンゴ礁やクレバスなどの小さな場所に隠れている生物を探したり、ドロップオフやピナクルなどの地形を楽しめたりすることから、目で楽しめるスポーツでもあります。魚を始め水中に生息する生物は、私達人間の目には見えない波長の光を反射できる能力を持ち、特殊な光を発していることも最近の研究では明らかになっています。
ワカトビダイブリゾートでは、この ‘生物の発光’ という特別な現象を実際に体験できるとても限られた場所でもあります。多種多様なサンゴと生物が生息するこのエリアは、未だ明らかになっていない様々な現象を観察するのに理想的なエリアでもあるのです!

1. 生物の発光は、内側から輝いているようなユニークな色で見ることができます。

偏光や燐光とは、異なるので勘違いしないでくださいね。物理学的な発光とは、ひとつの光または色の波長が吸収され、そして再放出するときに発する光であり、波長の光や色とは全く違ったものです。
発光する対象物に普通のライトを当てると、私達が普段見える色に見えますが、UVライトを使うと青色が吸収され再放出する青色が蛍光色に変わり、全く違う明るく輝く蛍光発光の色で見ることができます。このことから、一つの色から完全に違う蛍光色に変える能力を持つ水中生物も発見されています!

一例として、普段このクサビライシはベージュっぽい茶色に見えますが、特殊なライトを当てると蛍光の緑色に見えるのです!



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

2. 太陽光の下で見ると地味なこのウツボも、特殊なライトを当ててみると青色が吸収され、再放出する全く異なった蛍光色で見ることができるのです! これは、ブラックライトを使った時と同じような効果と言えます。



写真提供:ワカトビゲストWayne MacWilliams

3. 科学者たちは、1970年代にこの海洋生物の発光について研究を始めていましたが、一般のダイバーが体験できるようになったのは、つい最近のことです。

水中のフィルム制作をしていたGuyとAnitaが、この素晴らしい現象を撮影するためにワカトビを訪れたのをきっかけに、お客様にも体験できるよう2010年にサービスを開始し、”FLUOダイビング” として知られるようになりました。



写真提供:ワカトビゲストWayne MacWilliams

4. GuyとAnitaが制作した”Watercolours”というDVDシリーズの”Beyond the Blue”というエピソードでは、サンゴや水中生物が発光するユニークな現象を明らかにし、発光するが海洋生物にとって重要な役割を果たしていることをまとめています。

世界をリードする科学者たちと協力しDVDを作成したこの2人は、そのノウハウや特殊な技術を生かし、ワカトビダイブリゾートを訪れるお客様のためにこのユニークなダイビングサービスを開始したのです。



写真提供:ワカトビゲストWayne MacWilliams

5. 生物の発光についてリサーチを続けてきたチャールズ・マゼル博士は 「水中で何かとても珍しいモノや水中生物が発光している姿を見られることは、今までの人類の歴史にはなかったことだし、世界でも限られた人間しか知らなかったことです。おそらく90%以上の人が見たことのない現象だと思います!」と、語ります。

写真は、オラウータンクラブが発光している様子です。



写真提供:ワカトビゲストWalt Stearns

6. この発光する現象は、太陽が沈んだ後の夜に見ることができます。

普通の水中ライトではなく、強くて青い光を発する特殊なライトを片手に、そしてマスクの上に黄色いフィルターを付けてFLUOダイビングに出かけます。

潜行しリーフに沿って泳いでいくと、特定のサンゴやカサゴなどの動物が何かに弾かれたように発光している姿を見ることができます!



写真提供:ワカトビゲストWalt Stearns

7. 研究を続けてきた海洋科学者たちも、未だになぜ海洋生物が発光するのか実はハッキリ分かっていないのが現実です。サンゴが身を守るためにそれを使っていると考えている学者や強い日光からコロニーを守るため、または光があまり届かない環境での光合成を助けているという説もあり様々な意見が飛び交っています。

魚が体の模様や柄、色を変えて異性の気を引こうとしたり、捕食者からから逃げたり、獲物にそっと近づいて行く時など、魚が色をコミュニケーション・ツールとして利用していることはよく知られています。このような事からも、発色する魚も仲間とコミュニケーションを取るためなのではないかと考えられています。海洋生物の色を使ったシグナル方法についてなど海洋生物に詳しい、マゼル博士は「サンゴ礁に生息する動物たちは、色を使って何かを伝えようとしているのではないか?」と、語ります。

FLUOのライトで見ると、さらにエイリアンっぽく見えるシャコの仲間。



写真提供:ワカトビゲストWayne MacWilliams

8. エソの仲間の一部は発光するけど、発光しない種もいるのか、もしくは全ての種が発光できるけど、何かを伝えたい時など必要な時にしか発光しないのか、全く分かっていません。

GuyとAunitaの2人は、瞳の中でリング型に発光しているのは太陽から目を保護するためなのではないかと推測していますが、このことに関してもハッキリしていません。



写真提供:ワカトビゲストWayne MacWilliams

9. 文明が進んだ今も水中世界は、たくさんの謎に包まれています。

特にこの現象は、科学の世界でもダイビングの世界でも新しいことなので、ビジュアル的に斬新というだけではなく、今まで全く知られていなかった新しい発見の可能性も秘めています。

FLUOダイビングに行き、誰も知らなかった生物が発光しているのを発見したり、新しい行動を目撃したりする可能性も十分にあります! その一例に、最近NOAAが行った調査中に、偶然深海で発光するサメを世界で始めて見つけたという発見があったのです!!



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

10. ワカトビダイブリゾートの創設者ローレンスは、今でも記憶に残るダイビングだったと、初めてFLUOダイビングを体験した時の事を振り返ります。また、「AnitaとGuyの水中で蛍光発光する映像を見た時は、この素晴らしい現象を自分の目で見て確かめたいと思った!」 「10代の娘を連れて物理のレッスンを受けたら、もっと興味が湧いてきました。リーフの上を泳いでいくと、隠れているはずの生物が蛍光色に光っているので簡単に見つけることができました。007の秘密兵器を使っているような感じでした。」とも、コメントしています。



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

11. 「潜り慣れたハウスリーフも、ソフトコーラルやハードコーラルを始めウミウシや魚など様々な生物が発光していたので、全く違う世界に来てしまったようでとてもビックリしてしまいました! また、同じ種類のサンゴでも発光しているのとしてないのがあることや、違う模様で発光していることにも気が付きました。あの日は、海ウチワの所で発光しているピグミシーホースを見られたことが一番の大きな発見です! この現象については、まだまだ全然分かっていないので、これから色々な発見がありそうなので注目しています。」とローレンスは語っています。



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

12. ワカトビダイブリゾートを訪れるお客様は、リゾートのダイビングスタッフとこの不思議な現象をみられるダイビングを体験することが出来ます!

ダイビングは、1:1または1:2(ガイド:お客様)の比率でご案内しております。

このFLUOダイビングまたはシュノーケルについてのお問い合わせは、japan@wakatobi.comまたはワカトビのウェブサイトをご覧下さい。http://www.wakatobi.com/fishID/fluodiving_jp.html




写真提供:Wakatobi Dive Resort

13. Wayne MacWilliams 氏は、FLUOダイビングに最適な “The Zoo”というダイブサイトで、小さなウツボが発光する姿を完璧に捉えています!



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

14. FLUOのライトの下で普段とは全く違った姿を見せる海毛虫は、幼魚から成魚に成長して行く過程で、発色が変化することが分かっています。



写真提供:Liquid Motion Film

15. 日光の下ではよく見えないオトヒメエビの顎も、夜行うFLUOダイビングに出かけると、明るく黄色に光っているのがよく分かります。海洋学者たちは、小さなカイアシ類を捕獲するのに役立っていると考えているようです。



写真提供:Liquid Motion Film



海洋動物の不思議な感覚

2013年7月26日(金)

1. 水中に住む動物たちは、世界を見て感じるために様々な方法を使っています。

海に住む動物たちは私達人間と同じように、周囲を知るために自分の感覚に依存しています。しかし、彼らが感じ取れる味覚、触覚、嗅覚、聴覚、視覚は私達が感じる方法とはかなり異なっているのです。

食べ物を確認する時に、舌ではなく脚を使う種や耳の代わりに皮膚で音や振動を感じることのできる種など様々です。このような適応力は、地上で生活する私達にとっては少し奇妙なことですが、水中では獲物を見つけたり捕食者から逃げたり、仲間とコミュニケーションを取るために無くてはならない感覚なのです。

では、海洋動物が持つ発達した感覚のいくつかを一緒に見ていきましょう!



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

2. 水で囲まれた世界は、水が足されたりすると感じたり、音がしたり、味(濃度)が変わったり、においが変わったり、色が変わったりする不思議な世界でもあります。

水中に巣穴を作る生物もまた、ユニークな適応方法を持っています。それぞれの種により異なりますが触角、目、鼻孔、エラなど全ての部位に明確な目的があり、水中で特別な役割を果たしています。



写真提供:ワカトビゲスト Larry Abbott

3. タコにとって触れて感じることのできる触覚は非常に重要な役割を持っています。

タコの腕は小さな吸盤で覆われており、何かを掴む時に役立つだけではなく、この吸盤は微妙な感覚を感じ取れる高感度の触覚でもあるのです。それぞれの腕の先端にあるセンサーでにおいを検出し、吸盤が触れることによりタコは“味わう”ことができる、味覚の役割も果たしています。

瓶の中や小さな穴の中のように、狭い場所が好きなのでチェックしてみてください!



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

4. リラクゼーションマッサージやフェイシャルを受けるのは好きですか? 実は似たようなことが、水中のクリーニングステーションで起きているのです。

捕食者や“ストレスを抱えた魚”が来ると、アカシマシラヒゲエビやホンソメワケベラなどのクリーナーたちは皮膚に付着した寄生虫を取り始め、きれいにしてもらう方はその行為が気持ちいいようで、そこに長く居座るようになり、クリーナーとホストの関係が生まれるようです。

柔らかなタッチは誰にも好まれますが、サンゴ礁の広がる水中では、クリーナーフィッシュはエサにもありつけるというメリットもあるのです。



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

5. モンハナシャコなどのシャコの仲間は、他の動物が見ることのできない世界を見ることができる優れた視力を持っています。

私達人間は両方の目を使い(両眼視)物を見ていますが、シャコのそれぞれの眼は、3つのセクションに分かれていて三眼視で見ることができるだけではなく、それぞれの眼を別々に動かすこともできるため、そっと後ろから近づいてもすぐに見つかってしまいます。

また、私達は目を左右に動かすことができますが、シャコの仲間はそれぞれの眼を前後左右別々に動かすことができるので、簡単に周囲を確認することができるのです!



写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns

6. シャコの仲間は、地球上で一番優れた視力を持っていると考えられており、動物界でも最も複雑な目を持っているとされています。

ユニークな三眼視は円偏光も認識でき、紫外線領域を含む12のカラーチャンネルを持つため、10万色の色を識別することができるのです! これとは対照的に、私達人間はわずか3つのカラーチャンネルしか持っていないため、一万色までしか識別することができないそうです!

そして、シャコの仲間は世界に400種以上も生息しているというからまた驚きです!



写真提供:ワカトビゲスト Doug Richardson

7. ほとんどの魚は顔の前方両側に発達した目を持っており、この配置により全ての方向を見ることができます。

いくつかのハゼやギンポは、それぞれの目を別々に動かし、とても面白い表情を見せてくれることもあります。彼らは小さい岩やサンゴの枝に止まり、片目は一方、そしてもう片方の目は別の方向を見ながら周囲を確認しています。



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

8. ウミウシは、主に嗅覚を使い世界を感じています。

頭の上には、二本の触角がありここから匂いを検出しています。ウミウシは、海水中に溶け込んだ匂いの元をたとえ微量でも感知することができるそうです。触角の毛のような構造は、より良い情報を得るためのものであり、何かに脅されると引っ込んでしまいます。このユニークなセンサーは、エサを探し出したり、捕食者から逃げたり、仲間を探す時にも役立っています!



写真提供:ワカトビゲスト Steve Miller

9. ウツボは、視力がとても悪いため優れた嗅覚を持っています。鼻孔から匂いのもとを辿り、獲物を探し出して捕獲するのです!

ハナヒゲウツボのように、より多くのにおいを取り込むために扇状の鼻孔を持っている種もいます。



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

10. ほとんどの魚は唇、舌そして口全体に食べ物の味を感じることの出来る味蕾(みらい)という小さな器官を持っています。

口の周りにある繊細な細胞がたくさんあることにより、食べ物に触れただけで味が分かってしまうのです!



写真提供:ワカトビゲスト Richard Smith, www.oceanrealmimages.com

11. ヒメジの仲間は、舌の代わりにヒゲの部分に味覚を感じることの出来る味蕾を持っています。

砂地でよく見られるこの種の魚は、砂中の無脊椎動物などの小動物を探す時にこのヒゲを使います。しかも、口に入れる前に味が分かるというからさらに驚きです!



写真提供:ワカトビゲスト Paula Butler

12. 視力の悪いナマズもまた、ヒメジのようにヒゲの部分に味蕾を持っているため、砂の中に隠れている小動物を見つけることができます。

砂の中にヒゲを入れて、移動しながらエサを探します。



写真提供:ワカトビゲスト James Watt

13. 人間のような耳が魚に付いている訳ではありませんが、魚は水中のかすかな音でもハッキリ聞くことができる、非常に発達した聴覚を持っています。

多くの魚は、音を使って仲間とコミュニケーションをとっています。また、イシモチやホウボウ、シマイサキなど一部の魚は鰾(うきぶくろ)を震わせて音を出す魚もいます。



写真提供:ワカトビゲスト David and Ronnie Heng

14. いくつかの魚は、聴覚と触覚の間をとったような感覚を持っています。

魚の各側面にある水中の振動や動きを感じることのできる線状のセンサーがあることにより、障害物を避けたり、獲物や捕食者を察知したり、群れを作るときに役に立っているそうです。



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

15. サメやエイは、鼻孔の奥にゼリー状の物質が固まった管を持っていて電場/電気を感じることのできる特別な感覚器官を持っています。

この超高感度のセンサーを使い、水中で雑音が無い限り800km以上離れた魚の心臓の音を感知することが出来るのです!!また、地球の磁場を使い、広い海をナビゲートしているとも考えられています。



写真提供:ワカトビゲスト Gal Goyen

16. 多くの魚は、特殊な紫外線のスペクトルで見ることができるため、ほとんどのスズメダイの仲間は、私達より多くの色を認識することが出来るそうです。

私達が見ている以上にカラフルなサンゴ礁とは、一体どんな世界なのでしょう?



写真提供:ワカトビゲスト Steve Miller

17. 味覚、嗅覚、視覚、触覚、聴覚そしてさらなる感覚・・・変わったコミュニケーション方法や変な行動など、水中世界には本当に不思議な事がたくさんあります!

ダイバーとして、水中生物たちが彼らの感覚で見たり感じたりする私達人間はどのように映っているのか想像することから初めてみましょうか?



写真提供:ワカトビゲスト Walt Stearns


可愛いけど毒を持っているフグについて

2013年7月9日(火)

この可愛い目は、フグフェチにはたまらないですよね???

1. ワカトビの海では、危険を感じると体を膨らませ針を立てるハリセンボン科やハコフグ科、フグ科など様々な種類のフグに会う事ができます。それでは、どんなフグがいるのか見ていきましょう。



写真提供:ワカトビゲストSteve Miller

2. 世界には120種類以上のフグの生息が確認されていて、そのほとんどがサンゴ礁の広がる海で見ることができます。常に針を見せているハリセンボンとは異なり、フグは攻撃されるまで防御モードの体勢を崩しません。ほとんどの場合、フグは大きなおたまじゃくしのような形をしていて、膨らんだ目と鼻の辺りは子犬の様にも見え、フグフェチにはたまりません!フグの体長は、2.5cmから1.3mのものとサイズも様々です。



写真提供:ワカトビゲストKendra and Mike Chittenden

3. 一見、表情が豊かに見える大きくてとても特徴のある目をしている可愛いフグですが、他の魚のようにとてもいい視力を持っています。また、それぞれの目を別々に動かすことができるため、広いエリアを簡単に見渡すことが出来るのです!



写真提供:ワカトビゲストSteve Miller

4. また、両目を前に向けると奥行きもきちんと見られる優れた目を持っています。一部のフグは、サングラスの役目を果たす虹彩という膜を持っているため、明るい光の下でも簡単に周囲を確認することが出来ます。



写真提供:ワカトビゲストPaula Butler

5. 小さな胸びれと背びれを使って水中を泳ぎ回るのには苦労しませんが、あまり早く泳ぐことが出来ないため、フグが泳ぎで他の魚に勝つことはありません。しかし、危険が迫ると一目散に逃げていきます。 舵の役目をしている尾びれが、急速発進の時にも役立ちます。フグは優れた視力と急速発進できる能力を組み合わせることで、多くの危険から逃れることが出来るのです!



写真提供:ワカトビゲストMark Snyder

6. 敵から逃げ切れない時は、フグは体を膨らませるという次のプランを使います。フグは体を膨らませるために、急いで水を飲み込み柔軟性のある胃に送り込むと、倍の大きさにまで膨張します。こうするだけで、一部の捕食者を阻止するのに十分です。しかし同時に、隠れていた針を立たせるとほとんどの捕食者は手を出してこないのです!



写真提供:ワカトビゲスト Steve Miller

7. フグの体の多くの部分とそれぞれの針には、致命的な毒素で満たされているので、捕食者が気をつけなくてはいけないのは、外見だけではありません。

テトロドキシンと呼ばれるこの強力な神経毒を持つフグは、コロンビアの熱帯雨林に生息している金色の猛毒吹き矢蛙に続き、世界で二番目に最も有毒な脊椎動物ということになります。



写真提供:ワカトビゲスト Marina and Victor Zaslavsky

8. フグの毒は、サメなどの大型捕食動物を殺すほどの効果はありませんが、人間は簡単に死に至ることになります。このように、致命的な毒を持っているのにも関わらず、日本や韓国では珍味として食べられている種がいくつかあるため、外国の方からすると驚きなのも頷けます。

訓練を受け資格をもった料理人がフグを裁いていても、残念ながら死亡事件は何件か起きています。



写真提供:ワカトビゲスト Rob Darmanin

9. フグは雑食性であり、サンゴやカイメン、岩やサンゴに生える藻、ウニやヒトデなど様々な植物や動物を食べます。フグの大型種は、貝類やエビ、カニなどの軟体動物も食べます。



写真提供:ワカトビゲスト Frank Owens

10. フグ科の学名を見てみると “Tetraodontidae” とあり、大きな4本の前歯というのを意味しています。これらの歯は、軟体動物や甲殻類の殻を壊すために使われます。



写真提供:ワカトビゲスト Doug Richardson

11. 多くのフグは比較的単調な模様ですが、独特な模様を持っている種もあります。ケショウフグは、人間の指紋のように個体ごとで若干異なる模様をしています。 幼魚はカイメンの上で休んでいる姿がよく見られ、沈船やオーバーハング、大きなテーブルコーラルの下では成魚が頻繁に見られるので、きっとフグは単独行動が好きなのでしょう。



写真提供:ワカトビゲスト Paula Butler

12. アラレフグは、くちばしのような口を使ってカイメンをバクバク食べちゃいます。その他にも、ホヤやカニ、貝類、藻類も好んで食べます。



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

13. フグはユニークな防御方法を持っているだけではなく、実はとても変わった求愛方法をするのです!

いくつかの種のオスは、砂地に複雑な円形を作ることで、メスの注意を惹きます。メスは気に入った模様の所で、オスと一緒に水面に向かって泳いでいき卵を受精させます。その直後、受精卵となった卵は、オスの作った円の中で落ち着く訳です。より複雑なデザインは、メスに気に入られる可能性が高いようなので、オスは精巧な円形を作れるよう頑張るようです。



写真提供:ワカトビゲスト Steve Miller

14. フグも他の多くの魚のようにクリーニングステーションへ行き、ホンソメワケベラやオトヒメエビ、テナガエビなどから寄生虫を取ってもらいキレイにしてもらうのが大好きです。リラックスできるので、この場所がお気に入りなのでしょう! きっと、私達がスパとかに行って、マッサージを受けるのと同じことしれません。

またこんな時は、体を膨らませたり、泳ぎ去ってしまったりする可能性が低いので、私達ダイバーが近くまでアプローチするのに最適の場面です。



写真提供:ワカトビゲスト Mark Snyder

15. コクテンフグは、黒い斑点が身体中にあり、灰色や黄色、白っぽいものなどカラーバリエーションが一番豊富なフグです。まれに、金色またはオレンジ色の個体が見られることもあるので探してみてください!

サンゴの豊富なエリアを好み、日中はオーバーハングなどの割れ目付近にいたり、ミズガメカイメンを見つけて休んでいたりします。この種は主にハードコーラルを好み、特に枝サンゴの先端やイソギンチャクを好んで食べます。



写真提供:ワカトビゲスト Wayne MacWilliams

16. 大きなクリクリお目々に可愛らしい子犬のような顔のフグは、写真を撮るダイバーにも人気の魚です。追いつめられたり、脅威を感じたりすると体を膨らませ、針がある場合は針を立ててしまうので、可愛いショットは撮れなくなってしまうので気をつけましょう。



写真提供:ワカトビゲスト Paula Butler

17. フグが膨らんだ姿を見るために意図的に追いつめたりするダイバーがいますが、この行為は魚にストレスを与えるだけではなく、魚がダイバーを怖がる原因になってしまうかもしれません。他のダイバーがこの可愛い魚に会える機会をなくさないためにも、今度フグを見かけたら少しスペースを空けて観察または撮影するように心がけましょう。



写真提供:ワカトビゲスト Steve Miller

CATEGORY

MONTHLY ARCHIVE

ページ先頭へ